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公道での前走車の追い越し方と後続車からの抜かれ方

旧FIAT500。

旧FIAT500。

 

ワタクシ
最近、一般道を走る車の巡航ペースが無駄に上がったように思います。
ひとえに運転が簡単になって恐怖感が減ったからと思いますが、それでも中にはゆっくり走ってる人もいます。
自分が運転中に車やバイクに追いついたり追いつかれたりした場合、どうしますかって話です。
追い越すにも追い越されるにも注意は必要なのです。

 

同じ道路を使う車両に速度差がある

 

ワタクシ
日本の公道を使う以上、走る車両によって速度差が生まれます。
法的にも、運転技術的にも、です。
公道では追い越そうとしたり追い抜こうとしたりする車であふれかえっています。

 

当たり前ですが公道の車線を走る車両には速度差があるのです。
50km/hの高規格路線と言えども原付1種は30km/hしか出せませんのでその時点で速度差が20km/hもあります。

目の前でフラフラ30km/hで走る原付1種は極めて危ない存在です。
前ががら空きなのに30km/hでよたよた走ってる原付1種車両。
朝の急いでいるときなどは後続車両が追い越せずにイライラしてるのが手に取るようにわかりますな。

そのうえ、
自転車も車両なので車線を走るのが正解、という意識が広まったおかげで、
最近は自転車も車線を使うことが以前より増えています。

そうなると、
50km/hで走行する車やバイクとの速度差は20km/hどころじゃありませんな。
より一層危険なわけです。

最近は法定速度より速い速度で車が流れてることも多い気がしますよ。
ひとえに車の性能が上がってドライバーが恐怖を感じなくなったからだと思います。
※スマホ弄りながら法定速度で走るなんて昔のMT車では怖くてできないハズだし。

都会なら、すぐ前が渋滞とか車が詰まってる状況が多いので、
追い越したところでその前でまた詰まるので追い越してもあんまり意味がありません。

でも。
道が空いている田舎ではそうはいきません。
車はガンガン遅い車や原付1種や自転車に対して追い越しをかけてきます。
1m以上という法的な間隔を確保せずに。
怖いんですよ、これは。

ちなみに・・

ワタクシは体力維持のために自転車でトレーニングすることが多々あるのですがその時の車の危ないことったらないのです。

自転車用車線が確保されてる道路なんて田舎にはほぼないです。
旧市街では歩行者用の通路の確保だって危ういところも多いし。

仕方なく自転車で車線を走ることになるのですが、これがめっぽう怖い。
※特に古い橋の上だと全く逃げ場がない。

細い対向1車線ずつの道路で車が自転車を追い越す際、ギリギリの間隔で凄い速さで走り抜ける車の多い事。
教習所では1mの間隔を確保しなければならないと習ったはずですが、30cmくらいしか間隔がなくても追い越しにかかります。

特に対向車がいる場合、
対向車をやり過ごしてから自転車を追い越すのが正解と思うのですが強引に速度をあげて追い抜きにかかってきます。
これが凄く怖いのですよ。

ワタクシは、自転車トレーニングをする際はなるべく車の少ない所を選んでいます。
長野市外の千曲川の土手の道は距離を稼げていいトレーニングコースです。

が。

この道は基本的には「一般車両通行禁止。」の立て札とゲートがあるにも拘らず、一般の車がガンガン入ってきます。
※それも普通の善良そうな顔したお父さんとかお母さんとかそういう風情の人達です。

そこでも、
車が自転車を無理やり抜きにかかるので危ないったらない。
マラソンしてる人とか散歩してる人も結構いるんですが全くお構いなしです。

無理な追い越しは事故の元

 

ワタクシ
前走車に続いて走っていれば大きな事故に遭いづらい。
追い越しの際に事故は発生しがちです。

 

そもそも追い越しというのは結構難しいのです。
安全確保という観点からすれば追い越しはすべきではないくらい危ないです。

とはいえ、
自分がバイクや車で走ってる時に前の車が遅いなら、
さっさと遅い前走車を抜き去ってしまいたいのが普通の心理です。

実際、世の中には信じられないくらい遅く走るドライバーが存在しますし。

  • 車線を変更して
  • 場合によってはセンターラインを超えて
  • 加速して
  • 前走車を追い越し
  • また車線に戻る
  • というのが追い越しの主な手順です。

