なんだか最近タイヤがらみのトラブルが多発しているようで・・
夏冬のタイヤ交換の際には絶対にしておいた方がいいタイヤチェック
そんなもん、普段からチェックしておけば、と思うのですが
意外にみんなやってない(笑
というわけで、
車のタイヤトラブルについて記事にしてみます
※バイクのタイヤトラブルはまた別に書きます
当記事の目次
タイヤに問題が発生してJAFが呼ばれることが激増中らしい
JAFがタイヤ関係のトラブルでロードサービス出動した回数の統計がこちら
2007年度 28万7千件弱
2017年度 39万2千件弱
ざっと
10年で10万件増加はちょっと異常だよね
ちなみにJAF呼ぶともれなく
作業代金として11,020円かかりますぜ
※ただし、会員は無料(タイヤ代金、補修材などは別途)
結構馬鹿にならない金額ですよね
※そろそろいい歳だし、牛丼に換算して考えるのはやめようと思う
タイヤトラブルの原因
結論を先に言っちゃうと
ひとえにタイヤだけでなく車に関心がなくなったといってもいいんじゃないかね?
絶対的にタイヤの点検をしなくなった
チェックしてますか?
溝の深さを測る専用のゲージがあるけど、そんなもん要らないので目視でスリップサインを確認しよう
スリップサインはタイヤのサイドに▽印があるので、
そこからタイヤの接地面を見ると溝の内側の出っ張ってる部分です
溝限界は1.6mmとか言われていますが、
3mm切った時点でもう交換したほうがいいですよ
豪雨などで水はけが悪くなると40km/h程度でもほんとに車浮きますよ
アクセルもハンドルもブレーキも効かなくなります♪
※ハイドロプレーニング現象ですわ(マジで怖い)
タイヤの寿命は5年くらい
メーカーによると大体タイヤは5年で交換が推奨されていますね
まあゴム製品が外で頑張ってるのでそれぐらいが妥当でしょう
常時高温にも低温にも紫外線にも水にも空気にもさらされてるわけでして。
タイヤの製造年はタイヤサイドにほってあるのでチェックしましょう
2019/05とかなっていますので、これは2019年の第5週生産、の意味ですよ
※5月ではないのが味噌
意外に知らないタイヤの傷みについての豆知識
タイヤ側面の傷は基本的に修理はできないんですよー
縁石などでタイヤこすって穴開いちゃったりすると速交換です
タイヤって、接地面と側面で作りが全然違うんですよ
※この辺、話し始めるとバイアス構造とかラジアルタイヤとか言い出して異常に長くなるのでそのうち記事にします
パーキングメーターや車止めに激突してもタイヤは傷むのも意外と知られていません
※グレーチングや溝などに突っ込むとかも同様
そりゃそうですよね
いくらゴムだからといって、ガンガンぶつけていいわけじゃないです
あんまりにもひどいと外から見えないけど内部構造物が断裂したりします
駐車場ですごい勢いで輪留めに当ててる人たまに見ますが、輪留めなかったらどうするつもりだ?
もう少し慎重に、ですね・・いやもういいや
ホイールを激しくぶつけても空気は抜けることがあります
してホイールがゆがむとそこから空気漏れます
タイヤとホールの接地面がゆがんで隙間ができるわけで、こうなるとホイール修正もしくは交換です
※これも結構いい値段取られますよ
へん平率が低い薄っぺらいタイヤが増えた
見た目でパンクに気が付かないくらい薄っぺらいタイヤが増えたのも原因の一つではないかな?
という低扁平タイヤの文化は早く終わってほしいもんですわ
※全然かっこよくないと思うんですがどうか?
電気自動車はガソリンスタンドで給油の際にチェックしてもらえない
電気自動車ってガソリンスタンド行かなくなったので簡易チェックとかしてもらえないよね?
まあ、セルフ方式のガソリンスタンドが増えたしガソリン車も同様ですかねえ・・
をしてくれたり、
整備用に4柱リフトなんかもあったりと結構ありがたい存在だったりするんですよ
車が壊れなくなったのでついでに見てもらえない
車が壊れなくなったので、ディーラーやショップに行かなくなった
不具合がない限り車屋さんっていかないよね?
