本格的な冬を迎える前に「タイヤ交換」はもちろんですが、
愛車の整備としてきちんとやっておきたいのが「オイル交換」です
まあ、最近の車は全然オイルが減らない上に、汚れも遅いので無頓着になりがちですけどねえ
が、すべてのエンジン搭載車は厳しい季節を迎えますので、その前にちょっと愛情を注いでやろうではないかというのがこの記事でいいたいことです♪
※電気自動車は、バッテリーの減りがキツイらしいけど実体験がないのでしらない
記事の内容
夏と冬はエンジンには厳しい季節
たまの休日にエンジンかけて、近所まで出かけてすぐ切って・・という近所の買い物くらいしかいしないというアナタ
そんなちょっとしか使ってない、走行距離もいってないので、だからオイルは消耗しないとか思っていますよね?
「甘い、談話室ルノアールのココアよりも甘い」
そういう利用法でもやはりオイルは消耗します
熱して冷やしてを繰り返すと、エンジン内部でも結露しますよ
※厳密に言えばオイルと水が混ざることに
それに、車のオイルも食用油と同じように酸化します
※加熱するわけなので余計酸化が加速する
オイルの役割を再確認
オイルの目的は
- 潤滑
- 防錆
- 密閉
- 放熱
と主に四点です
※そこに結構添加剤などを加えて各メーカーで調整してたりします
この性能を維持しつつ、さらに粘度を低くして抵抗をなくそうとしています
※低燃費車は、さらっさらのオイルが普通です
防錆と潤滑はまあなんとなくわかるでしょうが、密閉、放熱ってのはイメージ湧きずらいですね
密閉ってのは文字通り各パーツの隙間を埋めるという意味です
たとえば
シリンダーとピストンの隙間を密閉しつつ潤滑しています
シリンダーとピストンの隙間から漏れた排ガスでオイルは一気に汚れます
※旧車とか加工精度の低い車はこの辺が顕著です
ちなみに、オイルにじみくらいであれば、ちょっと固めのオイルに交換するだけでかなり止まったりもします♪
※知り合いのアルトは10Wから15Wにしたら、オイルにじみ対策としては効果覿面で大笑いしたけど、オイル様すげえとも思った

paulbr75 / Pixabay きっとオイルがにじんでいるであろう空冷エンジン
今の車は加工精度がいいので、オイルが汚れにくいです
※この辺語らせると、数時間語れますが、あまりにドン引きされそうなんで軽くにしておきます
放熱ってのもあまり意識されてませんが、
空冷エンジンの冷却に一躍買うのはオイルです
オーバーヒート気味のエンジンの空冷効果を高めるのに、オイルを増量するのは譲渡手段です
空冷の車は、オイル増量オイルパンなどでオイル量を増やすことで多少オーバーヒートの対策をしているので、大体増量オイルパンというパーツが存在します
大抵アルミ製でかっこいいですがかなり高い
CBX400の純正オイルクーラーは、お国の認可が下りなかったので、オーバーヒート対策の「オイルリザーバータンク」として、認定させたのは有名な話です
旧車などの加工精度が低い車や、過走行車両、オイル管理のされていなかった車などは、各部の消耗の度合いにもよりますがオイルの傷みが早いです
なので密閉度を高めるために粘度の高いオイルを使ったりします
※この時点で、燃費とか気にしてたら乗れません
タイヤ交換時期に一緒にオイルも交換したらどうですかね?
本格的な冬を迎える前にやっておくべきことの一つだと思っています
冬は、エンジン始動時のオイルや冷却水を冷たい状態からあたためるのが暖機運転です