    怒涛の加速能力がある車やバイクであれば一気に前走車を追い越すことが可能ですが、
    そこそこの加速力しかない車や小排気量のバイクの場合、追い越すこと自体が結構厳しかったりします。

    こう考えると、
    最近流行の150ccくらいのバイクは高速道路には乗れるけれど追い越しをかけるのは命がけってことですね。

    高速道路ではずーっと一番左の車線を走ることになりますな。
    コレはコレで結構怖いんじゃなかろうか。

    上信越道の上越から長野に向かう区間なんてしばらく登りで1車線のところも多いので結構怖いハズ。
    渋滞の先頭にはノンターボの軽自動車が走ってたりしますがそれと同じ状況になるのではないかと思うのです。

    それでも、
    メディアは150cc前後のバイクの有用性を持ち上げてますな。
    ユーザーのことより「スポンサーへの忖度。」が見え隠れして不快なのでそういう記事は読み飛ばすようにしています。

     

     

    話がそれました。

    前走車が遅い場合でも無理に抜く必要ながないなら、
    大人しく同車線を走るのも一つの手ではあるのです。

     面倒くさそうなドライバーの運転してる車なら避けるのが正解ですが 
    トラックドライバーなどのプロのドライバーは疲れない速度域で流すのが上手い人が多いので、
    極端に遅くなければ抜かずにペースカーになってもらった方が楽に巡航できたりするものです。

    えてして。

    状況次第では前走車を追い越すことが必ずしも正解ではないのですよ。

     

     

    ちなみに・・

    当倶楽部のLOTUSヨーロッパは自然吸気の1600ccの非力なエンジンを積んでいます。
    50年前はそれなりにいいエンジンだったハズなのですが加速力は現在のファミリカー並みかそれ以下です。
    ハッキリ言えば加速力がありません(笑)

    そのため高速道路を走る際は100km/hの法定速度をキープするという走り方をします。
    ※高速にはめったに乗らないけれど一応車にはETCはついてる。

    というのも、
    高速道路の法定速度よりちょっと低い速度で走る前走車を追い越すには結構勇気がいるからです。
    加速力がなさ過ぎて高速道路で車を追い越すにはかなりの距離が必要なのです。
    登坂車線こそ使いませんが登り坂ではしっかりスピードが落ちますし(笑)

    そして。
    やたらと車体が低いため、前走車のミラーに映りづらいのです
    前走車のドライバーは後ろから近づいてくるロータスヨーロッパに気が付いてないことも考えねばなりません。

    周りから見えずらい上にLOTUSヨーロッパの高速道路での走行性能は軽自動車並みかそれ以下です。
    公道を走るだけでも、
    想像力を駆使して自分に起こりうる危険を察知して自分の身を守る方法を考えなばなりません。

    あんなスタイルをしているので道を譲られがちなのですが、
    今時の交通事情においては絶対的なパワー不足で追い越せないのが実態なのでした。
    ※古い車は割とみんなそうですよ。

    100km/hをキープして巡行すれば、
    会話できないくらい風切り音とエンジン音、その他いろんな音がうるさいですが燃費は20Km/Lくらいいきますし(笑)。
    それはそれでありなのです。
    ※傾向として古い車やスポーツカーは意外と飛ばさないもんですよ。

    峠ではそれなりというか、峠でも高速道路と同じスピードだったりするのは内緒です。
    ↑本気にしないように。

     

     

    前走車を追い越すにはセオリーがある

     

    ワタクシ
    サーキットではどうか知りませんが基本的に公道では前走車を追い越すのはストレートに限ります。

     

    当記事では法的なスピードをどうこう言うつもりはないのですが、
    法令を無視したスピードで所かまわず前走車を抜きにかかる車やバイクというのは結構多いのです。
    ※そのうち事故に遭いますよ。

    公道で走ってる前走車を抜く場合、

  • ストレート
  • 見通しがいい
  • 出来れば登り坂
  • 脇道がない
  • という状況で行うのがセオリーです。

    事故を起こす確率は高くはないとはいえ、
    どんなに前走車が遅くても状況が合わなければ追い越さないほうが身のためです。

  • コーナーでかぶせて抜くとか、
  • 下りのストレートで前走車がスピードに乗ってるのに抜くとか、
  • 自殺行為なのですよ。

    特に田舎道でポテポテ走ってる農耕車やご長寿が運転する車などはウインカーも出さずに右折したりします。
    右側から一気に抜きにかかった際の衝突事故というのも怖いのです。
    こういう想定が如何にたくさんできるかが安全運転のカギです。
    ※運転者の想定外の事態の結果が事故です。

