
どんなに望む声があっても日本国内のバイク市場は右肩下がりだから。
ということで2025年の国産バイクメーカーの動きを個人的に想像してみます。
次第にバイクが売れる国の人が好きそうなデザインのバイクだらけになる?
HONDA

CB-F系のスタイルの大型バイクは出ない。
V型4気筒エンジンはまず出ない。
4気筒CBR400が出るかもしれないけれど、
日本国内市場向けというよりは中華の国をはじめとしたアジア圏向けではなかろうか。
日本国内市場はあくまでもオマケ。
輸出仕様の国内向け程度の改修ででるかも。
ライバルのZX-4Rが高価格すぎてあんまり売れてないので、
HONDAもあんまり本気ではないっぽい。
出てもZX-4Rと同等の価格なら買う人は限られると思うし。
この状況で威勢のよかったころのように勇み足で、
「400ccなら2気筒の方が4気筒より有利。」
と昔のHAWK時代のような発言を不用意にしないところがHONDAも大人になった感じはする。
※事実、2気筒の方がいろいろ有利だったっぽいけれど。
一方でCB-Fコンセプトの発表からしばらく経つけれどもはや市販化は絶望的と思える。
というのも、
あれだけ 国内では 反響があったうえ、
ベースにできそうなCB1100の空冷エンジンがあったのに作らなかった。

CB750F。
ワタクシ的にはこのメーターがCB-Fのイメージなので箱みたいなメーターのコンセプトモデルはなんか違うのだよ。
その理由はCB-Fコンセプトは日本人だけが盛り上がってたからっぽい。
旧車然としたスタイルのバイクはメイン市場である海外の地ではもはやウケないのですよ。
海外では日本では浮いているように見えるストリートファイター系のバイクが人気がある。
※なのでストリートファイター系のカテゴリのバイクは各メーカーのラインナップから外れない。
そうこうしているうちに、
CB-F大好きな中高年ライダーは軒並み歳をとっちゃったので更に市場は縮小しちゃったわけです。
今の若い子はCB-Fなんて知りません。
国内ではKAWASAKIのZ900RSが売れてるけど、
既に市場としてはたかが知れてるのでHONDAは見向きもしなかったという所か。
※こういう所がHONDAには昔からある。だから嫌い。
HONDAの得意技と言えばV型4気筒のエンジンは市販化されることはなさそう。
HONDAのV4エンジンは街中でも乗りやすくてパワーもある高性能なエンジンだけど復活はほぼなさそう。
研究はしてるとは思うけれど。
それどころかVツインエンジンの復活もなさそう。
最近のHONDAは、
で満足しちゃってるっぽい。
※チャレンジングなHAWK11で大ゴケしちゃったしねえ(笑)
バイクブームを知ってる中高年は45馬力の250ccを知ってるだけに、
最新型とはいえ、30馬力前後の250ccが魅力的に映るかどうかは結構疑問。
バイクの世界シェアの約40%を占めるHONDA。
今は電動バイクも作ってるみたいですが欧州と印度に向けたもので国内向けではありませんな。
多くの日本のバイク乗りは日本人はHONDAには電動化よりも、
究極のガソリンエンジンを開発してほしいと思ってるけれどそんな声は届かない気もする。
HONDAは車事業が足を引っ張てるというのもあるけれど世界一のバイクメーカーがねえ。
事実、HONDAはレースでも全然勝ててないので
「技術オタクのエンジン屋。」
というイメージはもうはるか昔の話になりつつあるのかもしれないね。
個人的には世界一のバイクメーカーとしてHONDAには業界を引っ張ってってもらいたい。
※HONDAが主催するライダー参加型のイベントも他メーカーや外車に負けてる気がする。
あくまでも個人の感想です。
ちなみに・・
現存する国産のV4エンジン搭載のバイクは凄く貴重です。
そうなると中古のV4エンジン搭載車がフォーカスされそうなもんですが日本人はV4エンジンが嫌いだからねえ。
※YAMAHAのV-MAXが何で人気無いのか不思議。あんなにかっこいいのに。
こういう偏屈なこだわりのエンジンを作らせたら変態HONDAの右に出るメーカーはないんだけど、
もはやその気力すらなさそう。
ワタクシ的には初期型VFR750Fの出物があれば欲しいくらい。
※置き場はないけど。
KAWASAKI

