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FIAT500って故障やトラブル多い?イタ車はやっぱり壊れやすいの?

Nannica / Pixabay

Toos

イタ車なんか壊れて当たり前!ですよ。
とか思ってないと、おっかないかと思っていたFIAT500チンクエチェント。

統計を見ても2016年のモデルチェンジでだいぶトラブルが減ったようです。
とはいえ、日本車に比べりゃそりゃ壊れますよ。
※日本車って10年くらいは普通に壊れないよね。

余計なお世話コメント

この記事は、会社のPCでネットサーフィンでサボりつつ、Fiat500って今買いなんじゃない?でも故障がおっかないよ・・という人に向けた記事です。
※同僚にばれないように慎重に盗み見てください。ウィンドウを薄くするとバレずらいです。ばれても知りませんが

もちろん携帯からは何時でもご覧いただけるようになっております。

実際フィアット500(チンクエチェント)はどれくらい壊れるのか?

Toos

どんな車でも機械である以上壊れない車はない(笑)
とはいえイタ車の伝統に則り、壊れやすいのか?ってことですよね。

結果から言うと、国産車に比べるとFIAT500シリーズは結構壊れます。
厳密にいえば、確かに2016年のマイナーチェンジ以前は結構トラブルがあったようです。
調べてみたら故障の話はマイナーチェンジ以前が圧倒的に多いです。
イタ公が設計した車を、東欧や中米で作ったりしてるわけで品質に多少問題がありそうです。
※とはいえ、日本車だってアジアで組み立ててる車種は大量にありますよ♪

黄色もいいよねえ♪

黄色もいいよねえ♪

当倶楽部保有の2016'アバルト595コンペはほぼ全く壊れませんしトラブルはありません。
バッテリーのサドンデスとワイパーのゴムの持ちが悪いというくらいで国産車と変わりませんよ。
※MT車ってのもあるんでしょうけど。

外車は全般的にゴム製品が日本の風土に合わないのか全般的に弱い印象があります。
これはイタ車だからではなくドイツ車も結構そんな感じです。
※ドイツ車もイタ車もワイパーとかのゴム部品は同じメーカーで作ってたりします。

外車は全般的に日本の環境に合わせて作られたものではありません。
環境に起因する故障というか消耗品の劣化が早いこともあることは覚えておいた方がいいです。
日本って実は車にとってとんでもなく過酷な環境です。

日本の環境は機械には劣悪

  1. 四季はあるわ
  2. 大雨降るわ
  3. 雪は降るわ
  4. 猛暑になるわ
  5. 海に近いわ
  6. 塩カル撒くわ
  7. 黄砂は降るわ
  8. 猫は歩くわ

と、クルマのような工業製品には過酷な環境です。

日本の夏と冬では温度差がものすごいでしょ?
そんな環境で異国で作られたしょぼいゴムパーツやプラパーツは耐えています

日本車はこういった日本の環境下で、技術革新と努力で作られてきた歴史がありますので外装部分は外車に比べて長持ちします。
※逆に日本車がすごかった(すでに日本車のクオリティの高さ自慢は過去のものになりつつありますが)

もちろんフィアットも世界的な企業なわけで、各国の使用状況や環境を踏まえて設計・販売はしているはずです。
販売実績やトラブルデータなど集計してビックデータとして対応してないはずがないです。
※この結果が2016年のビッグマイナーチェンジだったんだろうと思います。

関連外部サイト▼

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アバルト595コンペツィオーネとFIAT500についてのあれこれについてまとめたコンテンツ集です。
オーナーならではの細かいノウハウが満載♪

走行に関係ない軽めなトラブルは楽しんだ方がいい

Toos

インテリア系のトラブルとかはむしろ楽しめないとチンクエチェントには乗れないです。
でもいうほど壊れません。

デザイン優先の車です♪
もし壊れたとしてもそれも味です(笑)
※味っていうのは褒めるところが具体的に見当たらない場合に使うらしいです(笑)

