
昔は靴下と言えばミドルカットしかなかったもんですが今はいろいろありますな。
流行のローカット靴下はどうなのよ?ハイソックスはどうなのよ?という話です。
ワタクシは素肌に革が接触する感触が嫌いです。
革ブーツを履く以上、靴下は限定されるんですよ。
靴下はライダーにとって結構重要なアイテムなのだ

現に山登りをする際、身体が熱くなったときに靴下をまくり下げるとちょっとマシになります。
バイクに乗る時も靴下で多少は体感温度を変えられるのです。
基本的にバイクに乗る時に足首に風は当たらないので「靴下なんかどうでもいい。」と思ってる人がいますね。
それは大間違いなのですよ。
バイクに乗ると走行風で結構体温が奪われます。
そうすると疲れるんですよ。
※雨で濡れた靴下で走ると気化熱で寒い思いをしたことある人はいるハズ。でもバイクで走ってると風当たって超速く乾くよね。
なので。
少しでも肌は出さないのが基本の格好です。
むき出しの肌は危ないので靴下程度でもないよりマシなのです。
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また。
保温をする際は首回り、手首周り、足首周りを固めろ!とよく言いますが、本当です。
靴下はまさに足首周りの保温に影響してきます。
そのため、昔は「スキー用靴下(ハイソックス)。」が冬のライダーの基本でしたな。
結局、どんな靴下がバイクに向いているのか?
実際に自らいろんな靴下を試しまくればいいのですが、
に落ち着くと思うんですよ。
※すんごい当たり前のこと書いてますな。
若者が良く履いているローカット靴下は?
まあ聞きなさい。
とりあえず落ち着いて聞きなさいってことです。
ちなみに・・
穴が開いたり、すり切れたりして傷んだ靴下はどうしていますか?
すぐに捨ててる?
そりゃもったいないっすよ。
傷んだ靴下は 雑巾というか バイクの整備用のウェスになります。
靴下は袋状になってるので手を突っ込んで油汚れをふき取るのに便利です。
エンジンの後ろ側とかキャブの下とか掃除しやすくてよろしい。
オイル交換時にドレンボルトをつけるときにも有効だし。
※廃油が付いたらそのままオイルパンを拭いちゃえばよろしい。
どうせボロイしどうせ捨てるものなので何に使っても惜しくないのが素晴らしい。
※もちろん、使う前にしっかり洗濯はしますよ。
当倶楽部では古くなったタオルや木綿のTシャツなども切ればウェス化できるので簡単には捨てません。
当倶楽部のガレージにはペール缶を改造した椅子が数基あるのですが、
この中身はこれらのウェスと軍手入れになっていまして。
何かと便利なもんでウェスは常に大量にストックしています。
この間、冷やかしに行った某クラッシックカーイベントで、ウェスの専門店のブースが出てて結構安く売っていました。
どうも宿泊業などのリネンの再利用っぽい。
商材と商品のアイデアは素晴らしいですな。
せこいようですが これぞSDGsです。
※当倶楽部には常に大量のウェスがあるので買いませんでしたが。

ダイムラー何とか。
最近はロータスヨーロッパで某車のイベントに冷やかしに行ったりしています。
※もちろん、エントリーではなく一般客としてです。
面倒くさいので記事にはしていませんが。
当倶楽部にはオイル漏れしそうな車体 やオイルで汚れがちな2stエンジン搭載車 が大量にあるので、ウェスはいくらってもよいのです。
※今現在、オイル漏れする個体は全部直しちゃったので逆に寂しくもあるのですが。
自分で整備をする人はウェスはいくらあってもいいのです。
※ガレージ用のペーパータオルは使い勝手はいいけれど、なんであんなに高いのかねえ。

当倶楽部でも常備していますが高いのでけちけち使っています。窓ガラスにガラコ塗る時とか重宝するのよ。
ローカットの靴下はバイクには向かない

当倶楽部では「ヤング靴下。」と呼んでいます。
これはバイクに乗る際は向かないと思っています。
ローカット靴下なら暑いときに有効なんじゃね?
確かに涼しいですが防御力はゼロです。
くるぶしというのはこけた時に大ダメージを受けやすい箇所なんですよ。
足先で一番出っ張ってるからです。
くるぶし打つと骨が折れなくてもすんごく痛いのです。
※飛び石などがダイレクトにヒットしたくらいでも動けなくなるくらい痛いです。
バイク用のシューズの多くはハイカットですが、
「くるぶし周辺を守るため。」
なのですよ。