    最近はご長寿じゃなくても酷い運転をする中高年や若者ドライバーが増えていますのでより一層注意が必要です。
    たかが追い越しであっても前走車のドライバーの心理状態まで読まねばなりません。

    状況を正しく把握して判断するのは事故を起こさないため最低限の自己防衛です。

    自分の車やバイクに後続車が追い付いてきたら

     

    ワタクシ
    後続車が自分の車やバイクに追いついてきたらどうしましょうね?
    特に峠ではですが、ワタクシは極力道を譲るようにしています。
    公道レベルで無理に争っても意味ないですし。
    ※公道での速い遅いなんてのは乗ってるマシンに依存してるだけで腕はあんまり関係ないのです。

     

    例えば、
    田舎道や峠道を気持ちよく流して走ってる時に後方から勢いよく車やバイクが追い付いてくることがありますね。

    こういう時、どうしますかね?

    ワタクシはさっさと道を譲ることにしています。

    こちらの巡航速度がそれなりに高かったとしても、
    後続車に追いつかれるのは速度差があるということです。

    後続を押さえて頑張って走るのもいいのかもしれませんが
    ずっと後続車が後ろに付いてるのは結構なストレスになるのです。

    ワタクシは限られた時間を楽しみたいので自分のペースで走りたいのです。

    一方、追いついた後、ずっと前走車の後ろに付いてる車のドライバーもストレスを感じています。
    人によっては危ない手法を使ってでも追い越そうとするわけですよ。
    危険運転をされてイラっと来るだけならまだしも、目の前で対向車とクラッシュなんかされてごらんなさい。
    自分も突っ込みかねませんよ。
    そうなればドライブどころか大事な資産である車も傷みます。

    そんな思いをするくらいなら、
    後続車が追い付いてきたら出来るだけ速やかに先に行かせるのが最良な選択なんですよ。

    あおり気味で接近して来てムカついたとしても、こちらが戦闘モードになってはいけないのです。
    そもそも、
    公道で勢いよく前走車に接近して来て距離を詰める時点で近寄らないほうがいい人決定です。
    そういうことでマウンティングすることしかできない可哀相な人と思いましょう。
    ※そういう馬鹿とは話をしても無駄なので極力関わらないほうが幸せになれますよ。

    道を譲る場合は避難所や待避所、チェーンの付け外しスペースなどを有効活用するのがおススメです。
    その他、バス停などの道路が拡張されている場所でも道を譲ることができます。

    そういう場所がない場合は、
    登りの見通しのいいストレートのなるべく手前でハザード焚いて後続車を先に行かせましょう。

    ちなみに・・

    もう慣れましたがロータスヨーロッパで峠を走ってるとちょっとしたスポーツカーがバンバンあおってきます。

     最初のうちこそ相手にしていましたが 下りはともかく上り坂ではどうやっても現在の車に追いつけません。
    ※シフトフィールの悪いロータスヨーロッパなのでシフトミス一発で突っ込まれそうになります。特に3速から2速が失敗しがち。

    それに、
    いかに非力とはいえ頑張ると楽しく遊べる速度域を超えてしまうので面白くありません。
    貴重な遊びの時間がもったいないので、さっさと道を譲ることにしています。

    逆にあのスタイルなので登坂車線のある峠の登りでは道を譲られることが多いのですが、
    お世辞にも加速力があるとはいえないロータスヨーロッパですのでなかなか抜けないんですよねえ(笑)

    旧車なんてのは大体そんな物です。
    ※この間、ハコスカのドライバーのYさんと名もない峠の自販機前で缶コーヒー飲みながらそういう話で盛り上がりました(笑)

    譲る譲らないはドライバーの経験と度量

     

    ワタクシ
    後続車に追いつかれたときに道を譲るドライバーは多くありません。
    それは圧倒的な経験不足と想像力の無さなのでその辺は大人になって見守ってあげましょう。
    強引に抜いたりするのは大人げないです。

     

    基本的にいつの時代も運転がヘタという人は多いのです。

    速く走らせるのが上手い下手の基準ではありません。

  • 運転中の周囲への対応力が足りない
  • 運転中の周りの人が何考えてるかといった想像力が足りない
  • ということです。
    こればっかりは経験を積むしかありません。