Z400RSは出ない。
Z900RSが大型バイク市場を席捲してるのはHONDAが対抗馬を出さないからというのは大きい。
売れてるんだからこのままカラーバリエーションや装備の見直し程度で進みそう。
ゆえに。
たまに噂になるGPZ900Rを模したバイクは出ない。
Z900RSと同じ市場を食い合いうだけでKAWASAKIにはメリットは全くないから。
それならZ900RSを引っ込めてGPZ900Rっぽいバイクを出すか?
そんな面倒な事、まずありえない。
W系のエンジンを使った別モデルについても同じ感じ。
W系が安定的に売れて230cc単気筒エンジン搭載のWとかメグロ出してるのでこれ以上の展開はなさそう。
大型W系並列2気筒エンジンをそのまま使って、
昔のトライアンフやノートンみたいな英国カフェレーサー風外装はアリかも?
とは思うけれどそれはかつてYAMAHAのSRがやった路線。
ツインなのでよりトライアンフっぽくなるのは確実だけど、
低いハンドルで前傾姿勢を強いられるバイクはもう流行らない。

ZX25Rは外装の予想もいろいろあったのだ。
たぶん、歴代最後の250cc4気筒となるハズ。
販売終了とともにプレミア付きそうだけれどその時買う人いるのかね?
※新車で約100万円だしねえ。
バイクブームの時はレプリカモデルと同じエンジンを使ったネイキッドバイクを投入するのはセオリーだったけれど、
ネイキッドにしたからと言って専用設計パーツを新造する必要もあるため、どうやっても高価格帯になるのは確実。
高価格になればなるほど売れないのはわかり切ってるのでZX-4Rのエンジンを使ったZ400RSはでない。
ZX-4Rがどんなに400cc史上最高の高性能でも排気量らしからぬ高価格帯では購買層は動かない。
その金額を出すならZ650RSとかに流れるし、もう少しだしてZ900RSを狙うのが日本人感覚。
※昔から排気量マウントがあるのが日本だし。どうせ120万出すなら大型買うよってなる。

Z650RS。一瞬古いバイクに見えるのはさすが。
最近のZは定義がよくわからんよね。
どんなにメディアが騒いでもバブルの頃ならまだしも中型バイクに100万円以上出せる人はそういないのですよ。
※そう考えると当時のHONDA RC30なんて格安だよね。
外れてもお咎めなしなのでメディアは無責任に騒ぎ立てるけれど購買層はそんな高いバイクは買えないのです。
まさに笛吹けど踊らず。
同自理由でZX-25Rのネイキッド版も出ない。
100万円をちょっとだけ下回る価格で250ccのバイクを買いますか?
今の日本人はお金持ちではないのです。
まあ体力が落ちた中高年がデカいバイクから乗り換えるという需要はそれなりにあるとは思うけれど、
絶対数がものすごく少ないと思われる。
今後はやはり中型バイクの市場も縮小を免れられません。
そんな儲からない市場に対して大メーカーは勝負を掛けないのは当たり前。
デビューの勢いでどさくさに紛れてレプリカスタイルとネイキッドを兄弟車として出しちゃうのはアリだったけれど、
コレだけ時間が立てば新鮮味もない。
※ネタのないバイク業界やメディアは騒ぐと思うけど。
残念だけれど、
ZX-25RもZX-4Rもマイナーチェンジくらいはあるかもしれないけれど一代限りで終わる可能性が高い。
※歴史的価値も技術的価値もあるので資産として持っておくのはアリかも。でも電子制御だらけなので10年後はどうなってるか・・。
その他の250ccクラスで言えばNinja系の250ccエンジン搭載車のバリエーション展開は考えられる。
かつてGPX250Rのエンジン積んだエリミネーター250というのがあったし、突然レブルのの対向車を作るかもしれませんな。
まあこのカテゴリーは格好がすべてなのでデザインセンス次第か。
そうそう。
散々低迷したKLX230のフェイスチェンジで勇ましくなったのは良い感じ。
オフ車の新規導入は嬉しい所。
さらに一生懸命KLX230をリメイクしてシェルパを作ってみたのもよろしい。
HONDAのCRFシリーズ一強の体勢を崩せるか?
とはいえ。
オフ車はバイク業界でもマイナーな部類なのでやっぱり大ヒットには至らない。
※個人的には昔のKLXの始動性の悪さを知ってるし、シェルパの雨天時の不調も知ってるのでいいイメージはないんだけれど。
モタード系に車種展開してもオフ車自体がマイナーだからねえ。
噂の新解釈2stはどうか?
いくら迄出すって話ですよ。
200万円してもも買う?
いくら2stが好きでもそんなに高価ならいらないよ、ワタクシは。
あくまでも個人の感想です。
YAMAHA

