今の車はなんでも出来ちゃうので、ジムニーにもそれを求めるのもわからないではないです
ただし、ジムニ2月ーはクロカンなんですよ
設計思想は、林業などの現場で作業して確実に戻ってこれる走行性能というコンセプトに基づいたもの
つまり、快適な車中泊ができる車ではなく、走破性第一の現場主義!という車ですぜ
それでも、車中泊を検討しているのであれば、こういう切り口で考えたほうがいいのではないかと思って記事にしました
余計なお世話コメント
会社のPCで、仕事をさぼりつつコーヒーでも飲みながら難しい顔をしてモニターをにらみつつ読んでいただけると嬉しいです
※いつばれてもいいように、ウィンドウは複数開いておくことをお勧めします
ちなみに、携帯では何時でも読めるようになっています♪
というわけで、本題に参る!
車内泊専用機としてのジムニーは無理がある
まず絶対的に狭いジムニーの車内
フルフラットになるとはいえ、大人一人が横になって荷物を空きスペースに積めばまず間違いなく窮屈です
更にマットでかさ上げしちゃえば、天地方向にも狭くなりますし、何よりマットって畳んでも嵩張りますよ?
どうしても快適に車中泊したいのであれば、もっと広い車を選択したほうが無難です
大人二人での車中泊メインの旅で快適さを求めるのであれば、ジムニーはお勧めしません
現実的には、車中泊には大人一人で精いっぱい、大人二名であればとりあえず仮眠はできるかもしれませんが、連泊はワタクシなら嫌です
フルフラット(っぽい)シートの機能はオマケだと思っていい
新型ジムニーは一応シートアレンジでフルフラットっぽくなるが凹凸はかなり激しい
フラットっぽくなるとはいえ、あくまでオマケの機能であって、車内泊用ではないと考えるべきでしょう?
※一時的に長ものを積むとか、その程度の使い勝手と思っていると不満は出ない、というレベル

結構いい感じに平らになるっちゃなる
実車を見ればよくわかりますが、写真以上に意外に凹凸がありますし、車内で寝るにはさすがに狭いと感じますよ
※SUZUKIの代理店であれば、GEARとかハスラーとかと比べてみれば一目瞭然です
そりゃそうですよ
ジムニーはあのサイズで本格クロカンを目指した車で、多用途レクリエーションビークルではないんです
快適に車内泊できないからと言って、SUZUKIに文句を言うのは筋違い
それでも逆にジムニーの狭さを楽しむという手はある
男の人は大人になっても秘密基地が大好きです
秘密基地作戦、とでも言いましょうか?
狭いところに、入り込んで・・ゴソゴソする♪たのしー♪

evitaochel / Pixabay 秘密基地好きな子供がそのままが大人になるとこうなる
ジムニーに限らず、狭い車での車中泊は、なんでも積みっぱなしにできる室内空間の広い車では必要ない車中泊のための戦略が必要になってきます
※これを考えるのも意外に楽しいんですが、長旅で毎日そのルーチンをやるのは面倒くさくなりますよ
快適のためにグッズを足す、という考え方を捨てる
狭い室内を寝ることを優先するのであれば、快適グッズは最小限にする
とにかく車内スペースを確保するためには荷物は積まない方向で行くしかないです
マットは嵩張る最たるものですので、この際あきらめましょう
快適なマットを積むことで旅行に必要なものが積めないとか、本末転倒です
快適な厚手のマットと、折り畳み時の大きさはトレードオフですのでどちらか選びましょう
専用のマットもあるようですが、
たたんでも相当な大きさになりますので、寝るとき以外は邪魔以外の何物でもないです
※ついでに言いますと、旅以外の普段の生活時も極めて邪魔な上、素晴らしく高価です
ホームセンターのクッションは狭い車で大活躍♪
ビーズクッションは、普段部屋に置いても非常に有用です。快適すぎて床で寝ちゃいます。

こういうやつです。3000円くらいの中くらいのやつがいいですよ

ウサギの形もある。これがまた手触りが生きてる猫そのもの
ワタクシのおすすめは、適当な大きさのクッションをニトリとかホームセンターで購入して抱き枕的に使うという事です
※ニトリの動物の手触りがするクッションが絶品♪ほんとに猫触ってるみたい!!
ビーズクッションは形がフレキシブルなので、無理やりできたスペースに突っ込むことが可能(これが重要!!
寝袋は着る毛布で代用、もしくは掛布団になるタイプがオススメ!
寝袋は小さくたためて、封筒型(掛け布団になる)がお勧めですが、そういうのは漏れなく高価です
着る毛布がお勧めですが、結構暑いので夏場は向きません
※着る毛布を着たままトイレにも行けるので便利ではある
とはいえ、車内で着替えるのは結構慣れが必要だし、女性は大変かと思いますよ
※カーテン的な遮蔽物も必須です
スキーの足としてのジムニー
ジムニーでスキー場の駐車場で車中泊♪

