何せ、ここがダサいと一気にバイク全体がダサく見えるのです。
昔のバイクは結構安っぽいミラーでオーナーが好みのミラーに付け替えていたのです。
でもそれが簡単にできないのがVT250FG、FHというバイクなのでした。
当記事の目次
昔、バイクのミラーは変えるものだった
ですが、
ミラー迄デザインされるようになったのはここ20年くらいです。
今大人気の旧車の標準装備のミラーはすごくシンプルです。
デザインは各メーカーの個性が多少あったとはいえ、可動部が一か所しかないなんて当たり前で野暮ったいものばかりでした。
昔のバイクのミラーは「とりあえずついてりゃいいよね?」みたいなやっつけ仕事ミラーが多かったのです。
当時は性能アップ競争があったため、エンジンや車体にお金をかけたけれどミラーにまでお金をかけられなかったのかもしれません。
※ミラー迄デザインしてるコスト的な余裕がないくらい30年位前のバイクは贅沢な作りです。
なので、
昔のバイクのミラーは「オーナーが好みで交換するもの。」でした。
当然、いろんなバイクのパーツメーカーから交換用のミラーが販売されていました。
当初は、コケたので壊れたミラーを交換する需要が高かったようですが、
そのうち 今と比べりゃ全然ダサいのですが ちょっとだけデザインされたミラーがカッコいいとされ流行ったりもしました。
時代が進んで、
フルカウルのバイクが全盛になると、ミラーはハンドルからカウルにマウント位置が変わってきます。
カウルマウントのミラーはほぼその車種専用設計となり、汎用的なハンドルにつけるリプレイスミラーは衰退します。
さらに時代が進んで、
ノンカウルバイクが流行り始めたらミラー業界が盛り上がるかと思っていたのですが、
その頃にはミラーがきっちりメーカー出荷時にデザインされるのが普通になっていました。
バイクは性能よりも見た目や雰囲気を重視して購入するユーザーが増えたことにより、
ミラーのような小物でもデザイン上、重要なファクターになったのです。
さらに時代が進むと、
メーカーを超えて各社で ほぼ同じ 似たようなデザインのミラーに淘汰されていくのですがこれはコストの関係でしょうねえ。
※たぶん製造元は同じ。
しっかし、
最近のミラーのカッコイイことったらないですな。
「デザインされています!」
と主張しているようなミラーが標準装備なんて羨ましい。
そして、
多関節的ないろんな箇所が稼働して広角に見えるもんだから、ミラーの交換の必要を全く感じないですねえ。
※だからみんなミラーを交換しないので、バイクがより一層無個性になってる気もします。
ワタクシ的には、バンディット400初期型のミラーがカッコ良くてオシャレで好きでした。
※オシャレな山賊ってのもどうかと思いますが、バンディットはかっこよかった。今どこにあるんだろ?
バンディット400の初期型はすごくデザインされてて今見てもかっこいいのに何で流行らないんだろ?
ちなみに・・
かつてミラーはバイク乗りにとっては代表的なリプレイスパーツの一つでした。
フルカウルバイクはなかなかミラーを変更できませんが、
ノンカウルバイクの場合はミラーはアイキャッチにもなる「個性を主張できる目立つパーツ。」なのですよ。
というわけで、
メーカー純正ミラーを交換するユーザーが多く、リプレイスのミラーはたくさん販売されていました。
※昔のバイク用品店にはミラーのコーナーがあるのが普通で売れ線のパーツだったハズです。
解体屋さんでは、かごの中一杯にバイク用ミラーが雑に放り込まれ、
その中から人気のあったリプレイスミラーを見つけて店主と価格交渉する・・貧乏ライダーは皆やっていましたな。
※1本500円くらいが相場。コケてミラーを壊すと皆解体屋に買いに行くのが恒例でした。
有名なリプレイスミラーメーカーと言えば「ナポレオンミラー。」ですかね?
※その後、ナポレックスになり、タナックスになった?