おもてなし装備は日本車にはかなわない

  • なんかのスイッチが取れたとか
  • 隠しボックスが開け閉めしずらいとか
  • エアコンのファンの設定がいちいちリセットされるとか
  • 仕様です♪

    逆にこれしきのことで神経質になるようだとフィアット500とともに暮らすのは・・ちょっと難しいかもしれません。

    実際に壊れた話を調査してみる

    Toos

    実際にデビュー当時のフィアット500は故障というか不具合が多かったのは確かなようです。

    せっかくなので広い範囲を調査した結果、やっぱりか(笑)と。
    年式的に言うとフィアット500はデビューから数年(2008年~2010年くらいまで)は故障不具合が多かったのも確かなようです。
    ※大体デビュー直後の車というのは何らかのトラブルは普通に出ます。

    しかし細かく対策されたようで、
    特に2016年のマイナーチェンジ以降のオーナーのみなさんの意見では故障しない方が圧倒的に多いです。

    イタ車といえども現代の車です

    1. 初期の数年で弱点を洗い出し改善
    2. 2016年のビックマイナーチェンジでその辺の対策
    3. 各ディーラーには弱点対策や予防策も本社より指導
    4. 予防についてチェック項目としてマニュアル等に羅列

    されているのでしょうねえ。

    品質の悪さを騒がれちゃって対応しないと今の世の中はすぐネットでたたかれます。
    大企業は大変ですわ。

    中古で買う場合はここをチェック

    2016年のマイナーチェンジで見た目は間違い探しくらい似ています。
    1600点以上のパーツを見直したとか・・

    っていうか部品替変えすぎというか、もともとそんなに不具合あったんか?(笑)と突っ込みたくなります。
    少しでも安全策をとるならマイナーチェンジ後のモデルを選ぶ方がいいですよね。

    マイナーチェンジ前後の見分け方・・

    テールランプの中央がボディと同色なものがマイナーチェンジ後

    の車体です。
    ※相場は当然マイナーチェンジ後の車体の方が高いです。

    テールランプの真ん中に注目

    テールランプの真ん中に注目

    重大な故障は大抵変速機構デュアロジック

    Toos

    フィアット系でよく話題に上がるトラブルはAT変速機構のデュアロジックです。
    アルファロメオの多くのモデルにもほぼ同じものが搭載されています。
    ※アルファロメオもFIAT傘下のブランドです。

    壊れやすいと言われていますが、このATシステムは大量の車種に搭載されてます。

    そこまで壊れないだろ?

    と思っていましたが。

    国土交通省のリコール関係のページを見るとデュアロジック系のトラブルがあるわあるわ
    割と具体的なので参考になると思います。

    デュアロジックに限らずAT車の機構というのはほんとに精密部品です。
    基本的には、素人には手は出せません。
    変速機構に違和感を感じたらすぐに見てもらったほうが精神的にも金銭的にもダメージが少なくて済みますね。

    デュアロジックの故障あれこれ

    この辺も2016年のマイナーチェンジでだいぶ見直されているようです。
    国交省のサイトでは、2016年式以降のトラブル報告が少ないので何とも言えません。

    デュアロジックとはこんな機能

    Toos

    要するに基本的にはATなんですが、レバーを左にシフトするとノークラッチMTになるという代物です。

    使いこなすとすげえ楽しいデュアロジック


    使いこなすとすげえ楽しいデュアロジック

    最近結構この手のATシステムは増えています

    簡単に言うと・・

    • オートマ限定免許でも乗る事ができるクラッチがないミッション
    • クラッチペダルのないマニュアル車
    • オートマ限定免許でのれるマニュアル車
    • みためはオートマだけど構造はマニュアル車
    • アクセルをふむだけで走れるマニュアル車

    といったところでしょうか。

    現行フィアット500シリーズの最大の痛手はこの機構の故障です。

    くれぐれもデュアロジックの故障だけにはご注意を!
    って言っても外側からは見えないし、ある意味賭けですね。
    とはいえ、
    壊れない車体は全く壊れないっぽいので品質にばらつきがあるのか使い方なのか・・

    先に言っておきますと、

    デュアロジックの故障に対しては基本的に部品交換になります。
    費用は200,000円~300,000円(税別)
    ※ぎゃぁぁあ。これは怖いわ・・

    ちなみに・・

    具体的な数字を出します。
    ※消費税がまだ8%の時の話ですよ。

    デュアロジックの修理にかかった金額です。
    ※某ディーラーでこっそり教えてもらいました。

    ■修理個体
    走行距離:142,000km(ここまで走ればそりゃオーバーホールも必要だわ)
    1.4lモデル(年式は・・少なくとも2016年のマイナーチェンジ前のモデルです)

  • デュアロジックコントロールAssy交換
  • クラッチ機構のオーバーホール
  • クラッチカバー交換
  • クラッチディスク交換
  • レリーズベアリング交換
  • サーもハウジングガスケット交換
  • クランクリアシール交換
  • ロングライフクーラント交換
  • ギアオイル交換
  • 367,400円!!

