なので紅葉を見るために混んでる有名観光スポットに行く必要はないんです。
長野の紅葉はどこでも奇麗なのですがワタクシは人気のない酷道をおススメしています。
ソロツーリングでは特に。
長野の有名紅葉スポットはどこも超混んでいる
そして食いもんも観光地値段だし、駐車場だって有料ですよ。
たかが紅葉ごときで散財するのはもったいないのです。
10月にはいるとメディアでは紅葉情報を取り上げ始めます。
雑誌はもちろん、TVやラジオでもそういう情報だらけになります。
皆紅葉が好きなのだねえ。
そんな紅葉なんて長野ならどこにでもあるのに。
里山だって十分綺麗に紅葉しますよ。
※下手すりゃ日本の情緒あふれる秋の風景は観光地より上です。
確かに紅葉を見どころとして謳う観光地は見事なものです。
観光パンフレットとかフォトショップで彩度の加工してるだろってくらい鮮やかですしねえ。
全然有名どころではないのよ、これが。
それでも時期を外すとそれほどでもないのだけれど紅葉の時期ほど読めないものは無いのです。
※割と一気に進むし、一気に散るので有名紅葉スポットでも割と短期間ですよ。
紅葉には一定の法則があって標高が高いところから始まって次第に里に下りてくるものです。
コレを知ってると観光地に行かなくても紅葉を楽しめます。
紅葉なんてのは、
適当な時期を見て走り回って適度に紅葉してる場所でちょっと休憩するくらいでちょうどいいのですよ。
※紅葉ったって何時間も見るもんじゃないし。
そうそう。
ワタクシ達にはバイクという機動力があるのです。
コレを生かさない手はありません。
人のいない紅葉スポットを自ら開拓するくらいでいいのですよ。
ちなみに・・
ソロツーリングの時のワタクシは観光地ではバイクを降りることなく横目で見ながら通過するスタイルを徹底しています。
バイク乗りには観光地の駐車場の問題があるのです。
観光地では車は歓迎でもバイクは駐車すら許されないところも少なくありません。
せっかくのツーリングで、駐車場探しに時間を費やすのは、無駄な時間以外のなにものでもない。
駐車場の料金が花見と紅葉の時期だけ高額だったりするものです。
紅葉見るために貴重な時間や高額のお金をかけることはないのです。
雑多な大衆がごった返す観光地にバイクを長時間駐車するのは危険なのですよ。
管理人さんが近くにいるならまだマシですが盗難や傷などのリスクは避けられません。
※荷物積んでると荷物の盗難もあるのよ、最近は。
ワタクシ以外にも「観光地に行ったことがある。」というライダーは、
「観光地のすぐそばまで行って寄らない。」という人は少なくないハズなのだがどうか?
全員がそうだとは言いませんが、
ワタクシと同じ価値観を持つライダーには観光地は通過するだけで十分行ったことになるのです。
※同意する人募集。
それに、
バイクウェアは観光地では確実に浮きまくる格好なのですよ。
バイク乗り以外にバイクウェア然とした格好でうろうろしてる人なんていませんよ。
バイクに乗ってる時ならまだしも悪目立ちする恰好で観光地を歩き回るのは結構ダサいのです。
頭ぼさぼさでヘルメット持ってタンクバッグを肩から掛けてる人が目立たないわけないんです。
とにかく観光地は気を使うし面倒が多いし飯も観光料金も高いし 貧乏人には あんまりいいことないのです。
※その割には大して面白くないし人だらけだし。
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バイクという機動力をいかす
2桁国道だって流してると道の両脇が綺麗に紅葉してたりします。
これで十分じゃないですかね?
