ツーリング バイク

バイク乗りにワークマンの1500円ウエストポーチは使えるのか?

ワークマン・・。恐ろしい子。

ワークマン・・。恐ろしい子。

 

ワタクシ
長年愛用しているウエストポーチのファスナー部がおかしくなってきました。
この間の土砂降りツーリングで浸水したし。
改めて調べるとバイク用のウエストポーチってすごく高い。
メーカーロゴとか要らんし。
「そうだ、ワークマンがある。」
と言うわけで買ってきました。

 

ワークマンの1500円ウエストポーチを買ってみた

 

ワタクシ
ワークマンのお店の片隅に吊るされていたウエストポーチ。
あんまりダサいのはアレなので、とりあえず妥協できるデザインのものを買ってみました。
※商品名的には「ウエストバッグ。」というらしいですが当記事では旧来通り「ウエストポーチ。」で行きます。

 

バイク用のウエストポーチは、
「デザイン優先で何も入らん。」
と言うものも少なくありません。

とはいえ、
本格登山用みたいなデカすぎるのもなんですし。

一応、ワタクシ的にウエストポーチに対する機能的な必要条件があるのです。

機能的な要求

ワタクシがウエストポーチに求める条件は以下の通り。

  • 丈夫である
  • グローブしたまま開け閉めが楽
  • メインの長財布(自作革製)が入る
  • やや大きめなスマホが入る
  • ティッシュ、ウェットティッシュが入る
  • リップクリームやマスクが入る
  • 小銭をそのまま入れられるポケットがある
  • 500mlのペットボトルが入る
  • 要するにウエストポーチ単体で
    「日帰りツーリングでバイクに荷物を括り付けなくてもいい収納力。」
    が理想です。

    欲を言うなら、

  • ツーリングまっぷるが入る
  • キャップが入る
  • サングラスが入る
  • と言うのがベストですがウエストポーチ自体がデカくなりすぎるのでその辺は我慢します。
    ※最近、大物の収納はタンクバッグなどに一任することにしています。

    と言う観点で「ワークマン。」にてウエストポーチを探しました。
    見つかったウエストポーチは値段から想像するよりはるかにいい感じなのです。

    うわマジか。という値段。

    うわマジか。という値段。


    バイク用品店の後に行くと目を疑いますな。

    何せ1500円です。
    失敗しても、何とか笑い飛ばせる金額です。
    ※バイク用だと数倍するので笑えない。

    ワークマンがいい!

     

    値段の割に質は良い

     

    ワタクシ
    1500円だった割に縫製がしっかりしています。
    昔の中華の国のこの手の製品は安かろう悪かろうが当たり前でしたが最近はバカにしたもん
    じゃありません。
    ※有名ブランドも結構中華の国製ですよ。

     

    「ワークマン。」の独自ブランドと思われるウェアなどにも展開してるFieldCore(フィールドコア)シリーズの商品です。
    しょうひんめいは「CORDURA(R)(コーデュラ) ウエストバッグ。」となっています。

    ブランド名かと思ったら素材でした。

    ブランド名かと思ったら素材でした。


    意外と質感も悪くありません。

    収納力

  • メインポケットの容量は十分。
  • 大きめの長財布とスマホなら余裕で入ります。
    ※さらにコンデジを入れても余裕です。

    意外と小ぶりに見えても容量が結構ある。

    意外と小ぶりに見えても容量が結構ある。


    コレだけあれば十分。
  • メインの内側に紙などが入るポケットがあります。
  • ※ツーリング先で観光するとパンフが増えるので助かるかも。

  • 正面には3つのポケットがあります。
  • ※どれも大きさ的には微妙です。

    正面の左右のポケットはファスナーで開け閉めできます。
    ※マチがあって内容物がこぼれない親切設計。

  • 一つにティッシュなどの衛生品
  • 一つに小銭
  • を入れようかと。

    小銭はザラっとウエストポーチに入れておくと便利。

    小銭はザラっとウエストポーチに入れておくと便利。


    普段から小銭入れは持たない主義です。

    真ん中の小さいポケットはバックル止め。
    コンデジくらいは入りますな。
    ※でもコケタ時に一番ヒットするのはココだからなぁ。

    多分、「ワークマン。」側の思惑としては真ん中の小さいポケットは「煙草入れ。」ではないかと思うのですよ。
    ※禁煙成功してホントによかった♪これ以上税金払って溜まるか。

    防水機能

    特に防水をうたってるわけではありませんが、タグを取る前に水ぶっかけてみたけれど浸水無し。
    さすが働く男の店「ワークマン。」です。

    まあ、使い込んでいくとファスナー部から浸水しても仕方ないのですが。
    防水をうたってるグッズでも大抵ファスナー部が弱点ですし。
    ※最近の土砂降りはシャレにならんレベルで降るからね。

    正面の3つのポケットは左右のファスナー仕様はともかく、真ん中のバックル止めはほぼ開放なので濡れてもいい物専用です。

    ポケットティッシュは念のため、ビニールに入れておくことにします。

    生地や縫製

    記事も縫製もかなり丈夫。
    ホツレとかそういった手抜き縫製はありません。

    バックルは少し安っぽいですが機能的には十分。

    「CORDURA(R)(コーデュラ)。」という素材は軍服にも採用される耐久性を誇るとのことで期待できます。

    これで1500円は安いのでは?