R25は無くなるかも。
YZF-R7を出した時点で中間排気量の4気筒バイクの製品化は諦めちゃった感すらあるYAMAHA。
高価な4気筒は大型バイクにしないと利益でないのか・・。
MTシリーズのエンジンを使ったバリエーションもとりあえず打ち止めっぽい。
なんとなく古いバイクイメージのXSRシリーズも売れてるんだかいないんだか。
これからも2気筒とか3気筒で攻めるのかねえ。
パラツインエンジンはどこのメーカーも出してるので面白味も個性もありませんが原点回帰したってことですかね。

YZF-R25。
YZFシリーズは何故か女子に人気がある気がする。
YZF-R25の独自のコンセプトはいいけれど150ccのR15に淘汰するかもしれませんな。
世界に向けては300ccもあることだし。
日本のガラパゴス規格っぽい250ccは海外では微妙な排気量なのかもしれませんなぁ。
※WGPでも250㏄クラスがあるのでワールドスタンダードと思ってましたがね。
XSR-GPのようにR25の外装を付け替えて・・とか考えちゃうけれど、
大型のXSR-GPが 前評判の割に 大して売れてるわけでもないので250ccへの展開は厳しいか。
※TZRっぽい外装で2stの加速しなければただのコスプレだし。低いハンドルは今は流行らないしねえ。
YAMAHAは400ccクラスはバッサリ捨てていますね。
出しても大して売れないことがわかり切ってるから。
そういう意味では一番マーケティングリサーチしてるのかもね。
今のYAMAHAは海外に目を向けて一生懸命海外受けするマッチョなストリートファイター系を作ってる気がする。
これからもその路線なのかもしれません。
噂の新型セローもどうなんだろうね?
メディアでは大きく取り上げられるかもしれないけれど、
やっぱり最近の貧乏ライダーが250ccのオフ車に60万円以上出すとは思えない。
セローは50万円くらいだから数が売れたというのもあるのよ。
あくまでも個人の感想です。
SUZUKI

Vストロームも落ち着いた。
DR-Z400系のモタードがでる?
メディアでは大層評判のいいGSX-8シリーズが好評なのかどうなのか。
※昨年の晩秋に長野の高頭城址公園で水色の個体を見たけど さすがSUZUKIという 凄い色だった。
SV650系のVツインエンジンのバリエーション展開も済んだ感じ。
※今となっては貴重なV型エンジンの国産スポーツバイク。よくできているしもっと売れてもいいと思う。
人気のアドベンチャー系カテゴリーのVストロームのシリーズ化も完了。
※250ccクラスに同名でも違うエンジン積んだモデルが存在するのがSUZUKIらしい。
GSX-R250や125シリーズは馬力は全然ないけれど安価でエントリーモデルとしてはアリ。
一応、SUZUKIハ各クラスで流行どころは抑えている。
※みんないい子なキャラでらしくないとはいえ。
ここで一発北米では継続販売されているDR-Z400の再度の国内投入?という話も聞くけれど、
車検のある400ccのオフ車の使い勝手は超悪いので国内では流行らないのでは?
※テスター屋さんが言ってたけれど先代のDR-Z400は光量足りないし光軸でないしで車検は大変らしいなね。
そもそも、
モタードって日本でそれほど人気あるの?
※昔はスーパーバイカーズと言ったんだぜ。→しつこい。
個人的には販売からだいぶ経つけれど新型KATANAに頑張ってもらいたい。
あれだけメディアで騒がれたのにここまで売れないのはSUZUKIとしても意外だったのでは?
※ライバルのZ900RSが好調なだけに。

新型KATANA。赤もカッコいい。
カッコイイと思うのだが日本ではZ900RSほどウケず。
一生懸命カラーバリエーションを追加したりしてるけれど、
終のバイクとして新型KATANAを選ぶ人は多くなかったという結果に。
※いろいろ惜しい。
新型KATANAと同じGSX1000系の4気筒エンジン搭載車は性能の割に安くて評判もいいらしいけれど、
このクラスは所有満足の要素も大きいので決してコスパは切り札にはならんのよねえ。
※それでもツーリング先では結構見る。
個人的にはSUZUKIには 後世で評価されがちな トンデモバイクを作ってもらいたい。
あくまでも個人の感想です。
原付市場総合

