信州の生活

【コロナ禍の小さな旅】信濃国分寺は疫病避けのお札を入手できる不思議なお寺だ。

背景が黄色バージョンの役病除けの角大使護符が境内に飾られている。

背景が黄色バージョンの役病除けの角大使護符が境内に飾られている。

 

ワタクシ
長野県上田市にある「信濃国分寺。」で疫病除けのお札が買えるのです。
まさに今の時代に求められるお寺です。
ついでに、国道や旧国鉄の横暴さの確認もできる。
信州の生活を豊かにするお散歩スポットの一つです。
コロナ禍でも近くの楽しいところを発見するシリーズです。

 

信濃国分寺に伝わるお守りは「疫病除けの角大使。」

 

ワタクシ
信濃国分寺で頒布している「角大師(つのたいし)護符。」。
どうやら疫病除けになるらしいのです。
コロナ禍で求められるのはコレです。
しかも、このデザイン。
欲しいに決まってるじゃないか。

 

「角大師(つのたいし)護符。」の第一印象は欧州のサタンの絵っぽい。
何とも日本古来の作画っぽくないのですよ。
※それでも1000年以上の歴史があるようで。

信濃国分寺の本堂。

信濃国分寺の本堂。


売店は本堂の中にある。
おみくじも買えます。

このお札を家の戸口に貼ると病魔から逃れられると言われています。

なんでも角大師さんは、
平安時代の僧「元三大師・良源師(がんざんだいし・りょうげんし)。」というえらい坊さんが、疫病が流行った際に
「自分の身体に疫病の毒素を取り込んで鬼化した自分を、弟子に書き写させたもの。」
だそうです。
※後述する資料館にて得た知識。

角大使さんは、アマビエ並みにコロナ禍で着目されてもいい、今望まれるお人なのではないだろうか。

というわけで、
今回、この「角大師護符。」のお札を手に入れるために、長野県上田市にある「信濃国分寺。」を訪ねました。

「角大師護符。」は、当たり前ですが意外にあっさり手に入ります。
 ※ドラクエの様に、護符を手にれるために別に魔物を倒したり、お寺の坊主に何か貢物したりとかは不要なので安心だ。 

お寺委の本堂内の売店?で、シールタイプとお札、財布などに入れる小さくパウチされてる奴がセットで500円でした。
まさに【コロナ禍で手に入れるアイテムとして最適】ではないですか。
コレを手に入れられただけでも、信濃国分寺に行ったかいがあるというものです♪

角大使護符セット。

角大使護符セット。


いろいろ入っててお得です。

だけどコレだけではなく、
もっといろいろ面白かったのですよ、信濃国分寺。

ちなみに・・

信濃国分寺の参拝のついでに、周辺も散策してみました。

結構な割合で「玄関や門に角大師のお札が貼ってある。」んですよ。

さすが門前の街です。

こんな感じで門に貼ってあったりします。

こんな感じで門に貼ってあったりします。


まあ減るもんでもないし、近所の由緒あるお寺の護符なら貼りますわな。

結構、雑に紙のまま画鋲で張ってあり、ヒラヒラしてたりするのですが(笑)
まあ、切れたり無くなったりしたらまた買いに行けばいい、ということなのかもしれません。

これでコロナ対策になるとも思えませんが、
門前の街の住民が信心深いのかどうか微妙ですが「イワシの頭も信心から。」とも言いますし。

どんなものでも、信じる人にとってはありがたいものなのです。
※なんでもそうですが「何もやらないより、やるだけやってみるほうが面白い。」のです。

信濃国分寺は由緒あるのに気の毒なお寺

 

ワタクシ
信濃国分寺は1300年くらいの歴史があるお寺です。
聖武天皇の時代ていつだよ?
※建立741年って「なくよ・うぐいす・へいあんきょう。」より古いぢゃないですか。

 

大変由緒あるお寺だそうですが、実際に行くと跡地は結構気の毒なのです。

といいますのも。

この辺りは地理的に関東方面から来る

  • 国道18号
  • しなの鉄道
  • 北陸新幹線
  • が、上田駅に向かい一気に収束し始めるのです。

    ということは。
    信濃国分寺そのものはともかく、

    「信濃国分寺の史跡のど真ん中を、しなの鉄道と国道18号が横切っている。」

    どーん。

    どーん。


    建物が残ってないとはいえ、これはひどい。

    という、 今なら署名運動でも起きそうな 当時の国の強引さを色濃く残してるのでした。
    特にしなの鉄道は、小諸の懐古園もぶち抜いてるし、わざとやってるのかと思うくらいですが、平地が少ないので仕方ないとも言えますな。
    ※今はなくなりましたが、長野は上田城のお堀に電車通しちゃう県民性ですからね。

