なぜなんだろう?
対してZっぽいデザインでも部分的にかなり新しいのがZ900RS。
こちらはかなり見かける気がする。
なぜなんだろう?
結局、買う人たちが冒険しなくなってるのではないか?
という記事です。
Z900RSに対して圧倒的に見かけない新型カタナ
その直接のライバルではないかもしれないけれど、リバイバル的なデザインのZ900RSを見かけることは非常に多い。
実際、ツーリング先で見かける割合は、
Z900RSを10台見る間に、新型カタナは1台見るか見ないか。
という感じ。
※長野県内のツーリングスポットにて、2022年ワタクシ調べ。
新型カタナは見かけると珍しくて「おお!」と思うけれど、Z900RSはもう見飽きた感じ。
それくらい新型カタナをツーリング先では見かけない。
その他のリバイバルデザインのライバルたち
と比べても、新型カタナは圧倒的に見かけない。
かっこいいけど街では見ない。
さらに、
同じSUZUKIのGSXS1000、GSXS1000F
と比べても、圧倒的に見かけない。
なぜなんだ?
夏はツーリングの聖地と自負している長野県でもこんな感じなので、全国的に同じような感じだと思うんですが。
※そんなことはない!うちの近所は新型カタナだらけだ!という人もいるとは思うんですが。
既に生産が終わって久しい初代というか元祖GSX1100Sの方がまだ見かける機会が多いくらい。
これはどうしてなんですかね?
こんな記事もあります▼
ワタクシは以前、「新型カタナは高すぎる。」という記事を書きました。
周りのバイクの値段がどんどん上がっている今となってはそれほど高額な値付けではない気もします。
※それでも同型エンジンを使ったGSXS1000シリーズより30万円ほど高いのですが。
とはいえ、
ワタクシは 貧乏すぎて 100万円以上のバイクなんて絶対買えないんですが。
※たぶん一生、その価格帯のバイクは買えません。
よく見ると結構カッコいい新型カタナ
何にも似ていないデザイン、というにはちょっとアク(個性)が弱い気がするけれど結構カッコヨクはある。
というのが一般的なライダーの感想ではないかと思うのです。
往年のGSX1100Sのマニアは新型カタナは「刀ではない。」という微妙な立ち位置になっているように思えます。
※同じデザインの外装つけた水冷の400とか250は色物扱いしてるし。
コアな刀のマニアはあの形が1mmでも狂うことを許さないですしね。
実際、ワタクシの愛する3型KATANAもずっと日陰者でしたし。
※最近、3型KATANAが妙に盛り上がってるので嬉しいのですが、ワタクシが買える金額を大きく上回って取引されているので入手は諦めました。パーツもないしな。
やはり、
SUZUKIはGSX1100Sのデザインという 呪い 高くて厚くて長い壁を越えられないという運命を背負っているのかもしれません。
こう見ると結構違うけど、凝ったデザインはさすが。
さらに、
新型カタナは追い打ちをかけるように、今流行りのストリートファイター系デザインの中では突出した個性は既に無い気はします。
ストリートファイター系といえば外車。
外車の思い切りの良いデザインはアクも強いけど個性もすごいです。
「爬虫類系。」
とはよく言ったもので、
マッチョなタンク&ぶった切ったようなシート周りのストリートファイター系のデザインのバイクはホントに艶のあるコーティングをかけると生き物みたいな感じに見えますな。
その中で新型カタナのインパクトが薄くなるのもしかたない。
なんか頼りないテール回り。
※このタイプのリアフェンダーはバネ下重量増えないのかね?
