ただ、通過することが多い街でもあります。
飯山市は西側が山で千曲川に向かって坂が多い街でもあります。
冬が長いので仏具の専門店が多かったり、
たくさんの神社は大抵その坂に建造されていたりします。
※遠くに、スキーのジャンプ台が見えたりもしますが白馬のようなメジャー感は薄いです。
そういう細かいところを機動力がある乗り物でふらふらするのがまた面白い♪
当記事の目次
北信の里山「飯山市」はツーリングやドライブには最適
さすが、新幹線の駅で日本で一番乗降客が少ないだけのことはある(笑)
電車で来るなら駅前で車をレンタすることをおススメします。
飯山駅から主な観光スポット迄ちょっと距離があります。
当ブログに来るちょっとおかしい賢明な読者はバイクや車などの移動手段を持っているので大丈夫だと思いますが。
ならば、
市内を自分の機動力でゆっくり散策するのはとても面白いです。
※どんな街でも面白がることが大事ですよ。人生が何倍も豊かになります。
新幹線もあるので頑張れば、東京まで通勤圏内と言っても過言ではありません。
メイン街道のR117は市街地はちょっと混んでいますが、お店が集中してる個所以外は本当に走りやすいです。
それほど道幅は狭くないし割とまっすぐな道が多い気がします。
※県道レベルまで行くとちょっと狭く見通しは悪いですが。
飯山市は年間を通して景色がきれいな街でもあります。
春から秋まではいろんな花で盛り上げようとしているのも微笑ましくもあります。
飯山市、中野市、木島平村などの長野県北部の街は正しい農村の景色を味わえます。
※その周辺は峠だらけですが。
特にみるところが多いわけではないのですが、信州の田舎を旅してる感はしっかり味わえます。
全体的にもう少しメジャーになってもいいようなところが多いです。
飯山市周辺で寄ってみたら面白かった場所
観光資源としては多少地味なんですがね・・
何もないのを覚悟して、世界の端っこ捕まえるような旅が大人の旅ですよ。
それでも、
というマニアックな観光者が少しずつ増え始めている気がします。
こういうのが健全な観光旅行だと思うんですよ。
メディアで取り上げられてるようなメジャーなところにみんな集まりすぎです。
「自分で決めて自分で探す」
むしろ何もない街を遊びつくす方に喜びを感じますが♪
秋はどっち向いても紅葉がきれいです。
マジでモミジが綺麗な称念寺
女子は全員好きなパティスリーヒラノ(お菓子屋さん)
とりあえず、お見上げはここで買っておけば間違いないです。
嫁はいつもテンション上がりまくって、お土産選びに時間かかるので最近はワタクシは車の中で待つようにしています。
やべえ、ドラレコ全然使いこなせてないわ(笑)
必要な画像が全部上書きされてるわ。
※ドラレコにはココの駐車場の画像しか残ってないという体たらく。
ロータスのドア閉めたら、振動でいたずら防止モードが発動、画像が上書きされずにロックされた模様。
中野市ですが、リンゴ天ぷらソフトで有名な「道の駅ふるさと豊田」
なぜかGoogleMapには「道の駅ふるさと豊田」が登録されてないという謎さもよろしい。
椅子にも書いてあって、なお清々しい。
ちなみに・・
リンゴ天ぷらソフトは、そのまんまの味です(笑)
ここでは、イナゴの佃煮のトッピングの有無の選択ができます。
が全部別々の味で混ざることがありません。
420円と多少お高く、出てくるのが多少遅めですがネタとして食べるのは大いにアリです♪
そして何よりも、フォトジェニックです(笑)
※ワタクシのFaceBookにあげたらもう大騒ぎに(笑)
ソフトクリームマニアは絶対押さえておくべき一品なのが【リンゴ天ぷらソフト】です。
なぜか飯山地域は「唐揚げ」が有名
※大抵デカいので食いきれない。中南信のソースカツどん並みにメジャーになってもいい気がします。
なんで唐揚げが有名というかメジャーなのかは、由来とかはまったく知りません。
気が付いたら
「あれ?このお店も唐揚げが有名じゃん」
