ろ紙部分を更新すればいいわけですよ。
慎重にやれば誰にでも出来ますし。
当倶楽部では数十年単位でメーカー欠品のエアフィルターは自作しています。
むしろ調子いいですし。
当記事の目次
旧車の純正のエアフィルターは欠品だ
エアフィルターがないとか、詰まり気味のまま走らせるのはエンジンがかわいそうなのです。
それどころか貴重な旧車のエンジンの寿命を確実に縮めます。
エアフィルター
エンジンは未舗装路の走行はもちろん舗装路を走るだけでも大気中に漂う埃やゴミを吸気しようとします。
バイクのエアフィルターは、
「エンジンに供給するガソリンとの混合気の空気部分をろ過する仕事。」
を司っています。
そもそも混合気にゴミやホコリなどが入るとろくなことがありません。
凄く小さなゴミや埃でも気化器(キャブやインジェクター)を詰まらせ、不調にするには十分なのです。
キャブセッティングはもちろんオーバーフローを引き起こしたりします。
ガソリンタンクの内部の錆やガソリンフィルターにこだわる癖に、
エアクリーナーを取り払ってる人とかいますが異物が入るという点では同じことですよ?
綺麗なガソリンと綺麗な空気の混合で初めてエンジン調子よく回ることができるのです。
エアフィルターは洗浄すれば何度か再利用できるものもありますが基本的に消耗品です。
スポンジやろ紙からなるエアフィルターのろ過部分が詰まってくると次第に変色します。
こうなると吸気抵抗になりエンジンが求める空気を供給できなくなり、本来の性能を引き出すことはできません。
次第に燃費もパワーも落ちますし、始動性も悪化します。
また、オイルを入れすぎたバイクやエンジンを高回転までぶん回したバイクは、
不完全燃焼のブローバイガスの吹き返しでエアフィルターがオイルで湿気って、やっぱり本来の性能を引き出せなくなってたりします。
エアフィルターは早め早めの交換でコンディションを保つのが理想なのです。
「早め早めの交換が理想です。」
ったってメーカー欠品ならどうしようもない。
「交換したくても交換するパーツがない。」
これが旧車乗りのリアルに辛いところです。
※欠品はエアフィルターにが限りませんがね。
旧車ブームで旧車を手に入れたはいいけれど、
消耗品が入手できないことで使用できないバイクというのは実に多いのです。
人気車種ならサードパーティからリプロ品が出ることがありますが、不人気車種だとほぼ期待はできません。
汚れたエアフィルターを使い続けて本調子が出てないバイクは少なくないのです。
※そもそもエアフィルターの汚れを気にしてない人は結構多いですが。
もちろん、
当倶楽部のVT250FHもエアフィルターは欠品です。
旧車はパーツ探しに時間を取られ、他車流用、自作などで苦労する乗り物なのです。
※そして旧車のパーツは軒並み高価なので、たかが消耗品の交換ですら散在する運命なのです。
ちなみに・・
エアフィルターを外して走るのは100害あって一利もないです。
※詰まったエアフィルターを外して走ればそりゃ一瞬調子良くなった気がしますが根本的に間違っています。
ワタクシがZ1系バイクでレーシングキャブを使わない理由の一つが、
「エアクリーナーボックスやエアフィルターが付かない。」
からなのですよ。
公道ではキャブはゴミを吸い放題です。
超精密機械であるキャブにゴミは一切吸わせたくありません。
ゆえに、
「エアフィルターの装着は絶対。」
です。
ワタクシのようにオンロードバイクでも未舗装路のキャンプ場に乗り付けるような使い方をすれば、
想像以上にキャブはホコリもゴミも吸い込みます。
公道でバイクを使う以上、エアクリーナーボックス&エアフィルターは必須です。
エアクリーナーボックスを撤去して茶こしの様なパワーフィルターを付けてる人もいますが、
「雨が降ったら調子崩す。」
個体を何台も見ました。
パワーフィルターが湿気ると吸気量が減るので濃い目になるし、
エンジンはパワーフィルターが含んだ水も吸い込んでしまいます。
公道ツーリングでは雨は降る物のは当たり前です。
エアクリーナボックスには雨水を排出する役目もあるのです。
なので、
エアクリーナボックスも必須です。
