ココ数年、当倶楽部はバイク雑誌のオマケのカレンダーとなっています。
オマケでもクオリティが高いものが多く、毎年年末に悩みますな。
雰囲気が気に入ったものはあんまりないので定番になりがちです。
カレンダーは買うほどのものでもない
毎年、当倶楽部は年末になるとたくさんのカレンダーを頂きます。
それを全部掲示すると当倶楽部の壁はカレンダーだらけになるくらいです。
いただくカレンダーの9割はデカすぎて飾る場所がないため廃棄になります。
もったいないのでSDGs的に配布先を見直したほうがいいと思いますよ。
とはいえ、
印刷業界の人はカレンダー需要という年間の繁忙期があるらしいので単純に全面的に禁止というわけにはいかないっぽいですがね。
実は紙のカレンダーはデジタル社会でも結構役に立つのです。
共有のカレンダーに予定を書き込んでおくと家族内でスケジュールの共有ができて便利だったりします。
そして田舎生活で大事なのはゴミの日なのです。
田舎ではごみの回収が都会に比べて絶対的に少ないのでゴミの出し忘れは致命的です。
紙資源、ビン、カン、不燃物、は月一回なので、出しそびれると一カ月先までゴミを廃棄できません。
瓶のワインを良くいただくのですが、ビンゴミの回収の直前に飲むというのが当倶楽部のルールです。
※記念日にワイン飲むとか当倶楽部にはありゃしないのです。
オイル缶などの不燃ごみは計画的に出さないといけませんのでオイル交換時もカレンダーをチェックしてからです。
このように、
田舎ではゴミの日は絶対に忘れないようにしなければならない。
のです。
したがってゴミの日を共有カレンダーに書き込むのが当倶楽部では当たり前になっています。
※毎年、年間ゴミ回収スケジュールが出るとカレンダーに書き写すのが当倶楽部では恒例行事です。
共有カレンダーは冷蔵庫に貼り付けています。
家族会議の結果、朝夕確実に誰もが目にするのは冷蔵庫の扉だ、という結論に達したのでココに貼ることにした経緯があります。
冷蔵庫以外にもカレンダーをはる場所があります。
月単位で仕事をしてたりするので、
を視覚的に把握できるカレンダーがあると日程管理が楽です。
したがって、カレンダーはトイレに貼ったりもします。
当倶楽部ではカレンダーがないと結構困るのです。
かといって、
いただく多くのカレンダーのほとんどが該当するスポンサー臭の濃いものも張るのは躊躇します。
極稀にこういうオシャレメーターが振り切ってるようなカッコイイものももらう。
ただし、嫁が影響う保存版にするくらい気に入ってるので書き込みは禁止されたのだった。
というわけで、
ワタクシ達はこの時期書店に出向いて気に入ったカレンダーを探すのです。
ただし、
カレンダー自体は買いません。
雑誌のオマケとしてのカレンダーを虎視眈々と探しだして手に入れるのです。
※市販の可愛いわんこの写真満載のカレンダーとか張ってたら笑われそうだしな。
12月中旬は雑誌の付録にカレンダーが付く
これにカレンダーがオマケで付いてくることは結構多いのです。
カレンダー目当てで雑誌を買うという人は意外といるようで、各雑誌はオマケのカレンダーに力を入れていますな。
各雑誌のオマケのカレンダーはクオリティが非常に高い。
※まあ雰囲気に酔い過ぎてるような画像のカレンダーの雑誌も中にはありますが、そういうニーズもあるのでしょう。
というわけで、
大きめの本屋さんに出向いてオマケにカレンダーが付いている雑誌を片っ端からチェックします。
※車やバイク関係の雑誌に限るのですが。
雑誌がものすごく減った
以前、車やバイクの雑誌というのはもっとたくさんの種類があったように思います。
昔からあるなじみの雑誌の多くはいつの間にか姿を消しました。
昔のバイク雑誌は単価が安く 貧乏人でも 気楽に買えたのです。
バイク雑誌なんて週刊漫画みたいな装丁なモノしかなかったような気がします。
