
これを使って長旅をする場合に車中泊という選択もあるでしょう。
アミューズメントビークルの本領発揮!となるか!
実際のところはどうなのか?
物理的に可能なのか?
車中泊する場合、快適に過ごすにはどうするのがいいか?
を多角的に(しかも個人の意見盛り盛りで)チェックしてみました。
余計なお世話コメント
※会社では、くれぐれもばれないように慎重に盗み見てください。ばれても知りませんが。
もちろん携帯からは何時でもご覧いただけるようになっております。
新型ジムニーJB64型での車中泊は快適といえるのか?

幸いジムニーには屋根もあることですので車内で寝ればそりゃ車中泊ですよ。

とりあえずはジムニーに屋根はある
とりあえず、歴代のジムニーという車は車内の広さを売りにした車ではないということです。
あの社内の広さで物理的に大人二人が車中泊できるのか?
ちなみに・・
ワタクシは実際に先代のジムニーJB23型で男二名で車中泊したことがあります。
仮眠レベルではありましたがかなり厳しい狭さだったことを猛烈に覚えています。
真冬にスキー場に向かう某サービスエリアでシート立てたまま寝たんですが・・身体がゴワゴワになりました。
※連泊するとかちょっと勘弁してほしい狭さです。
狭い車内で座ったままの車中泊はエコノミー症候群になる可能性があります。
人としてなるべく身体は伸ばして寝たいもんです♪
ジムニーJB64型の狭い車内では物理的に車中泊が可能なのか?

今時の広さを売りにしている軽自動車と違ってリアシート部はもうオマケ程度ですよ。
2枚ドアですし軽自動車規格だし車内の広さが犠牲になるのは仕方ないです。
ワンボックス型のハイトワゴン系の軽自動車と比べれば、そりゃ全然狭いです。
ジムニーはね、その分、悪路走行に強いんです。
とはいえ、せっかくなのでいろんな切り口で車内の有効利用を考えてみましょう。
ジムニーの車体後半リアシートとトランク部だけで人は横になれるのか?

数値的にはっきりさせてみましょう。

意外に広い?と思ってしまうラゲッジスペース。
- 荷室の床面長:980mm
- 荷室の幅 :1,300mm
となるので物理的に大人では無理っぽいですね。
※小柄な人が丸まって寝るとかこの際なしの方向で・・・
子供さんも・・無理っぽいです。
※ヘタすれば死体は混んでる車に勘違いされそうです。
それに・・
車中泊する場合は荷物がそれなりにあるはずです。
まずこのラゲッジスペースに人間が寝るのは全く現実的ではないですね。
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運転席&助手席のシートを倒して極力フラットにした場合を考えてみます。
※ヘッドレストを外す&シートを最大限前に動かす、ということは必要です。


結構いい感じに平らになる。
SUZUKIの公式発表ではフラットにした場合の室内長は180cm弱です。
インパネからテールゲート部までと考えると・・
インパネの下方をうまく使えば185cm位までは何とかなりそうです。
※何とかなるレベルで、動き回る自由さはないと思っていいですね。
完全に直立状態で寝る人もいないと思うので膝曲げたりすれば200cm位まで大丈夫なんじゃないでしょうか(笑
ただし・・
ううむ。
「ジムニーの大人の男性二名が車中泊で長旅をするには無理がある」
・・といわざるを得ませんね
ジムニーでの車中泊、快適さはなくとも可能性はまだ捨てない


車内の荷物を減らす方向でないと車内泊の可能性を探ります。
結論から言いますと、
積載量機限りがある車内にアイテム・グッズを追加して快適さを追求するのは無理があります。
なので、
の二択の方向で詰めてみましょう。
ジムニーの車内泊で快適さを追求
このセクションでは荷物の積載についてはいったんおいて車中泊の快適さを追求してみます。
快適さ追求:寝場所を快適にフラットにするアイテムを検討してみる


広大なスペースを持つ今時の車での快適車中泊アイテムが超流行っているのは確かです。
車中泊って慣れないとちょっとした凹凸が気になるんですよね。
シートのサイドサポート部とか腰回りのくぼみとか・・
それを解決するアイテムは
「フルフラットマット」
です。
「ベッドクッション」
という
「わかってらっしゃる、SUZUKIさん!」
といいたくなるアイテムがラインナップされていたりします。
※ちょっとお高いですが、純正アクセサリに勝るものなし!
が、よく説明を読むと・・
「フラットにはなりません」
・・・
なんですと!
※そこはフラットんに拘ろうよ、SUZUKIさん!


