どうなってんだ?と思っていたんですが、どうやらポール状の障害物にバックでぶつかった跡ではないかと。
でも、後方にもカメラやセンサーといった安全装備はついてますね?
見てないのかね?どういうことなんだ?
最近よく見る「後部が縦に凹んでいる車。」
ワンボックスとかミニバンとかが多いですが、普通に軽ワゴンみたいな車もいます。
要するに割と大きめで後方視界がよろしくないタイプの車が多い気がします。
確かにデカい車だと車の後方は見えません。
実際、ルームミラーなんてあってないような車検にしか使わない装備に成り下がってるし。
※ドラレコの画像が常時写ってる車もいますよねえ。せめて後方を映せよ、とも思うのですが。
そういうでかいワンボックスのような後方視界が悪い車でも使い勝手の良さからか、
「一見して車の運転に興味がなさそうな人。」
が多く使っていたりします。
多分 というか確実に 「勘。」でバックしていますよね。
実際物理的に見えてるわけはないですし。
最近の車であれば「後部モニター。」や「障害物センサー。」に依存してバックしているのではないかと思うのです。
※ちょっと古い車は、何もついてない車も多いです。
問題は、これらの安全機能は十分なのかってことです。
例えば、
各種のポール類。
街中には電柱や街灯、各種の標識や看板のポールをはじめ、消火栓などもあります。
これらは、後方のモニタ越しに見えるのでしょうか?
細いポールなどでも障害物センサーは確実に機能するのでしょうか?
好天時の昼間ならともかく、雨の夜とかでも見えるんですかね?
後方はヘッドライトがないので前方より圧倒的に明かりがないです。
小さいカメラで解像度イマイチの小さいモニタで見えるんですかね?
最近は、コンビニの駐車スペースの車止めに一本のポールだけというのも見うけますし。
※大抵突っ込まれて曲がってたり、ぶつかった痕が生々しいですが。
どうも、後方が縦に凹んでいる車はこの手のポールにヒットしたのではないかと想像するのです。
そう思えば、全部合点がいきますね。
今どきの車に多いモノコック構造の車体は一か所に負荷がかかると歪身が全体に波及する構造です。
一度ぶつかった車はリアハッチが閉まらなくなるとか、閉めてもチリが合わないなんてんもは可愛いもんです。
今どきのモノコック構造の車は、車体全体で強度を保ってたりするので、リア部を思いきりぶつけただけでも真っすぐ走らなくなることもあるのです。
実際に、車でポールや支柱、輪止めの様な頑丈な建造物にヒットしたら修理代は莫大になる可能性があるのですよ。
※最悪廃車コースですよ。
土手道の進入禁止柵
土手の道などによくある「進入禁止のUを逆にしたような柵。」
アレ、真っ暗だと全然見えませんよ。
ワタクシは日が長い時期は仕事の後、トレーニングのためにチャリで千曲川の土手道を14kmほど走っています。
日が短い時期は、街灯が全くない河原は18時にもなれば 都会では想像もつかないほどの 漆黒になるため、危ないので家族から止められています。
※別に寒いからトレーニングしないわけではないのです。
土手道に多いのは、
「車の進入禁止のためのUを逆にしたような柵。」
がたくさんあります。
「がっつり固定タイプ。」と「足部分がコンクリブロックで頑張れば移動できるタイプ。」があります。
漆黒の河原に付随する土手道ですので、チャリのライトくらいではまったく見えないんですよ。
※コースを知り尽くしてるので今まで何とかなっていますが、たまに柵がズラされてるので怖いこともある。
それに、
土手道ではないですが、公園などに時折あるポールとポールを鎖でつないであるような進入禁止柵はさらに見えにくい。
こういうのには、しっかりと「進入禁止。」みたいな表示を付けてもらいたいものです。
※こういうのにチャリとかバイクで突っ込んだら痛いじゃすまないのです。
ともあれ、
夜間バックする際、テールランプなどの後方照明だけで照射された範囲の視界で解像度がイマイチなモニター画像を頼りにバックする・・。
ちょっと怖い。
そして、
夜間+雨ならもっと怖い。
いやぁ、のりものを運転してて視界がないってホントに怖いですよ。
そして、
視界を確保せずに勘で運転するのはもっと怖いよ。