ミラー部が柄に沿って移動して、ネジで固定する「AZミラー。」とか超懐かしいです。
バリ伝のグンのCBに付いてた奴です。
あの漫画のAZミラーはカッコいいのですが、実際に付けるとミラーステー(柄の部分)の角度が全然違うのです。
あと、実物はミラーが小さすぎてデカいCBにはちょっと似合わない。
※振動でネジが緩んでミラーが落っこちてきたりしてな。
いまでもファンが多い「ミラー界の伝説のホームラン王。」みたいなもんですね。
ミラーというのは、
ステー(柄の部分)の角度は垂れてもカッコ悪いし、立ちすぎてもカッコ悪いのです。
そして、
ミラーの鏡面部分は大きすぎてもカッコ悪いし、小さすぎてもカッコ悪いのです。
要するにバランスってやつです。
ここはこだわりたい。
ですが、
ノンカウルバイクにも採用されたセパレートハンドルの出現で、ハンドルの絞り角や垂れ角のバリエーションは様々になります。
バイクによってミラーがカッコよく見えるミラーの柄の部分の角度は様々ですので汎用性を求めるのは酷なのです。
※信じられないかもしれませんが当時は「パイプハンドルはダサい。」と言われスポーツバイクはセパハンが基本だったのです。
ミラーは難しく奥が深いのでした。
そして時代とともに流行も廃りも移り変わるのです。
だっさいVT250FHのミラー
ミラーステー(柄の部分)が一旦横に逃げてから上に持ちあがる。
しかもかなり後ろについている。
なんかダサいのです。
VT250FG、FHの共通のミラーですが絶妙にダサい。
ミラー部が四角で変哲もないのはまだいいとして、
ミラーステー部(柄の部分)がミラーを固定する位置からいったん外に逃げてから上に立ち上がる。
そして、
実際跨ってみるとかなり後ろについているのがわかります。
※後方視界はかなりいいんですが。
こうなると、
ミラーステー(柄の部分)が妙に細長かつ首長に見えてひょろ長く見える。
※なんだか弱弱しい植物みたいなんですわ。
言われなきゃわからんかもしれない。
でもオーナーはこだわりたいのです。
ワタクシ的には、
このVT250FG、FHというバイクの現役当時の30年以上前からこのバイクのミラーがダサいと思っていたのです。
せっかくつるんとしたデザインで統一された車体なのに生えてるミラーが植物、モヤシっぽい。
モヤシは美味しいので罪は全くないです。ワタクシは毎週4袋以上のモヤシを食しています♪
※ワタクシが行ってる長野のスーパーではモヤシは一袋19円です。
ただし、
記憶にある限り、VT250FGやFHのオーナーはほとんどミラーを付け替えてないのですよ。
※上記したように、当時はミラーなんて真っ先に交換される代表的なパーツの一つだったにもかかわらず。
「VT250FGやFHのオーナーはなんでミラーくらいホイホイ交換しないのか?」
それには納得の理由があったのです。
フルステア時にでスクリーンにヒットしないための工夫
まあ、そんなもんじゃないかと思っていました。
※実車を見てよくわかりました。
VT250FG、FHはハーフカウルに分類される「何にも似ていない独特なカウル形状。」をしています。
この手のカウルの場合、普通はミラーをカウルに付けそうなもんですが、
なぜかVT250FG、FHはハンドルマウントのミラーを装備しています。
※一世代前のVT250FEはカウルマウントのミラーなので、別におかしくないと思うのですが。
カウルのデザインを凝ったものにしたため、ミラーをカウルマウントにしたくなかったデザイナーのこだわりかもしれません。
これ、デザイナーとすんごくもめたんじゃないかと思うんですがHONDAの関係者に聞いてみたい。
販売や設計とデザイナーが血みどろの大げんか、とか社内報で報じられてたら素敵な会社なのにな、HONDA。
※ワタクシはこういう過渡期のバイクの「デザイナーと設計と営業がせめぎあってるのを想像する。」のが好き。
ともあれ、
デザイナーがどういおうとミラーを装備しないとバイクは市販できないわけです。
かといって、
通常のハンドルマウントにした場合、ハンドルをフルステアするとスクリーンと接触してしまいます・・。
そもそも、
低めのスクリーンを持つ小ぶりなカウルとノンカウルが前提の他車と共用のマスターシリンダーやクラッチレバーホルダーにミラーを固定するハンドルマウント方式は無理があるのです。
経費削減、コスト削減のためにはわざわざミラーをハンドルに付けるステーを専用設計するのは難しかったのかもしれません。
とはいえ、
カウルマウントにすると小ぶりで低めなカウルやスクリーンのデザインが台無しになるしねえ・・。
さて困った。
結局、HONDAは、
無理やり付けるという着地をします。
その結果、
「ミラーがなんかダサい。」
というVT250FG、FHができたわけです。
多分、大きく外れてないと思うのですが、すべてワタクシの想像です。
ちなみに・・
VT250FシリーズはHONDAにとって絶対販売数的に失敗できなかった車種なのですよ。
80年代初頭からVTシリーズはHONDAのドル箱だったのです。
初期型のVT250FCがバカ売れして、小さく軽い車体で女性ユーザーの増加に貢献しました。
ライバルが高性能化していく中で、VT250FCは2型のVT250FEに進化し戦闘力アップ&大型化します。
このときHONDA首脳陣は、
「デカくなり過ぎだ馬鹿者。女性ライダーが減ったらどうする!」
と叱咤したそうな。
※それでも、VTシリーズは2型の時代に累計10万台行ったんじゃなかったっけ?
