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壊れて、止まって、代車借りて・・よりも思い切って足車を持つ方が安心ですよ。
※痛いのは税金と保険と車検ですが。
「止まってる時間が長いのが旧車。」という事を覚悟しておきましょう。
旧車は普段使い出来なくはないけれどもったいない
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その頃は、普段使いされてたはずなんですよ。
スーパーカーは除くにしても。
旧車でも普段使い出来なくはないですよ。
当倶楽部の近所にも、ISUZUベレット1600で通勤している渋いオジサマがいらっしゃいます。
※大雪の日もベレットで走ってたのは感心した。
赤いTOYOTAパプリカ800を普段使いしてるオシャレなオバサマもいらっしゃいます。
※近所のスーパーで普通に買い物しています。
白いTOYOTA MR2(AW11)に乗ってる活かしたオジサマもいらっしゃいます。
※生活圏が微妙にかぶってるので良く会う。
茶色いPorsche911SCのご夫婦は最近見ませんが、スキー積んでたのを見たことがあります。
※RR車の雪道走行ってどうなの?今度聞いてみたい。
皆さん非常に目立ってカッコいいのですが、
よほどしっかり整備されていないとこういう使い方はできません。
メカに自信があるのか、よほどのお金持ちか。
さらに、
お金だけあても駄目なのです。
壊れやすい部品や消耗部品などのストックがないとこういう使い方は難しいのです。
「旧車一台でなんでもやる。」
出来なくはないですが、ワタクシはもったいないので普段使いはしないほうがいいと思うのです。
旧車はあくまでも趣味ののりもの
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経年劣化などで機械的な信頼性が低いので普段使いは厳しいと思ってたほうがいいです。
旧車は趣味の乗り物と割り切ったほうがいいです。
車は、いざという時に動いてもらわないと困るのですよ。
田舎暮らしだと、いざという時は結構頻繁に来ます。
その際、
「車の調子が悪いから動けない。」
というのは結構周りから顰蹙を買うし、死活問題でもあるのです。
ワタクシも懲りた
ワタクシも少し前まで、旧miniERAターボという車で普段使いしまくっていました。
![旧blogでは主役級の活躍をしてくれたminiERAターボが死んだのは単身赴任が主な原因](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/04/PIC00008A.jpg)
旧blogでは主役級の活躍をしてくれたminiERAターボが死んだのは単身赴任が主な原因
うむ、今度買うなら何もついてないすっぴんのMT車のminiだな。
東京にいた頃から乗ってたし、長野に来てからも雪の日も台風の日も走ってました。
通勤から遊びまでこれ一台でこなして、10万キロ走りました。
屋久島から青森まで走りました。
多少、壊れても自分で何とか直せるという自信がありました。
が。
基本設計がアレなので 古くなるにつれ、故障が頻発しはじめます。
レア車なので、ネット上にもほとんど情報はありません。
まともに整備できるショップは日本にあるかどうか微妙です。
※キャブ&ターボで過給のタイミングでアナログ式に燃圧が変わるというシステムを採用しています。
一度壊れると、数か月まともに動かないということが度々あったんですよ。
整備データもないし、キャブのスクリューの戻し数すら全くデータがなく、全てワタクシの勘と経験と度胸だけが頼りでした。
※最終的には同型エンジンを積むMGメトロターボの整備マニュアル(英語)を訳して使っていました。
海外サイトの記事を訳したり、海外ショップからパーツを輸入したりしましたが、
暖簾速でグッタリ疲れてしまい、手放してしまいました。
今では「普段使いするのは無理があったんだな。」と思っています。
500台前後しか作られなかったレア車で現存個体がほとんどないだけにもったいなかった気もしますが。
普通は、いつ壊れてもおかしくない旧車は出かけだけでも、かなり勇気が必要なのですよ。
距離が近くても遠くても、壊れる時は壊れます。
miniで屋久島行ったときなんか、トランクの容積の半分は整備道具とスペアパーツでしたし。