※あ、なんか素敵なもんくれるとか、試乗会とかあれば行くかも(笑)
なので
ディーラーさんによるタイヤチェックもしなくなった
のも一因ではないかと思うわけですわ
壊れないことが前提ではないはずなんですが・・
それだけ車に対する信頼性が高くなってるってことですかね
※基本的に始動前点検や車の維持に関してはユーザーの責任ですよ
こういう意味でも、車が白物家電化してるんだねえ
そりゃ興味なくなるわなぁ・・
パンク修理キットの使い方がわからない
昔はスペアタイヤを積むことが義務だったけど今はパンク修理材でOKになった
のでちょっとしたことでJAFを呼ぶ
JAF儲かるなぁ、もしかするとビジネスチャンスなのではないか(笑)
そもそも、タイヤも壊れるということが頭の片隅にもないんだろうなぁ
もしパンク修理剤持ってても、前記したように縁石などにぶつけてホイールがゆがむと意味ないですよ♪
※こういう意味では、スペアタイヤはありがたい(でもひび割れたり空気抜けたりしてるスペア積んでる人も多いけど)
人ってかなりいるんじゃないかな?
こういうのって、車買った時に最初に全部チェックするのはワタクシだけでしょうか?
中古で買うならともかく、ディーラーさんってそういう説明してkるえないのかしら?
釘が垂直に刺さるメカニズム
ちょっと話題がそれますが
以前から、なんで釘が垂直にタイヤに刺さるのか不思議でした
だってさ、釘ってタイヤに対して直角に落ちてるわけじゃないじゃん?
マキビシじゃあるまいし
※忍者ってあんなの携帯してたのかね?懐に持ってるだけで刺さって痛いじゃんね?
長年不思議だったタイヤに直角に釘が刺さる件の答えは・・
前輪で踏んで跳ね起こした釘に絶妙な角度で後輪が当たってるから
です
まがった釘を踏ん釘がで起き上がった刹那の瞬間に刺さる
という場合もあるようです
とはいえ、普通に走ってる最中にてる釘は見えないと思うので避けようはありません
タイヤに刺さってる釘などの異物を発見したら、しっかりと対応してあげればいいでしょう
実はチューブレスのタイヤのパンク修理は結構簡単です
異物を引き抜いて、その穴にゴムのりが付いたパッチを専用工具で突っ込んで空気を足してやるだけです
が
こういうのですら、スタンドでは対応してくれなくなりましたねえ
出先でこういう事態になったら自分で何とかするしかないですわ
心配症な人はとりあえず、そこらへんのホームセンターでパンク修理キットを買って車に積んでおきましょう
まとめ
最低でも夏タイヤと冬タイヤの交換時には空気圧は点検する
と思っていましたが意外にみんなやってない(笑
実はタイヤは命を載せているんですよ
どんなにドライバーが運転上手くても
タイヤの性能以上の走りはできない
ブレーキも加速も全部タイヤ経由で路面とアクセスしてることをお忘れなく♪
たかがパンクごとき、とはいえ
車を走らせている限り、誰しもパンクする危険性はあるわけで。
パンクして動けないレクサスよりも、パンクしてない動く軽のほうがはるか価値がある
※パンク修理されちゃうと速攻で価値は逆転しますが
そんなわけで
タイヤのチェックは重要ですよ
気が向いたときにでもチェックしてあげてください
こういったトラブルの対応力であなたの真価が問われたり
頼りがいのある男を演出できたりするもんですぜ♪
サイド6でシャアもアムロの車を助けてたし
※JAF呼ぶと高いしね
とっさの対応として電動空気入れ
ちなみに今のチューブレスタイヤはランフラットなどのパンク対応のタイヤでなくても、釘一本程度では一気に空気は抜けません
空気が抜け気味でも、とりあえず空気を充填しておけば修理工場くらいまでは持ちます
この場合、かえって釘を抜かない方がいい場合もあるので臨機応変に、ですが。
出先でこういう事態にならないように携帯しておくといいですよ、電動空気入れ
※手動でもできなくなはいけど、結構きついっす
バイクのタイヤ交換を自分でやる人にも十分な戦力になります。