ツーリング ドライブ

4月上旬の長野のドライブ&ツーリングは杏(あんず)の花を目指すといいよ

KTM125EXCはツーリングには使えませんよ。

KTM125EXCはツーリングには使えませんよ。

Toos

梅が咲いたら次は桜ではない長野県北部

だいたい桜より先に、あんずの花が満開になります
低い山のふもとにそりゃあもう、わっさーと花が咲きます

天皇様もいらっしゃったことがあるくらい・・なんですが。
いまいち全国的には有名じゃなですね

4月の2週目くらいから4週目くらいまでが盛りです
※GW前なのが惜しい。後半に行くにつれて桜に話題を奪われる(笑

ということで、春先のドライブやツーリングにおすすめです
満開の密集したあんずの花を見るとマジで「うわぁ」って言いますよ

地元以外ではあんまり知られていない長野のあんずの花

ワタクシも実際に移住するまで知らなかったのですが、
長野県北部、長野市周辺の山間はあんずの一大産地です

少なくとも二か所で
山の斜面を利用して栽培されているあんずが密集しています

時期的にちょっと寒いのがなんですが、そりゃもう見事ですよ
その二か所では毎年あんず祭り的なものが開催されています

各インターから近いので信州ドライブやツーリングの帰りによるのも手

この密集度合いはちょっとビビるくらい咲いている

この密集度合いはちょっとビビるくらい咲いている

おすすめ 1.千曲市森周辺

■地図
-->GoogleMapで場所の確認だっ!

距離的には更埴ICから15分もあればいくが、混んでる場合はその限りではないです

■概要
千曲市のほうは天皇様もいらした場所なので少しメジャー
普段はひなびた山間の集落がこの時期だけは思いっきり混みます

一応、展望台もあるんですが、そこまで行きつけず
バイクならすんなり行けるのですが、観光客が縦横無尽に歩いている&写真撮ったりしてるので結構危ない

■駐車場
結構有料駐車場があるにはある
山の斜面なのでふもとに近い下の方に車を止めると散策する場所にたどり着くまで結構歩く
ただ、上に行くに従い道が細く駐車場も少ないので結構混むので、早めにあきらめちゃって歩く方が吉
※細い川の両側に1.5車線あるかないかの道が続く

大きい車で駐車場に入れなかったり、そういうのが渋滞を作るので全然進まないことがある

■特徴
とにかく規模が大きい
日本最大のあんずの里、というだけのことはある
いろんな色のあんずが一面に咲いているのは爽快
※白っぽいのから赤っぽいものまで結構個性はある
これは結構赤っぽい

これは結構赤っぽい

おすすめ 2.長野市松代(の端っこ)

■地図
-->こちらもGoogleMapで確認だっ!

長野ICから15分もあれば行く
あんまり混まない(笑)

■概要
千曲市に比べりゃかなり規模は小さい
けれど
長野市街を見下ろすような立地なので、スケッチや写真を撮るには最高のロケーション
天気が良ければ背景はアルプスの山々が!

それに
絶対的に空いているのが最大の魅力♪

■駐車場
かなり山の下、工場の駐車場を借りる形で設置されている

でも
ここに止めると咲いてるところまではかなり急な坂道を上ることになる
※経験上、ここに止めなくてもあんずが咲いてるところまで車でいっても大体空いている

これは結構白っぽい

これは結構白っぽい

■特徴
道路脇まで咲いてるあんずと車やバイクが一緒に写真を撮れるくらいの近さ
※これは千曲市の方にはない最大の魅力

しかも
オフロードバイク乗りには近所に大変走りごたえのある林道がある♪
※この林道(林道東豊線)、GWくらいまでは普通に雪があるので複数で行くこと&無理だと思ったら引き返すことをお勧めします

さらに、
近くに温泉がたくさんあるのもポイント
バイクでくる場合は時期的に絶対湯冷めするので気をつけましょう♪

金儲けも商業化も下手な長野県民

毎年こういう混雑が予想されてる(とはいえ桜に比べりゃかわいいもん)のに、
人の流れも車の流れも誘導できず、
駐車場の案内や誘導でさえもすごく下手なのが長野県民

せっかく集客できているのにこういうお客様の流れとかを全然考えないし、誘導員の教育も全然なってなくて多少イラっとする
しかしそれが長野県民(笑

もう少し地域で協力して特徴的なお土産とか話題性のある食べ物とか作ればいいのに、長野の各集落は結構仲が悪いようだ(笑えない

まあこの辺に不満は出ましょうが、そういうもんだと思ってメインのあんずを楽しめばよいのではないかと♪

あんずの花系のお祭りは手作り感満載

もちろん
マネタイズの基本ができていないのでせっかくの商品も知識があんまりない売り子さんが対応している感じ

そういったわけでいまいち商業的な盛り上がりには欠けます
文化祭か?っていうくらい模擬店っぽさがさく裂します

まあ、その分食べ物はお安いんですが
生産者さんのご家庭で作ったであろうおにぎりとか、おでんとかがメインです

一応、あんずジュースとかもあるにはあるが事務机に並べただけ、とかそんな売り方です

あんずの実そのものは時期が違うので期待しないほうがいいです
ドライフルーツ的なものや加工品(結構高い)はあります
※地元の生産者さんはそれなりに張り切っているようですが、もう少し考えたほうがいいと思う

意外に高い干しあんず

Regenwolke0 / Pixabay 意外に高い干しあんず

花より団子系には少し残念ですが、田舎のお祭りと思って割り切りましょう
それもまたいい雰囲気だったりします

ぎすぎすしすぎていないので、のんびりと花見ができて結構好きなイベントです

インスタ映えする写真が撮れること請け合い

とはいえ、
一面に咲くあんずの花は見事

桜より密集している所も面白い
※やはり実がなってそれを商業として栽培している所が桜と違う

あんずの実の他に花見でも集客しようとするのは素晴らしいアイデア
※もったいないくらい咲き乱れるので、近くまで来るなら絶対見なきゃ損だと思う

ちなみに、写真撮っても言わなきゃ桜と見分け付きませんよ(笑
※ワタクシも桜だと思ったし

ちなみにこれは秘密の桜並木

ちなみにこれは秘密の桜並木

あんずの花の間近まで車やバイクが乗り入れ可能

特に松代の方は、あんずの花の間近までバイクや車を寄せられます
※通行の邪魔にならないように気を使う必要はありますが

晴れれば雄大な雪が残るアルプスや長野の市街地とも相まっての絶景です
日本人として見ておく価値はあります
シーズンが割と短めなのできちんと計画立てて狙うのもよし、長野のドライブやツーリングの行き帰りにちょっと寄るのもよしです

バイクなら確実にこれくらい近くで写真撮れる

バイクなら確実にこれくらい近くで写真撮れる

まとめ

梅、あんず、桜、リンゴ、もも・・

長野は春先から初夏にかけての時期は連続して花が満開になります
北から南まで数々の植物が長かった冬を振り払うように花が咲き乱れます

この景色と、まだ雪が残るアルプスの山々はどこを切り取っても絶景になります
ドライブやツーリングの目的地というかおまけ的な扱いで寄るのがおすすめです
年賀状用の写真も取れますぜ♪

※ちなみに、あんずの最新情報ですが2019年3月31日時点では、まだつぼみ状態でした♪
お祭りの旗はすでに立ってました♪

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Z1-Rに乗り続けて30年
東京から長野に移住して15年
ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
 使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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