初代のGSX1100Sのデザインは、
だから世界でも長い間ウケ続けたのだと思うのです。
※実際はおっかなくて乗れたもんじゃない、というのがヘタレなワタクシのGSX1100Sのインプレです。
突出した優れたデザインを纏えば
売れる。
SUZUKIはそういう皮算用だったのではないかと思うんですよ。
もちろん、
シッカリ買いそうなユーザーの特性リサーチしたうえでプロジェクトはスタートしたと思うんですが・・いまいち目論見が外れたような気がします。
ちなみに・・
ワタクシ個人としては
新型カタナは 世界戦略機でも、圧倒的な個性のあるデザインでもありませんが どれにも似ていなくて結構カッコイイと思いますよ。
誰かが安く譲ってくれるなら積極的的に乗りたいくらいです。
なんかこういうモビルスーツ、ヤザン隊とかにいそうですが。
「これだけ世の中で見ないなら、ワタクシが乗る♪」
とか言い出しそうな勢いだったのですが、いろいろお金がかかることが続きますと 遊びにしか使えない バイクに150万円も出せないのです。
※置き場もないしな。
購入する人は無難な選択が多いのかも・・
過去に流行の最新モデルを追い求めて痛い目見た人も多いでしょうし。
年齢的に50代以上の中高年ユーザーはほぼ最後のバイクとして新車の大型バイクを選んでいる気がします。
50代で購入して10年。
60代にもなれば、ある程度鍛えている人でない限り体力的に大型バイクは無理でしょう。
年取ると、
ついてこないんですよ。
バイクはユーザーに「ある程度の能力を要求する乗り物。」だからです。
そんな人たちは恐らく最後の大型バイクとして今の新車を求めるのではないかと思うんですよ。
乗りこなせる感動化はこの際置いておいて、
自身の経験や歳を重ねた自分と釣り合うデザインかどうか、みたいなことまで気にしているハズです。
誰しも最後の選択に失敗したくはないのです。
その点では中高年が選ぶ車種としていわゆる旧車というのはデザイン的では無難な選択です。
金属パーツが惜しげもなく使われ、メッキが多用されて今となっては高級感すらある。
しかも渋い。
中高年はこういうのに弱い。
ですが、
肝心の旧車価格は高騰、メンテナンスも簡単ではないというハードルの高さも付いてくる。
お手軽に旧車みたいな雰囲気の新しいバイクが欲しい。
動力性能はこの際多くは望まない。
ほとんど新型カタナと同じコンセプトな気がします。
ここに、
古臭いデザインを踏襲した新車というKAWASAKIのZ900RSの戦略がぴったり当てはまるわけですよ。
※KAWASAKIはゼファーで味を占めてからというもの、大体この点もリバイバルモデルは外れたことがない。
今のバイクはイメージが違う
シートが短い今どきのアンバランスなデザインは、昔のバイクを知ってる中高年には使い勝手が悪そうに見えるのですよ。
シートカウルがしっかりしていないバイクは、使い勝手が悪そうに見えるものです。
中高年ライダーだって、バイクに荷物くらい積みたいんです。
レプリカシートで荷物を積むことに苦労した世代は、
実運用では、
「しっかり荷物が積めそうな旧来のシートの方が失敗がない。」
ということを知っています。
中高年ライダーだって、バイクでタンデムくらいしたいんです。
ぶった切ったみたいな短いシートのバイクで高速で二人乗りしたバイク見るとぞっとして尻がかゆくなる、みたいな中高年は大勢います。
ワタクシはシートが短いデザインは実用で使いにくいので、そのうち淘汰されると思ってる節があります。
※バイクはたまに間違った進化をするのは歴史が証明しています。
こんな記事もあります▼
そして、
新型カタナの評判は今どきのバイクらしく、得に不具合も不満があるはずはないハズなんですが。
最近のライダーは自分の価値観よりも人の評価を気にしがちな特徴がありますな。
自分の強い思いがなく、世間の誰かが言った評価の方を優先した結論を出しがちです。
いろいろな世論がありますが要約すると、
こういった世間の意見を重視しがちなのではないかと。
そして、
今の世の中はなんでも無難なものを選びがちなのです。
※失敗しても買いなおせるほどみんな余力がない。
ちなみに・・
先日某スカイラインを走った際に県外の5名のバイクグループと遭遇しまして。
※走ってる所も休憩してる所も見かけましたが、ワタクシと同年代かちょっと上の年代を見うけました。
この人たちは連れ立って全員がZ900RSに乗っておりました。
仲間内で何台か同じバイクがかぶるというのはまだわかるんですが、全員が同じバイクというのはあんまり見かけません。
「もしかして、何かの取材?」
とか
「オーナーズクラブ?」
とか思ったくらいです。
でも見た感じが装備もまちまちだし、なんとなくただのグループっぽいんですよねえ。
大きなお世話かと思いますが、
同じバイクのメンバーでいつも群れているのでしょうか?
大きなお世話かと思いますが誰一人、
「俺はみんなと違うバイクがいい。」
という判断をしたメンバーはいなかったのでしょうか?
大きなお世話かと思いますが、
同じバイクばかりでつるんでは没個性で面白くないのではないかと思うんですが。
バイクなんてのはみんな違ってみんないいんですよ。
趣味のものまで全部周りに合わせてどうすんですか。
この中で一台くらい新型カタナであったら目立ってカッコイイと思うんですが冒険する人はいないんですねえ。
同じエンジンを使ってるなら安い方が得
これは至極まっとうな考えでして。
具体的に言うなら同じ性能ならGSXS1000シリーズの方が新型カタナより得、という考えです。
「同じプラットフォームを使っているなら、一番コスパがいいモデルは一番安価なもの。」
を買うと満足感が高い、というのですよ。
これは最近ワタクシが個人的に某一流メーカーのエンジニアと直接話した内容なのです。
※社名やモデル名を特記しないならブログ記事にしてよい、という許可を得ています。
車の世界では、某VW社が始めて生産効率を上げ上げにしたのは記憶に新しいです。
国内メーカーもT社やM社などはこの効率化システムがすさまじい。
こうやって、バリエーションや車種展開をしてるのが今の車業界ですな。
オリジナル性はかけらもなく、見てくれが違うだけで新型だ!と大騒ぎするのも止めて欲しいですな。
共有化の弊害
最近のバイクはエンジンはもちろん、
フレーム迄かなりの部分を共用しているアドベンチャーモデルとロードスポーツモデルとかも珍しくなくなりましたし。
電子制御で同じエンジンでも性格を変えられるようなのでそういうのもアリなんだなぁと。
ただし、
果たしてプラットフォームを共通化して外装を着せ替えて、用途を振り分けたバイクに趣味の乗り物として魅力があるのか?