内容も結構 スポンサーに忖度したような 酷いもんで昔のバイク雑誌の
のです。
若者向けの 適当な内容の 雑誌という感じでしたがそういうのはもう流行らないのかもしれません。
今はネットでも調べられることが多いので内容も精査しないと適当なこと書いたら叩かれるしね。
今現在は各雑誌の装丁が綺麗になって本棚に並べてもカッコいいのが多いのですが一冊1000円では買えません。
2000円近いものまであります。
これにはちょっと衝撃です。
BGは最安値の価格帯のバイク雑誌です。
ただし、
2013年のBGは480円でしたが、2023年は700円としっかり値上がりしていますな。
※これで薄くなってるんだから買う人が減るのも仕方ないのかも。
画像上が2023年。
持った感じで既に薄い。
グラビアみたいな紙面で見るからにお金かかってそうですが、バイクに興味がありそうな若者は みんな貧乏なので 高い雑誌なんて買いませんよ。
※大人だってそんな高い雑誌は買えません。
雑誌はもっと雑多でいいのです。
読み物としてしっかりしていれば白黒ページでいいんですよ。
昔は雑誌しか情報源がなかったので擦り切れるくらい読みこんだもんですが。
※間違った情報が書いてあってもそれしか知らなければそれが真実だったのですよ。
その雑多さはそのままネットの世界に移行したように見えます。
そして、雑誌はマニア向けのムック本形式に移行してるのかもしれませんな。
進化というより別形態ですけどね。
丸タンクのZ1000Jはワタクシが好きなのでチョイスされてて嬉しかった。
※2023年のカレンダーです。
ムック本
雑誌よりマニア向けというかピンポイントに深堀してあって、豪華な装丁なのがムック本です。
かつての形態の雑誌はムック本てきな雑誌や書籍に駆逐されつつあります。
以前からこの手の書籍はあったんですが、今は微に入り細に入り細分化されています。
今やどんな業界でもムック本的なピンポイントな雑誌が凄く増えましたな。
車やバイクの書籍も例にもれず。
書店ののコーナーは雑誌よりも定期的に出版されているマニアックなムック本が主流に見えます。
例えば、
趣味趣向が多様化しているのでそれに合わせてもう多種多様に展開しています。
車種限定とかでまとめちゃえば、当分売れ続けるしねえ。
現在は絶版なので欲しい人は↑のリンクをまめにチェックしましょう。
こういうのはマニアにとっては嬉しいかもしれませんが、興味がない人にとっては無意味です。
小規模な書店では置ききれないのではないかと思うくらい微に入り細に入り多角展開していますなぁ。
マニア向けの雑誌とかムック本は買う人がピンポイントで検索できるネットで買う方が効率がいい気がします。
話がそれました。
田舎ではだいぶ減った書店を探すのも大変なのですよ。
田舎にも意外と本屋は多くありません。
良く行く書店のバイクや車の雑誌のコーナーは行くたびにガンプラとかアニメの雑誌に侵食れてかなりスペースが狭くなってる感じを受けます。
「車やバイクは若者の趣味の王道ではなくなった。」
ということなのでしょうねえ。
ひしひしと時代の流れとトレンドを感じつつ、一心不乱にカレンダーのオマケが付いている雑誌を見ていきます。
まあ大体、買う雑誌は決まっているのですが。
毎年この時期だけしかバイクの雑誌は買いませんしねえ。
結局、2024年分のカレンダーも定番のMrBikeBGのカレンダーに決めました。
当倶楽部の愛用カレンダー
「根本的に新しいバイクになじみがないというか興味がないので新車が並んでるようなカレンダーには興味がない。」
「レースにつかう競技車両は一般的に憧れられる存在かもしれないけれど、自分が乗れるわけでも無いので興味がない。」
「走行中の写真なども自分 もしくは知り合い が写ってないなら興味がない。」
