春先の長野県内のツーリングとして【ゆるキャン△】で有名になった「光前寺」をセレクトしてみました。
長野市からは大体150km程度ですので日帰りにもちょうどいいです。
高速降りたらすぐだし♪
バイクの初心者にもおススメできるツーリングポイントです。
実は伊那谷の中央縦走は南アルプスや駒ケ岳といった景色を堪能しながら流せる快走路です♪
当記事の目次
長野県駒ケ根市の光前寺は犬を祭ってある
光前寺は早太郎という静岡までサルの化け物退治にいったという頼もしいワンコをまつったお寺です。
中央道の駒ケ根ICからすぐのところにあります。
※ほぼ迷うことはないです。
広い駐車場には中京圏からのバイクも多かったです。
駒ケ根というと「ソースカツどん」ばかりが有名ですがこういう史跡もあるんですよねえ。
※到着した時間が昼時だったのでソースカツどん屋さんの駐車場はどこも軒並み混んでいるようでした。
ちなみに・・
南信地方は田舎情緒を味わうツーリングとして侮れません。
現在も「陸の孤島」っぷりがさく裂するほど、東京まで行くのが大変な地域でもあります。
東京までバスで5時間くらいかかります。
※長野県の南信地方は高速バスが主要な足になっています。特に電車(飯田線)でどこかに行こうとすると気が遠くなるくらい時間がかかります。
こういう場所はバイクや車で行くに限ります♪
アニメ【ゆるキャン△】で一気にメジャーになったワンコ寺
【ゆるキャン△】は女子高生がおっさんの趣味のキャンプを実際にやってみるという黄金パターンの漫画です。
これが、昨今のキャンプブームと相まってなかなか流行ってるらしいです。
※冬にキャンプって結構きついと思うんですが。でも、その無謀さが若さってことですねえ。
ワンコばかりにスポットが当たってますが光前寺は「ヒカリゴケ」も有名らしいんです。
ヒカリゴケはどうやら4月から11月くらいまでの季節ものっぽいです。
※そこかしこに、4月から11月ですよ、という看板が立ってました。
とはいえ、光前寺は広大な敷地でビックリします。
※敷地内に散策コースもあるくらい広いです。
こんなところ(失礼!)にコレだけ広い敷地の由緒正しいお寺があるとは・・
全く知りませんでした♪
光前寺は立派な寺社と歴史ある史跡と緩めなお土産
【ゆるキャン△】の劇中で「500円もするのか、キミタチ。」というセリフで有名になったお寺でもあります。
※「早太郎みくじ」という犬の陶器に入ったおみくじがあります。かわいいです。
そして「早太郎グッズ」が充実しておりました(笑)
さすがに伝説になってるだけあって早太郎推しです。
せっかくの記念ですので早太郎グッズ、そこは乗りましょう♪
※結局、500円の早太郎みくじを4つも購入(二つはお土産です)しました。
おみくじは、
ワタクシは小吉でしたが嫁は大吉でした。
まあ、結果はどうでもいいんですよ
※おみくじなんてのは気の持ちようです♪
駒ケ根での食事と言えば喫茶「Goos」です
変な車乗りには有名な喫茶店「Goos」。
コーヒーがおいしく、ご飯もおいしいというお店です。
何度も近くに来て入るんですが実に7年ぶりに訪れました。
※だって最近いつも混んでるんだもん。
カーマガジンにも旧FIAT500で取材されてたしねえ・・
相変わらず、お店の前には旧FIAT500とモーガンスリーホイラーが止まってるという濃い目の車マニアのお店でした。
そして今回シトロエンDSが居なかったけどどうしたのかな?