ガエルネのブーツ。
超いい。
かかと部に引っ張るタグがついてればいうことなし。
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スニーカーみたいなローカットのバイクシューズもあるけれど、
一度痛い目見るとハイカットのありがたさがよくわかります。
※オフロードを走ればハイカットの恩恵がよくわかるはずです。石粒が全身をくまなくマシンガンのように襲ってきます。
それにね。
ハイカットのシューズを履く際、ローカットの靴下をはいてると、
「生肌がハイカットシューズの内側に直接触れて非常に気持ち悪い。」
んですよ。
ワタクシはこの感覚が嫌いです。
汗をかくと余計気持ち悪くなります。
※雨に濡れると最悪です。湯上りも相当気持ち悪いです。
ゆえに。
当倶楽部では
「バイクに乗る時はミドルカット以上の靴下。」
と決まっています。
寒い季節はハイカットの靴下の効果は絶大です。
これをハイカットのブーツと厚手のズボン、オーバーパンツで装備すると、少なくとも下半身は真冬の長野でも乗れないことはありません。
※オフロードの場合はプロテクタもつけるしね。
とはいえ。
ワタクシは真冬の長野でバイクに乗る気はありませんよ。
切れそうなくらい冷たい空気の中を走る気力はありません。
冬は根性を語ってバイクに乗るより、暖かい薪ストーブに当たって革細工をするほうがいいに決まっています。
※歳を取るというのはこういうことです。
ゆえに。
当倶楽部では
「寒い時にバイクに乗る時はハイカットの靴下。」
と決まっているのです。
割と多くのバイク乗りはなんだかんだで同じような靴下の運用をしてると思うんですよねえ。
※なんだかすごく当たり前の話を書いてる気がして、記事を書く気が引けてきた。
五本指靴下の良し悪し

バイクに乗る時はもちろん運動する時や車の運転時にも確かに具合がよろしい。
最初はワタクシにオフロードを教えてくれたI夫婦からのおすすめでした。
※バイク乗りには有名な某キャンプ場での話です。
これがまた非常に具合がよろしい。
蒸れないということもあるけれど、指を一本ずつ動かしやすいのよ。
細かい操作をする際に重宝します。
※バイクのリアブレーキみたいな細かい操作をする場合に有効。来る安打とヒールアンドトゥもやりやすい。公道ではやらんけど。
というわけで。
当倶楽部の標準装備靴下は20年くらい前から5本指となったのです。
が。
5本指靴下のネガなポイントもあります。
ツーリングで足湯などに入る際、キャンプなどで温泉などに入る際、
足が少しでも濡れていると履くのが大変なのですよ。
※ワタクシは基本的に汗かいた後の靴下を履くのは生理的にダメな人ですが、素足で革ブーツはもっと嫌なので仕方なし。
5本指靴下だとツーリング先で足湯に入る際、
という面倒くさいイベントになりがちです。
なので、最近はすんごく空いていない限り、出先で足湯に浸からないのだ。
長野県にはツーリングライダーにも有効な無料の足湯がそこかしこにあるのですがねえ。
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出先でふろに入らない限り、5本指靴下の快適性は揺るがないのですがね。
5権指靴下未経験者は一度履いてみるとよろしいです。
※戻れなくなりますよ。実は女性の5本指靴下ユーザーも結構多いです。
ちなみに・・
5本指靴下を選ぶ際は「かかと付き。」を選ぶとよろしい。

かかと付き5本指靴下。
一見割高ですが絶対長持ちします。
お店ではかかとなしのほうがはるかに安く売られていますが、
「かかと付き。」のほうが物理的に丈夫ですので結果的に安くつきます。
※かかと部が伸びるので結局短命です。
また、
親指の設定があるものがおススメです。
親指と小指は大きさが結構違うので伸びやすい。