みたいな感じです。
市街地を抜けた街道沿いや、ちょっと街中に入ったところにある定食屋さんが多いので探してみるのも乙です。
※飯山市外の中心部のアーケード街はちょっと寂しい感じもしますが、古い町並みもしっかり残っています。
唐揚げの有名なお店
定食屋をどこにするか迷ったら地元の高校生に聞く
これが一番手っ取り早くハズレがないという大食いの友人R君が言ってたのを思い出します。
これって結構確信を突いていて、高校生運動部男子は常に安くておいしい物を探していますのでその普段の生活に入り込むと大抵はずれはありません。
飯山高校が甲子園に出た時、飯山市街のいろんな食堂がメディアに紹介されてまして。
R君の説が正しかったことが証明されたわけです。
※確かに若者スポーツマンが白米どんぶり飯食うというだけで清々しい。
ワタクシは美味しいものを少しずつたくさん食べたいので、その手法に頼ると半日くらい気持ち悪かったりしますが。
大事なことなのでもう一度言いますが、
特に名物でもないけどおいしく安い物を探す際は、
地元の高校生に聞け
という格言は真理です。
変に観光地化されていない定食屋を教えてくれることがあります。
※名物は大抵高くて、損した感が付きまとう物です。
ただし、
長野県の場合、聞けるほど人が歩いていないことも多々あります。
そういう場合はおとなしく街道に出て「牛丼屋さん」を探すとはずれがないです♪
※いい定食屋さんがあれば教えてください。
その中でも、ワタクシが行ったことあるお店をピックアップします。
見るからにカロリーが半端ない。
昔は年に一度くらい「ケンタッキーが食べたい日があった」ような気もする。
鳥正
ちょっと店員のオバちゃんが無愛想ですが、非常にわかりやすく電話で説明してお大抵迷いません。
食堂とみ
イナリ食堂
食堂なかまち
いずれも唐揚げ定食はハズレはないです。
※ワタクシはもう一人で唐揚げ定食を食いきれる自信がありませんので、誰かとシェアします。
ちなみに・・
鳥の唐揚げって出来立ては超熱いのですよ、当たり前ですが。
がっついて食いついたりすると口の中が大惨事になります。
大口開けて出来立てを放り込むもんじゃありません。
それに、
衣が固いところが多いのでゆっくり食べるのがコツです。
※口の中切ります。
慌ててがっつくと、
焼かれた上に切られる
という「るろうに剣心」でいうところの、志々雄真の「ほむら玉」という炎の剣技を口の中に食らうことになります。
※口の中だけに食らう。上手いこと言えた♪
飯山市街を散策するのは坂道との闘い
寺社を回って七福神巡りのようなオリエンテーリング的な散策ルートもありますが、全部坂です。
R117の西の斜面には「飯山シャンツェ(スキーのジャンプ台)」があるくらいの傾斜です。
良くまこんな斜面に人が住んでるわなぁ、と思うくらいの傾斜地です。
飯山の市街地は平地がほんとに少ないです。
千曲川に向かってほんの一部しか平地はありません。
長野の川沿いの街はどこもみんなそんな感じです。
なので、
小回りの利くバイクや小さめの車が移動にはベストです。
川に沿って街道が生まれた
「川沿いを歩いていけばやがて海に付くし迷わない。峠を越えなくてもいいしな。」
この発想は長野県では普通です。
現に旧街道の多くは川沿いに存在します。
みたいな大動脈は大抵川沿いを走っています。
※実際、峠越えしなくて済むので移動が楽だし迷わなかったんでしょうねえ。
大抵の旧街道沿いには旧宿場町があったりするので、時には現代の整備された街道をそれて旅するのも面白いですよ。
長野県の旧街道には結構古い宿場の名残が残ってるですよ。
そして、
旧市街の街並みは旧車やバイクだと素晴らしく絵になる写真が取れます。
ちなみに・・
南信の飯田市街も崖の街です。
人が住んでるところがほぼ崖です。
単身赴任の際、毎日の日課の散歩では体力付きましたよ、ええ。
※何せ、4st50ccが上れない坂がある(笑)箱根の峠越えか?
