東西南北全部山です♪
なので、山の恩恵を思いっきり受けることができます
これは、在住してる人は当たり前なんですが、旅人には新鮮な体験っぽい
※都内の紅葉の名所レベルがずっと続いてるという規模です
でも晩秋は特に危険がいっぱいあるので、ベテランライダーでも気を付けたほうがいいよって話です
当記事の目次
当たり前だが林道の先には大抵山がある
長野県は一年を通して素晴らしく自然を謳歌できる林道が馬に食わせるほどあるのです。
特に秋は林道ツーリングにはかなり適した時期といえます。
なにせ、紅葉が大爆発しているので。
こういう好天だと止まって景色を堪能したくなるよね♪
11月3日の祝日前後一週間くらいだと麓の紅葉がきれいです
標高の低い地域では12月でも紅葉ツーリングは可能ですが、
長野では11月いっぱい位にしておかないと寒すぎる&危険度が増すので止めた方が無難です。
※お金持ちはマツタケやシャインマスカットをお土産にすると喜ばれます。
被災地の復興への協力、バイク乗り皆さんにお願いしたいっす・・
とはいえ、
今年に限らず秋は比較的大雨や台風災害の後では通行止めが多いです。
林道っていうくらいなので、大抵林業の業者さんが整備してくれているので、災害直後を除けば、そこまでひどく荒れているわけではないんですけどね・・。
※業者さんに迷惑がかかるような林道を外れるような藪漕ぎはちょっと感心しません。
林道はお邪魔させていただいているという気持ちで、とことこ散歩ペースでゆっくり流すことをおススメします。
すすきの類の雑草や枯草が林道のわきにはたくさん生えてるので見通しも悪いですしね♪
※やはりセローが最強だなぁ・・もう一台買うかなぁ。2stだと楽しいけどついねえ・・。
そして何より、時たま息をのむような今まで見たことない景色に出会うことがあります。
山に囲まれている長野県では遠くの山が見えるだけでかなりフォトジェニックな写真を撮れます。
※写真の腕とセンスによります
特に、秋シーズンの晴れた日は遠くまで見渡せて誰も知らない絶景を楽しむことが可能です♪
秋晴れの林道から遠くを眺めると、景色丸ごと独り占めしてる王様にでもなった気分です。
どんなに開けている場所でも林道では停止場所の安全確認する
なので、うわー景色いいわーとか言って、浮かれて林道の崖間際まで行くのはやめましょう
草木が一掃されてるのは大抵崩落した後です♪
※路面がやばいコトになってても知りませんよ、二次崩落もあり得ますので、崖から落ちると春まで見つからんとかそんな感じです
特に、
周辺は草木が生えているのに、その一か所だけ木がないとか不自然な地形の場合はがけ崩れの跡だと思って間違いないです。
ちなみに・・
ついでに言うと、そういう場所は林道の山側を見上げると結構な割合で崩れた跡を発見できます。
こういうところでお湯沸かしてコーヒー淹れてる人を見かけたことありますが、無謀というか命知らずというか、知らないって怖いなーと思います。
確かに寒い中景色いいところで飲むコーヒーとか、カップラーメンとか普段以上に美味しいのは理解できますけどね。
※そういう人を見かけたら、一応「そこがけ崩れ危ないっすよ。」と声はかけるようにしております。
晩秋のツーリングは舗装路のほうが怖いことが多々ある
アスファルトで舗装してある峠でも同じことが言えますが、落ち葉はかなり滑ります。
特に湿気た落ち葉はやばいレベルで滑ります。
特に林道では時々一区間だけ簡易舗装の箇所があったりしますので要注意です。
林道初心者ほど安心してしまう簡易舗装のシュチュエーションですが、簡易舗装の場所が実は逆に危ないのです。
うかつにアクセル開けたりブレーキかけたりするだけで滑ります。
乾いていればまだマシなんですが、大抵簡易舗装個所ってのはは「水が流れすぎて路面がすぐ崩壊するので簡易舗装にしてある」という箇所です。
ということは、大体湿っています。
この水分と、粘土質の泥やコケなどの異物が合わさると一気にタイヤは滑ります。
※フロントタイヤのグリップがすっぽ抜けると、上手い下手とか関係なくこけます。
さらに下りだとそういう簡易舗装に入る前にスピードを殺せないと危険です。
こういう時は、ぎりぎりまで減速して2輪二足と惰性で降りちゃいましょう。
が、普段と同じようにはできないと思いましょう♪
極限までスピードを殺して惰性で車体を立てて、乗り切るだけです。
※場合によっては両足出してゆっくりクリアするのも手です。
いいんですよ、ヘタレでも。
無事が一番、無事コレ名人です。
ワタクシに言わせれば、勢いよく飛ばしていって、先で転んでけがしてるほうがよほどヘタレです。