という偏った趣向で選定していくとMrBikeBGのカレンダーに行きつくわけです。
こういうワタクシ達の様なタイプのバイク乗りは意外と多いらしく、
意外と古臭いバイクの画像を並べているバイク雑誌の付録カレンダーは少なくないのです。
昔から生き続けているバイク雑誌。
かつての名車の画像を並べた趣向のカレンダーができてもおかしくはありません。
※バイクを趣味とする年齢層のボリュームゾーンが50代とかだから仕方ないですが。
こういうおっちゃんが大好きなバイクがカレンダーになってるのがたまらない。
※これは2022年のカレンダーです。
なかでも、
かつては中古車のバイヤーズガイドという専門誌的なスタートで30年以上継続しているMrBikeBGは昔から新車記事が少なく、
以前から旧車の画像しか載せてないカレンダーを作ってるので当倶楽部にはなじみ深いのです。
※絶版車という言い回しはBGが始めだった気がするし、今の中古バイクブームの火付け役の一媒体だあったことも確かだと思います。
そして、
毎年12月中旬に発売される1月号にはカレンダーがオマケで付いています。
カレンダーが付いている雑誌としては格段に安いのも気に入っています。
ただし。
肝心の雑誌の内容は・・いや言うまい。
ワタクシがサッと目を通した限り、これでは買う人いないよな、というものでしたがそれでもファンはいるのでしょう。
ワタクシとしては、かつてのMrBikeBGのように中古車の売買情報を主体にした雑誌作りをしてもらいたいですな。
もう何年も前から、中央のカラーページに数ページ分だけ申し訳程度に中古車情報を記載してあるだけ、という体たらく。
昔はこういう情報が雑誌の半分以上を占めていたはずなんですがね。
そもそもBGとはBuyersGuideの略だったはずですが、今はそんな情報はほとんどありません。
所詮雑誌ですので店頭販売から掲載までのタイムラグがあるので難しいのかもしれませんが、
それでも中古バイクの売買情報を得たい人は多いと思うのです。
ただし、
バイクを買っちゃえばもう中古車情報は不要になるわけで定期購読が望めないし、
バイクを買っちゃえば中古車情報以外の情報が欲しくなるので特集記事の手を抜けなくなる。
※バイヤーズガイドという性格の書籍に定期購読読者を取り込もうという発想が間違ってる気もします。
どっちつかずになってる気がします。
稼働状態にあるこの手のバイクの現存数はどれくらいなのかねえ。
雑誌という概念
雑誌という
という媒体を喜んで入手する人は・・やっぱりそう多くないのかもしれません。
※同じ理由で新聞も苦労しているようですな。
なるべく最新の好きな情報を好きな時にスマホで見られる現代は今までの価値観や媒体の考え方を崩壊させたのですな。
そりゃ誰だって好きなものだけを見たいですからね。
雑誌だけに「雑多感。」を捨ててはいけないと思うのです。
紙質なんか適当でもいいし、スタイリッシュに洗練された情報じゃなくてもいいのです。
雑多な幅広い情報を雑多に詰め込んだ冊子を安く提供するのが雑誌なような気がします。
※毎月高価な「永久保存版。」みたいな装丁の高価な冊子を出されても買えないわ、となるわけですよ。
これによって業界のすそ野が広がると思うし、安い情報しか得られない数多くの貧乏人を救ってもらいたいものです。
メディアはぶれないコンセプトを持ってるとぶれません。
コンセプト眼ぶれなければ進化の方向は間違わないと思うのです。
ちなみに・・
毎年定点観測的にこの時期のMrBikeBGを買うことで、
ワタクシは当倶楽部のバイクたちの現時点での中古流通価格を知ってビビるのです。
こんな値段で流通してるからおっかなくて。
当倶楽部でも盗難防止策もしているけれど気楽にZ1-RやZ750D1でツーリングに行けなくなりました。
ツーリングの休憩中はなるべくバイクから離れないようにしています。