2型のVT250FEは、その後さらに進化します。
3型であるVT250FGで再び小柄 車体は長いけどシート高は低い で女性を意識した柔かめのスタイルになりました。
※でも、ガンメタカラーとか一応男性にも寄り添う姿勢を見せるのが抜けめない。
一応「男の子にも寄せてみた。」というカラーリングがたまらない。
この頃、
すでに250ccクラスは4気筒の高性能合戦激戦区となっており、開発費が暴騰してたハズ。
コストを無視したような今では夢の様な超高性能エンジン搭載&超豪華なフレームと足回りのバイクが薄利で売られていました。
※たぶん、当時でも安売りしすぎ。
VT250Fシリーズは、
一応、スペック的にもレプリカ勢と遜色ないレベルにまでチューンナップされたとはいえ、
「HONDAのドル箱として失敗するわけにはいかなかった。」
のですよ。
新しいデザインで車体を一新したとはいえ、
というコストダウンしたと思われる仕様がVT250FHの各所に見られるのはそういうことじゃないかと思うんですが。
結局、HONDAはVT250FGやFHが大コケしたのですが、ほぼ同じ設計のVTZ250がバカ売れしたので結果的に儲かったはずですがね。
※形式はMC15で一緒だし。
ステーを仮設してミラーステーをずらしてみた
純正のミラーステー(柄の部分)のように横に逃がしてからミラーを取り付ければよろしい。
フルステアでスクリーンにミラーの柄の部分がぶつかるのは1cmくらい。
これを避けるにはハンドル側でミラーをマウントする位置を外側に逃がしてやればよろしい。
当ガレージに適当に転がってたアルミの2mm板に
2か所の10mmの穴開け加工して片方の穴とハンドルマウントの穴を10mmボルトで固定。
もう片方の穴に、これまたガレージに転がってたZ2ミラーのパチモンを付けてみた。
10mmボルトとナットはわざわざ割と本気の品ぞろえがあるホームセンタームサシまで買いに行った。
※こんなサイズのボルトやナットは普段使わないのでストックがなかった。
そしたら結構イイ感じにつくじゃありませんか。
遠目には純正のミラーよりかなりマシに見えます。
なにせ、
ミラーステー(柄の部分)がひょろひょろではなく、短くて清々しい♪
とはいえ、
実際に跨ってみるとアルミ板で作ったミラー固定用のステーは銀色に光って目立ちます。
※当倶楽部のガンメタVT250FHは黒がイメージカラーっぽいので無塗装の銀色は目立つのです。
こんな記事もあります▼
そして、
穴をあけてボルトで締め上げただけなので、強めの力を加えると回っちゃいます。
回り止めを考えねばなりません。
さらに、
今の形状と位置では左ハンドルのパッシングスイッチが操作しづらい。
とはいえ、
仮説と試作段階ではこれでいいのです。
何度か作り直して徐々に完成度をあげていけばいいだけです。
一発でなんでも決まると思ってはいけない。
問題点が明確になったということは、一個づつ攻略していけばいいのだ♪
死ぬこと以外はかすり傷。
むしろ楽しみが増えて嬉しいくらいだ。
男というものは「簡単には出来ないこと。」を攻略するのが楽しい生き物なのですよ♪
自作のアルミステーは振動でもげるのが相場だが
駄菓子菓子。
運用すると思いがけない事態につながることもあるのです。
どういうことかと言いますと。
バイクというのは先端部、突端部に行くほど振動の影響を受けやすいのです。
例えば、
ナンバープレート。
※SR400とか振動が大きめの古いバイクでナンバーがブルブル震えているのを見たことないですか?