※レースでも転んでる人をわき目に淡々と走った方がいい順位になってるんですよ、実は。
秋は特に落ち葉が敷き詰められている簡易舗装林道は危険
誰も走ってない林道は一面の落ち葉で埋まっててものすごくきれいです。
写真で伝わらんと思うけれど・・。
この写真とっている直後も、風が舞って落ち葉が木漏れ日の中を音もなく落ちていくのは幻想的ですらあります。
でも、でもですよ。
路面に落ちてしばらくたっている落ち葉は大体湿気を含んでいます。
これがまた超滑るんです。
しかも、
新しく落ちてきた落ち葉のカムフラージュ付き♪
どんなブービートラップだ!という感じです。
※落ち葉が降りしきってる道に関しては未舗装のほうがはるかに走りやすいです。
ちなみに・・
11月に入ると朝夕は非常に冷えます。
そうなると、湿気た落ち葉が凍るんです。
そこに日光が当たると表面だけ先に溶けます。
特に標高の高めな林道は要注意です。
さらに林道の途中に簡易舗装なんかあってごらんなさい。
こうなると素晴らしく滑ります。
操作のワンミスで一瞬で転倒します。
※寒いと身体固くなるので余計細かい動作が雑になるのです。
デザインはともかく、この機能で送料込みで2500円ってのはちょっと試してみる価値はある。
手先が冷たいと細かい動作ができないしね。
ワタクシは去年冬用グローブを新調したんだけれど、1.5倍の値段でいまいち温かくないです。
知り合いM氏は下り坂で落ち葉に乗って転倒、TT-R250のエンジンのオイルラインを大破、廃車にしています。
※オイル噴き出す量が半端なかったです。この時は何とか車でバイクを回収しましたが単独なら遭難コースでした。
条件によっては11月から路面は凍る
11月中旬といえば志賀草津道路などの2000m超えの道路は、すでに積雪がある時期です。
長野は山ばっかりなので、林道にも紅葉にも困らないんだけども、11月の下旬にもなるといかんせん寒すぎるのです。
11月はまだ何とかなったとしても、12月に入ったらバイクで標高高いところはいかないほうがいいです。
※ふもとで汗かくくらい暖かくても標高高いところでは普通に凍えます。
早朝は、林道はもちろん、峠も舗装路面だとしても日が当たらない箇所は凍っています。
※峠道は大体水がしみだしている、と思っていれば間違いないです。
「長野の冬はバイクで峠にいくな。」
と。
足折るとね、仕事もできないし、入院とリハビリで2か月近く無駄にしたし、全くいいことないのです。
※その後、折った足をかばって歩くので腰にダメージが蓄積したりしましたのです。
どうしても長野で12月にバイクに乗りたい場合は、
がいいでしょう。
※決して冬のツーリングはおすすめはしませんよ、念のため。
ちなみに・・
大体、ワタクシが遊ばせていただいている1300m級の林道はGWの前半くらいまでは残雪があって雪のジャンプ台越えを強いられます。
残雪乗り越えに失敗すると、バイクが埋まるか滑ったら崖落ちです♪
※しかも多分数か月見つからない。
北側の斜面で日の当たらない林道は5月初旬くらいまで雪が普通に残っています。
それぐらい寒いです。
まとめ
※ここだけの話、11月3日の休み辺りが長野の里山では紅葉がピークなので標高によって逆算しましょう。
とはいえ、
11月は既に標高が高いところはもう散っています。
※カラ松の葉が落ち始めると長野ではもう冬が近いって感じです。
雪国では基本的にバイクは冬は乗れないものと理解しましょう。
まあ、雪が降ると喜ぶ「変態バイク乗り」を何人も知っていますが。
素人は、決してそういう濃厚民族と目を合わせてはいけません。
※毎年ワタクシを誘うな。
※それでも冷え込みが厳しい場合は、長野へのツーリングは控えたほうが無難です。
あ、あと寒いからといって温泉に入るのも危険です。
温泉は炒った後にバイクで走ると身体は急激に冷えますよ。
日が暮れると突然寒くなるので風邪ひきます。
※調子に乗って晩秋にツーリングで温泉入って翌日熱が出て全滅したツーリング倶楽部を知っています。
決しておすすめするわけではないですが、
10月終盤の最後の紅葉時期は誰も人がいなくって見事
なのも確かです。
※林道には絶対、複数で行くことをおススメします。
寒くなるとバイク洗うのも修行の様だ・・。
ただし、
晩秋の林道はカラマツなどの落ち葉が大量にバイクについてなかなかとれんのです。
※林道走ったら絶対洗車する主義です♪寒いとこれも面倒になるけど、林道走行後、ちゃんと洗ってオイルさしておかないとバイクが痛むのが早くなるのです。