うむ。さすが純正という作りと値段だ。
このアイテム、広げると170cmになるようなので敷布団としては十分ですね。
フラットにするには持参した荷物や上着をうまく敷き詰めるなど工夫が要りそうですが・・・
そこまで
「フラットを求めるなら外で寝る」
ほうが幸せな気がします。
逆に市販のエアマット(空気入れるマット)のほうがフラットにするという意味では使えるかもしれません。


エアマットはピンキリ。
膨らませるのもたたむのも簡単なのがおススメです。
こちらは
「空気の出し入れが超面倒」
という悲しい現状がありますが、車体電源を利用した空気入れを装備することで解決しそうです。
※実はエアマットは空気を抜くのも一苦労。抜かないとかさばるし
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快適さ追求:車中泊では光を遮断するカーテン状のものがあると助かる


結構見られますよ、車中泊だと。
ワタクシは鹿児島港で屋久島行きのフェリー待ちで車中泊時に職務質問されたことがあります♪
車中泊であると便利グッズとして
「カーテン」
があります。
人気(ヒトケ)がある場所での車中泊は、どうしても室内をのぞかれたりします。
口開けてるマヌケな寝顔を人に見られるのは結構嫌なもんです。
食い散らかし&飲み散らかしの車内はだらしないしねえ・・
※寝てる間に覗かれてるとかマジで気持ち悪いですよ。
カーテンがあれば
とまあ、カーテンがあると非常に便利です。
ただ、窓全部をカーテンで覆うとすると・・
フルセットで6点になるので結構かさばりそうです。
かさばるということはまた荷物が増えることになるわけで・・
※しかも結構お高い・・


純正の遮光カーテンがあるということはSUZUKIはジムニーで車中泊も考慮してるということ?
※フロントの両サイドはメッシュの網戸仕様にもできるとのこと!こりゃ車内泊時の結露にも効果があるかもしれません。
- 貧乏臭くならない
- むしろスペシャル高級感がある
というところでしょうか
純正品でなくとも
そのクルマ専用品カーテン、マジで金持ちそうであこがれます。
※マットなども純正品はやはり満足感が違います。
ここまで高いと純正品はなぁ・・というわけで純正でない専用品に走るのは大いにありです。


ちなみに・・
ワタクシは貧乏時代、ダンボールで車中泊用カーテンを作ったことあります。
これがまた
「猛烈に貧乏くさい」
温州○○みかんとか
サン〇リーウーロン茶とか
見えちゃうとかなりダサいし、
気の毒な人感がバリバリだ。
のちに、
大人になるにつれダンボールの外から見える側にビニールレザーを張ってそれなりにカスタムしたりしてみました。
所詮はダンボールです。
扱いが雑だったこともあわせて耐久性に問題ありました。
※しかも内側からみるとゴミ感が半端ないのは変わらないのです。
快適さ追求:車中泊に限らず寝袋にはこだわってみよう


やはり快適に寝るという意味では寝袋は大事です。
車中泊であろうとなかろうと長旅になるとやはり布団は欲しいもんです。
まあ、車中泊がきつそうなのでテント張って外で寝るという方向にこの記事自体がシフトしつつある気もししますが気にしないでください・・
個人的にはクルマ旅の場合の寝袋は封筒型をお勧めします。
っていうとどうしても
「快適さより窮屈さ」
が際立ちます。
そこで
広げられて掛け布団にもできる寝袋がおすすめ
です。
「バイク旅の場合は荷物をいかに小さくできるか?」
がポイントになるので寝袋はマミー型がおすすめなんですけどね。
※封筒型の方が大抵安いのでワタクシは最近まで封筒型を使っておりました。夏は敷布団になるし。
この辺は荷物の乗り物の積載能力や財力に大ききく影響を受けます。
各々身の丈に合ったものを選びましょう。
大丈夫、基本ジムニーなら雨にも濡れないし寒いということはないです。
いざとなればヒーター炊けばいいんだし。。
※寒くてお腹が空いてる車中泊は避難民っぽいです。
「着込んで寝る」
という荒業も使えます。
これに特化したのが着る毛布ってのもあったりします。
着る毛布を考えた人、よほどずぼらなのか(笑)
わざわざ、いろいろ用意するよりもこれで十分な気がします。
そのままトイレにも行けるという多大メリットがあるけど旅してる感は薄いかもしれません。
※これでコタツで寝てたらただのだらしない人が出来上がります。
冬は部屋着としても・・いや言うまい。うちの嫁はこればっかり着ています。


自分のキャラに合えば、車中泊に最適なのが着る毛布。
寝袋いらないし。
ジムニーの積載量アップ


車中泊するにせよ、キャンプするにせよジムニーの積載力を上げるに越したことはありません。
積載量アップ:室内に荷物を積めないなら屋根に積めばいいじゃない?
ジムニーの室内は思ったより広いとはいえ、やはり車内で寝るには多少無理がありそうなのも事実です。
車内が狭いなら荷物は外に積めばいいんじゃないか?
というわけで、世の中にはルーフキャリアというものがあります。
これにジェットパックを組み合わせたりすれば、
というメリットが生まれます。
いちいち荷物を移動するのは面倒ではあるけど室内空間を利しつくすという意味では他に選択の余地はないですね。
ちなみに・・
ジェットパックを積むことによって
ので旅が終わったら屋根上部分は外しておくことをおススメします。
※でも外して置く場所すら都会にはないんだよね。


