人の干渉とか意見とか面倒くさくなるのです。
自分でやってみたことだけが経験ですよ。
バイク乗りならソロツーリングを極めたほうが面白いと思うのです。
ソロツーリングをする人は総じて人が嫌いなのかもしれませんが。
基本、バイクは単独で乗るものではないのかね?
2025年の秋は毎週末天候がよろしくないのでバイク乗りは例年に比べて少ない感じです。
そうこう言ってる間に紅葉は終わりに近づいているのですが。
2025年もツーリングライダーが減る時期になりました。
毎年10月くらいまでは週末ともなると長野県内の高速のICからはワラワラとバイクが隊列組んで降りて来るのですが、
ツーリングクラブとしてプランを作りにくいのか、メンバーが歳なので寒さが堪えるのかは知りませんが、
秋が深まって寒くなると都会からのマスツーリンググループは激減します。
特に11月に入ると超えると団体のマスツーリングは目に見えて少なくなりますね。
まあそれは毎年のことなのでいいのです。
それでも。
単独のソロツーリングライダーはぼちぼち見かけます。
キャンプ装備をきれいにパッキングした400cc以下の排気量の県外ナンバーバイクを見かけます。
こういう人は朝早くから動いている様子で、平日の通勤時にも結構見かけるのです。
昔はこういう遊びをしていたのは若者だけだったのですが、現在は意外と中高年ライダーが多いのです。
皆さん、旅慣れているというかベテランというか熟練の雰囲気さえありますな。
※仕事何やってるんだか聞いてみたいわ。この間、某道の駅で話をした人は酒蔵の杜氏さんでした。
そもそもバイク乗りは単独で行動をする生き物ですので、
ツーリングライダーが最後に行きつくところは結局ソロなのではないかと思います。
趣味というのは、
と思っています。
ワタクシの個人的な考えですが、
「なんでも趣味は突き詰めれば最後は単独になる。」
ものだと思っています。

ガレージの床はこんな感じで散らかりっぱなしです。
これを片付けるのも当然ワタクシ一人です。
世の中には多種多様な趣味がありますが、
スポーツや文化系の趣味はもちろん、
バイクや旧車で遊んだり、それらのメンテナンスみたいな趣味でも同じです。
※もちろんガンプラもそうだ。ワタクシはやらんけども。
人生の時間は有限で意外と短いのです。
何か好きなことをやるのに人の顔色をいちいち伺がってる時間はありません。
自分のわずかな趣味に使える時間をいちいち人のタイミングに合わせるのはもったいない。
やりたいことはすぐやればいいのです。
そう思った瞬間が今後の人生で一番若いのですよ。
なぜ人は群れるのか?
特に日本人は群れの中で強い同調圧力を受けても不快に思わない人が多いので余計群れる気がします。
群れていいこともあるけれど、それによる制約も多いと思うのです。
単独行動する場合、何か起こった時でも自分で何とかせにゃならんのです。
自己責任という奴です。
「群れたがるのは自分に自信がないから。」
とも言えますね。
例えば。
ソロツーリングで
等という想定外のトラブルが発生したとします。
既に大人のたしなみとなって久しいバイクに乗る以上、
これらのトラブルが発生したら全部自分で的確に判断して対処せねばなりません。
失敗も含めてたくさんの経験でいろんなトラブルに対応できるようになるのが大人の趣味であり、
いわゆる成長であるように思えますが自己責任の割合が増えます。
これが。
群れていれば「とりあえず誰かがやってくれる。」可能性が高い。
ので非常に安心感があります。
まあ、参加者全員が アホ 初心者だとそれもままならないこともあるのですがね。
※経験が少ない昔の高校生くらいの みんながボロイバイクでの ツーリングではよくあったパターンですが。

Z750D1。
旧車のソロツーリングはいろんなスキルが問われるのだ。
主に壊れる方面の。
だがしかし。
何かトラブルが発生した場合、いつも人にやってもらってる他力本願な人がいます。
こういう人って自分でできるようにならんのですよ。
この現象は、いつまでも人の後ろばかり走っているため、道を全く覚えないライダーが多いのに似ています。
※同じところを何度走っても全然覚えてないのが不思議だけれど、意識してないからなんだろうね。
いずれにせよ、
「何かあったときに自分事として対処していないので身につかない。」
のですな。
先輩がやってくれているトラブル処理を、何も考えずに見ているだけでは、
トラブル対処能力は身につかないのですよ。
たとえ、頭で手順などを知ってたとしても、
手を動かし適切な手法で対処できるかどうかはまた別の話なのです。
日本人は内弁慶というか人見知りというか、
特定グループ内だけで粋がっているというパターンが非常に多いです。
その傾向は海外に行くとより顕著で、
「日本人とNot日本人。」