※それでも、意図しない箇所が壊れた場合、レッカーの覚悟もしていました。
旧車は一度壊れると、なかなか直らないもんですよ。
原因追及、部品調達、試行錯誤を繰り返します。
ショップに持ち込んだ場合でも、旧車の場合は「長期お泊り保育。」になる可能性が極めて高いのです。
※ショップが修理を引き受けてくれるかどうかはまた別の話ですが。
「修理している間、足となる車がない。」
これでは田舎での生活は成り立たないのですよ。
なので、
田舎では趣味の車の他に足車を持っている人が多いです。
逆に言うと、
足車がない場合、旧車に乗れるのは公共交通機関がしっかりしている都市部だけです。
ワタクシは、
「旧車趣味を満喫するためには、少なくとも足車を持ってたほうがいい。」
と思っています。
ちなみに・・
旧車は一度調子を崩すとなかなか元には戻りません。
時間とお金のある旧車乗りは、
というプロセスを何度も繰り返しています。
※だからその車に対して、異常なほどメカや仕組み、設計の問題に詳しくなるのですよ。
焦るとろくなことがないし、結果はすぐ出ないのが旧車と言う乗り物です。
※短気な人は趣味車に乗らない方がストレスなく生活できますよ。
![素人でも結構整備できるのがロータスのいいところ](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC_0433.jpg)
素人でも結構整備できるのがロータスのいいところ
たかがベアリングの崩壊にメチャメチャ時間がかかったけど。
自分でメンテナンスがきない旧車乗りは、いきなりショップに泣きつきがちです。
修理代は技術料も含むので高額を覚悟する必要があります。
純正部品ですらろくにない旧車の場合、部品探しの手間も含め代金が高額になりがちです。
まず、コレを覚悟しなければなりません。
それに、
順番待ちもあるので納期が長い傾向にあります。
旧車の場合、時間も金もかけても、まったく良くならない可能性も高いのです。
※故障の内容とショップの腕によりますが、あんまりいい噂はききません。
結局、最終的には自分で何とかするしかないのですが、9割近い旧車乗りはココで挫折します。
それが、普通です。
※シツコイ性格の執念深い人か、素晴らしくのんびりしてる人以外、趣味車には向きませんよ。ワタクシは前者です♪
車趣味人の足車は人それぞれ
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自分が許せる範囲の見た目であれば。
格好や性能を重視する趣味の車に対して、足車は信頼性が最重要項目です。
※だからと言って、かっこ悪すぎる車は乗るのが苦痛なので止めた方がいいですが。
足車「軽トラ」は最強
決して万人におススメはしませんが、軽トラは田舎生活するなら足車としてほぼ最強です。
当倶楽部では嫁がアバルトを買ってワタクシがラパンを賜るまでは、HIJETが足車でした。
元々は足車というより、薪運搬車として入手したのですが、
ので、非常に遊びがいがあって快適なのです。
![魔改造といわれたうちのHIJET](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC_1100.jpg)
魔改造といわれたうちのHIJET
今軽トラが流行ってるようですが、そんなの当倶楽部では10年以上前からやってた。
真夏はエアコンがないので暑いですが、それは趣味車も同じです。
※当倶楽部所属のワタクシ名義の車は、全部エアコンない&MT&リア駆動という潔さです。
なにせ、荷台にバイク二台乗せたまま、高速道路を100km/hで巡行できるのも素晴らしい。
※登り坂はきついですが。
そして空荷の時は車体が軽くて結構運転が面白いのです。
足車はまず壊れないことが大事です。
ついでに言うと、
メインの趣味車と同じレベルで愛情を掛けちゃうとお金も時間もいくらあっても足らなくなりますので注意が必要です。
※このサジ加減が難しいですが、足車の沼にどっぷりつかる人も少なくないのですよ。
![軽トラにバイク積んで遠征するのは一つの形になりつつあります。](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2021/07/IMG20210722125834.jpg)