目先のことだけ考えて、エアクリーナボックスの撤去やパワーフィルター化を進めてエンジン壊すのはもったいないです。
そうそう、
エアクリーナボックスのダクト部分を撤去すして吸気量を増やそうとする手法は昔からよくありますが、
ほとんど意味がない上、雨水をエアフィルターに吸わせちゃうのでエンジンにダメージがあるので止めた方がいいですよ。
※エアクリーナボックスのダクトダクトは雨水などを車外に排出する形状になっています。
意味が無いものはメーカーがお金をかけて付けないのです。
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VT250F系のエアフィルターは複雑かつ贅沢な作り
どうせ消耗品ですしそれでいいんです。
が。
VT250F(MC15)系はエアフィルターがやたらと豪華なのでした。
そして、純正が入手できた時ですら消耗品と思えないほど高価なのでした。
VT250FHのエアフィルターはカウルやタンクを外して初めてアクセスできるエアクリーナボックスの中にあります。
ここまで外さないとエアクリーナーBOXにアクセスできません。
VT250FHはカウルを外すのすら面倒くさいしコツが必要なので乗りっぱなしの個体が多く、
価格が高いエアフィルターは交換すらされず、詰まりまくって真っ黒だったり、ブローバイガスの影響でろ紙がオイルっぽかったりする個体が多いようです。
※走行距離にかかわらず、ネットでVT系のエアフィルター画像を見ると「もうとっくに終わってる。」みたいな状態のエアフィルター装着の個体が多いですな。
VT250FG、FHのカウルの外し方は別記事にします。
※いろんな車種で応用できるちょっとした遊びをやってみました。
VT250FHのエアクリーナボックスは、蓋とベース部(アルミ製)に分かれています。
エアフィルターのプレートがその間にサンドイッチされるように装着されています。
頑丈で厚い樹脂のプレートユニットなのでエアフィルター単体でも結構重いです。
※250ccクラスとしてはかなり大げさな作りです。こんなの初めて見ました。
この豪華なエアフィルター。
消耗品ですよ?
エアフィルター自体は乾式のろ紙方式でプレートの中央部にセットされています。
ろ紙は樹脂に融着されていますので簡単には取れません。
キャブレター側になるエアフィルターの下方は金属製のメッシュの網が二重になっています。
※新車当時でも5千円位したくらいの豪華さ、といえばわかってもらえるかもしれませんな。
この豪華な作りのエアフィルターを昔の人はバンバン廃棄してたのか・・。
と思うと日本の国力の勢いが如何に凄かったかわかる気もしますが、今は不況な令和の世の中です。
当倶楽部のVT250FHのエアフィルターも通気の抵抗になるくらい汚れているので、
今回はなんとか自力で廃品の再利用をしてみようと思います。
ちなみに・・
VTシリーズは後期までエアクリボックスの蓋とベースで挟む豪華な作りのエアフィルターを採用していたようで、
後期のVTRやゼルビスなどのエアフィルターは割と最近までメーカー純正品が入手できたようです。
新旧のVTシリーズのエアフィルターは似たような形に見えるのですが・・。
マイナーチェンジやモデルチェンジによりエアクリナーボックスの変更に伴うエアフィルタープレートの形状の変更があったかどうかは不明です。
変態HONDAのことなのでマイナーチェンジでちょっとした設計変更をしてる可能性が高い。
ワタクシ調べでは、
VT250FHとそれ以降の車種のエアフィルターの互換性は不明ということです。
なにより、
流用できるならパーツ番号が同じなはずですが、VT250F(MC15系)のパーツ検索ではしっかり欠品になっていますし。
※ネットを漁っても流用情報は出てきませんでした。実物見たくてもVTR250に乗ってる知り合いいねえし。VTRのパーツリストもないし。教えて偉い人。
VT250FHのエアフィルターを自作する
エアフィルターなんて基本はなんでも同じだし、理屈は埃やゴミをシャットアウトできればいいだけです。