という明白な区分けが遠目にもわかるくらいです。
そして、
異国の地で同じ日本人グループ同士が接触してもほとんど交流は無いのです。
ほんと不思議です。
日本人は家庭環境とか学校とか会社とかで、
「個人としての自信を無くさせる。」
ようなシステムに基づいた思想が根深い気がします。
個人としての自信を身につけるには、単独で行動するしかありません。
何かあったら自己責任、という環境が望ましい。
それこそバイクに乗るのがいいと思うんですよ。
ただし。
不思議なもんでせっかく単独行動できるはずのバイクに乗っても群れたがる人が多いのだよ。
初信者がバイクに慣れるまではベテランライダーに連れてってもらうのがいいとは思うけれど、
遅くても半年もしたらいったん卒業すべきです。
ワタクシ的にはたまにマスツーリングはありだと思うけれど、
いつまでもグループでしか行動できないライダーはどうかと思います。

DT200WR。秋は日が短いので16時には林道を下りたいですな。
とはいえ、林道ツーリングは単独だと危ないのでよほどの手練れ以外はおススメしませんよ。
※当倶楽部から500mくらいのところでクマが出たし。
ま、最近は「バイクは友達を作るためのアイテム。」という意味合いが強い人もいるようなので、
群れることを前提としてバイクに乗るのもありなのかもしれません。
※そういう使い方するなら「バイクはものすごいコスパの悪いアイテム。」だとは思いますが。
ちなみに・・
学校で「友達百人出来るかな?」とかいう教育をされてる日本です。
その流れで友達が多いことを自慢する人はたくさんいますが、
面倒くさい友人が多けりゃ多いほど自分のペースは落ちるのですよ。
やりたいことへの制約が増えるデメリットがたくさんあるのです。
大人になってからの友達なんてのは年に一度か二度遊べばいいくらいなのです。
大人になってもべったりされるとすんごくうっとうしいもんですよ。
いい大人が用もないのに電話かけてきて、
延々と答えの出ないくだらない話で人の大事な時間を奪う人がいます。
この手の寂しがり屋のガキみたいな大人は結構いるものです。
こういうの、すんごい迷惑なことにも気が付いてない。
※こういう他人への依存の強い大人が非常に多いので困ったもんです。
そんなに頻繁に伝えたいことも新しい笑えるネタもないだろ?
たまに酒持ってきて少し話すくらいで十分なのだよ。
ワタクシは自分が楽しむことに忙しいのだ。
現実的に100人も友達いたら鬱陶しい。
群れる人は油断しがち
たまに遊ぶくらいならまだしも、普段からべったりするのもされるのも鬱陶しいと思う方です。
それに。
群れて気が大きくなってる奴らがを見ると気分が悪いのです。
そもそも。
ツーリングやドライブで愚かな事故や面倒くさい騒ぎを起こすのは、
ソロよりもグループのほうが圧倒的に多いのです。
人間というのは仲間といるから安心、という油断が多かれ少なかれあるんですよ。
群れることで精神的に余裕が生まれ、危険なことに対して比較的安直に向かって行ったりするのです。
油断することで甘く見積もって行動するので想定外の事故に遭ったりする。
たとえば。
最近は雪山でスキーやスノーボードのバックカントリーでの遭難事故が何度も起こっています。
これ、ほとんどのケースはグループ単位での事故ですよ。
安全なコースを外れるのに群れて気が大きくなってるのでサバイバル装備を持たずに無鉄砲に突き進む。
下手すりゃ現在位置もわからない。
※尾根を一つ間違えただけで遭難するグループが後を絶たないのは多分このせい。
アホですな。
群れずにソロで何かをやるときは基本的に誰も助けてはくれません。
誰も助けてくれないから、万全の準備と心構えが必要になるし、
その覚悟ができるのはやっぱりソロなのですよ。
※試験勉強とかまさにコレなんですがね。
さらに。
ソロだとけして無理や悪ふざけはしないもんです。
峠で爆音を立てて走り回ってるバイク乗りのほとんどは「グループ。」だったりします。
ソロライダーは安全マージンを取るので峠ですごいスピードで走ったりしないんですよ。
カッコいい言い方をすればソロライダーが競争する相手はいつでも自分です。
バイクで速く走るよりも無事に帰るほうが価値があるのです。
さらにさらに。
日本人は、グループ内での序列みたいなのにこだわりがち。
わかりやすい速い遅いという基準にとらわれた結果、レプリカブームが起こったとも言えます。
結局速い遅いというモノサシに疲れてレプリカブームは収束していくわけですが、
いまだに当時と同じ価値観で公道を走ってる 中高年の 馬鹿どもがいるのが情けない。
※中高年が格好いいライダーでなくてどうすんですか。若者はますますバイクに乗りたがらなくなるよ。