バイク乗りはバイクという常人が持たない機動力を持っています。
コレを生かさない手はありません。
紅葉の時期は特にソロツーリングをおススメします。
単独のソロツーリングなら自分のペースで走って好きなところで止まることができるからです。
好き勝手にバイクを止めて景色を眺めたり、休憩したりすることが可能です。
※複数人だとどうしてもしょっちゅう止まるのは気が引けるのでおススメしません。
気が向いたら安全な場所にバイクを止めて好きなだけ紅葉を眺めるのです。
写真なんかとっちゃってもいい。
ちょっと進んでまた止まって角度を変えて写真撮ってもツーリング仲間に怒られないのです。
長野県内では二桁国道でも田舎エリアはかなり紅葉が綺麗なのでちょっとした路肩のスペースにバイク止めて写真撮ってる人結構いますよ。
こういう時間は普通の生活ではなかなかない非日常の時間だったりします。
ストレス解消にもなるし何よりリラックスできる貴重な時間です。
※ストレス解消というのは普段からストレスため込みすぎの人のための言葉なのでリフレッシュと言った方がしっくりきますな。
長野のツーリングでは10月中旬から11月中旬までならどこへ行っても、何処を通ってもほぼ間違いなく紅葉を楽しめます。
無理に紅葉の有名な観光地に行くよりもコスパははるかにいいです。
何せ人に気を使わないし自由だしタダだし疲れたり面倒になったら帰ればいいのです。
ソロツーリングはこういう所が自由でいいのです♪
「長野の赤い紅葉はお寺か人の家にある。」
嫁の名言ですが全くその通りだと思います。
また、
そのうち観光地ではない田舎のなんてことないスポットを探すツーリングが楽しくなるのですよ。
現地人しか知らないような静かで美しい場所が日本にはたくさんある。
長野の山間の集落の秋なんか「日本昔話。」の出てきそうな場所ばっかりです。
それに、
適当に寄ってみたお店で安くて美味しいものが食べられたりしたら最高です。
自分の足で探した情報ってのは価値があるし、内により楽しいのです。
場合によっては現地の人と話をすることも有るかもしれません。
有名な観光地にはこういう楽しみはあんまりないのですよ。
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長野県にはこのような自分だけが面白がれるツーリングスポットが山のようにあるのでした。
行ったことを人に自慢はできませんが マイナースポットだって捨てたもんじゃないのです。
ただし、
こういう所は大抵酷道だったりします。
逆に言うと長野県は国道でさえも酷道が多いのですよ。
※だから観光地にならないし、人が少ないのですが(笑)
ちなみに・・
長野に移住して20年近く経ちますが紅葉の傾向として長野の里山では11月3日の祝日あたりがおススメです。
ワタクシは秘密の紅葉スポットを何か所か知ってますがわずかなタイミングで紅葉度合いは全然違うので教えません。
自分だけの紅葉とか日本の秋の風景をソロツーリングしながら探すのだ♪
自然の赤い紅葉を探すのは意外と大変なのだ。
何年もやってると次第に「そろそろあそこは紅葉の時期だな。」という感じで紅葉に対して鼻が利くようになります。
と同時に、
いろんなメディアの紅葉情報には興味が無くなるのです。
↑ワタクシ今ココ。だいぶ世捨て人っぽくなってきた。
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酷道は数あれど
バイクの機動力を生かせば比較的容易に攻略することができます。
デカいバイクでも体力とスキルがあれば問題ないですが軽いバイクや小さいバイクがおススメです。
オフ車ならもっといいです。
国道や県道が必ずしも走りやすかったり、気持ちの良いルートであるとは限らないのです。
長野県には1車線しかない国道や県道がざらにあります。
※逆に広域農道みたいな快走路も多いのですが。
車で走るには結構きつい道路の幅だったりもします。
そして大抵グネグネ曲がっています♪
※ナビに騙されて迷い込んできた県外の3ナンバー車のドライバーの顔が引きつってることも少なくないです。
舗装林道っぽい。
そんな所でもバイクなら余裕ですよ。
※対向車がパニックになってることも有るのでスピード出すのは要注意、というかそんな道で速く走ろうとする方が馬鹿です。
ツーリングの目的地のを決める際に観光地やメジャーな場所を避けるようになるとだいぶディープです。
そういう所は通行止めがあったりしていつでも走れるとは限らないというトトロのような存在だったりするので、
チャンスがあればバイク乗りはバンバン酷道攻略に出かけるべきです。
