リターンライダー増えてますねえ
一般には、昔やんちゃしてた世代が子育てを終えて自分を見つめなおしたら趣味らしい趣味もなくバイクに戻ってきた
といわれてますね
※スキーもおんなじですわ
でも、体力も精神力も反射神経も昔とは比べもんになりませんよ
それとバイク自体の進化がすさまじいです
それについていけますか?
と一通り脅してから本文に入る
※っていうかバイクって完全にオジサマ達の乗り物と化していますな
当記事の目次
結論だけど基本的には乗りたいバイクの乗ればいい
アレに乗りたい!
あのバイクで颯爽と走りたい!
という強い気持ちがあるのはわかります
でも特定バイクに乗りたい強い気持ちがあるとはいえ、現実にはいろいろハードルが待っています
遊びで怪我したりツマランですよ♪
まあ、無理して怪我する前にいったん落ち着いて考えていましょうよ
リターンの最初は小さく軽いバイクで練習
について現状の再把握をしましょう
自分で認識しない限り誰も教えてくれませんよ
バイクってそもそもそういう乗り物です
こういうバイクで忘れてた感覚を取り戻しましょう
憧れの大きく重いバイクだと取り回しでさえ疲れます
駐車場から出す押し引きで疲れちゃって、
クラッチ操作やアクセルワークに支障でも出たらどうすんですか?
アナタはいろいろと言い訳するかもしれませんが、そんなの公道では誰も聞いてはくれません
※会社員は言い訳が大好き。言い訳のプロといっても過言ではない
免許があれば法的に乗り出すことは可能ですが、
でかくて大パワーのバイクでスピードを出すことが偉いわけじゃないですよ
人様に迷惑かけずに無事に楽しんでる人だけが偉いんです
リターンの最初は安いバイクで練習
![セローとか、こういうのが一番だと思う](http://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/02/rapture_20190225210321-300x237.jpg)
セローとか、こういうのが一番だと思う
もう一番安いバイクでいいんですよ
どうせ何回かこけますので壊しますし
車両にだけお金がかかるわけじゃないです
ヘルメットもブーツもグローブもウェアも昔使ってたのが着れますか?
※言っておきますがヘルメットは消耗品ですよ。リターンする際には絶対買い換えましょう
そんなわけで
車種自体は安いほうがいいに決まっています
※そうはいっても、いまどき中古でもまともなバイクは高いです
人は最初にお金かけちゃうと無理しがちです
お金かけちゃって崖っぷちに立たないと本気にならない?
あーそーですか(笑)
それもまた生き方です
でも
無理が一番楽しくないですよ
人様に迷惑かけずに無事に楽しんでる人だけが偉いんです
本当にまだ先に進む気力がある場合に限ってバイクを乗り換える
ヤドカリが成長に伴って貝殻を引越しするがごとく、です
まずは小さく安いバイクでバイク自体の練習をして、まだその先に行く気持ちが強い場合のみ次の車種を選びましょう
ちなみに
でかくて立派なバイクは確かにかっこいいですが、基本を思い出せない人が乗るとみじめですらありますよ
少なくともリターンしたら小さく安いバイクで1万キロは走りましょう
1万キロも走るとテクニック的なことを思い出してくるし、だんだん力を抜いて走れるよう
になります
感覚を取り戻すためにはそれくらいの時間が必要です
それと体力や精神力などの現状の把握をきちんと実体験で確認できます
何より大事なのは
人様に迷惑かけずに無事に楽しんでる人だけが偉いんです
原付二種でもスクーターでも公道での基本は一緒
何となくでもいいと思うけど結局バイクで何をしたいのか?