    昨今は自動運転とか言っていますがこれが推進されると一層経験を積む機会が減るだけのような気がしますな。
    ※どんなに車が進化して自動運転になったとしても幅の広い車で何が起こるかわからない細い峠を走るのはすごく難しい気がします。

    そして、
    年々、運転がむつかしい重くてデカい車が増えています。
    車は運転スキルを考慮して売ってるわけではないんですよねえ・・。

    こういうのを無視して飛ばしまくる人もいますが同乗してて怖いですが、
    慎重すぎてゆっくりしか走れない人というのもいるのです。
    ※見たとこと運転が慎重でもないのに遅すぎる車というのも結構いますがね。

     

    峠道のヘアピンは車が詰まるポイントになる。

    峠道のヘアピンは車が詰まるポイントになる。


    まあ仕方ないんですが。

     

    当たり前ですが、
    そういう運転が上手くない人も法的には全く問題なく公に道を走ってるのです。
    車で巡行するペースというのは人それぞれなのですよ。
    アナタがいかに運転が上手くて速く走れるとしても、追いついた車を全部ぶち抜けるわけではないのです。

    どこかで妥協しなければならんのですよ。

    前走車に追いついた場合、
    前走車のドライバーのプロファイルを想像するのは想像力を鍛えるいい訓練にいなりますよ。

    パターンA

    運転にいっぱいいっぱいで後続車両が追い付いてきていることに気が付かない。
    初心者や女性ドライバーに多い。
    ※酷い人はサイドミラーたたんだまま走ってたりして明らかに後方を見ていない。

    こういう人を追い詰めてはいけないのです。
    後続に気が付いた瞬間から自分の運転スキル以上のスピードをだしたり急加速したりします。
    真冬にガードレールに突っ込んだこの手のドライバーを見たことがあります。
    明らかに制御不能になってるということですが、そうなるように追い詰めるのは後続車両のプレッシャーかもしれません。

    こういう人は道を譲るという選択肢が思いつかないほど運転経験が少ないケースが多い。
    特に最近の若者は他人からプレッシャーを与えられたり、駄目だしされたりすることが恥だと思うくらい稚拙です。
    追い詰めると急に切れたりしますが恐怖を押し殺して加速してるだけなので突然事故するパターンがあるのです。
    ※センターライン割る走法とかし始めるのでマジで怖いから近寄らない。

    田舎では農耕車両にちかい軽トラなどもこの部類に入ります。
    まーったく後ろ見てないし突然ウインカーも出さずにブレーキ踏んで曲がるので車間距離には注意せねばなりません。
    ※こちらが追い越そうとして右に出た途端に前触れなく右折したりするので抜くのも怖いです。

    パターンB

    自分は下手じゃないので遅くないという自己顕示欲と自分を俯瞰的に見られない。
    高級車のオジサン、経験の浅い若造に多い。
    明らかに運転慣れしてないので車の挙動が不審。
    ブレーキを踏むタイミングがおかしい。
    過重移動とか考えずにハンドルだけで曲がろうとするので車体がロールしまくってて助手席の人は酔いそう。
    デカいAT車はこのパターンが非常に多いですな。

    後続が近づくと急にスピード上げたり、センターラインオーバーしたりするのでタチが悪いです。
    当人は速く走ってるつもり見たいですが、ぎくしゃくしてるのですごく遅い。
    ※ドライバーがテンパってることはよくわかる。

    逆に後続が渋滞しててもプライドが高いのか道を譲るという選択ができないドライバーも多いように見えます。
    ちょっと前に志賀草津道路で渋峠から信州中野側へ降りる際に数珠つなぎの渋滞になった際、
    先頭を走ってたのはオヤジの運転する県外ナンバーの高級SUVでした。
    ワタクシは先頭から10台くらい後ろにいたのですが止まるような速度で走り続けてるんですよ。
    ずっと下り坂なのでパワーがないわけではないハズですがコレだけ後続車が続いてても全然譲る気すらないんですよ。

    大名行列のように渋滞したまま走り続けて、やっとどいたのは湯田中を超えたあたり。
    距離にして十キロ以上、時間にして30分以上、渋滞してた車は数十台以上でした。
    ※後続車のドライバーがみんなイラついてるのが手に取るようにわかりました♪

