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なんでやるのかしらよくわからんし、7年に一度とかけち臭い。
ですが。
騙し打ちに合うような形でとりあえず行ってきました。
超混んでましたが行くなら早朝ですよ。
混んでる時間に行くと大変なことになります。
混んでいるので行きたくなかった善光寺の御開帳
なんやらありがたいイベントらしく、ここ最近は長野ICから降りてくる県外ナンバーの大量な車で長野市街に向かう道は朝から渋滞するのですよ。
あれだけ車と観光バスが渋滞してんだから。
そりゃ混むに決まっています。
普段は渋滞なんかほとんどない上、いつもならあっさり通れる交差点が3回も信号待ちするくらい混んでいます。
というわけで、
当倶楽部に「善光寺の御開帳。」目的でついでに遊びに来る人は多いのですが、自分たちが行く気は全くありませんでした。
が。
嫁が仕事の関係で、善行寺近くのホテルに車を止めての飲み会があり、その日は車を置いてバスで帰ってくるということに。
なので、
車を取りに行かなければなりません。
どうせ行くなら「善光寺の御開帳も見てしまえばよろしい。」という話になったのです。
※今考えるとワタクシはまんまと嫁の御開帳作戦にハマった気がしないでもない。
普段はこの時間帯は閑散としてるんですが。
善光寺の御開帳について詳しいことは、公式サイトとか見てください。
ワタクシは確かに行ってきましたが、善光寺の御開帳とやらは何が何やらよくわからんのですわ。
※「善光寺街道。」には興味があるけれど御開帳自体に興味はないですし。
当記事は、善光寺の御開帳がいかに混んでいるかを伝えるためだけの記事ですので。
※でも一生に一度くらいは行っとくといいよ善光寺。
早朝7時に善光寺に行く
なので、
ワタクシが善光寺御開帳に行くにあたって出した条件は「遅くとも朝の7時には善光寺にいること。」でした。
少しでも空いている方がいいのです。
というわけで、
早起きが苦手な嫁を何とかたたき起こして、善光寺に向かいます。
善光寺周辺の駐車場は非常に高価(とはいえ、1時間300円とか)な上、
絶対混んでると思ったので少し離れた場所に車を止めて徒歩で表参道をテクテク歩いていきました。
どうせ、長野の歓楽街「権藤地区。」のはずれの駐車場で正解でした♪
※この辺に来るときはよく利用する地元民しか来ない駐車場ですので空いてます。
それにしてもまだ6時過ぎだというのに、善光寺の表参道には既に大量の人がいるのでした。
※しかも善行寺から帰ってくる人が多い。
ちょっと速足で向かうことにしました。
ら。
予想通り善光寺の境内はスゲエ人ですわ。
並びきった人たちが、御朱印とともに記念撮影してました。
その旅行テンションが素晴らしい。
特に、御朱印なんか超並んでいます。
というわけで御朱印はもらうのはあきらめです。
朝から皆よく並ぶね。
ちなみに・・
当倶楽部には御朱印帳は二冊あるのですが、まったく御朱印がたまらず放置気味。
ワタクシにこういうのやらせてもダメなのですよ。
そもそも、ワタクシにはこういう冊子を持って歩く文化がないのです。
しかも、
御朱印って書いてもらうと結構高い。
有名なお寺だと数千円したりします。
※既に書いてある紙は安いけど。
基本無料であるはずのダムカードさえ、集められないんだし。
※最近、棚田カードなるものがあることを知ってグッと来てはいる。
あっという間に列が伸びる回向柱
当然、有無を言わさず並ばされます。
ワタクシたちが並んだ列の後方からはだいぶ遠くに回向柱が見えますが、なかなか列は進みません。
柱に触って何やら祈るしきたりなようなのですが、いちいち長く祈ってる人が多いのですよ。
とりあえず、円安とか高いガソリン代とか世界平和の解決を祈ることにします。
消毒用のアルコールも設置されていましたが、超密なのは間違いありません。
一応マスクはしていますが、もはやコロナはどうでもいいのかもしれませんなぁ。
とにかく、御開帳時の善光寺は何をするにもいちいち並ぶと思った方がよいです。
それも、最近ではめづらしく結構な密度で。
そして、
いちいち並んだ先には「賽銭箱。」がありまして。
これ、1日でどれくらいの収益(とは言わないのか)があるのか、考えるだけで立ち眩みします。
※でもグッズ売り上げの金額の方が大きいのも確かだろうし。
抜け目ないですな、善行寺も。
ちなみに・・
ワタクシ達は、列に並んで30分ほどで回向柱に接触できました。
いろいろやって帰る頃(大体9時くらい)には回向柱に接触するための列は少なくとも倍の長さになっておりまして。
少なくともざっと1時間以上は待つはずです。
一番混む時間帯なら恐らく数時間単位で待つことが想像されますな。
ちょっと遅かったらここにいたのか。
皆並ぶの好きすぎ。
※みんな暇すぎる。待つのは人生の無駄だと思うんですが。
お堂の内部&ご戒壇巡りは40分待ち
有料で一人600円ですが、切りよく500円にすればいいのに。
釣銭も要らないし、宗教法人は消費税がかからんのだし。
※善光寺の門の上に登れる権利が付いてるチケットは1200円でした。
列はお堂の周りをぐるっとまわっています。
これ雨だったり炎天下だったりしたら地獄かもしれません。
うむ、長い。
こちらも普通にみんな密状態で並んでいます。
大人も子供もお年寄りも犬も。
※犬は境内には入れないけど、その間どうしてんだろ?