自信がない場合は現在使ってるエアフィルターを無傷でキープしておき、
ヤフオクなどで使い古しのエアフィルターを手に入れて加工をした方がリスクヘッジになります。
※でもエアフィルターって消耗品だから大抵交換時に廃棄されてて中古の入手は難しいんだよね。
ワタクシの場合、面倒くさいので現在使ってるエアフィルターを直接加工するという「崖っぷち方式。」です。
歴史上、こういう追い詰められた状況からいいモノやいいアイデアは生まれてくるのです。
※実際は焦って壊して台無しになることも少なくないハズなのですが、歴史には残ってないので知られてないだけです。
エアフィルターを自作する際に用意するのは、
と言ったところか。
替え刃がカミソリみたいなのでステッカーはがすときとか絶対的な信頼性があります。
あと、エンジン回りに張り付いたガスケットのカスをはがすのにも有用です。
昔から自作のエアフィルターといえばこれ。
ちなみに・・
Z1系のエアフィルターなんて30年前から自作するのは当たり前でした。
こんなことでいちいちビビってられません。
当倶楽部では20年以上、Z1-RとZ750D1に自作のエアフィルターを使っていますが全く問題ありません。
ケチなので 金属製のシェルを持ったエアフィルターをただ捨てちゃうなんてもったいなくって。
昔のバイクのエアフィルターは形状が単純。
ろ紙部分は汎用エアフィルタースポンジに変更しているので、
汚れたらこれをスポンジ部分を更新すれば新品同様になるというわけです。
※一応金属製のシェル部はパーツクリーナーで清掃しますがね。
これが俺たちのSDGsです。
複雑な形状で湿式のオフ車のエアクリーナーを作るのは難しいですが、
多くの乾式エアフィルターは割と単純な形状なので簡単に自作や廃品再利用ができたりするもんですよ。
※セローなんかオフ車のくせに単純な形状なので自作してくださいって言ってるようなもんですし。
中には、複雑な構造で内部のろ紙を取り出せない形状のエアフィルターを装備する車種も存在するのですが、
破壊覚悟でエアフィルターを分解して見ると意外となんとかなるものです。
※SUZUKIのDR800Sのエアフィルターは大変そうだった。
あと、古い車のエアフィルターも意外となんとかなります。
当倶楽部のロータスヨーロッパのエアフィルターは純正品を加工したワタクシの自作というか廃品再利用ですし♪
単純な形状のエアフィルターなら車でもバイクでもある程度自作というか廃品再利用は可能ですよ。
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ろ紙部の除去
ろ紙部の樹脂部のプレートの接合部をザクザク切っていきます。
なるべく樹脂部に傷をつけないように気をつけつつ、
「天使のように大胆に、悪魔のように繊細に。」
ザクザクとカッターで融着されている4方を切ってろ紙部とプレート部を分離させます。
緊張するのは最初だけです。
数分もあれば4方の切り離しが完了します。
切り取ったろ紙部は思ってた以上にオイルっぽく、吸気の抵抗になってるっぽい。
※ブローバイガスの還元装置でエンジン内の燃え残りガスを再度エアクリーナーボックスに引き込むため、フィルターがオイリーなのはある程度仕方ないのですが。
ここからが面倒くさいです。
一般的なエアフィルターはろ紙部を樹脂で融着させてシェル部(プレート部)に固定しています。
※たぶんその方が作業効率が良く、生産性も高いのではないかと思います。
ろ紙はどうやって切っても毛羽立つんですよ。
乾式フィルターのくせに触った手がオイリーになるくらい湿っぽいです。
そのため、
簡単にカッターで切り取っただけではろ紙部を綺麗に撤去できません。
取り残したろ紙部の毛羽や樹脂の破片がキャブに吸い込まれては、エアフィルターの意味がありません。
ゆえに、
剃刀の刃を持つスクレーパーやカッターの背の部分を使って、時間をかけて出来るだけプレートに残ったろ紙部を撤去するのです。
※このタイミングで近くにゴミ箱を用意しておくと、片付けが楽です。、
こういうゴミが大量に出ますのでごみ箱を用意しておくのがよろしい。
