軽井沢ルートはいつも混む。
R144で上田から北上するのも飽きた。
長野県道94号で湯ノ丸高原経由・・。
それ以外にチェリーパークラインというグネグネ道があるのです。
夏のツーリングやドライブにはぴったりです。
途中から未舗装ですが。
当記事の目次
知名度はあるけれど皆行かない「チェリーパークライン。」
南の小諸側から登ってくると素晴らしく楽しい峠道です。
チェリーパークラインは着ネグ根が続く道で、勾配もコーナーの曲率も素晴らしくバリエーションがあって走って楽しい道ですよ。
小排気量だとパワー不足で少しキツイかもしれませんが。
※失速するようなコーナーが結構ある。
地図は高峰マウンテンパーク スキー場です。
ここに至る南側の道が「チェリーパークライン。」です。
頂上にある「高峰高原ホテル。」は周辺の山の登山口にもなってるので結構車はいます。
※このホテルの駐車場からの眺めは晴れたら素晴らしいです。佐久平が見渡せます。
駐車場は結構混んでいます。
エントランスに自販機はありますが山値段です。
ただし、
普通の車だとここから先、頂上から北側は完全な未舗装路なのでルーティングしずらいしのですよ。
ちなみに・・
チャリ―パークラインの頂上付近、高峰高原の辺りは登山愛好家が好んで使う割とラクチンな登山ルートらしく、県外から来る大きめの車が結構多いのです。
※時々、関東圏の大型バスも走ってます。
そういう人たちは、登山スキルは高いかもしれませんがドライブのスキルが高いとは限りません。
というわけで、だ。
曲率の高い右コーナー(こちらからだと左コーナー)で、 へたくそな大型車の 対向車両がバンバンセンターラインを割って来るのです。
これが怖い。
最近の車はデカいのです。
特に登山用の大荷物を積む長い車、人がたくさん乗れる幅が広い車で、運転に慣れてないドライバーは当たり前のようにセンターライン割ってきます。
車両が車線のどの位置にいるかをわかってないドライバーが非常に多い。
メチャメチャ危険なのですが。
今どきの車は色々なセンシング機能が付いてるようですが、センターライン割って警告を出す車はないのですかね?
っていうか、
車の運転みんなヘタすぎ。
ハイブリッドなどの電池積んだ車は全部重いし、ATだからエンブレも効きづらい。
その結果、ブレーキバカバカ踏んでハンドルだけで無理やり車を曲げてる。
※同乗者はたまったもんじゃない。
そんなレベルでデカい車を運転する資格ない、みたいな人が堂々とセンターラインを割って走ってるのが公道です。
飛ばす気にならんよ、怖くって。
特に、
「チェリーパークライン。」のような、急こう配のヘアピンが続くような峠では、本気で注意しないとマジで危ないのです。
「対向車はセンターラインを割ってくる。」
こう思いながら走ったほうがいいですよ。
長野にはそんな道がやたらとあるのです。
※そしてナビだよりで細い位置でも明らかに運転に不慣れなデカイ車がバンバン入ってくるのです。
こちらが全く悪くなくても、事故に遭います。
峠を走る時は、本気で注意しないと命がいくつあっても足りません。
こちらが悪くなくても、思いっきりはみ出して走ってる対向車は素晴らしく多いのです。
このネタ、長くなるので そのうち思い立ったら 別の記事にしますね。
頂上の高峰高原には有名な「ランプの宿(電気は通ってる)。」がある。
この道は夏季のみの通行可でして長野県道94号の湯ノ丸高原まで続いています。
ただし、すぐにフラットな未舗装路になります。
R18や浅間サンラインから、北の嬬恋に抜けるルートは大きく「チェリーパークライン。」と「長野県道94号(東御嬬恋線)。」の二本がメジャーです。
どちらかと言えば、長野県道94号(東御嬬恋線)の方が通り抜けできるのでメジャーなルートと言えます。
※こちらも快走路で素敵な峠道です。
こんな記事もあります▼
7月の中旬、
高峰高原ホテルからちょっと入ったところの未舗装路では、ニッコウキスゲが割と満開に近い状態で咲いておりました。