※冬季閉鎖は当たり前です。
ワタクシが当ブログの記事で紹介してるようにソロで県道を走りまくるのは実際酷道の攻略が楽しいからなのです。
※カメラで撮影するようになるとソロツーリングの割合が確実に増えます。
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ちなみに・・
今回、長野県の国道でも酷道っぷりがすさまじいという噂の長野県と新潟県境にあるR403を走ってきましたがこれがまた素晴らしい酷道でして。
※通行止めが非常に多くなかなか通れるチャンスがなかったため、今回初めて走りました。
ハゲかかった看板に妙な説得力がある。
いやぁ。
紅葉にはまだちょっと早かったですが秋らしくて素晴らしかったです♪
山全体がススキというしゃれた景色が楽しめます。
※もちろんそういう景色を独り占めです。
ワタクシがこの国道を通った時にすれ違った車は2台のみ。
※バイクは1台。新し目のNinja系だったけど車種はわからない。
人の気配がほとんどないので人に会うとびっくりする。
道幅が2mないくらいでガードレールなしの崖沿いの道なので落ちたら助かりませんよ。
気を付けないと大変なことになるのです。
それでも峠の頂上では「信越トレイル。」で山を縦走しているというソロの女性にあったりして面白かったです。
交通量がほぼないので道の真ん中で荷物広げて休んでた(笑)
挨拶したら向こうも人と話すのが久しぶりっぽくて人気のない山の中で盛り上がっちゃいました(笑)
※久々に勢いのある女子を見た気がする。熊スズをガンガン鳴らしてた(笑)
この辺りの長野新潟県境はマジで酷道の宝庫です。
気が向いたらツーリングレポートも書きますが 面倒くさいし 最近マジで長文かいてる時間がないのよ。
注意事項は結構ある酷道の紅葉巡り
人通りがほぼ皆無なのでいつも以上にだれにも頼れないのです。
人通りのない道は寂れているわけでして。
何もトラブルを起こさないように安全確実に攻略せねばなりません。
誰も助けてくれませんし、下手すりゃスマホも電波が届きません。
※こういう所がまだ不通にあるのが酷道。
当然、途中でまともな休憩場所があるわけではありません。
トイレも自販機もないのが当たり前です。
※ヘタすりゃ森の中の1.5mほどの幅だけが舗装されてる、みたいな場所ばかりです。
酷道に入る前に道の駅やコンビニのトイレで軽量化休憩と水の補給はしておきましょう。
※ワタクシは飲料の他に保険でグミ的な物を持ち歩いています。
また、
酷道は道幅が細い上、見通しが悪いコーナーがたくさんあります。
明後日の方向向いているみたいな意味がないカーブミラーがたくさんあります。
※雪で曲がるのがね?
なので、
自分を守るために「警笛鳴らせ。」の看板が無くても自発的にホーンを使いましょう。
マジで道の真ん中をデカい車が突っ込んできます。
※AT車は惰性で曲がる傾向があるので急勾配&急曲率のコーナーではコントロール不能に近い状態になりがち。
それと、
熊が普通に出ます♪
ワタクシは今年2回クマを見かけました♪
※遠くからなら警笛で逃げます。
山が全部ススキの原っぱだったりします。
※でも熊も出そうだ。
綺麗でも雑草が生い茂ってクマが潜みやすい場所も多いので休憩する際は気を付けましょう。
酷道は人間の住む世界というよりは自然に近いので、
こういう所で休憩して無防備におにぎり食べたりするだけでも注意が必要です。
※景色が良くて貸し切りに近いのでお弁当食べたくなるのも分かるのですが安心しきらないことですよ。
路面の状態も良くないことが多いので急加速も急減速も必要ありません。
バイクをバンクさせずにハンドルで曲がれたりするとなおよいです。
※コーナーの途中に大穴空いてるとか舗装が剥がれてるとか普通です。
なので。
バイクの万全の整備はもちろん、バイクも自分も調子が悪ければ行くのを中止することも大事です。
※気力体力がないと酷道にやられます。
酷道は普通に通行止めがあるので次第に迂回ルートを即座に構築できるようになりますが、
慣れるまでは時間に余裕を持ったスケジュールが望ましいですな。
秋は落ち葉が凄いです。
長野のほとんどの酷道の秋は落ち葉が非常に多く、交通量が少ないため湿気た落ち葉が路面に張り付いています。
これが非常に滑りやすいので要注意。
大馬力の太いタイヤのバイクだとあっという間にスリップします。
重いバイクは減速時にスリップしますし。
※長野の酷道は漏れなく勾配がキツイと思って間違いないです。
こういう悪路を走る場合は出来るだけアップハンドルの方が楽ですよ。