親指つき5本指靴下。
一見高いように思いますが快適さと耐久性を考えれば選択しない手はありません。
※高いったってまとめて買えば1足あたり300円台ですよ。
というわけで。
5本指靴下を選ぶときにポイントは、
がお得です。
ワタクシはと言いますと

毎年ロー、ミドル、ハイの三種類を10足ずつ買って更新しています。
これが一度も破けたことがないんですわ。
数年前から当倶楽部では丈夫な5本指靴下を連続購入しています。
マジで物理的に強くて破れない。
※この数年でほぼ破れたことないです。軽めのミリタリー用?と思うくらい丈夫です。

ミドルカット。
丈夫で長持ちするので結局コスパがよろしい。
スペシャルリピートしています。

ハイカット。
つま先とかかとの色分けで片方だけ見つからないとかないのよ。
※人から見えないので色使いがアレでも気にならないのだ。
数年前にネットショップれ見つけてから毎年10足ずつ買っています。
破れないし、ゴムの伸びもあんまりないのでまだまだ使えるのですが気分的に更新しています。
※1足400円しないしね。
5本指で親指付きなのはもちろん、
つま先とかかとに色がついてて混ざってもペアの識別が非常に楽です。
丈夫なので長持ちしますしねえ。
※長持ちしすぎて更新のタイミングを遅らせようかと思ってるくらいです。
丈夫なのに乾くのも意外と速いです。
色的に最初どうかと思っていましたが、
「全然気にならない。」
のですな。
※普段人に見せることなんかないので気分よく使えることのほうが優先度が高いのです。
今まで靴下の親指や指の付け根に穴が開いてたライダーは試してみると言いですよ。
靴下を傷めることが減るので買う頻度が減ります。
結局、こういう所で節約するしかないんですよ、庶民は。
結局のとこと、バイクに乗る際の靴下は丈夫なのがいいのですよ。
というわけで。
バイク用として丈夫な5本指靴下を導入したのですが、
今はローカット、ミドルカット、ハイカットと全種類を愛用しています。
※嫁もバイクに乗る時は使っています。
当倶楽部の使い方では1年くらい使っても全然傷みません♪
※更新するのを躊躇するくらい丈夫です。
ちなみに・・
バイクには向きませんが5本指のローカットの丈夫な靴下も買っています。
それは、普段使いようですよ。
真夏の散歩や買い物、車の運転しかしない場合などにはローカットを重宝します。
※仕事にもローカットを使います。

ほんとに丈夫なのだよ。
夏の散歩やドライブはこれに限る。
仕事に使っていますが全然穴は空きません。
2年くらい使うと足首のゴムがちょっと伸びますがそれでも下手な市販品よりは全然丈夫です。
まとめ

バイク専用品はあるのかどうか知らないけれどあっても高そうだしね。
オシャレな柄とか要らないし実用性が高いほうがいいし。
今回は当倶楽部で使っている靴下の話でした。
ローカットの靴下は自流行ってるけどバイクに乗る場合、危ないし気持ち悪いのです。
ゆえに。
ワタクシてしては
「ミドルカット以上の5本指、かかと&親指付きの丈夫な靴下。」
を長年使っています。
もちろん、
ワタクシの基準なので絶対ではないです。
あくまでも、ワタクシはこうしているよ、という参考としておいてください。
※当ブログは全部そうです。ワタクシのような「何物にも成れなかった中高年。」の意見なんて話半分でよろしいのだよ。
とにかく。
こういう趣味趣向品には決まりはありません。
ローカットの靴下でバイクブーツを履くと、ワタクシは気持ち悪いけれどそれがたまらん!という感覚の人もいるかもしれないし。
結局、他人がどう言おうが自分がいいと思うものを選べばよろしい。
基本的に自分の価値観に合うアイテムは自分で実際に試すしか見つける方法はないのです。
人の紹介してくれるアイテムを試すのは十分意義があることですが、
もしかしたら自分にもっと合うアイテムがこの世には存在するかもしれないということです。
※車やバイクと違って靴下なんて安いもんなんだから、最適解は自身でいろいろ試せすしかないのですよ。
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ただし。
10月を過ぎたら長野のツーリングではハイソックスが無難です。
※下手すりゃ9月からでもいいくらい。