※こういう怖いドライバーが公道には腐るほどいます。なので任意保険は必須なんですよ。
モニターとかだけを頼りにバックするのはやっぱり怖い気がしますが、今どきの技術なら解決してくれるのでしょう。
カメラやモニタが壊れたら視界はないのでやっぱり怖い気もしますが。
ちなみに・・
ワタクシは運転中は常にルームミラーを見て常に後方を確認しておきたい人なのです。
軽トラは空荷のときは後方視界がばっちりなのですが、
バイク二台積んで遠征する場合などは当たり前ですが後方視界はほぼ完全になくなります。
こういう時はさすがに困るのです。
※ルームミラー見てもバイクが大写しになってるだけで後方の状況はほぼ見えないし。
仕方ないので、サイドミラーを大型のものに変えて少しでも後方視界を得ようと涙ぐましい工夫をしています。
※100系HIJETは、トラックよりワンボックスタイプのサイドミラーの方が一回りデカいのです。ボルトオンです。
ところが。
100系HIJETのサイドミラーは構造的に 欠陥レベルの 耐久性が低い欠点があるのです。
ミラー内部の角度を調整するのに必要なパーツが振動で破損することがあるのです。
ボールジョイントを樹脂で押さえるだけの構造なのですがこの押さえの樹脂パーツが根元から折れるんですよ。
※中古で買ったミラーも折れてたので、割と一般的なトラブルっぽいです。(´;ω;`)
内部の固定パーツが破損すると、ミラーが自立できずに「ぷらーん。」と垂れ下がるようになります。
こうなると後方視界どころではありません。
※完全に解決するにはミラーを丸ごと交換するしかないという悲しい結末が待っています。
当倶楽部のHIJETはバイク二台積んだ状態で福島に遠征時した時に左側のサイドミラーの内部が破損しまして。
「後方+左後方の視界がゼロ。」という恐ろしい状態になったことがあります。
※嫁は助手席で爆睡中でしたが、たたき起こして左後方確認のためミラーの代わりをさせたのでした。
何とか路肩に寄せて、無理やりビニールテープや割りばし(笑)などを駆使してミラーを固定して事なきを得たのでした。
※角度調整できなくとも、見えるだけマシです。
今は、軽トラにも後方カメラのついたドラレコつけているので、荷物を満載しても後方視界があるのです。
※安いドラレコなのでカメラが小さくて解像度が低いですがないよりは100マシです。
ドレレコは
車の後方を凹ませているのは後方を見てないドライバー
システムを過信しすぎてはいけないのです。
機械は早かれ遅かれ必ず壊れますし、機能には限界もあるのです。
運転が上手い下手のモノサシとして「速く走れるのはどうでもいい。」のです。
※速いだけならスピードに対する恐怖感が欠損している 狂ってる 奴が偉くなってしまいます。
色々な運転が上手い基準があるとは思うのですが「車を人や物にぶつけないこと。」というのは割と大きい要素な気がしています。
※身の程を知ってる人ほど、デカくて扱いにくい車は選ばないように思います。
車をぶつける人というのは基本的に何度もぶつけます。
焦るんだか、車両感覚が鈍いんだか知りませんが、そういう人に限ってあんまり練習はしないようです。
練習しないで何十年も経っちゃってるのでいつまでたっても下手なまま。
中高年になって突然デカい車なんか買ったりするので危なくて仕方ない。
当人には「運転がヘタという自覚がない。」ので始末が悪い。
極論を言えば、
特に男の子は乗るのがちょとめんどくさいような車に3年くらい真剣に向き合ったほうがいい気がします。
※旧miniなんか運転の練習には最高の素材ですが、もう高くて手に入りませんね。
最初から楽できる車や何でも先回りしてやってくれる車に何年乗ってもねえ。
運転が簡単すぎる
ワタクシはもっと車の運転は難しくした方がいいとすら思っています。
ATはもちろん、
極端な話、車を移動ツールとして考えたら要らない要素が多いのです。
すべて人間が楽するための装備です。
運転が楽なので運転に集中しないので信号待ちのちょっとした空き時間にスマホ弄って、青信号に気が付かず後続車からクラクション鳴らされる。
※これってクラクション鳴らした方が違反だって知ってた?
