ワイパースイッチを離すと途中で止まるのだ。
原因は何なのだ?
モーターかスイッチアッセンブリか?
いずれにせよ、お金がかかりそうな気がしますな。
当記事の目次
突然、ワイパーが途中で止まるようになった
これは旧車によくある接触不良の兆候です。
あれだけ売れたHE21型ラパンも最近は街であんまり見かけなくなりましたな。
当倶楽部のラパンSSは初期型なのでもう20年選手です。
その割には凄まじくこき使っていますが、普段からいたわって使ってるのです。
メインの用途が短距離の街乗りだからシビアコンディションなのは間違いありません。
高速道路では100km/h以上は出しません。
登り勾配が多い上信越道の下りは巡行速度は90km/hくらいでおとなしく走っています。
オイル交換は距離に関係なく3か月毎に行っています。
エンジン載せ替えしてからずっとこんな感じです。
※エンジンブローはもう嫌なので。
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とはいえ。
買い替えるのが一番無駄だし、環境にもよくないのでできる限り使い倒したいのですが、
20年前の軽自動車は、もはや旧車の部類に入りつつあるようでいろんな箇所が壊れてきますな。
世間的には「20年前の軽自動車を買い替えるお金のない貧乏人。」として扱われていますが別にいいのです。
※30年乗ればなんだって名車になるのだよ。しかも当倶楽部のラパンSSは貴重なMTだし。
今回はワイパーが思うように動きません。
ウィンドウォッシャーを噴霧すると自動で数回窓を掻いたのですが、沈黙しています。
これは面倒くさいというか気になるトラブルです。
つまんないことで事故とか起こすと大変損するのでさっさと対応してしまいます。
止まるのはワンショット時と間欠時だけ
間欠スイッチも効かないという有様です。
とりあえず現状確認です。
いろいろやってみると、
ワイパースイッチを上に押し上げると一回だけ往復運動をするはずなのですが、
スイッチから手を離したか所で止まります。
それに間欠の動きは全くしません。
とはいえ。
ワイパーの連続動作の遅い/速いは普通に動くし、
止まってもスイッチを押し上げている間は動くので定位置に戻すことができます。
こういう「動くべきものがちゃんと動かない状態。」は非常に気持ちが悪いですな。
とりあえず。
モーターから分解清掃してみることにします。
旧miniではモーター内の接点が汚れてリアワイパーが止まらなくなるという経験をしたことがあるのだ。
※旧miniのリアワイパーはすんごい単純な機械式の仕組みで定位置に戻るような設計になってる。これはこれですごいと思った。
ワイパーモーター周りの電極の清掃
でも最近の車はワイパーモーターへのアクセスが面倒くさいことが多いです。
HE21型のラパンシリーズのワイパーモーターはボンネットを開けて向かって左上にあります。
このモーターがワイパーアームを動かして、ワイパーを動作させています。
取り外しは目につくボルトを外せばいいだけですが、
モーターとアームを外す際に接続位置をマークして置きましょう。
※ずれてると変なところで止まるようになるので気持ち悪い。

ラパンSSの純正ワイパーモーター。
今どきの車にしては簡単に外れるのだ。
モーター単体になったらモーター自体をばらします。
カーボンブラシとそれを抑えるスプリングが飛んでいかないように注意しながら分解します。
カーボンの粉を除去してパーツクリーナーを吹いておきましょう。
※以外と汚れてなかった。

ラパンSSの純正ワイパーモーター内部。
20年物としてはかなり綺麗。
ギア回りも分解して古いグリスをふき取って新しいグリスを詰めておきます。
この時、接点周りも綺麗にしておきましょう。
接点付近は多少摩耗があったけれどそれほど問題はなさそうです。
この際、ワイパーが定位置に戻るための電極の接点付近を清掃しておきます。
実は今回のトラブルの原因は「アース不良。」と踏んでいましたので、
頼りない純正のアース線に増設アースをつけておきました。
純正はまわりくどいアースだけれど、こんな設計でいいのかね?
モーター部分を元に戻して
「楽勝♪」
と思っていたのですが運転席からワイパーを動かしてもやっぱり止まるのですよ。
これはアース以外の別の箇所に原因がある、ということなのかね?
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ワイパースイッチの電極の清掃
汚い手で触ると内装汚れるから嫌なんだよねえ。
ワイパースイッチを外すにはハンドルを外さねばなりません。
当倶楽部のラパンSSは賞味期限の切れたエアバッグをオミットして、ナルディのハンドルに変えてあります。
※個人的には「小さい車には太いハンドルは似合わない。」と思っている。旧車はみんなハンドル細いのよ。
ホーンボタンを外して14mmのソケット+エクステンションバーでハンドルを外します。
ハンドルを外す際のコツは、
「ボルトを緩めた後、ハンドルの固着を外すまではボルトを完全に取り外さない。」
のがポイントです。
力任せにハンドルを引っ張ると勢い余って鼻にぶつけたりします。
※ハンドルを買えたことがある車乗りの常識ですな。

