シートヒーター&シートクーラーは旧車にはありがたい機能なんですよ
・・クーラーないし、ヒーターも効きがよろしくないので。
でも、汎用的に売られている商品はデザイン的によろしくない
※機能は十分なんですけどね
なら、自分の車に似合うように作り替えちゃえばいいんですよ♪
当記事の目次
汎用のシートヒーター&シートクーラーを手直し、改造してみる
楽天でもアマゾンでもシートヒーター&シートクーラーの商品はうなるほどある
ワタクシの買ったのは3年くらい前のモデルで、今はカタログ落ち。
今の多機能なのは、マッサージ機能付き(笑)
でもデザインがダサい
どうせ分解するんだし、これぐらい安いと躊躇なく行ける
そして機能は十分、意外に安い
ときてる
ただし、汎用品なのでザイン的に自分の車の雰囲気には合わないものばかり・・
※ものによっては、かなりオッサン臭くなる
なら、汎用品を自分の車に合うように格好よく改造しちゃえばいいんですよ♪
ロータスヨーロッパの場合、シートの幅に合うように左右をぶった切ってビニールレザーを張る
ロータスヨーロッパはシートの幅自体がかなり狭い
この狭い範囲に、汎用品を無加工で納めようと努力したことがあるのですがね・・
無理でしたわ
汎用品は、どうやら普通のシート向けのアイテムなわけで、どうしてもバケットっぽい狭いシートだと、幅が合いません
※ロータスヨーロッパに乗るようになると、絶対太れないので勢いダイエットになります♪
軽トラにも使っております
同じ商品、3個買った
確か一個1万円弱だったような気が。
上記の過程を踏んでみることにしました
幸い、ロータスヨーロッパはシートの作りがちゃっちいので、着座部と背面部のパーツの取り外しが可能です
ロータスヨーロッパの純正シートは数種類あるのかもしれません
画像検索したら、いろんなタイプがあるっぽい
座面のスポンジに合わせてぶった切ったシートヒーター&シートクーラーユニットを座面に乗せて、その上からパンチングレザー(穴あき)でシートカバーを作ってやったわけです
※パンチングレザーじゃないと、せっかくシートクーラーが送風してくれても座面まで空気が流れてこないので意味がない
ネット通販ってすごいよね
ワタクシが買ったパンチングレザーそのものは、黒が現在欠品なので、参考までにこちらを。
意外に安い
加工には、裁縫の才能と経験が必要ですが、手縫いでも十分何とかなります
※ミシンも用意してたんだけれど、位置合わせが面倒になったので手縫いで全部やったら4時間もかかったぜ・・
車用シートヒーターの構造
最近流行りの熱線式ヒーターシートが入ってるだけ
最近は、電池が軽くなったので発熱ユニット自体がウェアにも仕込まれたりしていますね
その電熱ユニットそのものです
結構温かくなります
一応、二段階温度設定が可能。
電源は、シガーソケットからとる
要するに、スイッチ入れて通電すると発熱するユニットが入っています
※電気ストーブのものすごく緩いやつとか、電気毛布とかみたいなもんだと思えばよろしい
現在は、この発熱ユニット自体が、かなり省エネ&軽量化され、さらに安価に出回ってるので、単体で入手することも可能です
電気系の加工技術+裁縫の技術を持ってるアナタなら、発熱ユニット単体を加工して完全オリジナルシートヒーターを作る、ってのもありだと思います
ワタクシが、加工したシートヒーターはA4より小さい発熱ユニットが一枚、腿の下あたりに入ってるだけですが十分暖かいっす
※そのうち調子に乗って背中部にも発熱ユニットを追加してやろうかと思っております♪
ちなみに・・
シートヒーターは発熱ユニット自体が薄いので、シートクーラーと違って、着座位置はほとんど変わらないです
人気車種専用のオリジナルシートヒーター作れば売れるかもしれませんぜ
旧車は冬は稼働率が急に下がるので需要があるかどうかは微妙ですが・・