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峠を暴走するのと珍走団の心理は多分同じです。
珍走団の構成員は群れないと結構いい奴だったりするのですが、群れると突然狂暴になります。
同グループ内でのメンツとかそいうツマランもんにとらわれてるのがこの手の阿呆どもです。
コレもいい大人のバイク乗り集団にも適用されることがあるんですよねえ・・。
※大人の場合はバイクの機種によるマウント合戦もあるのでさらに面倒くさい。
なんだか情けないけれど、
「日本のバイク乗りは歳をとっても幼稚な人たちが多いのだな。」
と思うことは少なくありません。
ソロで走る経験が多ければグループで行動するときでも節度を持って行動すると思うのです。
※安全なほうがいいに決まってるので。
一方でソロでバイク旅をして自然と向き合う楽しさを知っている人間は慎重です。
ソロの旅で何かあったら面倒くさいし、人に迷惑をかけるので、
自分の行動がトラブルに結びつくリスクがあると判断すれば避けようとするものですよ。
想定外の事象が発生したときに自分ができることの少なさを理解しているように思うのです。
この慎重さはソロで小さいトラブルを経験して積み重ねないと身に付きません。
経験を積み重ねることで、ライダーとしても人間としても育っていくように思います。
それにはいろいろ軽微なトラブルを経験するしかありません。
出来れば 命にかかわらない程度のトラブルを ソロでたくさん経験したほうがいいのです。
バイク乗りの評価はライディングテクニックだけじゃないのです。
というわけで。
ワタクシは基本的にソロで走るのが好きです。
とまあ、常識の範囲内で仲間内から文句も言われず、好き勝手出来るのはやっぱりソロなのですよ。
たまに誘われますが人に気を遣うのが嫌なので、
よほどのことがない限りマスツーリングには参加しません。
ワタクシが他人と一緒に走る場合、普段ソロで走ってる人が望ましいです。
そういう人と年に数度一緒に走ればいい、というくらいの意識しかありません。
※今年も 義理で 何度か参加ましたが当ブログの記事にはしてません。顔が映ってる画像とか加工が面倒くさいのよ。

キャンプ場で知り合った仲間とツーリング。
最近は皆と走って写真を撮ることがあってもネットにあげてないのだ。
昔はこういうイベントにもたまに出てたんですがね。
ソロライダーは 行動自体がおかしい人はいるけれど 割と常識人が多いのです。
最近は会ったことも直接話をしたこともない人をネットで集めてツーリングするのが流行っているようですが、
そういうのは遠慮させていただいています。
ハンドルネームしか知らないので緊急時の連絡先すら知らないけれど必ず調子に乗るやつがいるのですよ。
※そういう面倒くさい人に事故られても面倒見切れないのです。
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極めるとなんでも単独になるの法則
人の顔色うかがってると何もできないし、人の都合に合わせていると何もできないのです。
究極を目指すスポーツ選手とかみんなそうです。
これがワタクシの旅の流儀です。
誰にも限られた時間と予算があるのです。
ツーリングはそれを突き詰めるとソロが最強なのです。
群れて走るとガソリン残量やトイレ休憩などにも気を使います。
一回休憩で止まると予定外の時間を食ったりします。
そういうのは無駄です。
休憩はとっとと済ませないと遊べる限られた時間が減るのでもったいない。
ソロなら休憩は思いついたときに止まって、もういいやと思ったら進むだけです。
いいのです。
バイク一台が止められればいいので場所を選びません。
休憩所探しに気を遣うこともなく、何のストレスもありません。
あくまでもワタクシ基準。
同じことがメンテナンスなどにも言えます。
当倶楽部ではワタクシが朝起きて速攻でオイル交換してから出かける、とか普通です。
他人を待って作業を始めるとか面倒くさいし、かったるいのです。
待ってる時間にほかの作業が出来たりします。
時間の無駄です。
※要するに「せっかち。」なのかもしれません。
それでも。
コーヒー一杯くらいは普通に飲む余裕はあります。
動き出すまでが速いだけです。
自分の人生の時間ですよ。
自分で判断して自己責任でとっとと突き進むだけです。
これが一番効率よく作業をこなせるし、ツーリング時にも最も効率がいい。
効率がいいだけでなく「ストレスがない。」んですよねえ。
他人の都合を優先すると自分のペースは確実に落ちますので、
短時間に最も効率よく動くには単独がベストなんですよ。
いろいろ試した結果ワタクシが導き出した真理です。
こういう書き方をすると、
ドライな性格という印象を受けるかもしれませんが、いいんですよドライでも。
他人はワタクシの時間を増やしてはくれません。