※上体が起きてるので視線を遠くに置きやすいので多少は見通しが良いし。
それと。
大げさなくらい暖かい服装で出かけることをおススメします。
酷道は標高が低くても人気がない山道であることが多いです。
山の空気の冷たさを舐めちゃいけません。
朝夕はもちろん、昼間でも秋の空気は冷たいのですよ。
ワタクシは10月に入るとツーリングはほぼ冬の装備ですよ。暑けりゃ脱げばいいけど着るものが無ければどうしようもないので。
※日が落ちてから慣れない酷道攻略をするのは危険だけしかないので
「ソロの酷道ツーリングは誰にも頼れない度合いが非常に強いツーリング。」
なのです♪
※散々脅し散らかしておきますが日本ですのでそれほど困ることは・・ない・・ハズ。
ちなみに・・
長野県は温泉だらけですが寒いからと言って温泉に入るのも要注意です。
ツーリングの途中で温泉に入るのは、
時に限りますよ。
というのも、
せっかく温泉で身体を温めたとしても確実に湯冷めするからです。
あんまり寒い場合は、
ホームセンターやワークマンなどでインナーを買って着こんじゃうことです。
ヒートテック に似たような機能を持つ のアンダーウエアとかすさまじく暖かいです。
経験上、これが一番暖かい。
秋のツーリングでちょっとした雨にやられることも有ります。
※山の天気は変わりやすいでな。
そうなると目先の暖を求めて温泉に入りたくなるのも分かります。
でも温泉から出た時に濡れたウェアを着るのですよ。
バイクで走れば風を切るので濡れたウェアは容赦なく体温を奪います。
これはかなりキツイ。
身体が濡れて寒い場合は
ホームセンターなどで下着を買って湿気た下着を着替えちゃうことです。
カッパの上にジャケット羽織るとかね。
まあ、雨が降りそうな場合は出かけないというのが一番いいのですよ。
ツーリングなんて遊びなので頑張らなくていいんですよ。
※若いときの経験ならともかく、頑張り自慢するような中高年は嫌われますよ。
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まとめ
マイナーな酷道で紅葉とか秋の景色を独り占めした方がお得感があります。
ワタクシは紅葉を堪能するなら人のいないところの方が好きです。
※一応、大義名分として接待程度に有名でない観光地にはいくことがありますが。
「ツーリングで〇〇という観光地にって来た。」
というバイク乗ってることをアピールして自慢をしたい人もいるで好きにすればいいのです。
※どんなに混んでいて面白くなかったとしても一般人には有名観光地の方が認知度が高いですし。
ソロの場合、だんだんわかってくると次第に観光地に行かなくなるものです。
だんだんツーリングの話も一般人の前ではしなくなります。
※お土産買うのも面倒だし、いろいろ質問されるのも面倒くさい。
観光地を目的地にするかどうかでその人のバイクキャリアがわかる気がします。
※そもそも3年もバイクに乗れば日帰りできる観光地は全部行きつくすと思うし。
ツーリングでは観光しないことでバイクでの移動自体を楽しむ要素になりうるのです。
特に紅葉の様に自分の感性に重きを置いて気に入ったところで止まりたいとか言う場合は。
※大人数だとどうしても多数の意見が優先だし、好き勝手に止まることは結構難しいです。
いい景色を見つけたらすぐ止まれるのがソロツーリングのいいところ。
好き勝手なツーリングでは方向転換して写真的に良い構図を模索出来たりもするのだ。
※この写真のVTの40cm先は崖です(笑)
そもそもバイクの楽しさは目的地での観光ではなく、走ることだからそれでいいと思うのですよ。
※大人数だと観光という目的がないとまとまらないしねえ。
少なくともワタクシはソロで走る場合は観光地を避ける傾向がありますな。
混んでるだけで面白くないし、ノロノロ運転の下手くそドライバーとかいると目も当てられないし。
※駐車場では観光客がやりたい放題だし。
とはいえ。
彼女や奥さんツーリングに行く場合は適当に観光地を巡ることを強く推奨します。
※ワタクシのように嫁に「こいつと出かけるとずっと走ってるだけだ。」と25年も言わ続けることになるので気をつけろ。
そういう場合でも一流の有名どころの観光地にはいかないのですが。
当記事は話が二転三転しましたが勢いで書いています。
書きかけの話とか結構あるんですが最近は記事を書く暇自体がないので読みずらくて申し訳ない。
ようするに、
バイクでソロで酷道行って紅葉見て来いやって話ですよ。
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