この際、バケットシート用のシートヒーターとかあってもいいかもしれません
それぐらい腰痛持ちにはシートヒーターはありがたい装備です♪
バケットシートの車に乗ってる人ってさ、腰痛持ち多いよね(笑)
※ずれないように加工する必要がありますが、シートヒーター付けるくらいなんだし、ツーリングに使うんでしょ?(笑)
車用シートクーラーの構造
シロッコファンから吐き出された空気がシートの下を流れるだけ
シートヒーターよりは複雑ですが、これも分解してみれば結構単純な作りでして。
これがバカにしたもんじゃないくらい、背中や尻の汗が引きます
クーラーの冷気が苦手な人にもいいと思います
ただし、酷暑では焼け石に水です
※背中の汗は確実に引きますが、シートクーラーごときでは人間が茹で上がります
大変よく考えられている装備ですが、シートクーラーは構造上、着座位置が上がるんですよ
風の通り道を確保しなきゃいけないので・・
ちなみに・・
旧車は、シートがヘタってるものが多く、着座位置が上がるデメリットも、ヘタったシートの補填になって、プラマイゼロになれば問題ないのですが・・
今回、加工したシートヒーター&クーラーはシートの股の間から送風するという一般的な構造でして。
ロータスヨーロッパの場合、お尻の位置はヘタったスポンジなんですが、シートの前端が盛り上がっていて、この部分は全然ヘタってないんですわ
ここに、さらに送風のクリアランスをとらないといけないわけで、ひざ裏あたりが1cm弱上がります・・
クラッチ操作などの微妙な加減に影響が出るかもしれません
※誰だ?足が短いだけとかいうやつは。
材料が簡単に手に入るようなら全部自作も可能?
シートヒーターは簡単に出来そう、シートクーラーはちょっと工夫が必要
全部自作も恐らくできます
ただ、汎用品を加工する方がはるかに楽ですよ
■シートヒーター
発熱ユニットを追加、全身暖かに♪
は比較的簡単に出来るはずです
スイッチングで、複数の発熱ユニットを発熱させたり停止させたりすりゃ、そりゃもう快適になること請け合いです
製品より、ユニット単体の方が高いのは微妙ではある
■シートクーラー
シロッコファンを追加、送風力をパワーアップ♪
これも比較的簡単そうです
ワタクシも途中までやりかけましたが、シロッコファンのストックがガレージ内で行方不明でして。
シロッコファンが見つかったら増設しますわ
※どっかにストックあったと思ったんだけどな、誰かにあげちゃったかしら?
小さめなのを複数個所に入れるのもいいかもしれません
ロータスはスペースに余裕がないので、多分無理ですが。
ツインパワーのシロッコファンで、送風(冷風じゃないけど)!!
うむ。
夏が楽しみである
※かなり強がりであることは否めませんが。
まとめ
快適装備がなければ、知恵と工夫で快適装備を追加すればいいじゃない?
旧車乗りは知恵と工夫が友達です
これなくしては、旧車と長年連れ添うことはむつかしいですよ
※っていうか、次第にそんなもん身に付く。つかない場合は泣き寝入りか、癇癪おこすかで旧車とは付き合えないよ
カバー掛けて、夜中にガレージで写真撮るとこうなる
そのうち差し替えます
機関的な不具合があった場合は、専門知識が必要になるでしょうが、アクセサリ的な追加装備はバンバン分解して構造を理解すると、いろんなものに応用が利きます
分解ついでに、強化型にするもよし、もっと使い勝手良くするもよしです
こうなると、面倒くさくも面白いのではまりますぜ
特に、冬のシーズンオフにこういうことをやっておくと、春が待ち遠しくなります
※雪が降ってても、室内で作業や加工ができるってのはありがたいっす
とまあ、後付けシートヒーター&シートクーラーを検討してるけど、デザイン的にちょっとな・・というニッチな欲望も自作で何とかすればいい!というお話でした