    とはいえ・・
    コレだけ距離を走ればそれなりに壊れるよっていうことで、参考まで!
    1.2lも0.9lのツインエアもデュアロジックの基本構成は同じです!

    突然ニュートラルになる

    Toos

    国交省のサイトでも多数同様の現象が報告されています。
    走行中や発進時にギアはニュートラルに入っちゃうってことです。

    癖が付いちゃうと何をやってもギアがニュートラルになるみたいですね。

    AT車って結構脆い

    気が付いたらギアがニュートラルになっていた事件

  • 信号待ちで停止状態から発進しようとしたら進まず
  • 走行中にいきなりニュートラルになる
  • 右左折のタイミングでニュートラルになる
  • 多数のトラブル事例が報告されています。

    ニュートラルに勝手に入る現象が発生して慌ててディーラーに持っていくと症状が出ない・・
    ほんとにこういうことはよくあるため、原因特定が難しいようです。
    どうやらギアのポジションセンサの故障に起因するといわれています。
    センサの故障とか素人にはどうしようもないんですよねえ。

    症状が出なくても手練れのディーラーのメカマンであれば、何らかのチェックとアドバイスをもらえるはずです。
    ※まともなアドバイスもできないようなディーラーは信用なりませんね。ディーラーっていちいち高いし。

    ドライブレンジやバックレンジに入らなくなる

    Toos

    これ結構嫌です。
    フィアット500ではありませんが駐車場で切り返しの際にこの状態になったことがあります。
    地味に焦ります。

    バックギアに入らなくなると最初に言う言葉は・・

    うわマジか。

    です。

    デュアロジックが故障すると突然、Dレンジやバックレンジに入らなくなるという現象が起こるようです。

    原因は主に「ミッションオイル漏れ」によるものらしいといわれています。
    ディーラーでは20,000キロ毎にデュアロジックオイルの交換を推奨しているようです。
    ディーラーに顔出すたびに車両をチェックしてもらったほうがいいかもしれません。

    素人にはそれくらいしかできることはないんですよね。

    デュアロジックの公式リコール情報はない?

    Toos

    意外なことにFCA(フィアットクライスラーアソシエイション)の公式発表ではリコールないんですよ。
    ということはメーカーはそれが使用と言い張ってるってことですね。
    ※でもマイナーチェンジで1600点もの部品の更新してるはずで、その中で何点かはAT機構だと思うんですが。

    デュアロジックのトラブル予防は?

    Toos

    オイル交換や消耗品の交換など普通のメンテナンスを確実にするしかありません。
    乗りっぱなしでいい国産車とは違うってことですね。

    アンケートによると、
    ATのオイル交換費用は工賃とオイル代込で15,000円~30,000円(税抜)と幅があります。

    なじみのお店(主治医)でやってもらってついでに不具合も見てもらえばいいのではないかと思いますね。
    ※ディーラーはいい顔しないでしょうが。

    素人にはこれくらいしかできない

    マメなオイル交換とマメな点検・・
    これしか素人にはできることないです。

  • ガンガン人間が変速したほうがいいのか
  • 変速は機械に任せたほうがいいのか
  • これも判断に悩むところですがガンガン変速したほうが楽しいに決まっています♪
    ※過去から現在まで、イタ車はエンジンブン回す方が調子がいいというもんですよ。

    基本的に、
    どんな車でもノークラッチのAT車の機構には負荷がかかりやすいことが知られています。
    2ペダルMT機能付ってのは構造的に無理があるというか無理やり変則させてる感があって機械的負担がかかるものです。

    非常に微妙なところですが基本的に外車のAT機構は壊れやすいです。
    道路事情というか通常使うスピードレンジが外国と違うことが原因で頻繁にゴアチェンジを行うからだと言われています。

    ワタクシなら、定期点検のタイミングでチェックしてもらいます。
    でもディーラーの定期点検ではデュアルロジックは点検項目に入っていないオイオイ・・)との事です。

    摺動箇所がオイルで潤滑している以上、メンテナンスフリーなわけはないけれど・・
    ディーラーのチェック項目から外れているのは不思議です。
    結構な症例があるはずなんだけどなぁ。
    壊れたら再度新車の購入をススメるつもりなんだろうか?

