※ビーナスラインから松本方面へ抜ける道は軒並み通行止めが続いています。
次点として県道40です。
新しくビーナスラインから北信地方に戻るルートとして、
県道40の東側を走り佐久市望月地区の旧宿場町を経由する県道をつないでみました。
コレがかなり快適な快走路でした。
東北信地域とビーナスランをつなぐルートを開拓してみた
それじゃビーナスラインで遊んでも長野市戻るに迂回するしかありません。
せっかくなので新しいルートを開拓することにしました。
今回の県道探訪はこいつで走ったレポートです。
この日は所用がたくさんあったので、ちょっと遅めのドライブ開始となりました。
目的地は、今年さんざん行ったビーナスライン周辺としました。
11月中盤ではビーナスライン周辺の紅葉は、だいぶ終わっています。
※そりゃ1500m以上の標高があるしねえ。
霧ヶ峰の駐車場は相変わらずの盛況ぶりです。
いろんな車やバイクのミーティングが開催されていました。
天気もよく、暖かい秋の土曜日なのでそういったイベントはどれも盛り上がっておりました。
遠くから来てるねえ♪
ワタクシ達は、霧ヶ峰からの帰路を検討した結果・・
何処も通行止めと言うことを思い知ります。
というわけで、
諏訪に出るか茅野に出るかという選択を余儀なくされました。
ただし、
時間は既に14時を回っていて悠長に遠回りするのも・・ねえ。
11月中盤の日没は16時半くらいです。特に山間部は17時には真っ暗になりますし。
※何より町内会の仕事で18時には戻らねばなりません。
国道は飽きたので、県道40で北上するか?ということになります。
それでも、
何か他の道はないかと探してみると・・
長門牧場のちょっと北から、県道152が分岐してるじゃないですか。
ということで急遽県道をつないで北上することにしました。
県道152雨境望月線
これが、県道152です。
普段から通勤で使ってるだけあって運転も上手い。
県道40の東側を並走して東御市でまた県道40に接続します。
交通量が少なく知る人ぞ知るといった通好みの綺麗な快走路です。
県道482との分岐まで一気に標高を下げます。
勾配10度の急こう配の峠道の下りです。
一応2車線ありますが大きい車はちょっと大変そうです。
という正しい峠道です。
※長野県道で道がいいのはあんまりないです。
うねったヘアピンが多くて「うひょー♪」とご機嫌になります♪
※バイクでも超楽しいはずです。
分岐からは「八丁地川」という川沿いののどかな田舎道に変わります。
※道路沿いは田んぼや畑と言ったいわゆる長野の山間の田舎道です。
この街道には古くからの採石場や川砂を取るプラントが何個もあります。
風が強い時期は砂埃がすごそうです。
それに、
地図によるとアイスヨーグルトの工場が何個かあるようですが、土曜日だったので稼働してなかったような気がします。
※なんでヨーグルト工場があるのか理由がわかりませんでしたが。
ワタクシ達が通った際には、結構な規模のサルの群れが(笑)
どうやら落穂ひろいをしてるようです。
※カラスなどの野鳥も落穂とつまんでいました。
そして結構デカイ。
人間の姿はほぼ全く見ませんでした。
交通量は本当に少なく、いいペースで流せます。
それでも、R142に近づくにつれ次第に車も増えてきます。
県道151との分岐で県道152は終わりです。
土曜だというのに交通量もほとんどなくいいペースで走れるいい道でした。
ちょっとだけ、県道151を経由して県道166に。
R142の交差点で前後にいた車は全部国道に流れたのでまた一台で快走ドライブになりました。
県道166との接続部分付近で「八丁地川」は「鹿曲川」に合流します。
※地図で見ると「八丁地川」と「鹿曲川」の源流はかなり近く並行して流れ出してこの辺りで合流するんですな。
佐久市南西部の県道群
立科スカイライン(現座時通行止め)周辺にもたくさんの県道群が存在します。
どの道も結構グネグネしていて楽しそうではありますが、通行止めの解除は当分先な気がします。
長野県は、本当にお金がないらしく交通量の少ない県道まで補修の手が回ってないらしいんですよ。
※林道は崩落個所で通行止め&通行困難な場所ばかりです。長野市周辺の林道は全滅に近いです。
川や沢沿いの道は意外に集落があるので補修の優先度が高いのかもしれません。
この辺りの県道も時間をかけて散策せねばなるまい。
※通行止め区間が早く直ればいいんだけど、冬の間はまた路面が荒れるんだよねえ。
県道166東部望月線
望月地区は古い街並みがちょっとだけ残っています。
旧中山道の宿場町だったようですよ。
旧中山道は、R142沿いに点々と残っていますね。
古い旅館はコロナで大変そうです。
何か所も分断されていますが、あちこちに旧中山道の名残があります。
長野県内には結構旧中山道というか旧道がそのまま残っています。
昔の宿場町や道祖神、お地蔵様などが旧海津には残ってたりもします。
旧街道をテーマに走る
旧街道はのんびり回ると面白いですよ。
大規模な観光名所ばかりじゃないですが、こじんまりとした歴史のある宿(旅籠)があったりします。
陣屋跡みたいな場所も多く、かつては参勤交代なんかの列も通ったと思うと感慨深いです。
「望月宿」はまともに古い旅籠が残ってる宿場町の一つです。
旧街道が栄えることで人が住み、街になり・・という歴史を垣間見れるので好きなんですが。
※駐車場が少ないんですよね、何処の宿場町も。昔は車なんかなかったので当然なんですが。
当倶楽部では冬の間はこういう旧街道の宿場町を訪ねてみようかと思ってるくらいです。
「日本一の道祖神」の横が県道166の始点。
※今回は県道151とR142の間の県道166は時間の都合で通っていません♪