
長野はガソリン価格が高い県として有名です。
以前からガソリン関連組織が価格調整してる噂があったのですがこの度ニュースになりまして。
今後、長野の高いガソリンはどうなるのだ?
日本一高い長野のガソリン

隣接県と20円の差があるなんてこともざらです。
酷い時は長野県の一般道で給油するより県外の高速道路で給油したほうが安かったりします。
長野県は日本有数のガソリン価格が高い県です。
隣接する県と比べて1Lあたり20円くらい高いことも普通です。
ここ数年のガソリン価格の高騰で再注目されるようになりました。
ちょっと前、県知事が何とかしろという号令をかけて一瞬だけガソリン価格が下がったのですが、
あっという間に元に戻りました。
現在は やり玉にあがりづらいように 日本一高い県よりほんの少しだけ下げて売ってるようです。
※それでも2位とか3位とか。
ガソリンが高い理由は、
「海から遠いから運送料がかかる。」
「恵那山トンネルはタンクローリーが通過できないので輸送効率が悪い。」
等といろんな説がありましたがどれもイマイチ信ぴょう性がないのです。
※似たような海なし県は日本中にあるし。内陸でもガソリンが安いところは安い。
「ガソリン販売業者の談合があるのでは?」
というのは長野県民の間では普段から話題に上がる話だったのです。
それがこの度ニュースとして報道されたのです♪
しかも全国のニュースで。
ちなみに・・
長野の県境の地域では「越県給油。」は割と普通に生活の中に溶け込んでいます。
そりゃ数キロ走れば越県できるような場所に住んでいるなら誰でもガソリン単価の安い場所で給油しますな。
ガソリンスタンドがあるような場所には買い物ができる施設もあったりするので給油ついでに買い物って感じですかね。
ただし、
県境がそれほど近くないのであれば時間と労力を考えると割高になることも有るのです。
という考え方もある。
※人生にいては時間も価値ですよ。
同様に、
なら後者の方に価値を感じる場合があるということです。
※20Lいれても20円しか違わないなら待つのはバカらしいし。
まあいずれにせよ、ガソリンは安い方がいいんですがね・・。
※ワタクシ達の世代は安すぎるガソリンスタンドは混ぜ物ありというのを実際に経験してるからねえ。35年くらい前の三茶のキ○ナスとかさ。
談合があるらしいという噂はあった

「周辺のガソリンスタンドでガソリン料金を高めに調整している。」
というのは半ば長野県内では当たり前に言われていた話なのでした。
長い間ガソリンが高かった長野県。
1Lあたり20円の差があったら50Lで1000円違います。
県外の人が長野県で給油しないのはもはや普通ですし。
車がないと生きていけないので年間を通して考えるとガソリン代の差は非常に大きいのも確かです。
が。
あきらめムードの 人が好い 長野県民はその不満をどこにぶつけていいかわからなかったのですよ。
自虐的に「長野県内でガソリン入れないほうがいいよ。」と他県民に言い聞かせる毎日です。
※県外から来る友人たちに長野県内では最低限の給油しかしないで県境を超えたほうがいいよ、的なアドバイスはワタクシも良くしていました。
ここ数年の全国的なガソリン価格の高騰で高さが目立つようになりまして。
高い所では200円/Lなんてところも出始めています。
※レギュラーでですよ?ハイオクの200円越えはもはや普通です。

2024年末の時点のガソリン料金。
長野県はENEOSのスタンドが非常に多い。
そしてセルフが多い。
さらにエネキーとか使えるところが多い。
新潟行くとフルサービスのスタンドが多くてENEOS以外も多くてエネキーが使えなかったりする。
そんななかで。
この度、某メディアが「長野県内にはガソリン価格を決めているカルテルがある。」という事実をすっぱ抜きましたねえ。
この数日、長野県内のガソリンカルテル絡みのネタがトップニュース扱いで流れてきます。
もっと早くやれたはずなんですが 既得権益とか裏で暗躍する大物とかの影響ですか ねえ。
※何らかの理由で権力者の権力が弱まって内部告発、という流れのような匂いがしますな。
ニュースによると、
知らぬ存ぜぬで切り抜けようとする組織の代表に対して地域住民の皆が怒ってるのが非常によくわかります。
※こういうわかりやすい「悪。」をたたくのはネットが大得意ですな。
この事件、どういう着地になるのやら。
ワタクシは非常に楽しみですし、超注目しているのです。
ちなみに・・
すっぱ抜かれたニュースはザックリ言うと「某組合から各ガソリンスタンドにガソリン小売価格の指示があった。」というもの。
※県民は「やっぱりか。」とみんな思ったハズです。
ほぼ強制というか脅しに近かったらしい。
守らないと組合に呼び出されて恫喝されたり、嫌がらせを受けたりしたようですな。
最悪。
当倶楽部と仲が良いガソリンスタンドでもやはりその手の話はあったようで。
安売りするとすぐにお叱りの連絡と嫌がらせがあったのは事実っぽい。
※表記価格から-7円程度のクーポンを配るのがやっとらしい。クーポンで10円引きにすると文句言われるらしいし。
そして、
コレだけ証拠があるにも関わらず、組合組織の代表は知らぬ存ぜぬで逃げ切ろうという態度が見え見え。
ガソリン関係だけでなく、長野県内には閉鎖的でわけのわからない縛りがあるのが普通です。
こういうのが新参者から力を奪って発展を妨げてるのですが、それでも自分たちだけ良けりゃいいみたいな老害が非常に多い。
いつからあるんだかわからない 全く合理性のない 古からのルールを守れない奴は村八分になるしねえ。
長野の老人たちは田舎根性丸出しな人が多いのですよ。
閉鎖的で保守的なので発展することも変わることも良しとしないのです。
時代に合わせて変ったほうが良い事でも思考停止状態で死守してるのは見てて滑稽でもあるのですが。
※そんなのは1人でやればいいのですが必ず周囲を巻き込もうとするのが面倒くさい。