人を轢き殺せる乗り物を運転出来ちゃダメなのです。
「もっと真剣に運転しやがれ。」
と思いますな。
車の運転を舐めてかかると思いもよらない事故に遭いますよ。
車の後方が見えないなら見え無いなりに、ドライバーは運転に真剣かつ慎重になると思うのですよ。
そういう装備がない時代のトラックドライバーさんたちは、そんな装備がなくてもバックしてたんだし。
大変だったハズですが、今より確実に運転がうまかった&周辺の情報を確認して慎重に運転してたんだと思われます。。
逆に、
生半可なバックモニターがあるから頼り切って、そこに意識が集中しちゃうのです。
バックモニター画像をいくら真剣に見ても画面に入りきらないセンチ先にはポールがあるかもしれません。
モニターを信用しきって勢いよくバック走行したら突然現れた障害物に焦って操作ミス・・。
こういうことは結構あるんじゃないかと思っています。
※そもそもバック走行は超ゆっくり安全を確保しながらやるもんです。
バックする前に後方の確認をしっかりするくらい、昔はもっと運転に慎重だったはずなんですよ。
とはいえ、
これから高齢化社会になるにつれ、技術が進歩するにつれて、車の運転はより簡単な方に進化するのは確実です。
そういう「考えなくていい機械。」の方がウケるのです。
近い将来、自動運転も増えてくるはずです。
それが望まれてるかどうかは別として、間違いなくそっち方向に向かって未来は進んでいます。
そうなったら、ますます人は車の運転を舐めてかかるでしょうねえ。
高価そうな自動運転車なんて買えない人ももちろん出てくるでしょうけどねえ。
後方の窓が小さい今の車
最近の車を見ると、車の後方視界はどんどん悪くなってる気がします。
何せ後部のウィンドウが小さい。
軽量化のためには重たいガラスは出来るだけ使いたくないメーカーの意向もあるでしょうし、
そういう閉塞的な後部デザインで見た目がスッキリしてる車が最近のトレンドだからなのですかね。
※見た目でも明らかに後方が見ずらいと思われる車種は結構ありますよ。
それに、
車自体が異常にデカいし長い。
でかい車が目の前でいきなりバックしてくる恐怖を何度か味わっています。
衝突安全性を確保するとデカくなるし、世界の標準サイズに合わせたらデカくなるのも分かりますが。
長い車体で長い荷室。
そこに荷物なんか積んだらルームミラーでは後方が見えないので、
「窓は小さくてもいいだろ?」
という論法なのかもしれません。
※代わりにバックモニターとか障害物センサーを付けておきました♪という発想ですな。
そういう目線で公道を見まわせば後方視界が悪そうな車種だらけです。
障害物センサー
カメラやバックモニタはともかく「バック時の障害物センサー。」はかなりの車種に搭載されるようになっています。
アバルト595コンペティオーネ みたいな割と雑な車 にも一応後方障害物センサーは付いていますし、そういうものが全くない車は売れないのかもしれません。
※車の性格上、こういう装備を全部削って軽量化しています!という方がウケる気もしますが。
一見便利そうな装備に見えますが、
明らかに「バック時の障害物センサー。」が付いてる車両でもリアハッチが縦に凹んでる車がいるので効果は微妙なのかもしれませんな。
そもそもトラックやワンボックスなんてのは、荷物を積んでたら車の真後ろのを直視するなんて物理的に無理です。
今どきの大きいく長い乗用車でも似たようなモノでしょう。
どうせ見えないので、バックする際は最初からモニターやセンサーに全面的に頼ることになるのではないかと想像します。
とはいえ、
「装備に完全に頼り切った運転は結構危険なのでは?」
メーカーやディーラーの営業の言う「安全。」を真に受けすぎなのです。
結局、あくまでもモニターやセンサーは運転者の補助であって、どんな高性能なカメラでもセンサーでもドライバーの直視にはかないません。
運転するのは 今のところ、そしてまだしばらくは 人間ですよ。
ちなみに・・
当倶楽部のロータスヨーロッパの様なミッドシップの車は基本的に後方視界なんて気にしてたら乗れないのですが、
ワタクシがロータスヨーロッパに乗り始めた頃、後方視界のあまりの悪さからバックするのが怖かったもんです。
入手後、かなり早いタイミングで後方カメラは付けました。
今はドラレコの後方カメラがバックモニタも兼ねてくれています。
やっすい中華製のドラレコカメラですが、全く見えないより100マシなのです。
旧車は、コンビニなどの駐車場のコンクリ輪止めにドカンと勢いよくタイヤをぶつけるだけでもいろいろ歪んだりします。
一番頼りになるけど、車高の低い車は気を付けないとバキバキになる。
あと、バイク乗りはコンビニ休憩時にここに座っておにぎりを食ったりする。
なにせ、
ロータスヨーロッパの車体後端部はミッションがむき出しなので余計気を遣うのですよ。
バックギアに入れるのすら真剣になりますし。
※今まで誰一人として、当倶楽部のロータスヨーロッパのバックギアに一回でスムーズに入れられた人はいません。
ついでに言っておきますが、
ロータスヨーロッパは車体が意外とラウンディ&ハンドルに遊びがなさすぎ&小さいので斜めになっても枠に収まるので駐車スペースの枠内に真っすぐ止めるのは結構難しかったりし
ます。
※ワタクシがヘタなだけって話もありますが、いままで乗った車の中で一番バックで駐車スペースに真っすぐ止めるのが難しいです。
車の運転なんて、これくらい難しい方がいいのです。
こんな記事もあります▼
安全装備って全然安全じゃないのでは?