この普通の車でも入れるような未舗装路の途中には有名なランプの宿があります。
ちょうど群馬県と長野県の県境です。
一泊3万円越えという高級ホテルです。
※上高地と言い、こういう僻地に泊まるのはそれなりの対価が必要なのですなぁ。
未舗装路を進んで10分ほど。
ランプの宿の前のロータリーに出ます。
今回は、ここで再度高峰高原ホテル側に引き返すことにしました。
※このロータリーは車が転回するので駐停車禁止ですが、一瞬で写真撮って脱出しました。
登山初心者がちょっと散策するにはいいコースなようですよ。
日曜の午後だったので登山客はそれほど多くありませんでした。
特に真夏のこの辺りは標高が高く、比較的涼しいので避暑にはちょうどいいです。
平地で暑い暑いと不満を漏らしているよりもはるかに、健全な避暑だと言えますな。
※そのうち、この辺も歩き倒そうかと思わないでもないです。
ランプの宿くらいまでは涼みにくるオンロードバイク乗りも結構たくさんいます。
ただし、
高峰高原から北側にオンロードバイクで行くにはちょっと覚悟がいるのでした。
ここからが「チェリーパークライン。」というか高峰高原の本領発揮なのです。
ちなみに・・
高峰高原と湯ノ丸高原間は未舗装路で車の侵入が許可されています。
ただし、
登山シーズンは登山客でごった返しますので、車やバイクのように埃を上げて走るのは結構迷惑っぽいのです。
なので、
なるべく登山客の少なそうな時間帯を見計らっていくことをおススメします。
※日曜の午後とかみんな撤収した後がベスト。
それでも、
空気を読まない観光客の車がバンバン走っていますが。
※大抵、未舗装路を走った経験が少ないファミリーカーが、のろくさ埃を巻きあげつつ走っています。
少なくともオフ車とかでドリドリしながら走るのは大ヒンシュクなので大人としてやってはいけない行為なのです。
高峰高原の北側が「チェリーパークライン。」のハイライトです。
県道ですらないです。
並走する長野県道94号はこちら側にメロディーロードが設置されているのとは大違いです。
というのも、チェリーパークラインの北側、群馬県サイドは完全な未舗装路だからですよ。
道路上には全然告知もないのですが、チェリーパークラインの北側、スキー場を過ぎたあたりから未舗装路になります。
※スキー場向けの駐車場が何か所もありますが、スキー場として儲かってるんだろうか?
割とすっぱりと未舗装路になります(笑)
結構急こう配です。
未舗装路とはいえ、ワタクシもZ1-Rで何度も走破しているくらいのフラットダートなのでハードな林道というわけでもないです。
オフロード走行の経験がある人ならそれほど問題なく走破できるハズ・・なのですが。
※Z1系バイクならこれくらいの未舗装路は余裕です。ジョン&パンチなんか砂漠の中走ってるし。
こんな記事もあります▼
この未舗装路区間はそこら辺にある林道よりは整備されているようで割と頻繁に砂利を撒いているっぽいし、水切りの整備もされているっぽい。
走りやすい林道、と言ってもいいかもしれません。
※撒いた砂利が溜まってると浮き砂利になって走りづらいのは確かですが。
とはいえ、
下りは結構な勾配が付いているので、砂利の上でパニックブレーキを掛けると、フロントからすてーんと転ぶ可能性はあります。
オンロードバイクでも割と難なく走れるレベルの未舗装路ですが、舐めると大変な目にあいます。
北側の未舗装路と舗装路の境目。
舗装路が途切れるあたりで躊躇しているアドベンチャー系のバイクを見かけました。
そのバイクなら余裕で走破できると思うのですが ビビる位なら止めたほうが身のためですよ。
しかも単独行ならリスクを取るのは極力やめたほうがいいに決まっています。
オフロードでの走行は舐めるとひどい目に合うのです。
※現にこの日、バイクレスキュー的なトラックが 明らかに この未舗装路でコケタと思われる割と新し目のオンロードバイクを積んで走っていました。
それでも、