ラパンSSのハンドル周りのスイッチ。
カバーまで外したところ。
隠しネジを何か所か外して、
ハンドルのコラムカバーを撤去すればワイパースイッチは工具なしで外せます。
※樹脂製の爪を押しながら引っ張れば抜けます。
うむ。
最近の車(といっても20年前の軽だけれど)はワイパースイッチですら基盤が入ってるのだな。
ワタクシは旧miniとかロータスとかしか弄ってないので、
「スイッチの類に基盤が組んである時点で敬遠しがち。」
だったりします。
基盤だと電気の流れを追えないじゃんよ。
「時間かければできるけどそんな時間かけるならアッセンブリーで交換しちゃえよ。」
というのが最近の車の修理ですな。
ワタクシも暇ではないのでスイッチがおかしくなってるとすれば、
アッセンブリーで交換するしかないのですがこういう考えにすごく抵抗があります。
できる限り、ワタクシが面倒見てあげたいのですよ。
スイッチ周りの接点を清掃します。
接点復活剤を塗布して何度かスイッチアッセンブリーをつけ外ししてみました。
その時、スイッチ自体をガタガタさせたら、一瞬ちゃんと動いたのですがやっぱりスイッチがダメなようですな。
特に焼けとか荒れとか無いんだけれど、寿命っちゃ寿命なのは確かですし。
まあ、いいでしょう。
この機会にスイッチを更新してリフレッシュしましょう。
ちなみに・・
そういえばラパンSSはリアワイパーもスイッチから手を放すと定位置に戻らないのですわ。
こちらもスイッチをOFFにしたところでスパッと止まる。
リアゲートのカバーを内側から外してモーターを外して見ても結局わからず。
※20年ものとは思えないレベルの綺麗さだったし。
仮にトラブルの原因がスイッチにあるとすれば、
スイッチ自体を更新しることでこの問題も解決するかも♪
ということで新しいワイパースイッチには期待が大きいのでした。
結局ワイパースイッチを交換してみることに
しかも間欠時間を調整する機能がついてたりします。
半分諦めてSUZUKIのショップにワイパースイッチアッセンブリを発注しに行くつもりでした。
が。
ネットショップで売ってるね。
しかも結構安い。
純正にはなかった「間欠のタイミングを調整できるダイアル。」もついています。
このスイッチ、メーカーを超えていろんな車種で共用してるので需要はあるみたいですな。
ワイパースイッチのデザインなんてなんでもいいのかもしれません。
初期型のラパンSSは間欠タイミング調整機能のない安いパーツが使われてたということですな。
※ラパンSSは結構専用装備があって贅沢なつくりではあるのでどこかでコストダウンするのは仕方ないのですが。
メーカーを超えていろんな車種に使われているので量産効果で安い。
こういうのでいいんだよ、車なんてのは。
発注したら3日で届きました。
が。
新しく買ったワイパースイッチを付けてみてもウィンドウォッシャーが出ない・・。
なんか動きがおかしいし。

ラパンSSの上位互換ワイパースイッチ。
間欠機能が頼もしい。
販売元に問い合わせたら交換してくれるとのこと。
再度到着まで3日間かかりました。
※交換しないとワイパー動かないのでその間は軽トラで通勤することになりました。
当たり前ですが 交換後はすべての機能がちゃんと動きます。
動かなかったスイッチを分解してみたら。
樹脂パーツが粉砕していました(笑)

