看板メニューのベトナムチャーハンやチャーシューエッグ丼は食べる価値ありです。
ワタクシは古くからやってる定食屋さんが好きです。
地元に愛されないと長く続きません。
定期的(特に冬)にこういうお店の記事を増やそうと思います。
知る人ぞ知る長野市街にある【秋山食堂】
※バイクや車の話に関係ない食べものの画像があるのはソレ系のお店が多いです。
実は【秋山食堂】は昔から知ってたのですが、 あんまり人に教えたくなかった 久々に食べたらすごく感動したので記事にしておきます。
お店の外観は綺麗でなくとも、歴史を感じさせるのは十分です。
そもそも、昔から続いている食堂は美味いに決まっているのです。
マズかったらつぶれちゃうので。
暖簾にも歴史を感じます。
日本中どこに行っても「常連さん。」がいるお店はまずハズレがありません。
急いでいるツーリングでは「小奇麗なチェーン店。」で間違いない食事もアリです。
急がない旅や普段の生活の中では、街道沿いや一本裏道にある「昔ながらの定食屋さん。」を探してみるのもアリなのです。
新鮮な非日常の異空間体験ができます。
「昔ながらの定食屋さん。」の多くは個人経営で、建物としては ボロくて 古いのが特徴。
むしろ積極的に ボロくて 古い店構えのお店を狙ってたりします。
ただし、
周りの客層によっては大盛りは止めたほうが良い場合が多いです。
※ガテン系の職人さんや学生さんが来るところは、大抵ボリュームがあるので食べきれない。
さて、前置きが長くなったけれど、
長野市街から少し離れたところにある典型的な「昔ながらの定食屋さん。」、
【秋山食堂】の話をしようか。
【秋山食堂】のおススメメニュー
初めて出てきた時のインパクトと初めて食べた時のパワー感。
コレを見るだけでも行くべき。
ただ、
【秋山食堂】のメニューは
「悪いけれど、全部旨い。」
食レポとしてはどうかと思うのですが全部外れはないです。
いつ行っても人気のメニューは
ですが、ワタクシのおススメはチャーハン系です。
やっぱさ、チャーハンが美味しいお店は間違いないよね。
チャーハン系は、準レギュラーメニューなのか、結構内容が変動するのでよ。
その日によってチャーハンはいろいろバリエーションがあるのです。
※壁にメニューが貼ってある&黒板に書いてあるけど、毎回微妙にメニューは異なるけど全部旨い。
もちろん【ベトナムチャーハン】もいつもあるとは限らないメニューなのです。
ネタばれになるかもしれませんが、書いちゃいます。
【ベトナムチャーハン】とは、
「アジア風(とはいってもパクチーは入ってない)のトロミ付きの餡がかかってるチャーハン。」
です。
チャーハンには、チャーシューがゴロゴロ入っています。
最後にキムチを載せてくれて、この辛さが絶妙♪
※カウンターに座ってると、お父さんが「辛いの大丈夫?」って聞いてくれる。
これが、激うまです。
※慌てて食べると餡が熱くて火傷しますが、嬉しすぎて舞い上がった勢いで食べて毎回火傷しています。
当倶楽部では壁に貼ってある【ベトナムチャーハン】の文字があればほぼ100%オーダーしてます。
ワタクシ達は夫婦で行くと必ずどちらかが、チャーハン系(あれば絶対ベトナムチャーハン)ともう一品、というオーダーが定番です。
どのメニューも、
700円から900円程度というリーズナブルな価格帯です。
※2021年12月現在。
そして、
もう一回書きますが、どれ食べても不味かったことがない。
※店構えからは想像できない旨さ。このギャップが素晴らしい。
ちなみに・・
【秋山食堂】の特徴はゴロゴロ入ってる自家製のチャーシューと言っても過言ではないのです。
オーダーが入るたびに厨房でお父さんがチャーシューをバンバン切っています。
チャーハン系メニューにはもちろん、オムライスにもガッツリ入っています。
※コレだけで、酒のツマミになるのは確実。
なかでもチャーシューエッグ丼とは、
がたっぷりの白飯の上に乗って出てきます。
※キャベツがこぼれて食べずらい、けど旨い(笑)
どんぶりがずっしり重いのですよ。
驚くべきは、
「厨房ではチャーシューエッグ丼に味付けをほとんどしない。」
のです。
客が、テーブルの上にある
などで、自分好みに味付けして食べるというすさまじい「学生飯。」っぽさ。
※ワタクシは、粗びきソーセージで似たようなことをやってました。
当然大ボリュームで、ガテン系の人には大人気♪
たまに無性に白飯が食いたくなる時に最高。
ワタクシも何度か食べましたが、最近は途中から作業になりがち。
※目玉焼きの卵三個+ゴロゴロ入ってるチャーシューはワタクシにはすでに多い。