騙されたんだかナビの情報に従って迷い込んだんだか知りませんが この未舗装路は普通の車やオンロードバイクが結構走ってたりするのでした。
県外ナンバーばっかりですが。
※知ってる地元民は進んでこんなところを走ろうとはしないです。
突然出てくるこういう車などの障害物でも、バイクではパニックブレーキをかけるには十分なきっかけになるので注意が必要なのです。
ちなみに・・
実は大昔からこの区間は未舗装路でして。
ワタクシが関東圏に住んでいたころ、マスツーリングで志賀草津道路を走るツーリングの帰路にこのルートを選択したことがあります。
※どうしても軽井沢の大渋滞を避けたかったので大きく迂回したつもりだったのですが。
当時は、オンロードバイクばかり15台くらいで走ってたのですがこのルーティングがドヒンシュクを買いまして(笑)
※だって、当時は未舗装路という情報がなかったので仕方ない。
同行した仲間たちは、GSX1100SとかRZV500とかFZR1000とかZX-10とかでこの未舗装路を走破しています。
※生き生きしてたのは、林道走行経験のあるライダーが乗るTDR250だけ。
うっひょ~♪とか言ってアクセルけちゃうのはオフローダーだけかも。
そういうのもいい思い出ですし、これくらいの未舗装路はオンロードバイクでも走れちゃう・・ハズなんですが。
※自己責任でお願いします。駄目だと思ったらとっとと引き返さないとよりひどい目にあいますが。
こけたら大変なので、自信がない人はこういうところは避けるべきでしょう。
ツーリングでのリスクは最小にすべきですよ。
まとめ
そういう所は、標高が高いところを探すのが手っ取り早い。
スキー場があるようなルートは大体涼しいのです。
ただし、
「チェリーパークライン。」のように、突然未舗装路になるルートもあるので注意が必要です。
「チェリーパークライン。」は十分に涼しいし、十分に良い景色だし、十分に走りごたえもある。
意外とバイク乗りはいかないようですが、穴場っちゃ穴場です。
未舗装路が嫌なら往復したって良いんだし。
※勾配があるので下りも楽しいですよ♪
対向車には気を付けなければなりませんが。
こういった地味ですが確実に満足度が高いルートは長野県にはまだまだあるのです。
「チェリーパークライン。」や高峰高原なんてのは、登山客以外にはそれほど有名なエリアではない・・と思うのですよ。
※シーズンはそれなりに混んではいますが。
いつも通る国道よりは県道、県道よりも市道、もっと言えば「誰が管理してるかわからん道路。」の先に何かあるかもしれません。
何もないことも多いのですが。
そう考えると、地元民は非常に恵まれているのですが「長野県人はバイク乗りがイマイチ多くない。」のが残念です。
ホント、もったいない。
夏の高峰高原の北側、嬬恋地区は一面のキャベツ畑です。
コレを見るだけでも来る価値はあるのです。
そんな訳で、信州の穴場探しツーリングはちょっと楽しかったりもします。
※でも細かい道も多いので、デカく重いバイクよりは250ccクラス以下がベストかと思います。
ちなみに・・
涼を求めて信州ツーリングに来たとして、混んでるような観光地はなるべく避ける方がいいように思います。
※特にコロナ禍では。
多くの人はメジャーな観光地は皆行くのでもれなく混んでいます。
そこをあえて外す、というルーティングはかなりありなのです。
長野県をGoogleMapでみると色が濃い緑の箇所は標高が高いのです。
こういう所にある「イマイチメジャーではないけれど十分涼をとれる場所。」を狙ってツーリングにいくんですよ。
特に長野県のキャンプ場はそういう視点で選ぶといいです。
※せっかく来たのに混んででうるさい&車中泊のエアコンの音が一晩中うるさいとかやってらんないです。
夏の信州ツーリングは奥が深いのです。
自分の走行テクニックに応じて 遭難しない程度に大冒険すればいいのです。
で、いいところがあったら教えていただけると嬉しいです。
※このブログはそういう情報交換の場になればいいんですが。