    デュアロジックのマメ知識

    Toos

    デュアロジックは実はフェラーリ設計という由緒正しいものだった!!
    ※すでにFIAT社の参加だったとはいえ。

    泣く子も黙るフェラーリだ

    Toby_Parsons
    / Pixabay 泣く子も黙るフェラーリだ

    デュアロジックの基本的な考え方や基礎開発はあのフェラーリ

    フェラーリがフォーミュラ(F1)で勝つためにセミオートマとして開発した技術が元です。

    F1でのセミオートマ機構の発展形というか耐久性をあげたものという感じでしょう。
    ※パドルシフトとか出てきたころの話ですね(懐かしい)

    今やイタ車はほとんどフィアットグループです。
    アルファロメオやアバルトなどにも基本的にはこの機構が搭載されています。

    もちろんフィアットはフェラーリの親会社です♪

    ちなみにFIAT社は戦闘機も作っています(いました)
    陸に!海に!空に!が当時のフィアットグループが掲げていたスローガンです。
    紅の豚でも街中に走ってる車が結構FIAT製っぽいです

    大企業だなぁ、フィアット。

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    デュアロジックのトラブルが怖いならMT車にすればいい

    Toos

    フィアット500に乗るならオススメは迷わず、FIAT500SのMT車です。
    ※ワタクシもアバルト595購入の際には絶対MT車!というのが条件でした。

    実施に乗ってみるとFIAT500のMT車って本当に一番楽しいです。

    しかもMT車は普通にオイル交換してりゃ面倒くさいAT機構がないので壊れる箇所も少ないです。
    ※余計なオモテナシ機構は積まないほうが小型のイタ車はそれっぽいじゃないですか。

    本国では、もちろんMT車がラインアップされています。
    日本に正規ルートで入ってくるのは500S以外は一部の限定車以外は全部AT車(デュアロジック装備車)です。
    欧州では、AT車買おうとすると「身体どっか悪いの?」って本気で聞かれるようです(独逸に住んでた友人K氏に聞きました)

    ただし、
    フィアット500Sはほとんど限定みたいな扱いです。
    日本国内の流通数はほんとに少ないですがあればこれが一番壊れにくいのではないかと思います。
    イタリア本国ではなんだまだMT車が幅を利かせてるし使い古された技術なので故障も少ないかと。

    長く同じ車に乗りたい場合、単純で壊れない機構のMT車に乗るのが一番いいようにも思えます。
    日本の渋滞はや免許制度でAT車のほうが楽ですもんねえ・・

    絶対馬力はないですがFIAT500Sはイタ車っぽくエンジンぶん回してエンジンパワーを使い切る走り方が楽しい車です。
    ※試乗した時は大人3人でも元気に走ってくれて好印象でした。

    FIAT500Sは下手するとアバルトよりも楽しいかもしれません。
    2019年時点では絶対数が少ないのでプレミア価格気味です。
    ミッションが壊れないという安心感と大きな故障を避けられる対価と思えば全然安いです。

    バッテリーがいきなりのサドンデス

    Toos

    うちの2016年式アバルト595コンペ(左ハンドル/MT車)は、2年以上普通に嫁が通勤に使っていますが一回も故障しませんでした。
    ついに来ましたよ、大き目なトラブル発生が。
    かなりビックリしました。

    ■20190606追記

    丸三年、ノートラブルで運用してきたアバルト595コンペですが、バッテリーがいきなり死にました!
    ※アイドリングストップ機能のないフィアット500と同じバッテリーです!!