急斜面すぎて保水力が全然ないので、雨水が滝のように斜面を流れ落ちて天竜川まで落ちる仕組みです。
※用水路の途中にピットを設けたり、水の勢いを殺す段があったり、水路が空中で交差してたりするのが飯田市街。
長野県はそんな集落ばかりです。
※平野部は大体栄えていますが、ちょっと外れるとこんなんばっかりです。
長野県人は「谷と崖の隙間に田畑を作って何とか食いつないできた民族」です。
平野は、昔からお金持ちというか既得権益を持ってる人たちのもので庶民はそういう場所に追いやられていたようです。
わずかな耕作地を守りながら生きてきたので、人が増えて耕作地が減ると苦しくなるわけです。
※なので閉鎖的というかよそ者には非常に厳しい県民性が残っています。
北から南まで長野県民は結構そんな感じです。
集落単位、地域単位で「お互いをののしりあって」おります。
既出の飯田市なんか天竜川の東岸と西岸で仲悪いです(笑)
長野県はどこに行ってもそんな話ばかりです(笑)
よくこんな多様な民族が一つの県にまとまったもんだ、と感心しちゃいます。
※長野と松本は仲悪く何かと張り合うのは有名ですしねえ。
まとめ
スキー場や温泉は数多いのですが、イマイチメジャーになり切れてないのが惜しいです。
銀杏踏んで車内に乗り込んだら殺す。
まあ飯山市は地味なので通過しがちになるんですけどねえ・・
長野市からだと、最初の休憩にはちょっと早いタイミングなのですよ。
したがって、
R117で新潟に抜ける場合も早足で抜けちゃうのが常ですが、
雪のないシーズンはゆっくりと雪国の春、夏、秋を満喫することができるいい街です。
そして、
雪のないシーズンは雪の準備をしている住民の皆さんの対策を探してみるのもおススメです。
※長野県北部は冬はバイクなんか乗ってられないくらい雪が積もります。窓が板で覆われたりするのですよ(笑)
ゆっくり散策すると冬の長い雪国の創意工夫を発見できて面白いですよ。
※雪国の雪のない季節は本当に貴重です。
さらに、
飯山市周辺には、
というスキーブーム時には超一流だったけれど現在はかなりさびれてしまった観光地もあります。
※小回りが利くなら絶対に寄ってみるべし。栄枯盛衰のワビサビを感じます。
さらに、
といった有名温泉が近隣にあったりします。
動いてる個体を初めて見た♪
一瞬で全身の毛穴が開いたぜ。
機動力があれば、この辺一帯だけで丸一日以上十分遊べます。
そして秋の紅葉はどこも素晴らしいです。
※実は地味にキャンプ場も多いのですよ。
ちなみに・・
関東圏からの長野県北部へのアクセスは上信越道を使わずに飯山経由が流行りっポイです。
最近は関東から長野県北部へのアクセスは、
のが流行りなようですよ。
一般道でも交通量が少なく平均時速もかなり速いです。
何よりも、高速料金が節約できそうです。
十日町市あたりから飯山までのR117の川沿いルートは交通量も多くなく小規模の集落が続きます。
※ただし、夜はガソリンスタンドがありません。
確かに、
よく考えてみたらほとんど渋滞がないルートではありますな。
イマイチ休憩ポイントがありませんな。
※道の駅栄や道の駅野沢温泉がありますが夜は寂しいでしょうねえ・・
この際、飯山市周辺はとてもいい休憩ポイントになるはずです。
※メインの街道のR117ルートも休憩することすら忘れがちな快走路ですので、ついつい走り続けちゃうんですよねえ。