という問題はあるにせよ、ラインナップは増える。
設計者が専用設計にこだわらない汎用性とか使いまわし効率に特化したバイクが欲しいかどうかは別としても中身は一緒なので、
「外装にこだわらなければ一番安いモデルで同じプラットフォームのモデルが一番お買い得。」
なわけですよ。
車の世界では同じシャシやエンジンを使ってる別車種では数百万円以上の差があることすらあります。
※上記の某一流メーカーのエンジニアは大まじめで具体例を挙げて断言してました。
要するに、
今の車やバイクのメーカーは、
で外装を乗せ換えてた車種としてバリエーション展開するのがセオリーになっています。
「共通のプラットフォームを使った一部のモデルにオリジナルの個性ある外装を載せてスペシャルモデルとすることで利益率の高いモデルを売る。」
という手法をよく使っていますね。
実は、
バイクの世界では結構昔からあった手法ですよ。
例えば、
共通のエンジンを使いまわすのはレプリカ/ネイキッドの主な手法でした。
「エンジンにかかった膨大な開発費をエンジンをたくさん生産することで薄利にして回収する。」
量産スケールメリットでユーザーにも優しい値段で提供可能・・みたいな感じです。
エンジンを使いまわすという手法は、
バイクの世界では、排気量のスケールアップ&ダウンも含めてかなり多岐にわたって当たり前の手法です。
そもそも、
カタナシリーズは歴史的にこのセオリーを踏襲してきましたね。
初代のGSX1100Sだって、ベコと呼ばれたGSX1100Eの外装乗せ換えだったわけで。
※ワタクシの大好きなGSX750S3だって、GSX750E4のとエンジン共通だし。
この二台、エンジンもブレーキも同じですよ♪
今回もGSXSなどに使われたエンジンに独特の凝った外装を載せて新型カタナとして販売。
SUZUKIはこの作戦で行けると思ったんでしょう。
ところが、
雑誌やメディアのインプレを見る限り、同じエンジンのGSXS1000シリーズのコスパの良さばかりに目が行く気がします。
相対的に新型カタナはコスパを考えるとかなりお得感が少ないバイクな感じを受けます。
それでもデザイン上はかなり個性的なバイクだと思うんですがねえ。
コスパを上回るデザインをまとっても冒険しない年代にはウケないのかもしれません。
設計やマーケティング手法はともかく、思った以上に新型カタナを街中では見ないのが現実です。
※同じエンジンのGSXS1100Fの方がよく見るくらいだし。
現在のユーザーは「奇をてらった格好よりもコスパ。」を優先してるようにも思えます。
鳴り物入りでいろんなキャンペーン迄打ってのデビューだっただけに、SUZUKIは拍子抜けしてるのかもしれません。
※その後のSUZUKIは、中型車やアドベンチャー系、2気筒に力を投入、既に4気筒は作らない方向に見えるくらい気落ちしてるように見えます。
SUZUKIの4気筒は今のラインナップで終わりになるかもしれませんな。
世界的に4気筒エンジンは高価で高性能な高級品として認知されつつあります。
「今までが異常だった。」
とも言えなくもないですが改めて4気筒エンジンってコストがかかった凝った作りなんですよ。
一方、KAWASAKIのZ900RS。
これもストリートファイター系のZ900のエンジンを流用したモデル。
デザインは旧Z1系のリバイバル的な無難なもの。
新型カタナに比べればキャンペーンも地味なものだけれど、売れまくっていますな。
※結構走った中古が新車価格を上回ってるし。
とはいえ、
「Z900RSはZ1か?」
と言われたら全然違うわけですよ。
もはや、イメージだけZ1と言っても言い過ぎではない。
ゼファーの方がまだ空冷な分、Z1系に近いと言えます。
今どきのメカに古いデザインを載せているという手法はKAWASAKIは上手いですな。
新型カタナもZ900RSも出自は似たようなもんで、現行エンジンにこたデザインの外装を載せてるという点では極めて似ていますな。
Z900RSがウケて、新型カタナがウケない。
ホントに何故なんですかね?