これに大体1時間くらいかけます。
メーカー問わず、乾式ろ紙のエアフィルターはしっかり接合されていて、
完璧に取れることはまずないので、もういいやと思うまでゴミや毛羽立ちを撤去したところでパーツクリーナーでザブザブと洗い流しましょう。
これで純正のエアフィルターはろ紙が撤去され、フレームというかシェルというかプレートだけになりました。
こういうことです。
汎用フィルタースポンジを使う
汎用エアフィルタースポンジを適当な大きさに切ってプレートのろ紙を撤去した枠に収めるだけです。
フィルタースポンジは若干大きめに切出しても詰めればいいです。
それほど厳密なものではありません。
※むしろ端はスポンジの弾性で隙間が無くなるので少し大きめに切出すのがいいような気がします。
仮装着です。
ワタクシはハサミを使って目安で汎用エアフィルタースポンジを切っています。
が、
採寸して真っすぐ切ったほうがきれいに仕上がるのは間違いないです。
※この辺はお好みで。
当倶楽部では昔からエアフィルターの自作にはデイトナの汎用フィルターを使っています。
昔はこれしかなかった気がしますが、今はいろんな種類がありますな。
でもやはりバイク用となると二層式がいいし、使い慣れてるので勝手がいいのです。
※長年(10年くらい?)放置して加水分解したことがありますが、大抵その前に使いきります。
厚さが若干足りないですが、たぶんこれだけでも問題無いハズです。
今回は嵩増しのため近所のホームセンターで手に入れた5mmほどの厚さの農機具用フィルターを併用します。
ワタクシは吸気抵抗が減りすぎてもメーカー指定のキャブセッティングに影響があるハズであんまり良くないと思っています。
農機具は劣悪な環境で使われることが多いため目の細かいフィルターになっています。
これで吸気効率を補正したという感じです。
※これ使わなくても全然問題ないハズですが気やすめです。
固定は針金で軽めに
ガッツリ固定しちゃうとスポンジの目が詰まるのでふんわりと固定できればいいのです。
一度セットしたフィルタースポンジを取り外し、プレート部のスポンジが収まる枠にハンドドリルで穴を開けます。
この穴にステンレス製の針金を通します。
針金でガッツリと固定してもいいのですが、スポンジがつぶれて反り返ってゴミを吸っても面白くありません。
なるべくふんわり固定するにとどめます。
画像を参照。
この辺は適当でいいと思います。
最初はプレートにあけた穴に針金を通して、輪っかつくって、タイラップで締め上げようかと思ったのですが、
SDGs的にタイラップの使い捨てもどうかと思い始め、針金で軽く固定するにとどめました。
※当倶楽部では年間100本以上は確実にタイラップ使ってるし。
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基本的にスポンジはキャブの吸気で引っ張られ続けるため、エンジンがかかっている限り枠から外れることはないと思われます。
※エンジンの吸気する力は結構強いです。
あとは、
イレギュラー的に起こる走行時の段差など、外的ショックでスポンジがプレートから外れる可能性があります。
スポンジは質量が軽いので、慣性の法則が働きづらく、ちょっとだけ抑えられればば問題ないハズです。
というわけでこれが完成形。
もっとカッコヨクできるはずだったのですが、ワタクシの加工スキルと適当さの結果です。
あとは、
ちなみに・・
VT250F(MC15系)の吸気は初めから制御されてるのですよ。
エアクリーナーボックスはダクトで外気とつながっています。
繋がっている先は 両手で作ったハートマークの様な大きさの フレームのネック部のわずかな空間です。
エアクリーナボックスはでかいけど吸気口はこんなもん。
その空間には左右に直径5mm程度の穴が開いていて、ここしか外気を導入する場所がありません。
マジか。
「これ吸気量足りないんじゃないの?」
と思いますが実際こんなもんでもエンジンぶん回るし、カタログ値で43馬力出ていますのでコレでいいのかもしれません。
逆に、この小さな穴に過給すれば簡単にターボ化できるのでは・・!?