ラパンSSのワイパースイッチ内部のパーツ。
さすが安価な互換製品。
※古い英国車は新品純正パーツを輸入しても最初から壊れているのが珍しくないのでいちいち驚きゃしないんですがね。
とはいえ。
交換したワイパースイッチは間欠機能も付いていて 当然ですが しっかり動くので以前より機能はアップしました。
リアのウォッシャー液噴出のスイッチの動きがイマイチですが分解してグリスアップできる箇所ではないのでそのままにしています。
多分中華の国製の 互換品なので思ったより安かったし、そんなもんでしょう。
※純正ならいくらするんだろうか。
ワイパーの間欠タイミングを調整できなくても別に気にならなかったのですが、
機能アップは気分がいいものですな。
ラパンに限らず、ワイパーのスイッチが壊れた人は互換品で機能アップするのは結構満足度が高いパーツ交換かもしれません。
足周りとか吸排気系の高価なパーツ交換より、普段の運用で効果がわかりやすいだけに安いパーツの更新で機能アップというのは気分がいいものですな。
※いろんな車種対応の間欠スイッチが売られているようなので調べてみるといいよ。
ちなみに・・
実はワイパーのトラブルが起きた後、会社から帰るときに雨が降ったのですが間欠もワンショットもちゃんと動いたのです。
でも晴れるとやっぱり止まります。
もしかするとスイッチではなく、やっぱりアース?
雨でアースラインが導通して動くようになった、ということ?
結局、ワイパースイッチだったので安く済んでよかった♪
ワイパーモーターだと結構高い。
モーターのついてる部品は高いんですよ。
※ワイパースイッチを交換するまで不安だったのは確かです。
実は最近こういう原因追及時の判断ミスが最近多くて出費がかさんでいるのです。
電気関係は難しいよね。
※あとキャブの微調整もね。
まとめ
無理もないけれど。
今回は意外と安く修理できたしラッキーでした♪
ワイパーモーターとかスイッチとかこの際整備と機能確認ができてよかった。
ワイパーって出先で雨降られて動かなくなったりすると困るパーツですよ。
※雨天時の視界確保が全くできなのは恐怖です。
今回のワイパースイッチ交換作業のような、
普通の車なら壊れることがないような箇所がダメになってくるのが旧車なのですよ。
基本的に。
当倶楽部のラパンSSには壊れそうな電子製品はいまだに全く搭載していないです。
モニター類やナビは一回も付けたことないし。
※ナビって高いくせにすぐ壊れるよな。
ドラレコは壊れて出先で撤去しても走行には問題ないような配線にしてあるし。
最近の車はワイパースイッチにさえ基盤が組まれていることには軽くビビりましたが、そういう時代なのでしょう。
でも。
こういうのが壊れるとアッセンブリ単位で交換になるのは気に入らないのですが、
細かく各所が壊れるからと言って新しい車には一切興味がありません。
車なんてのはシンプルなほどいいのですよ。
走る曲がる止まるだけしっかりしてくれればよろしい。
壊れて走行に支障が出るような、おもてなし装備関係は全部いらないのです。
次に車を買う場合でも「極力何にも電子制御がついてない車。」がいいと思ってるのですが、
そういう車種自体が存在しないんですよねえ。
今の車って「それってホントに必要?」っていう機能が山ほど搭載されてるよね。
というわけで。
今一番ワタクシの理想に近いのがサクシードとプロボックス(笑)
業務用の香りがしまくるけれど消去法で行くとそうなるのだ。
色塗ったらカッコよくなるかな?とか思うけれど当分車の買い替えの予定はないのです。
そもそも。
周りを見るとみんな高級で大きな電子制御満載の車に乗ってるよねえ。
お金持ちですなぁ。
※でも峠でセンターライン割って走るのは勘弁して。
ワタクシはラパンSSのエアコンが壊れるまで乗るつもりです。
エアコンのない車に乗ってた時期が長いし、ワタクシ名義の車は今でも全部エアコンなしなのでエアコンがついてるだけでスゲエと思っちゃうワタクシなのです。
※ラパンSSとアバルト595は嫁名義。ワタクシの名義はロ-タスと軽トラなのよ。
ちなみに・・
世界的にEV離れが進んでいるという記事を読みましたが「やっぱりな。」という感じです。
メーカーを超えて国レベルで既存の車を全部EV系に入れ替えさせる計画だったらしいけれど無理があるよ。
みんなそんなにお金はないのよ。
一時期、わっしょいわっしょいと電動化を進めてた欧州メーカーも軒並み中華の国の安売りEVに駆逐されちゃって(笑)
中華の国の勢いが止まらないもんだから内燃機関に回帰するという話。
本末転倒なわけだけれど、こういうのに踊らされちゃうのが大衆なんですなぁ。
米国の景気が悪化してるので、そっち方面で車は売れなくなる。
でかい車は米国に売るためのものだったわけで。
そんなのもういらないので1000ccくらいのきびきび走る内燃機関車を作ればいいのでは?
壊れるし、オイル負荷が高いのでターボはいらないよ。
結局、長く乗れるのはターボなしの1600ccくらいのMT車だったりするんだよね。
そりゃAE86かもしれないね(笑)
※昔はパワーがないだの、遅いだのと散々言われてたけれど。
あ、そうそう。
当倶楽部のロータスヨーロッパも1600ccのノンターボだわ。
パワーがないだの、遅いだのと散々言われてるけれど、乗ってて楽しいのは確か。
競わなければいいのだ。
※アバルト595と一緒に峠を走るとずるいくらい速くて短いストレートでも引き離される。
壊れる壊れると脅されているロータスヨーロッパだって、一旦、全部やり直せばほぼ壊れないのは立証済み。
※全部やり直すまでが大変なんだけれど。
やっぱり電子制御なくてもちゃんと走るんだよ、車は。
それでいいじゃん、って感じです。
今の車は速いし便利だし快適だけれど、
「何年乗れるのかは非常に不安。」
だったりします。
それに。
最近の車はどれも高いのです。
10年乗るとして一年単位に換算したらすごくコスパが悪い気がしますな。
特に高級車は全くコストが割に合わないのじゃなかろうか。
※タイヤ代だってシャレになってないよ。
それに。
普段街乗りでそこそこ楽しめて、出先の峠で軽くスポーツするくらいならラパンSSくらいで十分です。
少ない馬力をどうやって有効に使うかは頭と腕の見せ所だと思う。
競うつもりは全くないけれど100馬力もあれば峠の下りでデカくてハイパワーな車を突っつけるし、
庶民が峠で楽しく遊ぼうと思えばそれなりに楽しめるはずなんだけれど、
メーカーもユーザーも 法定速度は度外視する 馬力と税金を無視する排気量の方が偉い、という価値観らしいね。
こんな記事もあります▼
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