雪道走るのは最高だけど、冬の車中泊は遠慮するぜよ
前日の夜、仕事が終わってからジムニーでスキー場に向かい、現地で車中泊、というシュチュエーションはジムニーの車の性格からしてかなりあり
国産で雪道最強、といわれればおそらくはジムニーだと思うし。
※スキー道具積んだら、絶対大人二名での車中泊は無理です(板は屋根に乗せるとしても、です)
着こんでシート立てたまま寝なさい(笑
ああ、そうか
スキー場でスキー道具をフルレンタルなら可能性はあるね
スキー靴二足、ストック4本、嵩張るウェア・・どれも室内を狭くするだけですよ
仮眠ならともかく、本格的にゆっくりしたい場合はもっとでかい車での車中泊をお勧めしますよ
※スキーした後、宿代ケチってジムニーでの車中泊は疲れがとれないと思う
※遊びで死んだらかなわんので、冬は特に宿泊をお勧めします(何せ寒くない)
テント泊という可能性
冬以外なら、ジムニーにキャンプ装備積んでテント泊の方が現実的
たとえルーフキャリアを使ったとしても、車内が広くなるわけではないんですよ
荷物がまったくない状態で大人二名の車中泊が、出来るか微妙なくらいの室内空間しかないんですよ、ジムニーには。

いいですな、こういう暮らし
狭い車内での泊まるためだけに高価なグッズをそろえるのならば、考え方を変えてキャンプ道具をそろえたほうがいいのではないかと思いますよ
それなら、クーラーボックスや料理道具なども運搬が可能になるので、充実した旅ができそう
※旅してると次第にお土産も増えて来るんですよ♪
想像したよりは広いかもしれませんが、実際はそんなに車内が広い車じゃない
思い切って、車中泊は止めてキャンプにした方が身体的には楽ですよ
特に狭いところで寝ることに慣れていない場合、疲れが取れるどころか、まともに睡眠できないかもしれません
寝不足で旅が楽しくなくなるのはもったいないです
あくまでも、ジムニーで旅する場合の車内泊は仮眠程度、と割り切ることをお勧めします
マットを敷くために
※撤収は逆の手順、これを毎晩繰り返すわけです
しかも荷物の分、確実に狭くなる
着替えは車内でやる?
※恐らく数泊もすると面倒くさくなって荷物積んだままフルフラットにもしなくなります
※居住空間をテントに一任できるので車内は荷物収納スペースと割り切ると非常に便利♪
テント撤収の手間はあるものの、身体を伸ばして寝れるしわずかなキャンプ場代で、水とトイレを確保できます
ワタクシなら迷わず、テント泊にします
※出先で荷物の積みなおしとか面倒くさい
ジムニーで車中泊、連泊するなら一人旅しかない
二人旅の場合は、車中泊はあきらめましょう

積載の例を見ても、コレ+人が寝るというのはどうかと。
仮眠程度ならいいかもしれません
非日常的に狭い空間を楽しむのもいいでしょう
それぐらいスペース的に無理があります
大体、2ドアでリアシートだって、とりあえず乗れますよ、というくらいの狭さですよ
※けんかになっても知りませんよ
ただし、旅の最中眠いですよ、ちゃんと寝るときは寝て疲れが取らないと。
※かなり慣れが必要です
ジムニーで長期に渡り冒険の旅をするのであれば一人旅しかないです
※それでも2,3日に一度は、身体を伸ばして思いっきり寝れる宿の確保とスケジュールを立てたほうがいいですよ
ジムニーの何を重視して購入の決め手とするのか?
ジムニーの本来の魅力は、悪路の走破性能です
ジムニーは快適な車中泊を複数人数でできるようにはできてないです
※実際に車内に横になってみてよくわかりました
家族で快適な車中泊をたくさんしたい、という希望がある時点でジムニーは選択肢から外した方がいいです
走破性と車中泊はトレードオフです
最終的にどっちを優先するかってことですよ
まとめというか結論
ジムニーは車内泊する車ではなく、本格クロカンモデルとして設計されているという事をお忘れなく!
という覚悟が必要ですよ
快適な車内泊を楽しみたいのであれば、ジムニーは選択肢から外すべきです
※もっと快適な軽自動車はたくさんあります
となるとジムニーの車内スペースでは現実的に無理があります

これだけ鼻づらが長いと居住スペースは厳しくなるよね
とまあネガな部分がありますが、
一言でいえば、屋根があって積載力があるバイクでのキャンプツーリングみたいなもんだと(笑
それでも制約がある方が燃えるという奇特な人も多いので楽しみ方は人それぞれ
※ジムニー乗りはそういう人が多いんですよ、濃厚民族です
こういった濃厚民族は何を言っても聞かないうえ、
とんでもなく素晴らしいアイデアと割り切りと実行力で、どんなネガなポイントでも乗り切ってくるから頭が下がる
※軽トラの荷台にほろ付けて、バイク積んだ上、その横の空いたスペースが素晴らしい宿泊設備になってたりすると感動すら覚えるのだった
こういうところから、新しいアイデアが生まれるかもしれないと思うと、好きならやってみればいいじゃん♪と思ってしまうのですよ、ええ。