軽トラにバイク積んで遠征するのは一つの形になりつつあります。
真夏はエアコンがないのでかなりきついですが。
それもいい思い出なのです。
足車を選ぶ際、ちょっと古めの軽自動車が維持費や入手の容易さから主流ですが、田舎は中古でも軽自動車は割高です。
ならば、
ちょっと古めの1000cc前後の普通小型車の方が車体価格が安かったりするのです。
排気量が大きい方が楽できますし、エアコンを効かせてもパワーダウンが少なくて快適です。
※「エアコンがある。」というのは足車にとって大事な要素の一つかもしれません。
足車はエアコンが重要
![](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/04/01_a.jpg)
旧車乗りはやせ我慢しがちですが「エアコン。」にはとても憧れがあるのです。
ワタクシは、今までずっと車のエアコンという装備に見放されていたようなのです。
ので「エアコンに憧れがある。」のでした。
今でもエアコンはめったなことでは もったいなくて 使えません。
というより、
ずっとエアコンなかったので慣れました。
※長野では真夏でも走ってればそれほど暑くないのでした。渋滞するとキツイですが。
そうはいっても最近の夏の暑さは異常です。
「車趣味車がエアコンなしの車の中で熱中症で倒れた。」
というのはかなり情けない。
こんな記事もあります▼
中古車で足車を探す場合は「エアコンの効きが十分かどうか?」はしっかりチェックした方がいいです。
炎天下に駐車した車の車内は50度を超えます。
※アバルト595やフィアット500のダッシュボードが溶けるレベルです。
こんな記事もあります▼
まとめ
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何せいつ壊れるかわからないので。
「旧車はあくまでも趣味にとどめて普段使いは別の車で。」がおススメです。
車を道具としてみた場合、信頼性が絶対不可欠です。
それなりに高価な道具なので、信頼性が高いに越したことはありません。
経年劣化の進んだ中古車や旧車に、そんな信頼性を求めるのは無理です。
今まで誰がどこでどうやって使ったのかわからないのが中古車ですよ。
メンテの頻度も内容も分かりません。
コレを何度か経験して頭に入ってるると、
「旧車を普段使いしようなんて思わなくなる。」
モノなのですよ。
なので、
おいそれと普通の人に旧車趣味を勧められないのです。
※それでも覚悟があるなら、どっぷりつかると見たことない世界が待ってたりするので楽しいのですが。
旧車でスポーツ走行?
とんでもなくお金持ちなら止めませんが、普通の人は止めておきなさい。
経年劣化でくたびれた車体を無駄に痛めるだけです。
そして泥沼にはまるか、貴重な現存個体を鉄くずにするか、です。
旧車は趣味のものとして、車としての性能はそれほど期待しないほうが幸せになれますよ。
そして、
旧車趣味を満喫するなら、足車があった方がより一層楽しめるはずですよ。
ちなみに・・
旧車に乗ることに限らず、車趣味は既に二台持ちしないと成り立たないのが現状なようです。
ワタクシの周りにも、車趣味人は数多いのですが基本的に全員複数台車を持っています。
※田舎だから駐車場はほぼタダだし。
趣味車は、冬はスタッドレスも履かせず乗らないのですが、屋外駐車してる人もいます。
※Audi TTクーペのTさんがそうです。雪に埋まったAudiはアンタ位なもんだよ。ホイール&タイヤが高すぎて買えないとかダメじゃん。
車趣味は既にお金持ちの趣味になりつつあります。
そして、
駐車場代がかからず、ガレージを立てやすい田舎に住む人たちの方が車趣味は盛り上がっているような気がします。
※ワタクシの周りはみんな貧乏ですが、何となく納屋的なガレージ持ちが多いです。
実際、都会に住むと車はコストの塊なので持たないほうが得なのですよ。
ワタクシの都会在住の友人たちはバイクは複数台持ってても、車は一台も持っていないのも今では普通です。
日々新しい車が販売されていますが、高額な新車を買える人は今後一握りになっていきます。
今は中古車が溢れてる世の中なので、足車的な中古車はだいぶ安いですが・・
「今後は格安中古車なんてなくなるかもしれません。」
※世界から見ると、日本の大衆中古車は格安なのです。
こんな記事もあります▼
↑足車探しなら見ておくといいよ。