※これは帰宅後とか宿でやってください
ツーリングであれば、スクーターでも全然問題ないどころか利点もたくさんあります
むしろ、カメラなどはシート下に格納できてバイク+趣味を謳歌できますよ
キャンプ道具などは全部とは言いませんが、かなりシート下に収納可能です
※まじめに荷物収納についてはうらやましい場面も多い
ただし、テクニック的にはいわゆるミッション付のバイクとスクーターは別物です
車のAT車とMT車以上の差があります
ミッション車の練習については、排気量は全く関係ないです
車種の人気度合いなども全然関係ないし、
ピンシャンしていればすべてオッケーです
※原付二種の最近の盛り上がりはリターンライダーがけん引してるのではないかと思うくらい
比較的タマ数が多い250ccクラスが選びやすいですが、それすらもタマ数がありません
人気の車種は手を出しづらいほど値上がりしているので不人気車を探しましょう
不人気車種は珍しいので出先でヒーローになれますよ
※保証します
これを超えると車検があるので面倒くさくなります
※車検も自分で挑戦すると面白いし、ユーザー車検は一人前のライダーっぽいです
公道に出るという意味では、排気量も関係ないですし、スクーターでも交通の流れとかを読
む能力を鍛えるのは全然問題ありません
とはいえ、中型のバイクってガンガン減っていますよね・・
250ccクラスのオフ車が舐められなくていいんですけど、新車はほとんど選べないし
タマ数の少なさから値段がありえないほど高騰しています
実は最近250ccに乗ってるかっこいいリターンライダーにあった
マシンはトリコロールカラーのSRX250でした
ヘルメットとジャケット以外の装備はちょっとくたびれていました
それがすごくサマになってる
休憩中と思しき場面で、お話を伺いましたが、リターンライダー2年目だそうで・・
で、全然面白くなかったそうで・・2か月で手放したそうです
※彼が着ていたジャケットにはBMWのロゴがあったのはそのせいだとのこと
潔く、近所の中古車屋さんでたたき売られてたSRX250に買い替えてみたら大当たりだったそうで。
![あくまでもイメージ画像ですのでご了承ください](http://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/04/522f38725216674c116a58301ee64c27-300x220.jpg)
NeONBRAND / Pixabay あくまでもイメージ画像ですのでご了承ください
等身大というか自分の能力で使い倒せるマシンで本当に楽しんでいらっしゃった
某人気のない観光地で出会ったのですが等身大というか、バイクに乗せられてない感がばっちり
そう、潔くてかっこいいんですよ
SRX250は手に入れた時はぼろぼろだったようですが、自分でマニュアル見ながら直したとおっしゃってました
※要所要所はバイク屋さんと相談したようですが
そのやれ具合でさえも普段使いしてる感じでよく似合っています
※チェーンやタイヤなどの消耗品はきっちりと整備してあってまたそれもカッコイイ
考え方は人それぞれですが、これがリターンライダーのある意味理想の姿ではないかと思わされる貴重な話が聴けました
彼との出会いは、
カッコイイとはこういう自律した大人がきっちり楽しんでる姿なのではないかと思わせるに十分な出来事でした♪
※結構寒い日で、ワタクシは別の用事もかねて車だったんですがね・・
リターンライダーのまとめ
とにかくライダーは
無事これ名人
が、できなければ乗る資格はないです
迷惑かけるとか最悪です
もうこれに尽きます
そして無理なく楽しんでて、
ENJOING!
と親指立ててニッコリ笑ってるおっさんたちのなんとイキイキしていることか(笑
エンジンをかけるために車体を何とか安定させて・・って汗だくでやってたら、
上手なおっさんライダーにこの挨拶されて元気になったことを思い出しましたわ
※その瞬間は、そんなことより今助けてよ・・と思ったが
![いきなりこんなに走れるとは思わない方がいいですよ](http://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/04/261ba080aca2283c74a9aba06e9b9490-300x169.jpg)
MikesPhotos / Pixabay いきなりこんなに走れるとは思わない方がいいですよ
何より見栄を捨てて、
自分の等身大で楽しむためには、
まず何が必要で、
何をすべきか?
そしてその順番を考えたほうがたぶん幸せになれます
遠回りかも知れませんが、小さく安く軽いバイクでしばらく練習しましょう
怪我をしたら元も子もありませんよ
と、ワタクシは相談されたら答えるようにしています
相談してきたくせに大体いうこと聞きませんがこういう考え方もあると覚えておいてくださいな
社会に迷惑かける大人は尊敬されませんよぉ♪
お互いかっこいいライダーになりましょう♪
僕らの約束だ!