それでも。
必要な人とは必要なときにちゃんと遊んでるし、
一生付き合える仲間もちゃんといます。
要するにワタクシのストレスになるような動きを阻害する知り合いとはそれなりに距離を取ってるのです。
一生付き合える仲間なんてのは10人もいれば十分で、しょっちゅう合う必要なんてないのですよ。
人間なんてたまに会うから心底感謝するし、お互いを尊重しあえるし、新鮮度を保てるのですよ。
まとめ
まずは何でもソロで経験してみるといいと思います。
ツーリングの日程やルーティングなどの計画から、
無事に帰宅できる装備の準備なども含めて自分で考えてやってみるのです。
初心者ライダーにはとりあえずは半日コースを。
半日で無事に行って帰ってこれる計画を立てるのです。
隣の市町村にあるおしゃれなカフェでお茶飲んでくる、とかでもいのです。
いつも遠くに見える山の向こうに何があるのか見てくるとか、近所を流れている川の源流まで行ってみるのもいいでしょう。
※ワタクシはそういう小僧でしたし。
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少し慣れたら丸一日コースを。
300km程度のツーリングコースが望ましいですな。
最初は大変かもしれませんが徐々に慣れます。
※そのうち、一日で650kmとか走ったりします。
まあ無理のない範囲で。
さらに慣れたら宿泊コースを。
宿泊することで行動範囲が飛躍的に広がります。
宿に何時までに着かねばならない、とかタイムマネージメントも入ります。
さらにさらに。
慣れたらソロツーリングキャンプを。
キャンプ場もいいけれど野宿もよろしい。
より一層、自己責任の範疇が広がるので。
※キャンプ場でマナーが悪いのは大抵グループキャンパーですよ。
キャンプはハードルが高い、という人は自己責任の範囲で近郊の海岸や山へ出かけて行って、
いつでもエスケープできるような準備を整えてからテントマットかグランドシートを敷いて、
暖かい装備をもって星空の下で横になってみるといいのです。
まわりに誰もいない自然の中で一人きりで見上げる星空はいつまでも見てられますよ。
とにかく誰にも邪魔されないので自由です。
※暇を持て余しそうならコーヒーセットでも持っていけばいいし、カップ麺食べたっていいのです。
椅子とコーヒーセットだけ持っていくチェアリングも流行っていますな。
これぞソロの醍醐味であるし、誰にも邪魔されないあなただけの世界だったりします。
こういう経験があるライダーは最近減ってるけれど、昔は結構いたんだけどね。
バイクは転びそうになっても誰も助けてはくれません。
そういう乗り物なのです。
なら行動自体をソロにしちゃったっていいんですよ。
せっかくバイクに乗ってるのにいつでも誰かと一緒でないと何もできないのはもったいない。
ソロで動くからこそ、新しい自分に変わるのです。
積極的に取りにいかない限り、人間ってのは変わりません。
大変なことをするので人は大きく変われるのです。
そして。
誰かと一緒にいて判断を任せて楽ばかりしていると、
いつまでも自分で動けるようにはなりません。
結局、他人はアナタを新しいアナタに変えてはくれないんですよ。
いつだって自分が変わるのは自分自身が行動したときだけなのです。
※人生だって同じですよ。
もちろん、何があっても自己責任で逃げはないんですけどね。
決断するのも行動するのも結局は自分ですからね。
人生はいつだって自分の判断と選択の連続ですよ。
人生に正解はないけれど、自分で選んだ選択を正解にもっていくのが人生です。
人生の時間はそれほど長くないのです。
歳とってそれを実感しています。
だから、ワタクシは人の何倍も効率よく、ストレスなく行動したほうが得だと思ってるのですよ。
結局、バイクなんて一人で楽しめなければ長続きなんてしませんよ。
バイク乗りになるという選択を正解にもっていくのは結局自分次第だということです。
ちなみに・・
ツーリングはともかく。
普段の生活においてはそれになりに人付き合いも必要です。
一応、社交性がないと田舎では生きていくのは結構つらい。
※ワタクシは町内会の役員ですし♪
趣味の世界ではある程度まで突っ走ったらソロになるのが普通ですが、
田舎では助け合いで生きていかねばならない場合もあるのです。
※薪を分けてもらうとか、ソロではどうしようもないんだよね。
何かしてもらったら、その倍はお礼をするようにしています。
野菜を大量にもらったお礼にタイヤ交換してあげる、とかね。
※こういう時にセコイのは格好悪いので。
で。
それが繰り返されて、
今では仕事から帰ったら玄関に大量の大根が置いてあったりするのだ。
※そんなに大根ばっかり食いきれんて。週に5本とかだぜ?

当倶楽部では「笠子地蔵現象。」と呼んでいる。
今年はまだ少ない。