子供は飽きて騒いでいるか小さい子は寝ています。
※だいぶ気温も上がってきて熱中症にでもなりそうな気配です。
善光寺のいわれが挿絵入りで説明されていました。
お堂内部は撮影禁止でしたので画像はありません。
内部に入るときに靴を脱いでビニール袋に入れて持ち運ぶシステムでした。
途中から、うにゃーというようなお経が始まったかと思えば、どうやら献金?した人の名前を読み上げてるようでした。
※料金によって、毎日、月一、とか読み上げられる頻度が違う?らしい。よくできた課金システムです。
お堂の中にも列が続いています。
※端っこにいる閻魔様はどういうポジションなのかはだれか説明してくれ。大王なのでお釈迦様より偉いのだろうか。
列はずんずん進みまして。
ご本尊?を見させてもらいましたが「へぇ。」という感じでして。
とりあえず、「健康。」と「無事。」を祈願しておきました。
流れに乗って、お堂の地下回廊にあるご戒壇巡りという闇の中にある鍵?(と言うか取っ手)に触れると厄が払えるんだか幸運になるんだかというアトラクションイベントに参加します。
こちらも一応アルコール消毒してるとはいえ、大量の人がいるのでコロナが蔓延してもおかしくないと思うのですよ、ええ。
徐々に朽ちて言ってる様が良くわかります。
風雨にさらされても意外と持つもんなんですなぁ。
ワタクシ達が最後尾に並んだのはお堂の真裏あたりでしたが、
ワタクシ達がお堂から出てきた時には、さらに行列が長くなっており某ねずみの王国の巨雷山くらいの行列になっていました。
※最後尾の看板持ってた人は、昨日は3時間待ちだった、とか言ってました。
この数時間で一年分くらいの人見たわ。
新宿駅か。
お堂の内部の装飾は凄く立派でなんだかありがたそうないろんなものがありました。
そんなのどうでもいいレベルで人がたくさんいてお腹いっぱいです。
10数年前まで新宿駅近くに住んでたのに、すっかり身も心も長野県人の人口密度に慣れちゃっていますなぁ。
まとめ
もうこれに限ります。
ワタクシにしては結構我慢して並んだ方です。
※時間の無駄なのでラーメン屋さんとか絶対並ばないですもん。
それでも、ワタクシ達はまだマシだったらしいです。
というか、かなりラッキーだったみたいですわ。
朝一でも並ぶときは数時間並ぶそうで。
※観光バスで前夜から来てるお客さんが大量に動員されると土日来限らず混むそうですよ。
あれ以上混むのかと思うとちょっと倒れそうになりますわ。
※現に数週間前に御開帳に行ってから当倶楽部に寄った友人たちは並ぶのを諦めて帰ってきたし。
帰り道、ワタクシ達が車を止めた駐車場に向かう途中ではさらに続々と人が善行寺方面に向かっていました。
善光寺周辺には、駐車場を求める県外ナンバーの車がうろうろ。
そんなに厄払いとかしたいんですかねえ。
仏教徒でもないだろうし。
ワタクシ的には、御開帳でない時の静かで人が少ない善光寺に行ってもそれほど御利益は変らない気もします。
なので、
地元民は実はあんまり「善光寺の御開帳。」には行かなかったりします。
ともあれ、
皆並ぶのが大好きなことはよくわかりました。
ワタクシ達は善光寺の御開帳に参加した後、
と予定ががっちり組まれてて忙しいのでした。
並んでる時間なんてないのです。
ちなみに・・
朝7時時点でも結構仲見世の商店街は営業していました。
さすがですな。
まあ、7年に一度の稼ぎ時だろうし、コロナでお客さんが減ってたのも確かだろうし。
御開帳期間はあと数日で終わるようなので、ラストスパートに向けてすばらしく忙しそうですが頑張ってもらいたいものです。
ワタクシ達は、小腹が空いてきたので、割と空いてたお店でお味噌をつけた焼きおにぎりを食べました♪
美味しかったですが、もう少し焼いてもいい気もします。
※おやきやソフトクリーム買うのに並びたくないですわ。
有名な味噌ソフトが買えるお店です。
こんなに活気がある善光寺は数年前に初もうでに来た時以来ですなぁ。
※正月の三箇日は混みすぎるのでそれが過ぎてから来たと記憶しています。
これで多少長野の経済がまともになってくれるといいのですが。
県外の人は、善光寺の御開帳を見たら次はどこへ行くのかしら?
もう少し長野県内で遊んでいってもらいたいものです。
おススメは・・どこだろ。
長野市近辺には地味な観光スポットしかないですし。
※長野の観光スポットはどこも味わい深いのですが結構地味な大人の観光地ばかりです。