例えば、
ハンドルバー。
※振動がなさそうな4気筒のバイクでもハンドルのバーエンドの重りが無くなっちゃうと結構振動来ますよ。
例えば、
ミラー。
振動の大きいバイクに振動防止用の重りが内蔵されていないミラーを付けると振動が出て後方視界どころじゃないのです。
今回自作したパーツは、
車体の突端部に位置するミラーを支えて固定することになります。
走行中は常に振動にさらされるミラーを2mm程度のアルミ板がいつまでも支えられるわけはありません。
さらに、
走行風による風圧もアルミ板を披露させるハズです。
このパターンは、
「振動や風圧を受け続ければ最終的には一番弱い今回作ったパーツに負荷が集中してもげる。」
という結末が待ってるのです。
※鉄でも金属疲労で折れますよ。
ワタクシが知っている限り、
振動を防ぐにはゴムパーツを噛ませてラバーマウントととし振動を逃がす方法が有効です。
ただし、
ハンドルマウントのミラーをラバーマウントするなんて聞いたことないです。
※カウルマウントのミラーにはステー部にゴム板を挟んだりしますな。
ステーくらいもげても折れても作り直せばいいので痛痒はないのですが、出先でミラーが無くなると捕まるのでそれは避けたい。
※VT250FG、FHのミラーステー(柄の部分)は一見ヒョロヒョロに見えますがものすごく頑丈に作られています。
とりあえず、
当倶楽部のVT250FHで街を試走して見ましたが、
「ぜんっぜん振動がない。」
のでそこまで問題はないのかもしれませんが考えておく必要はあるのです。
ちなみに・・
今回、仮で採用した バッタもんというかイナゴもんレベルの 当ガレージに転がってた「なんちゃってZ2ミラー。」ですが異様に軽いのです。
もともとZ750D1に装着しようと思って部品交換会かなんかで手に入れたものです。
実際、Z750D1に装着したところ、軽すぎて振動が出まくり後方が全く見えない事態になりました。
その結果、
「こんな見えないもん要らん。」
と嫁にダメだしされてガレージに転がる運命となった経緯があります。
VT250FHったら、割と高回転まで回しても振動が驚くほどありません。
Z1系と比べるのもなんですが、わずか製造年が10年足らずでバイクはここまで進化したんだね。
そのおかげで、
「なんちゃってZ2ミラー。」でも あんまり ぶれずに後方確認可能なのは驚きです。
※でもやっぱり少し震度の影響はあるのでどうしたもんかと思ってはいる。
このミラーの軽さが、今回作った2mmのアルミ板で作ったステー部の負荷やダメージを軽減してくれるとうれしいのですが。
ミラー位置をオフセットするアダプターが存在する
一流バイク用品店「ライコランド長野。」に立ち寄った際、見つけてしまいましたよ。
ミラーをオフセットするアダプターを。
ミラーステーがブレーキレバーホルダー(Notマスターシリンダー)と一体化しているZ1-Rは、
当倶楽部の個体のように普通のマスターシリンダーに変えるとミラーステーが無くなるのです。
※マスターシリンダーについてるミラーステーはカウルが邪魔で使えない。
この辺は、Z1-R乗りには共通の悩ましいポイントなのです。
※Z1-R乗りにしかわからないし説明するのも面倒くさいので割愛しますが。
Z1-Rにはあと付けの独立したミラーステーを付けています。
こういうパーツは既に30年近く前からあったのです。
Z1-Rにつけてもう30年くらい経つ。ワタクシの使ってるやつはハンドルクランプ部がもっと細いけどすでに廃盤っぽい。
VT250FHの場合、
セパレートハンドルで「ミラーステーを増設するスペースすらない。」のでこの手のパーツの利用は諦めていたのでした。
が。
ミラーを横にずらして付けるステーが商品として存在していたのでした。
嫁のライディングブーツを新調するために寄った一流バイク用品店「ライコランド長野。」で偶然見つけました。
何だそれは?
※少なくとも30年前はなかったハズです。
オフセットミラーステーとな?