これなら、使わない時の収納場所も取らない


ジムニーのキャラ的には、これぐらいの方がカッコいい
車中泊の注意点:車中泊はどこでもOK!ってわけではない


※結構ハイシーズンは今もひどい、トイレに禁止事項の張り紙が多数・・情けない
- 休憩所の電源から携帯充電
- 芝生に車を乗り上げてタープ掛ける
- 勝手にテーブル出してBBQやったりしてる
ちょっとそれはどうなのよ?と思ったもんです。
※道の駅に温泉施設があるようなところは特にひどい・・
マナーが悪いと車中泊自体が明示的に禁止されていきます。
・・・最悪です。
道の駅にそういう禁止事項の張り紙がバンバン貼られていると悲しくなりますね。
特に観光地の宿泊業のみなさんにとっては地元にお金を落とさない車中泊は歓迎されていません。
車中泊のマナー違反やゴミ放置についてはただの迷惑行為です。
なので、
公共の場所ではあくまでも仮眠とするのがいいでしょう。
トイレが24時間使わせてもらえるだけでも感謝すべきです。
- 公共の場所を占拠
- テーブル出しちゃう
- タープかけちゃう
するのは
大人としてみっともない非常識な行為である
と
世間一般で常識化しないといけないのではないかと思っています。
※下手すれば取り締まり対象ですよ。
個人的には
「キャンプ場でテント張るのは面倒だから車で寝るかな?」
というくらいの謙虚な気持ちがいいのではないかと思ったりします。
※キャンプ場利用の時点で車中泊は安く上がるというメリットは全くないですが。
車中泊の注意点:車内泊では一酸化炭素中毒にも要注意!


この際多くは書きませんがジムニーシリーズは車内が比較的狭いので一気に一酸化炭素中毒になる危険性があることを常に頭に入れておきましょう。
当たり前ですが気体はあらゆる隙間から入ってきます。
気が付く前にそのまま死んじゃうこともあるってことです。
- 車中泊の際はエンジンは停止する
- 寝る場合も寒かろうが暑かろうが窓は少しでも開けておく
を徹底しています。
※車内で火を使うとかもう言語道断です。
車中泊の注意点:車内泊ではエコノミー症候群にも要注意!


むしろガンガン水が飲んだほうがいいです。


走破性を犠牲にするなら快適性は不要!ってくらい割り切らんと
特に横にならなずに、座った状態での車中泊は要注意です。
もうここまで来たらはっきりいます。
新型ジムニーでの2名以上ので車中泊で横になっての就寝はスペース的にキツイです。
ということはシートを倒して、
適当な形で座って寝返りも打てない状態
というまさに、エコノミークラス症候群の多発する状況になるわけですよ。
二名以上での車中泊は
方が何かと幸せな気がします。
JB64型ジムニーでの車中泊まとめ


新型、旧型問わずジムニーで長旅するなら車中泊よりもテントを持参してそちらで寝ます。


こりゃいいよなぁ。ほぼ理想です。ここで住めそうです
フラットにするのに荷物が増えるのはいただけない
ジムニーの車内で大人二人の寝場所は確保が難しいです。
2泊以上の旅ははっきり言ってきわどいです。
車中泊のためだけにアイテムをたくさん持参して車内の貴重な場所を食う方がもったいない気がします。
その分、釣り道具やレジャー道具を積むのが本来の使い方のような・・
それでもというしつこい方は考え方を変えてみましょう♪
荷室が狭い、積載能力が少ない車での長旅はそれだけでドラマチックです。
例>ルパンと次元もFIAT500で長旅してたし。
そういう制限がある中でいろいろ考えて工夫していく旅のほうが完全に不自由がない旅よりも印象に残るってもんです。
※バイクなんか積載量あれだけで何とかしちゃってるんだし。
とはいえ、日々進化するアウトドアグッズもあったりするのでチェックはしておいて損はないでしょう。
それでも、
好きな車の中で寝るのは至福の時です。
これですよこれ。
車内で寝たいなら広い車はなんぼでもあります。
「走破性、特殊性と車中泊はトレードオフ」
なんですよ。
はっきり言えば、
- 気に入らない室内の広い車に乗るか
- ジムニーで行けるところまで行って多少不便でも狭い車中泊をするか
どっちを選びますか?ってハナシです。
ワタクシなら、絶対好きな車を選びます♪
スポーツカーのシートで寝るとほんとに体がこわばるんですが、それもまたヨシです。
朝起きて車から降りたときに
「あー俺の車かっこいいわー」
って思えることが、最高の価値ですよ!
※身体はバッキバキに凝り固まってますが。
ちなみに・・
ワタクシも旧miniで関東から屋久島まで陸送(フェリーは使ったが)で行ったことがあります
車中泊&テント&友人宅に無理やり泊まるという迷惑極まりない手法でした。
そんなわけで数週間にわたり旅をましたが、ものすごく楽しかったですよ。
※鹿児島港でフェリー待ち(朝早いので)して車中泊してたら、警邏中のお巡りさんから職務質問受けましたが、それもいい思い出です。
2019/03/07 追記
すさまじく需要があるのか、ベッドマット
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