安価なモノから特殊用途迄バリエーション豊か。
50ccの原付一種が終わることでどうなるか。
125ccは安価でコスパも良くて・・とか言われますがそんなことないです。
原付とはいえ、長期にわたって好調を維持するには意外とお金がかかるものです。
9割くらいの原付2種ユーザーは乗りっぱなしなので使い捨て扱いと考えると高くつくこともあるのです。
※そんな個体が中古車市場に出てくるけど今は結構高値で取引されるみたい。ワタクシなら中古の125ccはうまみがないので買わない。
とはいえ。
アジア市場をはじめ、世界で求められるバイクの多くはこのクラス。
昔は全く人気のないクラスだったにもかかわらず、今は各メーカーが最も力を入れてるカテゴリーかも知れない。
※日本国内で売れれば採算取れた時代は遥か昔のこと。
125ccで多いスクーターは専門外なのでよくわからないけれど、
長野では真冬でも雪が無ければ原付2種スクーターで通勤する人が増えてきたのでそれなりに売れてるんでしょうねえ。
ギア付き原付2種はHONDAのカブ系エンジン搭載車の一人勝ち。
ハンターカブ125なんて長野の田舎でもよく見るので、やっぱり売れてるんだと思う。
これらのカブ系エンジン無敵艦隊に対抗して他メーカーが細々と似たようなバイクを出してもやっぱりHONDAの一人勝ち。
排気量が限られると差別化できるのはデザインと信頼性とリセールバリューの勝負だからね。
個人的にはフルサイズの125ccスポーツモデルを!と思うけれど、
最近の4st125ccエンジンは環境対策で悲しいくらいの馬力しかない。
とてもじゃないけれど急こう配の多い長野では使い物にならない。
乗用車に峠の登りであおられてるのを見るのは悲しいものがある。
※もともと長野県には50ccのカブ系エンジンだと1速でも登るのがキツイ坂の街もある。長野では自転車を押して歩くのは普通だ。
あくまでも個人の感想です。
外車勢

このブランドを終のバイクにしようとする中高年は多い。
等はやはりブランド化されてる気がしますな。
たとえ完成度が低かったとしても つねに売れそうなバイクを節操なく作り続けた日本のメーカーにはないブランド力です。
終のバイクは外車。
という中高年ライダーは結構いるのです。
とはいえ。
最近のBMWはかつての日本車のように えげつない ポリシーのないいろんなエンジンを搭載してますな。
いくら速くてもなんだか興ざめです。
またVWグループに入ってからのDUCATIも似たようなもん。
※でもWGPで大活躍なのはさすが。
この手のブランドメーカーが日本の中高年ライダーの所有満足をくすぐるのか、
新し目の高級外車バイクに乗ってる中高年を非常によく見ます。
※300万円とか余裕でする。消費税だけで30万円だぜ。
個人的には「縦置きエンジン搭載のBMW RシリーズとかMOTO-GUTTIとかに乗ってみたい。」とは思うけれど、
部品調達ができなそうだし維持費がとんでもないことになりそうなのでオミット。
※置き場もないしな。
BMWはともかくGUTTIは近所に代理店もないし、
と思うと腰が引けるのも確か。
※ディーラーに預けっぱなしになるのはバイク乗りとして恥な気がするし。
外車には摩訶不思議なシステムと信頼性がどうなのかわからない電子制御が搭載されてたりする。
こういうバイクはいざという時、おっかないのです。
ツーリング先でトラブルを起こし、保険で呼ばれたと思われるレッカーサービスの車に高級外車のバイクが積まれているのを結構見るしねえ。
※当倶楽部のアバルト595コンペで 外車のパーツの信頼性の低さには かなり懲りています。最近の車種でもそうなのね。
ここ数年、独特のアプローチで日本車に迫っているのがKTMシリーズ。
昔デュークなんてものすごい変わり者しか乗ってないバイクだったのに最近は街中で見る機会も増えたね。
柿色のバイクは昔は非常に珍しかったんですが林道でもたまに見ますしねえ。

KTM125EXC。素人が手を出してはいけません。
誰か当倶楽部のKTM125EXC買わない?歳とともにだいぶ辛くなってきた。
安くしておくよ♪予備パーツも丸ごとつけるよ。
KTMは 消耗が早いくせに パーツが高いんだよねえ。
長く乗るにはそれなりの覚悟がいるけれど乗れたらカッコいいのよ。
ほとんどレーサーだからこそ、乗り続けて乗りこなすと超かっこいいんですがね。
※初めてKTM125EXCに乗った時「こりゃズルいよ。」と思ったくらい国産トレールバイクとは違う乗り物だったし。
2024年末にKTMは経営がアレだという報道が流れましたな。
中華の国のメーカーと統合、なんて話にならなきゃいいんですが。
あくまでも個人の感想です。
まとめ

