ところが、
車検証にはバイクの幅の記載があるのですよ。
当然、これに当てはまらなければ車検には通りません。
では、バイクの幅ってどこのこと?
と言う記事です
バイクには既定の幅があるのだ。
当然この数値から大きく外れると車検には通りません。
ハンドル変更などの改造をしていなければ、基本的に「バイクの幅。」で落とされることはないはずです。
たまに車検証を見るといろいろ面白いな。
ただし、
車検証に項目がある以上、計測されて規定外であったりすると車検には通らないのですよ。
一応、車検証に記載の幅から±2cm以内なら規定内と判断されるようです。
ちなみに・・
同じ車検証の項目でも「高さ。」「長さ。」「重量。」については今まで一度も測られたことないですな。
※この重量のざっくり感がすげえな。ガソリン満タンだと結構変わるけどね。
一応車検証に項目としてはあるので、計測してもらっても一向に構わないのですが。
※改めていわれると自信がない気もする。
こういう「やったり、やらなかったり。」という不確定要素がユーザー車検への心理的な障壁になってるように思うのです。
まあ、ユーザー車検のハードルが高いと受ける人が少なくて陸運局が混まなくて良いのですが。
バイクの幅とはどこのことだ?
実際にはバイクの幅はハンドルの「バーエンドからバーエンドまで。」ではないのですよ。
普通のユーザー車検時には、
「左右レバーの端から端まで。」
を計られます。
計ってみればわかりますが、バーエンドからバーエンド迄より左右レバーの端から端までの方が若干広いです。
※レバーホルダーやマスターシリンダー自体をずらす手もあるけどコレは最終手段。
結構違うもんざんすね。
基本的に、純正ノーマルハンドルであれば 検査官さんも面倒くさいので めったに計測されることはないハズです。
※よほど几帳面な検査官さんだと計られますが。
ちなみに・・
旧車の場合、ハンドルの末端部にウェイト(重り)を仕込んで振動対策することはよくあります。
バイクの末端に重りを入れるのは、振動対策として結構有効だからです。
ただし、
旧車の場合、バーエンドのウェイトが妙に新しく 浮いて 目立って見えると計測されがちです♪
※ワタクシはよく計られますよ。ウエイト付けてもう20年以上は余裕で経ってますが。
別に今どきの「ハデハデアルマイト仕様のウエイト。」ではない落ち着いた黒のモノんですけどね。
こんな記事もあります▼
ユーザー車検時のハンドル周りの検査
※別に妙に記事が短いからって足すわけではないぞん、ホントだぞ。
といった点については確認されます。
ハンドルロック
まあここ数十年に製造されたバイクでハンドルロックが標準でついてないバイクはほぼないはずです。
※メインスイッチすらないKTM125EXCでもハンドルロックはある(笑)
ただし、
「常設でなくともワイヤーロックなどを持ち運べばいい。」
と言うことでもあるようなのです。
厳密にはハンドルロックではない気がする。
噂かもしれませんが、
「外付けのゴツイ防犯用のバイクロック用施錠装置をユーザー車検に持参して通した。」
という話を聞いたことがあります。
ワタクシはやったことないです。
※もしそういう「剛の者。」が居たら一方いただけると嬉しいです。
ハンドルがタンクに当たる
レプリカセパハン小僧が大量にいた時代にはよく見ましたね。
セパレートハンドルを低い位置につけすぎて、フルステアするとタンクに当たるバイクが。
※大抵コケすぎてカウルなんてついてない型遅れのレプリカバイクに多かった気が。
タンクにハンドルが当たるようなバイクはユーザー車検では片っ端から落とされてましたが(笑)
っていうか、
そのタンクに当たるハンドルで車検に通ると思った君の甘い見通しに乾杯だ。
絵にはなると思うけれど、使い勝手悪そう。
個人的には、タンクにハンドルが当たるようなハンドルは危なくて、
「すげえダサい改造。」
なので止めたほうが良いと思うのです。
はっきり言うとサーキットを走らない限り、低いセパレートハンドルは使い勝手が悪すぎる気がします。
※Z1系とかのセパハン仕様見ると「ご苦労さま~♪」と思います。重いバイクで低すぎるハンドルは取り回し大変だし。
あんなきっつい 拷問のような ポジションで良くツーリングに行くね、とか思ってましたがそれが若さです。
痛くなるし、
実際速く走れるわけでも、峠で走ってカッコいい訳でもないんですが(笑)
※むしろアップはをねじ伏せて走ってる方が迫力あるので個人的には好き♪
そんなバイクでコケるとハンドルとタンクで手を挟んでスゲエ痛いでは済まないのです。
※当然整備不良なので白バイからも逃げる羽目になり、いいことない。
割と最近まで「SR400のカフェレーサー風カスタム。」でたまに見た改造様式ですが、だいぶいなくなりました。
こういうのは飾る系。
中高年は乗ったら
まとめ
こんなつまらないことでユーザー車検に落ちても面白くありません。
なので、
事前にちょっとだけ手をかけて計測、問題があれば調整しておきましょう。
本来古いバイクはハンドルの位置や角度を自分に合わせて調整するくらい未完成な乗り物なのですが。
※昔のバイクはライダーの体格とか手の大きさとか足の長さなんて全然考慮されてないので。
今どきの人間工学とかそういう理論に基づいて作られたバイクでは純正以外ありえないんでしょうけど。
実際、バイクのハンドルは数センチ違っても操作にはあんまり支障がないんですよね。
ハンドルは大きくコケたら結構あっさり曲がるし。
それでも、
車検でチェックされると落とされがちなバイクの幅の計測です。
数値で出ちゃうので逃げようがないしね。
一生懸命整備して、事前に確認して、ユーザー車検には万全に望みましょう。
※ユーザー車検は簡単ですが、舐めてかかると痛い目に遭いますよ。
担々麺と唐揚げライスセット。
もう無理ですな、この量は。
※記事の内容が薄いな、と自覚がある時には食べ物の画像が出がちですが、本当にその通りです。
ちなみに・・
ハンドルなどを交換して車幅や車高が変わった場合、「構造変更。」と言う裏技があります。
陸運局で再計測して、「車検証の記載内容を変更する。」のですよ。
車検証が変わっちゃえば、天下御免で車検に通るようになります。
※どうやら極端な変更がなければ「改造ではなく、構造変更。」と言う扱いっぽいです。
エンジン載せ替えなども「構造変更できちゃう。」ようです
※強度計算とかいろいろ申請書がいると聞きました。
構造変更は車検と同時にやると安く済むらしいのですが、ワタクシは未経験です。
車検に必要な書類の他に
等を別途用意する必要があるようです。
※陸運局の窓口に相談すると詳しく教えてくれるハズ。
実際にワタクシはやったことがないので、こういう手法もあるよと言う紹介にとどめておきます。
※ググればたくさん出てきますね、この手のネタは。