    夜中普通にエンジンがかかり、帰宅したのですが翌朝全くセルが回らず、メーター内のワーニングランプが大量に明滅!!
    あせりましたよ、ええ。

    点滅するのでなかなかうまく撮れないのよ

    点滅するのでなかなかうまく撮れないのよ

    どうやらフィアット系ディーラーのバッテリー(新車時についてるやつね)はもって3年らしいです。
    ※もう調べまくりました。

    バッテリーが弱っている兆候かどうかは知りませんがトランクルームのロックが外れなくなりました・・
    バッテリー交換の顛末については、別ブログに詳細を記載しましたので参照してください。

    バッテリー上がり対策として

    とりあえずバッテリーはジャンプすればエンジンはかかります。
    普通にバッテリージャンプでエンジンかけていいそうです。
    電気的にセンサーとか大丈夫か不安だったのでサービスセンターに電話して聞きました

    太めのバッテリージャンプケーブルをトランクルームに積んでおくことをお勧めします!!
    ※細い安いバッテリーケーブルは熱もって怖いです。

    ・・・出先でのトラブルじゃなくって本当によかった♪

    バッテリーが弱ってくると、デュアロジックの制御ができなくなりおかしくなるという気がしないでもないです
    ※各種センサーは電気で制御されてるんですよねえ・・

    特に、
    アイドリングストップ機能付きの車両はついていない車両より大容量バッテリー積んでいます。
    そのためアイドリングストップ機構のない車両よりバッテリー代は高いです。

    FIAT500ツインエアって故障は多いの?

    Toos

    ツインエアは直列2気筒のターボ、排気量はわずか875cc(0.9lと表記されていますね)なので振動多めです。
    振動に起因するトラブルが多少発生するようです。

    現行のフィアット500はデビュー時は4気筒のみでした。
    排気量を落としてダウンサイジングターボを搭載した元気のいいエンジンを積んだものがツインエアシリーズです。
    廃棄量もシリンダ数も少ないのにパワーアップしたのは大したものです。
    かえって小さい車らしいと高評価です。
    ※オリジナルの旧FIAT500も2気筒でした。もちろんこちらも振動が素晴らしく多い(笑)

    こいつと暮らすのに覚悟とかいらないぜ!

    こいつと暮らすのに覚悟とかいらないぜ!

    ツインエアのデビュー時

    小型車のフィアット、わかっとるやんけ!という思いと、今時2気筒とかマジで大丈夫なの?という思うが交錯しました。
    ところが、蓋を開けてみればどの口コミを見てもまずまずの評判です。

    先代の500も2気筒(RRだし、完全に別物ですが)だった事を思えば、使えもしない大馬力よりは実用的な速度で走れればいいわけで。

    馬力が大きければえらいという発想ではなく、限られた予算で限られた排気量で使い倒すという先代のコンセプトを踏襲したとすればフィアットに共感できますね。
    ※値段には全く共感できませんが。

    もう少し安ければアバルト595ではなくFIAT500Sを買ってました。
    ※買う気満々で見積もりまでもらったんですがディーラーのサービスサポート価格が異常に高くて・・諦めました。

    ツインエアならではの故障がある

    Toos

    振動の多いツインエアですので振動で断線しちゃうようです。
    ※そんなの国産車ならもれなくリコール案件だと思うんですが(笑)

    こんな車との生活は楽しいに決まっています

    こんな車との生活は楽しいに決まっています

    筆頭はエンジンがかからなくなる


    ツインエアの故障で多いのは電気系統のトラブルで「エンジンがかからなくなる」です。

    キーシリンダーの配線がステアリングシャフトなどで傷つき、振動もあって配線被膜が破れてショートすることに起因するようです。
    ・・公式発表ではないですね。

    電気系の制御トラブルは本当に一発で車(素人には直しようがない、ユニット交換が高価)が死にます。
    確かに怖い点ではありますが、いまどきの日本車だって電装系のトラブルなら同じです。

    国産車でも10年もすれは電装のどこに異常が出てもおかしくはないですしね。
    ※今時の車は10年で乗り換えることを前提に作られてるような気がします。

    電装系のトラブルはサドンデス(突然死)ってやつですがこれを事前に察知することはできません。
    しかも壊れると大抵ユニット交換でたくさんの修理費用が必要です。