    ウエストポーチなんてのは高価な製品もたくさんありますが、基本機能は同じです。
    よほどそのブランドが好き!と言うならともかく、ワタクシ達のような実戦派はこういうのがありがたい。
    ※ワタクシはエンデューロレースでもウエストポーチしたまま出たことある位。外すの忘れてただけですが。


    カラーバリエーションは3種類ある。

     

    特筆すべき「ペットボトルホルダー。」の深さ

     

    ワタクシ
    このウエストポーチの上部にあるネットは結構深く出来てます。
    ペットボトルは横にしてここに固定できます。
    ついでに、ペットボトルのキャップ部を固定するようにゴムバンドが生えています。

     

    深い上にネック部分でさらに固定できる。

    深い上にネック部分でさらに固定できる。


    このゴム紐がありがたいのだ。

    このゴム紐がありがたいのだ。


    これで林道ツーリングの際、持参するペットボトルの収納が解決できました。
    ※メインポケットに入れてもいいんですが、結露で他の荷物が湿気るのです。

    林道ツーリングでは、喉が渇いてなくても水分補給したほうが良いのです。
    ※林道をちょっと本気で走ると凄い運動量になりますので。

    っていうか、
    林道では自販機なんかないので絶対に水分を持参すべきですよ。
    その際、ウエストポーチにペットボトルホルダーがあると便利なのです。

    ペットボトルホルダー超便利♪

    当倶楽部が過去に主催した林道ツーリングでは、林道に入る前には一人一本確実に持参することが参加条件でした。
    ※林道はいる前にチェックして買ってから行きました。

    その際、
    サイドに浅い網のペットボトルホルダーが付いてるウエストポーチユーザーはそこにペットボトルを固定してました。
    が、
    ちょっとした凹凸のあるような林道ツーリングだと高確率でペットボトルを落としてます。

    今回の「ワークマン。」のウエストポーチぐらいしっかりペットボトルを固定できると、バイクで飛んだり跳ねたりしても大丈夫♪
    バイク乗りにはペットボトルホルダーは深い奴が使い勝手がいいです。

    登山などなら浅い奴でもいいんでしょうが。
    しっかりしたペットボトルホルダーは林道に限らず、春や秋のツーリングならオンロードツーリングでも重宝しそうです。

    ちなみに・・

    真夏のツーリング時に水分補給するのは必須です。

    酷暑の中でのツーリングでは1時間に一度くらい休憩して水分補給するのですが、毎回ペットボトルを買うと次第に飲み切れなくなってきます。
    500mlのペットボトルと言うのは毎回飲み切るのが難しいのです。

    とはいえ、
    炎天下で飲みかけのぬるくなった水分補給は結構きつい。
    出来れば、冷たいものを少しずつ飲みたいものです。

    結局、炎天下のツーリングでは「シグボトル。」を持参するのが一番いいです。
    ※荷物が増えますが仕方ない。

  • 「家から氷&飲料入れて持ってきて、内容物が無くなったら購入した冷たいドリンクを入れる。」
  • 「タンクバッグやリアのツーリングバッグに入れて直射日光に当てない。」
  • 上手くやると丸一日氷は残っています。

    今のところ、真夏のロングツーリングの水分補給はこの運用方法が一番だと思っています。
    ※真夏の林道に行く際は、悔しいけれどリアに小さい防水バッグを積んでシグボトルを入れています。

    ただ、
    ウエストポーチに入れると、やっぱり重いし氷の消費も激しいです。
    ※でも何とかウエストポーチで運用できないかと日々研究しております。

    保冷ボトルはツーリングでも役に立つ!
    created by Rinker

    こんな便利なもの、作った人をほめたたえたい。

    まとめ

     

    ワタクシ
    最近、猫も杓子も「ワークマン。」と言い始めてちょっと気に入らない。
    昔は吉野屋さんと同じくらい戦う男しか入れない系のお店だったのに。

     

    「ワークマン。」全体がなんだかオシャレ方向に方向転換した気がします。

    ちょっとした山歩きくらいなら十分な性能な気がします。
    ※モン〇ルとかで買うと数倍しますな。

    しかも、
    「明らかにライダー向け。」
    商品も充実しています。

    グローブやレインウェアやちょっとした防水ジャケットなんか素晴らしい。
    ※バイク用品ショップで買う値段の半額以下だし。

    よく見たら、
    ライディングポジションに縫製されたジーンズとかもある。
    ※しかもベンチレーション付き。思わず買う所でした。

    ワタクシは、ウエストポーチのついでに
    サラサラの着心地の長袖Tシャツを数枚購入いたしました。
    ※ライディングジャケットのインナーに着る。ユニクロの半額以下だ。

    もはや「ワークマン。」はバイク用品店が少ない地方のバイク乗りにはありがたい存在になりつつありますな。

    新旧ウエストポーチを並べてみた。

    新旧ウエストポーチを並べてみた。


    10年も使ったからなぁ。

    油断して訪店すると散財するのは確実です。
    気を付けろ。

    しかし、
    ワークマンはネットショップもある。
    ラインナップを確認するのだ。
    気を付けろ。




    ワークマンの商品をネットショップで買って店頭受け取りだと送料タダになるのも嬉しいですな。

    某ネットショップサイトといち早く喧嘩したねえ(笑)
    勢いがある企業ってのはこういうもんですなぁ。

    ワークマンすげえ!

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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