バイクで走ってる人のコーナーリングスピードが高すぎるなって。
それホントに制御できてるの?って思っちゃう。
公道で一番カッコいいのは「絶対事故らない。怪我しない、させない。」奴なんですよ。
「無事これ名人。」とはよく言ったものです。
当記事の目次
バイクで速く走りたければコーナーリングスピードを上げればいい
単純にそれだけの事。
ただし、
訓練されていない人間がコントロールできる速度なんてたかが知れてるのです。
バイクの高性能化に伴い、コーナーリングスピードはどんどん上がってる気がします。
皆さん、ストレートで減速もそこそこで、コーナーにすごい勢いで飛び込んでいきますな。
ほぼ度胸試しレベルのスピードです。
見通しのよくない峠でもその勢いなのでビックリします。
そもそも、
80年代中盤以降のスポーツバイクは、
どれも、公道で走るレベルを超えていますね。
※こんなの公道で乗っていいのか?と言うレベル。
結構バイク任せに適当に走っても走り切れちゃうんですよねえ。
それがまた逆に「おっかない。」と思うのです。
古から「速さというのはバイク乗りの中で一定の偉さ的な物差し。」があります。
ワタクシもそういう物差しの中で生きてたこともないとは言いません。
全く意味ないですが。
ただし、
バイク仲間で、
「速さというモノサシでしかバイクの価値観を測れなかった。」
人たちは現在ただ一人としてバイクに乗っていません。
※たぶん、ホントは怖かったんだと思う。なので理由付けて卒業と言う名の中退を選んだように思います。
メリハリなんか必要ないサーキットでのコーナーリング
アクセルとブレーキを駆使してドリフトバリバリやる人。
派手さはなくメリハリ無く淡々と走ってる人。
意外と後者の方がタイムが良かったりします。
速度をいかに落とさずに走るか?を競うサーキットでは
「メリハリのある運転は逆に遅い。」
のです。
実はこれは公道の峠で速く走る場合でも同じです。
ただし、
公道は何があるかわからないのですよ。
見えない場所で想像できないことが起こっててもおかしくないのです。
そんな状況でも、暴走して度胸試し的なスピードで先の見えないコーナーに突っ込んでいくのは凄いと思うけれど絶対真似したくないですな。
※群れて走ってる人で後続車両に多いスピード過多の所人たち。先行者に全部任せて大丈夫なの?自分でちゃんと状況見てるの?
はっきりいますと、
なライダーが多い気がします。
※減りまくったタイヤで勢いよく走ってる人もいるけど、当人は知らないのだろうか?
知れば知るほどそういう人が走ってる公道は超怖い。
自分で自分は守らなきゃなりません。
ちなみに・・
一流のレーサーは「サーキットで速度をいかに落とさずに走るか?」よりさらに上のレベルで競っています。
※次元が高すぎて全く話についていけないレベルで。数ミリ分ブレーキ引くとかそういう次元。
ただし、
大抵の一流レーサーは公道ではすごく大人しく走りますな。
※とんでもなく上手いですが。上手いは速いと同義ではないです。
訓練を積んだレーサーほど公道では無茶しません。
公道の方が怖いのをよく知ってるからです。
実際は強いけれど、強さをひけらかさないで実はとんでもなく上手い。
こういうのがカッコいいんですよ。
公道では【コーナーリングスピードは抑える】でも楽しめる
当たり前ですが、100%の力で走っちゃダメなんですよ。
常に半分くらいの力で。
余裕をもって。
個人的に後者の方がコントロールしてる感があって楽しいと思うのですが。
デカくて重い機械を振り回してる感覚と言うのはスピードを競うより楽しいし飽きないもんですよ。
※なかなか出来ないので攻略するのが難しくて面白い。
今どきのビックバイクは怖くてワイドオープンなんかできないか・・。
まあ、3000回転でも100km/hとか行っちゃうからなぁ。
そりゃ怖いし飽きますわ。
そもそも、そんなバイク買う方が悪い気もします。
そして、
最近のバイクはノンカウルのストリートバイクでも車体自体がコーナーリングスピードを上げるような設計になってるし。
バイク任せでも走れちゃうから、実際怖いのに公道でスピード出しまくる。
いい大人がやることではないのです。
コーナーリングはおとなしく。
※ヘアピンをインベタで小さく回るコーナーリング技術がない人も多数いますな。
たまにやると驚かれますが、オフ車乗りなら当たり前の技術ですよ。
バイクはホントに奥が深いのです。
峠のバイク事故の原因はライダーのスキル不足だけではない
それに加えて、
「知識不足。」
「思い切りが良すぎる。」
等との相乗効果の結果なんでしょうけど。
公道を走る上で大事なのは、人と比べて速い遅いではなく、確実に予測をして、確実に安全に走り切って無事に帰ってくることなんですよ。
遊びで怪我したり事故してもいい事なんてないのです。
安全マージンを取って走るのです。
公道は無法地帯
などなど、想像を絶する状態になってることが少なくないんですよ。
こういった状況で、減速もせずに突っ込んでいったら・・。
とっ散らかりますな。
※目の前でいきなりUターンされて突っ込みそうになったこともある。
アナタがいかにバイクのコントロールが上手くてレーサー並みでも、峠で不必要に飛ばす奴はダサいんですよ。
さらに、
スポーツバイクに大荷物積んだ状態
「一番重いものがあってはいけない場所に重量物(トップケースだ)積んだ状態で峠で飛ばしまくってる。」
神経は理解しかねますな。
※荷物を積むとバイクの運動性は確実に落ちます。
まとめ
少なくとも見通しが悪い所ではその方が安全です。
コーナーリングスピードを競いたいならサーキットへどうぞ♪
その方が安全ですよ。
どの口が言うのか?と言われそうですが
「公道はあくまでも公道であり誰でも走っていい場所。」
です。
地元住民や初心者ナンバー、ご老人なども多くいるのです。
峠や高原道路は速く走りたい人達だけの道ではないんですよ。
前に遅い人が居ても煽りまくるのではなく、そのスピード域で楽しんだらいいんです。
※ワタクシは車間距離を取って安全な範囲で片手で運転したりしますよ。
今はドラレコの時代ですので、何かあったらほぼ全部記録されています。
当初、ドラレコの主な用途は事故の時の対応でしたが、今はドラレコは自己防衛のための動画としての役割が大きくなりつつあります。
※かくいうワタクシもいつでもドラレコの画像を公開可能なようにスタンバっております♪
念のため、コーナーリングについて再確認しておきます。
※細かいことを言うともっといろいろやってるんですが書ききれませんな。
バイクがバンク中に進行方向に障害物を見つけても回避できる速度で。
※バンク中にフロントブレーキかけると不安定になりますので。
こういう話題の場合、画像を記事に混ぜにくい。
ので、
実験的に画像は無しの記事で。
「画像を多くするより、文字だけにして仕事中にPCで読めるようにしろ。」
という ワタクシの努力を全く無視した 貴重な意見をいただきましてな。
実は記事用の画像整理しないと非常に楽だ。
これからはコラム系は画像なしで行こうかな。
※つか、勤務時間はなるべく仕事しろ。どの口が言うか?と言われると肩身が狭いのですが。