中型市場は250ccの低馬力低予算で乗れるエントリーモデルは生き残る可能性があるけれど高価なスポーツモデルは淘汰される可能性右が高い。
国産バイクメーカーはエンジンの新開発をする体力はない。
新型バイクは開発にお金がかかる割に高価すぎて売れてないのです。
なので、
「既存のエンジン流用したバリエーション展開が今後も続く。」
ということになりそうです。
この傾向は全排気量に見られます。
「バイクの見た目は違ってもエンジン同じ。」
みたいなことになる。
最悪、メーカーが統合して他メーカーでも同じエンジン搭載!とかなりかねない。
※日産、HONDA、三菱の統合みたいなもんです。
ただし。
日本人が好む「ネオクラッシック的な昔のデザインのバイク。」は今後多くは作られないハズ。
この手のデザインは世界では全然ウケないため、売れないから作らない。

GB350。やっぱりどこか現代のバイクの匂いはするね。
日本の古いバイクを模したネオクラというより、本気で古いっぽいデザインの世界戦略バイクはあるかもね。
日本人にはイマイチよくわからない最近のバイクのデザイントレンドでも、
海外でウケればいい、海外で売れればいいというデザインなのですよ。
※一部の例外はあるとはいえ、大勢はそういう流れになっているようです。
これから新規のエンジンを作るのも減るハズです。
各メーカー内で使いまわし出来るエンジンの開発はするかもしれません。
恐らくそれは単気筒か並列二気筒。
かつてのお家芸だった4気筒エンジンはどんどん消えていく運命です。
※V型エンジンも同様。ツインカムヘッドのV型エンジンってのは非常に金がかかってる設計なのよ。
なので。
もし中古のバイクを買うのであれば、
程度のいい 4気筒がV型エンジン搭載車を選んだほうがいいよ。
今後は減る一方だから今のうちに乗っておく。
現在のバイク業界の低迷っぷりを見る限り、
「近いうちにバイクは全部単気筒。」
になってもおかしくないのです。
ワタクシはどんなに性能が良くても電動バイクには乗りたくないのですが、
使いまわされたエンジン搭載車だったら買わないかな。
趣味のものなら唯一無二とかそういうのが欲しいよね。
※今どき専用設計ダラケなのはぜいたくすぎるとしても、だ。
個人的には縦置きVツインとか縦置きボクサーツインのエンジン搭載のアップハンドルがいいなぁ。
言っておきますが、
当記事はあくまでもワタクシ個人の考えと想像であって、ソースがどうとかそういうのは一切ありません。
いわば愚痴みたいなもんですので気になさらないようお願いします。
あくまでも個人の感想だということです。
ちなみに・・
250cc以上、400cc未満のバイクの今後は結構暗い気がします。
車検の有無は大きなハードルになる可能性が高い。
※車検は簡単ですが手間ではあるのです。有休も減るし。
400ccに乗るならそれよりデカいバイクに乗りたい。
どうせ100万円位するんだし。
というのが本音なハズ。
車検のある中型車は中古市場も今後は厳しそうですよ。
よほどこれじゃなきゃダメ!というこだわりがあるなら止めはしませんが。
個人的には一番使い勝手がいいのが、
馬力的には全然足りないけれど必要十分ではある250ccクラスだと思っています。
とはいえ。
250ccクラスは世界では意外とマイナーな排気量らしく、これも多国展開しずらいらしい。
ちょっと前にNinja250がエントリーモデルとしてヒットしなければほぼ絶滅してたくらい。
中型バイクはZX-シリーズ以外はどれも環境対策で悲しい馬力になりつつある。
こうなると原付2種も選択肢に・・となるのですが250ccよりさらに馬力はないのが残念。
※KDX125SRとかDT125Rとかの2stならまだしも。
まもなく重くて大きい大型バイクに乗れなくなる中高年が大量に発生します。
そうなるとバイクを降りるか中型に乗り換えるかという選択を強いられるわけですが、
その時に適度な価格の魅力的な250ccがなければバイクを降りる中高年ライダーは多いハズ。
もちろん、
80年代90年代の魅力的な250㏄クラスのバイクをレストアするのは大いにありですが、
まともな車体はもちろん、走るのに必要なパーツもないので万人にできることではないですしねえ。
※これができれば当倶楽部のVT250FHのようにバイクは意外と安く乗り出せるんですがね。
バイクメーカーは売れてなんぼ、儲けてなんぼなので売れないバイクは作らないのです。
とか言っていつまでもタイミングを計ってるとライダー自体が減っちゃうんですよねえ。
バイク乗りが減っても誰も困らないし世の中は回るんでね。