    こうはなりたくないものです。

    パターンC

    小排気量のパワーがない車で高速道路や登り坂に挑む。

    ノンターボのAT車の軽自動車とかこれに当たります。
    それだと一人しか乗って無くても10%勾配の登り坂はきついですよ。
    そこに4名乗車。
    そこにエアコン全開。
    こういう状況だとホントに登りません。
    ※そもそも最近のでかいバイクの半分しかない660ccのエンジンに無理させちゃだめよ。

    ファミリー単位で移動る家族に多いパターン。
    一生懸命走るしかないので後方への意識が薄いため、後続車が渋滞してても気が付かないのですな。
    ※止まって先に行かせてもすぐ渋滞の先頭になるので割り切って譲らないのかもしれません。

    長野県の軽自動車は山を越えられないと話にならないのでターボ車が多いと聞きますな。
    でも、みんなオイル交換すらしないので割とすぐ廃車になるのです。
    ※長野県では「軽自動車の中古車は買ってはいけない。」とまことしやかに言われています。

    こういう目に遭ったお父さんやお母さんが次に買う車はパワーの余裕のあるデカいワンボックスになるのです。
    ※その頃は子供が大きくなって家族で一緒に出掛けなくなるのですが。

    いずれにせよ、
    後続車両に追いつかれても道を譲るという意識が薄いドライバーは存在します。
    渋滞の先頭になっていても特に何も感じない人が運転しているのと思った方がよさそうです。

    ゆえに。

  • 後続車両がいくらプレッシャーを与えても後方をろくに見てないので無駄。
  • 後続車両がいるとプレッシャーを感じすぎてスピード上げるけど危ない上に遅い。
  • という感じ。

    結局、遅い車に追いついても後続車両に出来ることはなにもないのです。

  • 道を譲ってくれるのを待つか
  • 前走車が道をハズれてどこかに行ってくれるのを待つか
  • 強引に追い越すか
  • という選択肢があるのですが遅い車の後ろについた車が追い越さない場合、
    その次に車を追い越そうとする車にとってはさらに追い越しにくい状態になりますな。
    結果、遅い車を先頭にした渋滞がおこるんですよねえ。

    長野の観光地はほぼ山ですので追い越すどころも少なく、巡航速度の遅めなドライバーが集まってくるのです。
    そのくせ、
    よそ見をしたりナビ画面をガッツリ見たり駐車スペースを探したりといった挙動不審な車も多いです。

    運転中にそういうことをする車のドライバーは後続車なんか見てませんよ。
    突然ブレーキ踏んだり、突然急停止したり、突然ハンドル切ったり戻したり。
    当然、後続車がハラハラしてるなんて想像もできないし、いったん車を止めてゆっくり道を探すとか後続車に道を譲るとかいう意識はないのです。

     

    バイク用ドラレコの後方カメラにて。

    バイク用ドラレコの後方カメラにて。


    こういうのには追いつかれたくはないですな。

     

    後続車はハラハラしますが、大人になってやり過ごすしかありません。
    その場合、
    前走車のドライバーの心理をプロファイリングして次の行動を想像したり、
    どんな行動をとってもこちらに影響がないようにするしかありません。

    観光シーズンの観光地に行くとこの手の車が原因になって車がつながってたり、
    ひどい場合は渋滞してたりする場面にあうことが非常に多いのです。

    血行事故も見かけますし、リアルに怖い思いを何度もしていますので観光地に行く場合は空いてる時間帯を狙うようにしています。
    ※地元民は観光シーズンの観光地には行きませんよ。

    ちなみに・・

    後続車両が渋滞しててもわざとゆっくり走る性格の悪いドライバーは結構いるのです。

    田舎のオヤジに多いのですが結構そういう人います。
    明らかにわざとやってる確信犯です。
    ※しかも意地になってて後続車両が追い越しにかかると前に行かせないような妨害をしたりする。

    田舎のオヤジって思慮が浅く、自分の狭い世界で生きてるので性格悪い奴は結構いるんですよ。
    ※田舎暮らしを賛美するTV番組ありますが、みんないいひとなんてのは稀なケースです。

    人間性を疑いますが、
    公道ではこういう馬鹿どもが善良な市民面して車に乗っているのです。
    ※そして何かあった時は自分は法定速度を遵守してたと主張しまくるのは目に見えています。

    また、明らかにスマホ弄ってて巡航速度が遅くてハラハラする運転する奴も多いです。
    運転中のスマホは完全に操作できないように出来ないものかね?
    ※スマホのナビソフトなんて完全に運転中に操作しない法令と矛盾した機能だと思うのですが誰も問題視しないよね?