まさか、そんな!!
そういえば、VT250FEベースのVT250Turboって試作車があったな。
かつて吉村の親父さんが、VT250Turboを見て「ターボの時代が来るかもね。」みたいなコメントしてるのを雑誌で読んだことあります。
VT250Turboは市販直前まで行ったけど、他社からクレーム付いたりして販売中止になったという曰くつきのマシンです。
※余裕で200km/h出たらしいね、VT250Turbo。
「もし。」は歴史上で言ってはいけないのですが、
もしVT250Turboが市販されていたら今のバイクの世界は違った展開になってたかもしれません。
まとめ
まあこれくらいで自作と言ってる人もいるので、表題は自作にしましたが、あくまでも廃棄品の再利用ですな。
エアフィルターは基本的に見えないパーツですがこういうのがバイクいじりの面白さです。
理屈を知ったうえで作業して自分だけがわかってればいいのです。
人呼んで「自己満足♪」という奴です。
外装を自作で変更しても仕上げが汚いとダサくなりがちです。
でも見えない部分ならシッカリつくってあれば大丈夫なのです♪
それに、
こういう地味な作業は作業者のオリジナリティや想像力、創造性が問われるのです。
そもそも長く同じバイクに乗る者同士が情報交換するのは派手なパーツの使い勝手より、こういう「地味作業の情報。」が多いのです。
※「○○のパーツどうしてます?」から始まるコアすぎる内容の会話は他人が入る余地が皆無です。
カウルとタンク外すとほんっとに細い。
毛の多い濡れた犬のようです。
そうそう。
自作したエアフィルターを装着して見ましたが全く問題ありません。
むしろエンジンの起動がスムーズになりました。
マイナスに近い気温の中でしたがチョーク引いてセル一発でかかりました。
明らかに始動性が良くなっています。
※たぶん試走したらプラグの焼け方も変わってるハズですが冬は塩カルが怖いので試走しません。
もしかしたら、
アナタのエンジンの起動が遅いバイクはエアフィルターが汚れて詰まってるのかもしれませんよ。
良い吸気、良い圧縮、良い火花、良い排気。
良い吸気はエンジンコンディションを見る最初の一歩です。
※エンジンかからないからと言って無下にセルを回し続けるとバッテリー上がりますよ。
ちなみに・・
VT250FHの場合、最初からエアフィルターのプレート、ろ紙が付くの下側にメッシュの金網が張ってあります。
「これはろ紙だけ交換すればいいよ。」
的な作りとも言えますのですごく作業が簡単でした。
いちいち豪華なつくり。
安いバイクのフィルターは樹脂の簡易なシェル部とろ紙だけです。
※軽自動車や安価なコンパクトカーもそんな感じです。
シェルと言ってもVTのように頑丈なものではありませんし、金網もありません。
VT250FHのエアフィルターが如何に頑丈で豪華な作りか思い知りました。
※このVT250というバイクのシリーズ、エンジン回りにホントにお金かかってます。
逆に古いバイクのエアフィルターのシェルはパンチングされた鉄板だったりします。
樹脂なんてないので強力な接着剤でろ紙を固定してたりします。
これはこれで、
ろ紙を撤去するのが超大変なのですが時間をかけてシェルだけにすればあとはスポンジ詰め放題♪
樹脂より経年劣化しない金属だからより長く再利用できますな。
※最悪、旧車のエアフィルターはパンチングメッシュの鉄板を加工してシェルを作るのですよ。
古い車のエアフィルターだって勇気とアイデアで廃品再利用できるんですよ。
興味があれば当ブログの記事を検索してくださいな。
とにかく!旧車のエアフィルターは廃品のエアフィルターの枠だけ再利用するのです。
正しく再利用すれば性能は維持できます。
特に旧車はエアフィルターが詰まり気味で混合気が濃くなってマフラーから黒煙吹いてる場合じゃないですよ。
こういう勉強しない旧車乗りはダサいのですよ。