Lotus EUROPA クルマ バイク

ドラムブレーキの調整方法。旧miniやロータス、バイクもみんな理屈は同じ。

Toos

調性が必要なドラムブレーキというのが存在する
旧miniのリアブレーキドラムが有名だけど、ロータスヨーロッパもTCまでは自分でリアはドラムブレーキの調整が必要なのですよ
バイクのドラムブレーキも調整が必要です♪

ブレーキの効き自体は変わるもんじゃありませんが、タッチと効き始めが変わってくるので効くような気になるのだ
該当車両に乗る人は自分でできるようになっておくといいですよ♪
※こんなもんでショップに出してたら、お金がいくらあっても足りないわ

意外と諸先輩方のドラムブレーキ調性の記事が見当たらないので、この際記事にしてみようと思った次第ですわ
少なくとも、古めの英国車はこの手順でいいはずだし、バイクのドラムブレーキの調整も考え方は一緒です
※Z1、Z2のリアドラムブレーキで覚えたもんでございます

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ドラムブレーキの仕組み

すごく簡単に言うと、ホイール内側に難燃性の堅い素材を押しつけて摩擦で止めるのがドラムブレーキ

言いたいことはたくさんあるだろうけど、まあ聞いてくれ

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ドラムブレーキを分解するとよくわかるのだが、半月状のブレーキシューを二枚、円になるように配置して、これを油圧、もしくはワイヤー駆動で開いて直径を大きくし、ドラム部分に押し当てて摩擦で止める、だけだ

常に、微妙な間隔でホイールの内側に存在するブレーキシューなので、ブレーキシューが減ると間隔が広がって通常より余計に動かさないとブレーキシューがドラムに当たらなくなる
※ブレーキタッチが悪くなるのだ

また、構造上内部のゴミは外に出て行かないので、この隙間にブレーキシューのカスはたまっていくので、これを掃除してやるのも重大なメンテ項目なのだった

  • 関連記事:-->wikiではもっと詳しくドラムブレーキの記載があるので参考まで。
  • 隙間の間隔をいじくることを調整と呼ぶ

    ドラムブレーキの調整とは、ドラムとブレーキシューの隙間を調整することである

    古い英国車の場合、ドラムブレーキ背後にあるカムと呼ばれる四角い棒を締めこんだり緩めたりして間隔を調整する

    ちょっとわかりづらいが、ロータスの場合、画面中央にある四角いカムがで調整する

    ちょっとわかりづらいが、ロータスの場合、画面中央にある四角いカムがで調整する

    英国車のリアブレーキドラムの調整手順はこうだ

  • ジャッキアップしてウマで車体を支える
  • サイドブレーキを外す
  • ホイールを外しドラムをむき出しにする
  • ※この時、ドラムを回して抵抗感覚をつかんでおくといいよ

  • ブレーキドラム背後のカムをスパナで締めこむ
  • ドラムが手で回らなくなるくらいまででいい。完全に固着するまで回す必要はない
  • ここから、2から3ノッチ程度カムを緩める
  • ※タッチが変わるので、もう好みだよね、2と3戻しってのは。固体差もあるし・・

    目安としては、すこーしブレーキ引きずるくらい
    完全にフリーまで緩めちゃうと、ブレーキペダルの踏み代が大きくなります
    この感覚は自分で覚えるしかない
    そして左右両方とも同じ感覚で同調取っておくことです

    手でドラムを回すと、シュッシュッと一定間隔で、すこーしブレーキが当たってる音がするけどそんなもんだ
    大抵、全周に渡ってブレーキが当たるわけではないので安心していい
    完全に音を消すくらい間隔を広げちゃう(カムを戻す)と、非常にブレーキの踏み代が大きくなり、とっさにブレーキが効かない恐怖を味わうことになるのだ

    ホイールを付けたままでも出来ないことはないんだけれど、結構厄介な位置にあるうえ、ホイールの重さによる遠心力でブレーキ引きずりの感覚が鈍るし、何よりカムがまわしづらいので、出先でどうしても・・という場合以外はやんないほうがいいでしょう
    ※そんなに高頻度で調整するもんでもないしね