    こういう奴らはそのうち天罰を食らうに決まっていますので、
    ワタクシが自ら手を下すこともありません。

    公道では危なそうな奴には近寄らないのが自分を守る最良の防衛策です。
    こういう輩を見かけるとワタクシは一層冷静になって距離をとるようにしています。
    ※あんまりひどい様ならこちらが止まってやり過ごすくらい。

    ワタクシは貴重なドライブやツーリングの時間を気分良く過ごしたいのです。

    まとめ

     

    ワタクシ
    遅い車に追いついたらどうしますか?
    速い車に追いつかれたらどうしますか?
    という話でした。
    まあ当記事の話が毎回正解ではないのでその場に応じた対応を臨機応変にとるしかないのですが。

     

    公道でゆっくり走ってる車を蔑む気持ちはないのです。
    速度違反をしてなければ周りにストレスを与えてたとしても法的には違反ではないからです。
    ※高速道路の最低速度という制限もありますがね。

    周りの車はハラハラするしイライラもしますがね。

    ワタクシは公道で車を使うなら出来る限り一生懸命運転するべきだと思っています。

  • 周囲に配慮する
  • 運転に集中する
  • 流れを乱さない
  • 他人に迷惑をかけない
  • という基本的なマナーというか、教習所で習ったレベルのことができてない上にフラフラした運転するドライバーは本当に多いのです。

    現在は運転に集中するのを妨害する装備が車の標準装備になってたりする異常な世の中です。
    異論もあるとは思いますが、
    ワタクシは運転に集中することを妨げる機能は全部違法でもいいんじゃないかと思いますよ。

    こういう装備に意識を割かれて事故を起こしたとしても自業自得なので同情はできませんよ。

    話がそれました。

    前走車に追いついたときの絶対的な解決策なんてないのかもしれませんが、
    車を趣味とするものとして誰にとっても気持ちの良い行動をとりたいものです。

    最近の高級ハイパワー車は強引な追い越しを仕掛けてるのをよく見ます。
    強引にすごいスピードで遅い車を蹴散らすように抜きまくるなんてのは、
    非常に印象良くないので大人がやるべきことではないのですが・・そういう人いますよねえ。
    そういう車のドライバーは善良な面構えのいい大人だったりするのでほとほと困るわけです。
    峠でも高速でも暴走してるのは意外と若者やスポーツカーじゃないんですよねえ。

    結局、
    車やバイクの運転が上手い人というのは「他人のことを思いやるのが上手い。」とか「次に何が起こるかを想像する力が豊か。」なんですよねえ。
    車の運転はドライバーに依存します。
    その際、ドライバーの本性が出るのですよ。
    車やバイクの運転を突き詰めると最終的には人間性なのかもしれませんな。

    ちなみに・・

    最近の車は速すぎるのかもしれませんな。

    峠を走る車の巡航速度が以前と比べてかなり上がってるように思います。
    車の性能が上がるのはいいのですがドライバーのスキルはついて行ってないと思うのです。
    スキルと言っても運転技術だけではなく、周囲警戒意識とかそういった方面で。
    車の性能が上がって運転が簡単になっています。
    初心者でも車の運転に不慣れな人でも運転スキルを磨く暇もなく、公道デビューとともにハイスピードな世界に放り込まれるわけです。

    これって結構危ないのでは?
    と思うわけでして。

    当ブログで「公道には危険がいっぱい。」という話を凄く良く書くのですが、
    こういう危ない輩が減ることはなく、むしろ増えているように見えるからです。

    自分がいかに気を付けてても想定外のことが起きた結果が事故です。
    世の中には想定外の動きをする車がすんごく多いということなのです。

    車が如何に高性能になったとしてもドライバーのレベルなんてしれたものです。
    若者も車に乗らなくなってるので運転技術を磨く機会もありませんし。

    兵役ではありませんが、
    「出来るだけ若いうちに3年くらい車にどっぷりハマって経験を積む。」
    ということをやったほうがいいような気もします。

    まあ、人間なんて平和的には進化しないので何やっても無駄なのかもしれません。
    ワタクシが言いたいのは、
    「公道を走るなら自己防衛は出来る限りすべき。」
    ということなのです。

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
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