これならパッシングスイッチも使えるのだ。
作りは良いんですが強度確保のためかちょっと仰々しい。
※振動で折れたりすることを考えると、これくらい頑丈に作りたくなるのも分かりますな。
周り止めが付いてない設計なので、念のためネジロック剤を塗布して組んでみました。
走行中にミラーがくるくる動くとか気になってしょうがないので。
このパーツのおかげで、カウルとミラーが接触することが無くなったわけです。
とはいえ、
というパイプハンドル用のミラーをセパレートハンドルに付けたために起こりうる弊害はきっちり起きています。
あと付けミラーというのは基本的にパイプアップハンドル向けの仕様なんだと思う。
またミラーの柄の部分の角度を修正してもらおうかしら?
こんな記事もあります▼
そして、
やっぱり「やっすいバッタもんのZ2ミラー。」は使えないのかしら?
※これだけ振動のないVT250FHでも微振動が鏡面に発生するので気分は悪いです。
まとめ
試作段階では
ずっとカッコ悪いと思ってたVT250FHのミラーが何とかなりそうでワタクシは嬉しいのです。
バイクにとってミラーというのは車体から飛び出してる部分なわけで、結構目立つパーツなのですよ。
特に、80年代中盤くらいのバイクは、
「ウインカーをビルトインにするデザインが流行ってた。」
のでミラーは唯一大きくバイクから飛び出すパーツだったので余計目立つのです。
とりあえず、こうなったわけです。
なので、
ミラーは自然と目を引く存在感のあるパーツなんですよねえ。
※今は逆にいろんなものがバイクから生えているデザインが流行りっぽい。でも時代はそのうちまた回るよ。
バイクのミラーと一言で言っても、
などなど色んなバリエーションがあるのです。
「これミラーの面積小さすぎやしね?」
というミラーもあれば、
「ここまでステーが長すぎるんじゃね?」
というミラーもあれば、
「この位置じゃライダーが半分くらい写って後ろが見えないんじゃね?」
というミラーもあります。
時代によってミラーの形状の流行り廃りはちゃんとあるし。
たかがバイクのミラーですが、進化という観点でバイクの歴史を追うのも結構面白いものですよ。
※なんでもそうですが一つのパーツを定点観測をすると、流れからいろんなことがわかってきます。
特にレプリカを含むフルカウルバイクのミラーはデザイナーと機能とコストがせめぎあってる感じがしてワクワクしますな。
フルカウル車でも古いバイクは ちゃんとツーリングすることを考えて ミラーがデカい傾向がありますな。
※次第に、柄の部分が長く、ミラーは小さく、というトレンドになる。
とりあえず、
「なんちゃってZ2ミラー。」
の微妙な振動が気に入らないので別のミラーを探すつもりですが、あくまでも80年代の雰囲気で行きます。
ちなみに・・
当倶楽部のVT250FHのレストアコンセプトは「80年代のバイク。」です。
ゆえに、
「なんちゃってZ2ミラー。」のデザインが80年代テイスト炸裂なので当面は変えないつもりです。
※でもいいミラーがあれば、そん時は考えます。
20230701時点のVT250FH。
長野には人気のない夏のスキー場がたくさんある。
そこは結構絶景だったりするのです。
※クマもカラスもたくさんいるので廃墟っぽくて怖くもあるのですが。
ステッカーとか小物も80年代の小僧っぽいものをチョイスするつもり。
「あー昔そんなだった!」
みたいに思ってくれれば最高です。
いいなあ、セオリーがないバイクってのは(笑)
Z1-Rでいろいろやると「そんな風に弄るんじゃねえ。」と怒る奴がいるんだよねえ。
※やかましいわ。
今、タンクパッドを探しています♪
最近の木のように枝分かれしたこじゃれた奴とかレプリカ時代のスポンジそのものみたいなのとかじゃなく、出来れば80年代風のタンクパッドです。
※実は探しているデザインのものがある。たぶんもうこの世には存在しない・・と思うけれど。
昔のMotoFizzとかKissレーシングとかファクトリーベアとかそういうブランドのタンクパッドです。
誰かデッドストック持ってませんか?あったら譲ってください。
「うわーなつかしー。」
と中高年ライダーの誰かに言わせることができればワタクシのコンセプトの勝利なのです。