PublicDomainPictures / Pixabay こりゃ冬には乗れんわ、という代表格の車
放熱的に厳しい夏を乗り切った愛車のオイルを、次の厳しい季節の前にせめてフレッシュなものにしてあげようじゃないですか?といいたいわけです
オイルが劣化してるからと言って、そうそう壊れるものではないですが、旧車はオイル交換すると体感的にわかるのが嬉しいところ
加速感が違ったり、変なかちゃかちゃいうエンジン音がちょっとマシになったり♪
こういうのが嬉しいので、どんどん深みにはまっていくんですよね、旧車
オイル交換していないエンジンは、開けると一発でわかります
変な焼き色がついてんですよ、エンジン内側に

davidpheat / Pixabay どうせ持ち上げるならオイルも交換しちゃえよ
真冬のオイル交換は結構厳しいので、タイヤ交換の際にまとめてやったりします
どうせジャッキアップすることになるので、ついでです
夏は固め、冬は柔らか目が基本
10年くらい前の車を、一年を通して車を運用される方はオイル粘度を多少変えてみるといいかもしれません
ワタクシは適当なオイルをブレンドして適当なオイル粘度にしています

Krzysiek / Pixabay OHVエンジン、大好きだ♪
オイル総量が、3リッターなら1リッター20W入れて、2リッターは10W入れるとか
※もちろん20W-50とか10W-30とかのマルチグレードですよ
夏は固め、冬は柔らか目で調整しています
※主に勘ですので、厳密ではないです
夏は、オイルの油膜切れを防ぐため、
冬は、始動時の抵抗を減らすためです
オイルはホームセンターでも買えるけど品揃えが年々厳しくなっている
自分でオイル交換する人ってそんなにいないでしょうか?
愛車のメンテとしてはかなり初歩だと思うんですが、それすらもしないのかなぁ・・
ほんとに楽しいのにもったいない
なにも、最高級オイルを交換しろっていうわけじゃないです
うちは、ホームセンターのオイルですよ
ホームセンターでは、せめて10W-40前後から、それ以上に固めの出来れば15Wや20Wの様に硬いオイルも置いてほしいですがどこにリクエストすりゃいいのだ?
自分でオイル交換するユーザー層に向けて商品置かないとたぶん売れませんよ、商品選定担当者様
エコカー向けのオイルの在庫が主流ですが、エコカー乗るような人が自分でオイル交換するのかというとはなはだ疑問です
ネットでオイル買っちゃいますよ、そうなると
※elfの15W(青い缶)の奴、好きだったんですが最近近所のホームセンターで見かけなくなりました・・
最近の傾向なのか古い車には厳しい低粘度のオイルがかなりの割合を占めるようになっているので、10W以上のオイルが安売りの際にまとめ買いしたりします
合成油や部分合成油などもありますが適当な鉱物油で十分です
買いだめしたオイルは、うちの車やバイクたちに惜しげもなく使われるので、結構な勢いで無くなっていきます
ネットでまとめ買いするプラボトルの1クオート(1リッター弱)のオイルは携帯できるので結構重宝したりします♪

旧車同士でよく盛り上がるのがオイルの話題
冬に使わず、走行距離が少ない旧車は春先に変えるのがベスト
走行距離が少ない旧車、ロータスは年一くらいでしか交換しません
これも、そんなにいいオイルは使いません
旧車が新車だった当時以上の性能は不要と思っています
※同じことがタイヤにも言えます。見栄は張れませんが安くて素敵です♪
一番乗る季節(春から秋まで)の前に交換してあげるこのベストだと思います
※冬は乗れないからね
まとめ
タイヤ交換のついでに、オイル交換もしちゃったら楽ですよ、という話でした
いちいちジャッキアップするの面倒くさいし、同じ手間なら一気にやった方がいいに決まっています
タイヤ交換の時期はイコールオイル交換の時期と思っていいでしょう
というか、うちはこの記事の理由からそうしています
毎日通勤で頑張ってくれているクルマたちに、たまには感謝を伝えてもいいじゃないですか♪
本格的に寒くなったらそれどころじゃないので、ついでに洗車もしてやろうっと♪
こうやっていくうちに、どんどん自分の車に愛着がわいていきますよ