※一番知りたいのはたぶんSUZUKIの人たち。
ちなみに・・
Z900RSの購買層と新型カタナの購買層は思いっきりかぶると思うんですよ。
どちらも、
デザインイメージのもととなる車両は日本に歴史に残るような名車だし。
中高年の金持ちライダーがターゲットだと思うし。
ちょっとしたきっかけでどっちに転ぶ可能性もあるハズなんですが。
※よほどのKAWASAKIファンとかなら別ですよ。
今のユーザーはリセールバリューや
「これ買ったら損するかも!?」
というようなネガな感情に敏感です。
そして、
人の目や意見を非常に気にするのも特徴ですね。
※人の意見なんてのは自分の信念があれば何でも良くて、長く乗り続けて自分が満足できればいいはずなんですが。
新型カタナは買う際に、どっかで冷静になっちゃうのかもしれませんな。
※バイクは冷静になったら買わない類の商品です。
冷静なるきっかけは値段かもしれませんし、パワーかもしれません。
2022年9月現在
Z900RSは税込み1,430,000円
111馬力
KATANAは税込み1,606,000円
150馬力
この176,000円の差が運命を分けたんですかねえ。
趣味のものなので金銭には糸目をつけない傾向があるのがバイクの世界。
実益よりも趣味性が勝って高価だったモデルは過去にたくさん存在しました。
魅力的いなモデルであれば17万円の差位気にしない・・様な気もするんですが。
※ワタクシの様なケチで貧乏なバイク乗りは、17万あったら・・とか考えちゃいがちですけども。
実際問題として、
ワタクシにはジムニーの一番低グレードと同じくらいの値段の新型カタナは高すぎて買えませんが。
※Z900RSなら買えるのかと言われたら、それも無理なんですが。
まあ数が売れてないのは、値段やパワーだけでは無い気もしますな。
最近のバイクユーザーの趣向は、
ということなのかもしれません。
※全部おっさんの特徴ですな。
まとめ
それでもイマイチ購買ターゲット客層にウケないのは非常に残念ですな。
各部の凝ったデザインで何とかKATANAのイメージに近づけるなど相当苦労をしたんじゃないかと思います。
それに比べ それほど苦労してないようなデザインの Z900RS系はしっかり売れているようです。
今回は、この差が何なのかワタクシなりに深堀してみました。
Z900RSも新型カタナもZ1やGSX1100Sといった超人気車をルーツに持つ子孫対決です。
今のところ、Z900RSに軍配が上がりそうです。
新車の入荷が遅れ気味な現在は中古のZ900RSの価格がうなぎ上り。この値段でも買う人いるんだねえ。
確かに「無難な選択をするならZ900RS。」というのは悪くない判断だと思います。
ただし、
個性的という意味ではまったく光るものがないようにも思えます。
「所詮バイクなんて趣味のものなので好きなもんを買えばいい。」
のですが、それでも、
「人と同じバイクは嫌だ。」
という主流に反するような感覚はないんですかねえ。
SUZUKIのバイクは大体いつも主流に反するようなやりすぎなモデルが多いような気がします。
※その中で、たまたま当たるバイクがある、と言った感じで。
だから「スズ菌。」と呼ばれる熱狂的なSUZUKIファンが居たりするわけですな。
新型カタナは 多少プラスチッキーなのは否めないとしても デザインとしてはかなりいい線行ってる気はします。
使い勝手は・・どうなんですかね?
こういう細かな積み重ねが「セオリー通りで外さない安心感のあるZ900RS。」との差になってるのかもしれません。
バイク乗りはもっと個性を追求してもいいと思うんですが、世間一般はそういう本流と違う流れは「少数派。」なのかもしれません。
※少数派のほうが目立ってかっこいい、という流れもバイクブーム時代にはあったんですけどねえ。
景気がいい時は買いなおせたりしたのでもっといろんなバイクが魍魎跋扈してたものですが。
みんな景気が悪いのが原因なんですかねえ♪
ちなみに・・
正直な話、意外とプラスチッキーではあるのは否めないとはいえ、新型カタナは結構カッコいいと思うんですよ。
新型カタナは迫力、というか、なんだコレ!という初代の刀の印象には及ばないとはいえ。
こういう要素だけ見れば、Z900RSと新型カタナはあんまり変わりませんな。
※新型カタナの方がアレンジ度合いがデカいというか第一印象がだいぶ違う、という差こそあれ。
いずれにせよ、
先代というか元祖モデルが素晴らしく人気車だっただけに、その子孫となるモデルはは良くも悪くも比較されるもんです。
そういう宿命とメーカーの期待を持って世に放たれたわけですので。
とりあえず、
新型カタナは今売れなくても生産終了後にレア車として中古価格は上がるような気がします。
なので、今のオーナーは長く乗ったほうがいいですよ。
とはいえ、
電子制御パーツが満載なのも共通ですので、10年後、20年後は・・ねえ。