素晴らしい機能と性能らしいですが、
「もしかして、それって前方だけなの?」
・・あんまり意味ないんじゃないかと思ってしまいます。
ちょっと前に話ですが、
長野県の菅平に一軒しかないコンビニの観光地仕様の茶色い看板のポールに思いっきりバックでぶつかった車を見ました。
あそこは田舎のコンビニにしては駐車場は狭いですし、夏の合宿シーズンは週末ごとに激込みです。
駐車場は争奪戦、駐車場待ちの車で渋滞、駐車枠じゃない場所にもどんどんワンボックスやミニバンが止まりまくる無法地帯となっています。
当然、止まってる車がバックしてくるなんて思いもしない 浮かれたお泊りテンションの 人たちで溢れているデンジャーゾーンなのです。
※バイクでこの時期に行くと肩身が狭いので、最近はスルーしていますが周辺にコンビニはないのでした。
そんな場所で、
視界が確保しずらく車体がデカい車に乗りなれない もしくは乗り慣れてても運転を舐めてる 人が勘とモニタを頼りにバックするのは危険が一杯なのです。
モニターに写ってないところから人がわらわら湧いてきますよ。
駐車してる車の陰から突然走ってきたりね。
そんな状況で突然「ドカン。」という激しい音を発して車がバックでポールに突っ込んでおりました。
安全装備がツイてそうな新しい年式の車でしたが。
安全装備って何ですかね?
やっぱり矯正すべきは人間の方なのかもしれません。
ちなみに・・
車業界ではEV車関連情報に飽きた頃に思い出したように「自動運転。」が話題になりますが、ホントに大丈夫なんですかね?
機械って壊れますよ、割と簡単に。
壊れなくても不具合は絶対発生するはずです。
ガソリンを積んで時速100km/h以上出て人を轢き殺せる乗り物が公道を走るだけでもおっかないのに、
「それが自動運転になる?」
チャリだってまともにメンテできない、PCやスマホの設定もろくにできない人間も使うものなのですが?
全部が自動運転ならレンタカーとかカーシェアとかタクシーでいい気もする。
自動運転車での事故が多発!とかになら無きゃいいですが。
それでも、
故障するかもしれない機械よりも信用できないのが人間という生き物なんですけどね・・。
もし自動運転車が事故したら責任の所在はメーカー?ドライバー?
運転しないんだし免許は必要なのかしら?
そういう法整備、進んでいるのかしら?
全部電気自動車になっちゃったら税収減るということすら考えられない政治家に、
先を読んで法整備してくれなんて頼むのは ウルトラマンに5分闘って!というくらい 無理なのかもしれませんが。
まとめ
障害物センサーなんてのもかなり普及してきました。
それを完全に信用して本当に大丈夫なの?
ということを問いたいのです。
安全性能に全く問題が無ければ、後方が縦に凹んでいる車がこれほど多い訳はないのです。
少なくともバック時に後方の障害物に衝突したという車であることは間違いないでしょう。
もしかすると「安全性能。」はあくまでも対人に対してであって、「障害物。」には適用されてないのでしょうか?
モニターやセンサーが壊れてるため、バック走行を勘でやってぶつけた人ばかりではなさそうですし。
こういう記事は画像が用意しづらい。
関係ないですがとんこつラーメンを食べる際は必ず「替え玉。」を頼みます。
※ラーメン屋さんの利益のためです。
一番安全なのは 不完全なメーカー押し付けの 「安全装備。」を次から次へと装備することではなく、小さめで車両感覚のつかみやすい後方視界の良い車を作ることなのかもしれません。
※「安全装置の作動には一定の条件があります。」とかいうCMがありますが、メーカーの逃げ以外の何物でもないですな。
ま、ぶつける人はなに乗ってもぶつけるんですけどね。
※なら一層安全装備なんか不要な気もします。
とりあえず、
ワタクシは後方が縦に凹んでいる車を見るたびに、
安全装備って何なのか。
人間は後方をろくに見ずに勘でバックする生き物なのか。
ということを考えるようにいたします。
※ついでにセンサーやバックモニタの装備の有無もチェックしちゃったりして。