新幹線かがやき。
本文とは関係ないですが最近出張だらけで記事書いてる暇がないのです。
※かがやきってすげえよ、長野から大宮まで1時間で行くのだ。
既得権益はどんどん暴かれればいいが

競争原理を導入してほしいとは思います。
ただし、
販売業者も利益が出るようにしなければなりません。
長野は田舎で公共交通機関が発展していません。
ガソリンを入れないと走らない車がないと生きていけない土地です。
ですが。
馬鹿どもの扇動に乗っちゃって ガソリンが不要のEVの方がエコとか言われてガソリンスタンドが悪みたいな扱いになってからガソリンスタンドの廃業ペースがさらに上がったように思います。
※ほんと儲からないらしいね。
そんなわけで田舎では急速にガソリンスタンドが姿を消しています。
二桁国道でさえも廃業したガソリンスタンドをよく見かけます。
※同様に街道沿いではコンビニも潰れまくっているけどこっちは人手不足っぽい。
現在も20km以内にガソリンスタンドがないみたいな集落はたくさんあります。
越県給油並みの移動距離で高額なガソリン買わされるのはたまらんよね。
※南信にはそんなエリアが非常に多い。国道沿いでも 集落もないけど ガソリンスタンドが全然ない。
ここ20年くらいの間に小規模なガソリンスタンドは維持管理ができなくなって廃業が相次いでいるようです。
※ワタクシの住んでいる地域でもワタクシが移住してから少なくとも3か所のガソリンスタンドが廃業しています。
カルテルはあってもいいけれど組合は価格高騰維持をするためではなく、
小規模自営業のガソリンスタンドでも生きていける様な仕組みをよく考えて作っていただきたいものです。
長野よりもっと田舎でもガソリン価格が安い県はたくさんあるので出来るハズなのですよ。
組合の存在があるので長野県はガソリンの仕入れ価格と販売価格の差が全国一であることもいただけない。
カルテルを結んだ結果、日本で一番ガソリンが高いとか消費者にとっていい迷惑なのです。
長野県民は長い間、ガソリンの高価格に耐えてきたのです。
少なくともこの50年くらいは。
※行政や公正取引委員会が今まで放置してたのは何故なんですかね?
この際、徹底的に腐った組織にはメスを入れてもらいたい。
ちなみに・・
2024年末まで補助金でガソリン価格を押さえてたのに補助金がなくなって2025年に入って一気に10円/L値上がりしました。
それに伴い、
2024年末にガソリン価格に上乗せされている税金1Lあたり約25円が撤廃されるという話が出ましたね。
※「トリガー条項。」って奴ですな。
こりゃいいやってんで自動車業界やバイク業界は色めき立ったものです。
が。
「執行時期が未定。」
で着地したまま動こうとしません。
これが非常に腹立たしく、国民を舐めてるとしか思えないのですよ。
※即時対応するだけでも支持率上がるだろうに。
今回の長野県内のガソリンカルテル問題が浮上したのは、
「トリガー条項。」関連で騒ぎが起こるまえに目をそらさせるための策ではないかと思ったりします。
政治的にマズい問題が発生すると大物芸能人のスキャンダルが飛び出すというのは昔からよくある手です。
※そんな稚拙な手段にコロっと騙される日本の国民はお人よしというか思考停止のおめでたい民族なのですよ。
長野県でカルテル摘発の事例が起こればコレは全国に波及する可能性が極めて高い。
そうなれば「トリガー条項。」で減税しなくてもガソリン価格が下がって国民の目を当面欺けるのです。
国民はもっと賢くならねばなりません。
日本人は大人になってから学ばないから騙され続けて搾取され続けるのです。
まとめ