ハイソックス5本指靴下。
寒い冬は仕事でもプライベートでも使い倒してます。
峠に入るとドカンと冷気が襲ってきます。
夏でも山に入ると空気がひんやりすることがありますが荒れの強烈バージョンです。
※しかも秋は空気が乾いているのでさらに冷たく感じるのよ。
平野部(長野では標高300mくらいは普通に平野部です)では30℃近くあっても、
標高が1000mを超えると途端に気温は低くなるのですよ。
※10℃の気温差は普通。
というわけで。
長野の秋のツーリングは冬装備でも大げさじゃないのです。
※暑けりゃ脱げばいいけれど寒いときは切るもんがないとどうしようもないのです。
靴下が温かいだけで体感はだいぶ違うのですよ。
防寒で足首を固めるのは基本ですしねえ。
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ちなみに・・
当記事を書くきっかけとなったのは、
「バイクに乗る時の靴下はどういう基準で選んでるか?」
っていう話を会社の同僚からされたことでした。
※免許取りたての新規ライダーなのにお金持ち。400ccの新車買いやがった。
バイクの話で盛り上がっても、
初心者に「ツーリングに連れていけ。」とか言われると面倒くさいのよ。
ペースも合わないし、面倒みられないし、転んだり事故したりしても嫌だし。
助けてあげられるわけでもないし。
連れってっても飯だの給油だのトイレだの休憩だの、いちいちうるさいのだ。
※ワタクシはゾーンに入ると数時間単位で休憩しないしな。
それに。
一緒に走ってもワタクシの背中ばかり見て走ってると道を覚えない。
※最近はナビに頼って走ってるため、数年たってもまったく道を覚えてないライダーも多いんだけれど。
だからといって。
「おススメの場所を教える。」
って言われても ワタクシの好きなのは 狭路だったり悪路だったりするので初心者には勧めずらいのだ。
※自己責任という意識が最近の若者は薄いので「教えたほうが悪い。」となりかねない。もはやリスクしかない爆弾だ。
ワタクシは嫌だけれど もし、お世話するのが好きなバイクの先輩がいれば、数回は連れてってもらえばよろしい。
※お世話になるんだから最高の礼節をもって敬いましょう。道案内代として飯くらい奢るのが礼儀です。
でもね。
いつまでも誰かに連れてってもらってばかりだと、単独で走れるようにならないのだよ。
乗りだしたら誰にも助けてもらえないバイク乗りなんだから、なんでも人に頼るな。
人生と一緒ですよ。
※いい歳していつまでも一人で走れないバイク乗りも多いんだけれど。

Z1-R。
個人的にツーリングは単独行に真髄があるような気がします。
バイクは一人で楽しめないと次第に乗らなくなるのだよ。
とはいえ。
初心者のうちは雑誌やネットで有名なツーリングスポットに行くのがよろしい。
周辺地図や食べ物、見どころまでネットや雑誌にしっかりしたガイドがあるので、プランニングできない初心者のうちは参考にすれば楽だからね。
そこでいろんな成功体験といろんな失敗経験を得るのです。
この経験こそが尊いのよ。
その経験を生かして自分なりのツーリングをすればよいのだ。
何でも最短距離がいいというわけではないと思うのだよ、ワタクシは。
人生と同じで誰も助けてくれはしないんですよ。
というわけで。
バイク初心者の話は聞くだけで適当にかわしていたのですよ。
ワタクシと話しても 道の情報もライディングスキルもレベルが段違いなので 参考にならんと思うし。
靴下くらいなら答えてやらんでもないということで。
※超上から目線ですが、下手に出るとまとわりつかれるし、つけあがるのでこれくらいがちょうどいいのだよ。
若者を侍らせて何でも教えたがり語りたがる中高年がいますがそれは「老害。」です。
語ってる本人だけが楽しいことに気が付かないのが「老害。」なのですよ。
今の若者たちには中高年から生き様を学ぶなんて感覚はないのです。
語る側の中高年がいい歳して何者にも成れてないんだから当たり前です。
だからこそ、ワタクシはブログで言いたいことを言ってるわけです。
当ブログは 一部のマニア以外 誰も見てないけど別にいいのです♪