量を食べられるなら、ぜひ。
もちろん、「ご飯少なめ。」とか微調整可能ですので自信がない人は最初から白旗上げることをおススメします。
【秋山食堂】の場所
※旧19号から一本入ったところです。
駅から歩くとちょっと遠い。
直線距離だとそれほどでもないけれど、橋を渡るのに迂回が必要。
※腹ごなしにはちょうどいいかもしれませんが。
インパクトはあるのですが目立ちにくい建物なので注意深くいきましょう。
食堂の前の道はセンターライン付きですがそれほど広くはありません。
※駐車場待ちで違法駐車っぽくなってたりします。
隣接するアパートの駐車場で、パイロンが置いてない個所が駐車場です。要確認。
基本的には、地元の皆さんの食堂っぽいのですが、口コミで全国的に流行ってますからね。
※いつ行っても、県外ナンバーの車がいます。SNSで有名になったらしい。
注意点
一応、座敷席(というか、こあがり)があるのですが地元の常連のおっちゃんが昼間から酒飲んでたりします。
4席あるカウンタはいつもお一人様系でみっちり。
※カウンターにはコロナ対策のアクリル板はないです。
なので、昼飯時は駐車場待ちも発生します。
なるべく、乗り合わせで来ることをおススメします。
お店は狭いです。
お父さんの娘さん?の二名で全てを回しています。
たくさんのオーダーをいっぺんに回すのは大変そうです。
バイクだと店の前にちょっと止めて食べることもできますが、ツーリングクラブなどの団体で来るところではありません。
せいぜい、3人様くらいまでかなぁ、と思います。
お子様は、ボリューム的にもきついだろうし、落ち着かないかも。
大昔の吉野屋さんのような、「女子供が来るところじゃねえ。」という雰囲気がちょっと残っています。
※でも女性客は多いです。
この時間は比較的空いています。
オーダー待ってる間も、食べてる間も、続々とお客さんが来ます。
混んでるときは、なるべく長居はしないのがマナーだと思います。
※こういう所では雰囲気見て食べたらサッと引くのがカッコいい大人です。
ちなみに・・
個人的には、カウンター席がおススメ。
カウンター席だと、厨房の様子が凄く良く見えるんですよ。
※作業を見れるだけでもお金とれるくらい手際がいいです。
とか言ってるうちに、オーダーした品が出てきます。
オーダーからサーブまでは全然遅くないのですが、厨房を見てるとあっという間な感じがします。
ワタクシはカウンター席に座れたらラッキーだと思っています。
※店内の写真撮影は失礼なので遠慮しました。ぜひご自身の目で見てきてくださいな。
まとめ
【秋山食堂】、行ってみたくなりませんか?
記事書いてて、今すぐ食べたいですもん【ベトナムチャーハン】。
こういう定食屋さんはいつまでも残ってもらいたい。
地元密着の定食屋さんはマジで貴重です。
決して儲けも多くないだろうし、経営だって難しかろうに。
※【秋山食堂】はリーズナブルなことでも有名で、二人で腹いっぱい食べて2000円でだいぶおつり来ます。
ワタクシは、日本中で何件も消えていった待ちの定食屋さんを見てきました。
でも知らなきゃ一見さんは、まず入らない。
「いつまでもあると思うな、定食屋。」
なので、
こういう個人経営の「昔ながらの定食屋さん。」「地域の村の定食屋さん。」を勝手に応援したいので定期的に記事を書いていこうと思います。
※ただし、ツーリングやドライブに向くかどうか、と言われたら微妙。駐車場も少ないことが多いし。
長野のソウルフード(B級グルメ)はいろいろあると言われています。
公になりずらいけど長く続いている食堂の味は余所行きに着飾ったB級グルメより、はるかに印象深いソウルフードな気がします。
それが「焼肉定食。」だったとしても、です。
そして、
そういうお店は、長野に限らず田舎には結構まだ残ってたりするのです。
最近は昔のように、
することなく「GoogleMap。」を使えば比較的簡単に探せます。
卵が絶妙。
腹減ってくるな、この記事書いていると。。
面白いのではないかと思うのです。
※急ぎの旅だと、脊髄反射的にすぐ牛丼チェーン(吉野屋さん)に行きがちなワタクシではあるのですが、それはソレ。
ちなみに・・
【秋山食堂】には、稀に地元ローカルのTV局が取材に来るらしいのですよ。
※長野のローカル局はどこもほんっとに地味な食堂を取り上げてて素晴らしい。
2021年12月14日夕方の場がのローカルTVで取材されたようです。
ま、知ってる人は昔から知ってるんだよねえ♪
忙しくなっても無理せず、長く続けて欲しいものです。