※出先で盗難にあったという話も聞くからです。
最近、当ブログに「最近Z1-RやZ750D1のツーリングレポートが少ない。」というお問合せを頂くことがありますが、
高価なバイクでの行動記録を書かなくなったのは基本的に防犯上の理由です。
2023年も毎月適当に日帰りツーリングはしていましたよ。
都会の賃借住宅などでこの手のバイクを保管している人はおちおち眠れないし、
気になることがあれば出勤どころか外出もままならないのでは?と思いますな。
そういう人たちは田舎でのガレージライフがいいですよ。
まとめ
例によって、MrBikeBGのオマケカレンダーです。
というわけで、
当倶楽部では毎年気に入って掲示しているMrBikeBGの雑誌のオマケのカレンダー。
来年も当倶楽部のトイレにはMrBikeBGのカレンダーが飾られることになりました。
20年前にS君がバイクや回ってた時に同行した際に合った35万円で売ってたの個体を買っておけばよかった。
読者ウケのいい古臭いバイクのカレンダーなのでレギュラーメンバーは決まってるのですがね。
何とかして旧車の中から新規常連メンバーを追加したいという編集部の意図はよくわかるけど、名車や人気車というのは増えないし変らないのです。
※ワタクシ的には、ハズシ技的な車種を持ってきてもらいたいのですが、マニアックすぎるとカレンダーどころか雑誌自体が売れなくなりそうなので辛いところですな。
でも肝心の雑誌のほう情報量がはオマケ程度であんまりないのが残念です。
内容もマンネリ化してて面白味はあんまりないのでほとんど読みません。
※昔のBGは単独車種の特集とかあって今でも切り抜きをバインダで保管しているくらい好きだったんですがもう30年以上も前の話ですな。
もうちょっと雑誌の内容を頑張ってほしい、というかもうすでにネタがないのでしょうなぁ。
ワタクシが知ってるだけでも30年以上。
良く続いていると思います。
現行だとみんなムック本みたいな高価な雑誌に進化してて、昔ながらのバイク雑誌はMrBikeBG位なもんでしょう。
※700円が高いかどうかは別として。中古バイク屋さんがスポンサーならもっと厚くて安価な雑誌も作りようがある気がします。
過去の特集の焼き直しでもいいので、単独車種ごとの現存事情みたいなのも面白い。
維持し続けているからこそ話せるネタは多いと思うし。
そういうリアルな声を参考にしたい雑誌の読者もいると思うし。
素人のリアル旧車維持レポートとか、レストアレポートとかさ。
※よく考えたらこれは「オールドタイマー誌。」がやってるコンセプトですな。紙面とか雑多でだけれどコアなファンがいる雑誌です。
ともあれ。
雑誌が薄くなったということは広告減ってるんでしょうねえ。
雑誌の運営はワタクシの想像以上に大変なんだと思いますな。
かつてBGのメインスポンサーだった店内がオイル臭漂ううような雑多な中小中古バイクショップは経営自体が虫の息っぽい。
※宣伝費なんか出せないんじゃないかな。
昔のバイクは今のバイクと比べると全然完成度が低いハズなんだけれど「たたずまいを見ると何となく勢いがあるよな。」と思う。
そもそも、
中古バイク業界も他業界に漏れず、どんどん情報はネット化しているので紙媒体の雑誌にはスポンサーは付かないだろうしねえ。
よほど魅力的なライター陣とか揃えて読み物を充実させないと読者はお金は出さないよね。
いくらでもネットからタダで情報は手に入るし、読み物的なものも手に入るし、動画なら読まなくても楽だし。
バイク業界もコロナで盛り上がったけど勢いよく盛り下がってるようにも見えるし。
それでもBGになくなってもらっては困るのです。
当倶楽部に掲示するカレンダーを探すのは面倒くさいので。
ちょっと応援したい気持ちもあるのですが、記事内容次第ですなぁ。
700円かぁ。