    それは国産車でも同じです。

    冷却水の漏れ

    ツインエアの故障として次によく聞くのが冷却水漏れです。
    これも2気筒エンジン特有の振動(振動を打ち消すと味もなくなるんだろうなぁ)に起因するものらしいです。

    2気筒なので振動をうまく打ち消せないようですが、それがかえってこの車のいい演出になってます。
    振動による味と振動によるトラブルはトレードオフなので仕方ないんですが・・

    確かにバイクでも2気筒は4気筒に比べてバランサーとかついてても振動が大きい気がしますね。
    ※振動が大きいバイクではホントにナンバーが千切れます。

    今時の車で2気筒なんてのはほとんどないのでサンプルはあんまりないんですが。
    ※軽自動車だって大半は3気筒ですよ。

    エンジンの振動により
    冷却水の循環系のホースバンドが緩んだり
    ホース自体にクラック(ヒビ)が入ったり
    ・・冷却水が漏れて冷却水不足でオーバーヒートってことらしいです。

    冷却水が漏れたときの症状

    1. 冷却水が漏れて乾くと付近が白くなる
    2. 水温が上がってくる
    3. もれ続けると車内に甘いにおいが充満

    こういう現象を見つけたらすぐ対処しましょう。
    オーバーヒートは最悪エンジンが死にます。
    放っておくと、エンジンブロックが熱でゆがみます。
    ※ワタクシはかつてフェアレディZ32でこの現象でエンジン壊しました・・

    少量の漏れであれば水(水道水でよい)を継ぎ足しながら走ることも可能です。
    ※冷却水が熱いうちにラジエターを開けるとやけどするので注意が必要です。

    これは素人でも比較的発見しやすいトラブルです。
    日頃から始業点検として冷却水の残量チェックはしましょう。

    冷却水漏れは初期段階で気が付けば部品代と工賃を入れても1万~3万円代で直せる場合が多いみたいです。

    まとめ

    Toos

    フィアット500シリーズは基本的には世界中で売れてる丈夫な車です。

    それでも国産車に比べれば乗りっぱなしでいいわけでもなく、伝統のイタ車っぽくそれなりに壊れます。
    2016年以降のモデルはかなりトラブルに対して改善されています。

    壊れるポイント

    1. マイナーチェンジ前、特に2008年~2010年製造のものは故障が多め
    2. 基本的なメンテナンスをしていれば故障はほとんどしない
    3. デュアロジックのオイル漏れに注意
    4. ツインエアは冷却水の漏れに注意
    5. 小さいトラブルは故障と捉えず笑い飛ばす
    6. 故障が不安であれば定期的にディーラーに診てもらう

    ってところですかね。

    ちなみに・・

    せっかくのフィアット500の入手を故障が心配という理由で躊躇している人が多いと聞きます。

    悩んでる時間がもったいないですよ。

    実際に乗ってみればいいんですよ。
    乗りたい車と過ごすというのは楽しいカーライフを過ごす大前提です。
    あのデザインを超える現行車って無いような気がします。

    マイナートラブルは国産に比べりゃ有りますが、オーナーの責任と資質で乗り切りましょう。
    自分が乗りたいという思いがあれば乗り切れます!
    しかも一生の思い出に残るパートナーになるかも!
    インスタ映えしますよ、どんな背景でも。

    モデルチェンジ予想はこんな形に(泣

    モデルチェンジ予想はこんな形に(泣

    ポイント

    ヘンテコな個性的な外車に乗ると人間性が出ます。

    でも慣れてくると・・

  • 何があっても動じない人間性♪
  • 乗らずに悩むな、乗って泣け!という思い切りのよい生き方
  • 普通の人と違う価値観
  • こういう考え方と行動原理もれなくが身につきます。
    他の車で我慢するよりもこの際一気に思い切りましょう♪

    1. あの形が、
    2. あのスタイルが、

    手に入れたらなんか生活変わりそう!っていう期待感を加速させます!!


    こういう小物がいちいちかわいいのもフィアット500の魅力

    FIAT500については、そろそろモデルチェンジしそうなので安く買えるかもしれません!
    狙っていきましょう!!

    現時点でも、モデルチェンジのうわさは絶えません!

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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