どういう着地になりますかね。
県民は長い間、高いガソリン価格に耐えてきました。
出来ればガソリン価格が隣接県並みになることを望んできたのです。
今回のガソリンカルテル問題がどういう決着になるかわかりませんが、
結果として長野県内のガソリン価格が下がることになればうれしいですな。
ここのところ、物価が上がり続けているので生活が苦しい人が増えていますし。
長野県内の給与水準は当然のように低いので燃料代が下がるだけでもうれしいのよ。
※ガソリンだけじゃなく、灯油とか農業関係の燃料とかも下げて欲しいよねえ。
それにしても地元メディアは良くこの問題をすっぱ抜いたもんですな。
グッジョブだ。
地方のメディアはどこも生き残りに必死だよね。
大手でも古参でも既存のメディアには以前よりスポンサーつきにくいらしいし。
※ガソリン業界もスポンサーの1つだから逆らえないしねえ。
果たして長野県内のガソリン価格は下がるんでしょうかねえ。
そしてどれくらい下がるんですかねえ。
ワタクシ個人としては非常に楽しみです。
この問題はとっかかりの先鋒が長野県だったというだけで、
ガソリン価格調整カルテルの撤廃が全国に波及するかもしれません。
長野県の問題を橋頭保にして、
小規模のガソリンスタンドでも生き残れる程度に全国的なガソリン価格の低下つながって欲しいモノです。
現に海に近くてもトンネルが無くてもガソリンが全国平均より高い県はたくさんあるしねえ。
とはいえ。
「自由競争で安くした結果、薄利になりすぎてやっぱり採算合わずに廃業。」
みたいな結果になってやっぱりガソリンスタンドが減るとのは避けたいのです。
既に田舎ではガソリンスタンドは貴重な存在になりつつあるので少しでも存続させていただきたい。
※こういうのが組合とかそういう組織がやるべきこと。中抜きしたり価格調整を強制してる場合じゃないのです。
これもすんごくありがちですが。
「一時的にガソリン価格が下がったけど、ほとぼりが冷めたらやっぱり元に戻っちゃった。」
みたいなオチにならなきゃいいんだけれど。
ちなみに・・
田舎の古い体質の企業や組織はやりたい放題です。
既存の地域メディアはしっかり取材して悪を裁くきっかけを提供してほしいけれど、
それを握りつぶす悪がいるのもまた事実です。
その手の組織や企業では牛耳ってる奴らがいて、そいつらが言えば黒でも白になるのです。
ワタクシは長野県内の企業で粉飾決算がばれそうになってもみ消したのを実際に見たことがあるし。
その時は責任者はかすり傷程度の罰を受けただけで、責任者から命を受けて実行しただけの担当者数名が可哀相なことになりました。
※ワタクシは古い体質の田舎企業のサラリーマンには向かないな、と強く思ったものです。
こういう情報をすっぱ抜いて問題提起するのが本来のメディアの役割な気もするけど、
地付きの権力者に逆らうとマジで消されちゃうからねえ(笑)
※内部告発者は数年にわたってしつこくいじめるのが田舎の組織の特徴ですし。

主張先の都内の駅。
出張先では朝6時から作業とかなのでシャレにならんのです。
都会の冬の空はすっきり晴れてて気分がいい。
寒くないし。
ココからはワタクシの妄想のたわごとだと思ってください。
長い間長野県内のガソリン価格が高いままだったのは長野県内のガソリンカルテルの裏には大物がいたからじゃないかね?
今回、何らかの事象でその権力者の力が弱まったんじゃなかろうか。
過去50年くらいずっと長野のガソリンは高いままだったんですよ?
なぜこのタイミングなのか?
権力者の力が弱まったタイミングとトリガー条項の目くらまし的な意味合いでターゲットにしやすかったのが長野県のガソリンカルテルだったのではないか?
具体的な内部告発的な情報のリークがあってメディアが簡単にすっぱ抜けたのでは?
※あくまでもワタクシの妄想ですが非常に小説的な展開ですな。
ガソリンだけじゃなく他の生活必需品でも同じことをやってそうですな。
現時点でそういう体質企業や業界は戦々恐々としてるんじゃなかろうか。
この後、物価高で貧乏になった国民の怒りはそういう所に向かう気がしますな。
それでも、
現在の日本人は騒ぎ立てないように飼いならされているので平和ボケで事なかれ主義なので、
行動を起こそうとはしないのかもしれません。
※諸外国なら騒乱になってもおかしくないのですが。