    ちなみに・・
    ワタクシは、リアハブベアリング破損時に、この音と勘違いしてブレーキ調性にいそしんだことがあるが、完全な間違いだった
    ※危うく、大事故につながるところであった・・
    バイクの場合
    リアはほぼ例外なくロッド駆動のドラムなので、ここに調整用のネジ(ナット)が存在、締めこんで間隔を調整します

    フロントの場合はワイヤー駆動でカムを回転させてドラム内のクリアランスを狭くしてブレーキ動作を行います
    ココにも調整用のネジ(ナット)が存在します

    この画像を見て、調整ナットの位置がわからなければ触らない方がいいよ

    この画像を見て、調整ナットの位置がわからなければ触らない方がいいよ

    調整は結構適当で構わないですが、フロントブレーキの場合、あんまりクリアランスを詰めると握りゴケ等につながるので大概にしておいた方がいいですよ
    タッチと効き始めが変わりますので、お好みで調整すればいいと思います

    バイクの場合は、出来ればセンタースタンドをかけてホイールを回して効き始めとタッチを確認しましょう

    応用として、車のクラッチワイヤーについても似たようなナットを締めこむことで、遊びの間隔を調整できたりします

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    ドラムブレーキは簡単だけど深い

    ドラムブレーキは効かない、というのはウソです

    外部要因に影響を受けづらいので、雨天時や悪路では優秀な働きをします
    ディスクブレーキより構造が単純なので、安価に作れます

    ただ、放熱という点についてはディスクブレーキに軍配が上がりますので、スポーツタイプやレースなど激しくブレーキを使う場面においてはドラムブレーキは不利ではあります

    バイクについては、ドラムブレーキの古臭いデザインが好まれる場合もあります
    ※YAHAMAのSRは、デビュー時はディスクブレーキでしたが、雰囲気重視で一度ドラムブレーキになったりもしたし。

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    バイクのドラムブレーキも捨てたもんじゃない

    車のドラムブレーキは油圧で制御してるけど、バイクは機械的に制御してるものが多い

    ので、ひたすら構造が単純化できます
    こうなると面倒くさい油圧系統のメンテから解放されるというメリットもあります

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    生意気にも旧FIAT500は自動調整ドラムブレーキだ

    最近の車のドラムブレーキは間隔を自動調整してくれる

    調整がないという事は非常に気楽ですが、内部の清掃などは定期的に行うべき項目です
    なので、自分でできなくても車検の際はきちんと見てもらいましょう

    なぜか、古いFIAT500は原始的なブレーキ自動調整機能が付いています
    ※ちなみに純正では前後ともドラムブレーキですが、ちょっとした流用でフロントはディスクブレーキにできますよ♪

    ちょっとした儀式があるにはある

    ちょっとした儀式があるにはある

    まとめ

    旧車のやバイクのドラムブレーキは、基本的に自分で調整するもんだと思ってた方がいいです

    今時の車はこういう事すらもやらなくていい構造に進化しましたが、ユーザーがある程度構造を理解して運用するという意味では手を入れられる箇所があってもいいように思います

    乗り物が進化するに従い、どんどん家電化していく・・というのはユーザーが求めた結果かもしれませんが、それに従いどんどん興味が薄れていく気がしますね

    今の旧車ブームは、こういう背景もあるんじゃないかと思う次第です
    構造を理解して自分で調整する楽しみって絶対あると思うんですよ

    カフェレーサーにはドラムブレーキがよく似合う

    カフェレーサーにはドラムブレーキがよく似合う

    ま、旧車のドラムブレーキ装備の車は踏み代が大きくなってきたら要調整!いうことです
    結構簡単なので、最初は知ってる人に見てもらいながらやるにしても、次回からは一人でできるメンテ項目だと思います
    オイル交換くらいの頻度で、チェックしてあげるといいですよ

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