前に行ったとき、マスターのご厚意で運転席に座らせてもらいましたがマジでシートがソファーみたいでした♪ちょっと衝撃。
※駐車場はほぼ満車でした。女性客がすごく多いような気がします。
「Goos」にはロータスヨーロッパを手に入れて割とすぐのころにに行ったのが最後でしたかね。
※ワタクシたちの食事中もどんどん変な車が来て駐車場見てるだけでも面白かったもんです。
この日は、ランチタイム(14時まで)の終わりごろだったにもかかわらず、ほぼ満席でした。
※ランチタイムが明けてようやく空席がポツポツできたくらいで大繁盛ですねえ。
ちなみに・・
駒ケ根と言えば一般的に「大盛りソースカツどん」というイメージです。
二切れくらいでいいです。
美味しいんですけどね・・
器からはみ出るくらいの「ソースカツどん」は脂分で気持ち悪くなります。
※半分くらいまでは美味しいんですが、そのあと作業になりがちです。
大盛りのカレーとかも同様です。
※息がカレー臭くてヘルメットの中に充満します。
なんでもそうですが、
ツーリング途中で「大盛りもの」を食べるのやめておいた方がいいです。
食事で気持ち悪くなるとそのあとバイク乗るのが楽しくなくなります。
長野市から光前寺までは高速未使用で往復300km
長野市からは高速未使用で日帰りが可能です。
※Google先生によると片道3時間半だそうです。
高速使うと1時間半程度ですね。
今回は、あえて高速を使わない下道真っ向勝負のルーティングをしてみました。
※高速を使わなかったのは嫁が松本市街地の渋滞を舐めてたので思い知らせるためです。馬鹿めが。
規模は戸隠に比べればかなり小さいですけどね。
■往路
です。
8:40出立、光前寺に着いたのは12:30頃です。
※春の午前中の松本までの国道19号は流れはいいんですが川沿いの道で結構寒いです。特に手が。
清々しい感じの池とかもあって気持ちの良いところでした。
■復路
です。
14:10頃現地を出立、長野市の自宅に戻ったのは18:30頃です。
だいぶ休憩多めのゆっくりしたツーリングです♪
※走行距離は300kmくらいです。
ちなみに・・
長野県を縦走する際、松本盆地をどうやって攻略するかが時間短縮のカギになります。
※松本から塩尻間は常時渋滞してるので時間がかかります。
特に真夏はバイクで松本市街地の渋滞にはまると暑すぎて気が狂いそうになります。
したがって、
ルート選択が重要になります。
幸い松本盆地の東西には良いツーリングルートがたくさんあります。
東側はビーナスラインの利用が可能です。
春先は東側のビーナスライン周辺峠は標高が高いので残雪の可能性があります。
峠は少なくとも日があるうちに抜けるようなプランニングがいいですよ。
※ガソリンは早めに補給がポイントです。
県道63号で牛伏寺の脇を抜けていくルートも快走できますが松本市北部から県道63へのアクセスがわかりづらいです。
※結局、松本周辺はいつも混んでるのでツーリングの通過点としては向きません。
西側はサラダ街道や安曇野アートラインで迂回できます。
標高も低いので春先のツーリングも安心ですが細かい県道が入り組んでいるのでわかりづらいです。
R19の渋滞に比べれば快走できますが裏道をつなぐようなルーティングができないと遠回りになります。
※安曇野アートラインってどこが起点なのかいまいちわかりません。白馬のほうまで書いてアートラインって標識あるし。
松本平野は街中以外はどこをどう走っても左右に広がる山々の絶景を楽しめるいいツーリングルートです。
まとめ
光前寺は思ってたよりもずっと広くて由緒あるお寺でした。
※失礼ながらちょっと舐めておりました。
北信地域から散歩するにはちょうどいい感じの距離ですし。
とりあえず、春先のウォーミングアップとして光前寺を選んだのですがとても楽しく走れました。
下道とは言え、300kmほどの走行距離も疲れすぎず走ってみました。
冬の間に細かく手入れをしておいたので調子はばっちりです。
※冬の間にZ1-Rを改良したポイントも何個かあってその実証も兼ねています。
南信地域は木曽ルートも同様ですが谷あいを延々と川に沿って走ることになります。
左右どちらを見ても2000m級の山に囲まれてるので景色は素晴らしいです。
ただ、携帯で写真にとると背景が遠すぎていまいち絵的にインパクトが弱いですが。
※天気が良ければ気持ちよく走れるおススメルートです。
南信地域は一泊程度でのんびり流しに行くところな気がします。
長野県の南部は、ちょっと地味なので通過されがちな地域ですが見どころもたくさんありそうです。
次はもっと暖かい時期にキャンプ装備でゆっくりと流しに行く予定を立ててみようと思います。
光前寺、行ってみてよかったです♪
走り系のツーリングじゃないので万人におススメです。
お土産の早太郎みくじは老若男女にウケますよ。