    ばーん。

    ばーん。


    右上の鳥観図を見るとよくわかる。

    地図で上から見ると良くわかりますが、国道18号で信濃国分寺と僧房などが思いっきり分断されています。
    参道の坂が始まるあたりにある、仁王門のすぐ前が交通量が結構ある国道18号です。
    ※寺はちょっと高台にあるけれど、僧房などは生活に便利な平地にあるのがリアルです。

    仁王門。

    仁王門。


    撮影しているワタクシのすぐ背後にはR18が通っていて、バンバン車が走っています。

    特に信濃国分寺史跡公園では、

  • 僧寺跡
  • 尼寺後
  • 等の真上に「しなの鉄道が横断してる。」のがよくわかるので、一見の価値あり。
    ※信濃国分寺史跡公園の鉄道のフェンスギリギリまで行ってみるといいですよ。こりゃないわ(笑)と思うこと請け合い。

    こういう溝や土塁が鉄道で分断されているのですよ。

    こういう溝や土塁が鉄道で分断されているのですよ。


    それは千年以上歴史がある寺社に対して失礼な気もする。

    撮り鉄ではないのですが、ここでは走ってくるしなの鉄道の車両を画像に収めたくなりますな。
    ※しなの鉄道の高級観光列車「六文。」に出会えるとラッキーです。

    高級観光列車「六文。」

    高級観光列車「六文。」


    偶然通った超高級観光列車:六文を急いで撮影したのだ。
    乗った人は、ワイン飲んで飯食って、とかしてる間に目的地に着くだけ、と言ってた。

    ちなみに・・

    大河ドラマ「真田丸。」にて、第二次上田城合戦(関ヶ原の時、上田で真田側が徳川に圧勝してた戦)のあと、信濃国分寺で真田側と徳川側が会合を持ったということになっています。
    ワタクシはシッカリ大河は見てましたが、そのシーンはイマイチ記憶にないので、暇があれば見返そうと思う次第。
    ※大河ドラマってものすごくお金がかかってるので、NHKのお金払ってるなら見たほうが得ですよ。

    お寺側に「何処で会合があったのか?」という問い合わせが多数寄せられたそうでして。

    結局、「ここで会合したらしいよ。」という石碑を立てちゃったのも潔い(笑)
    ※大河ドラマの影響ってすごい。

    信濃国分寺は会合自体を売りにしてないので、史実かどうかは微妙ですな。

    信濃国分寺へのアクセスは超便利

     

    ワタクシ
    信濃国分寺は長野県上田市の市街地にあります。
    主要交通路に分断されている都合上、交通手段は極めてよろしいのです。
    ※周辺にアパートが妙に多いのは、交通の便の良さですかね。

     

  • しなの鉄道:信濃国分寺駅より徒歩5分
  • 上信越道:上田菅平ICから車で20分
  • 北陸新幹線:上田駅から車で20分(混んでなければ)
  • 上田菅平ICから20分くらいです。
    ※上田市の北側を大きく迂回して渋滞を避ける18号バイパスの東の果て付近です。

    浅間サンラインからのアクセスも便利。

    とはいえ、
    上田市街地はいつ行っても混んでるのでできるだけ通るのを避けがちです。
    特に信濃国分寺の辺りから、西に向かって走ると上田市街地は結構渋滞するポイントなのです。
    信濃国分寺の存在はかなり前から知っていましたが、行ったことがありませんでした。
    ※渋滞やだなー、と思ってるのでどこかに寄ろうという気力がなくなるのですよ。

    疫病除けはコロナにも効くはずなので、 暇つぶしがてら 行ってみたらよいと思うのです。

    ちなみに・・

    長野市街ならともかく、冬の長野県は県内の移動でも大変なんですよ。
    長野市周辺在住ならみんな同じ思いなはずです。

    長野市から、

  • 北(信州中野、飯山方面)は、豪雪地帯です。
  • 西(白馬、大町方面)は、豪雪地帯です。
  • 南(松本、諏訪方面)は、行くまでに山を越えなければならず、豪雪地帯です。
  • PEUGEOT206ラリー。

    偶然見かけた綺麗なPEUGEOT206ラリー。


    ラリーカーでも圧雪されてない路面では役に立たないのだった。

    というわけで、
    冬は東に行くのが正解なような気がします。
    ※軽井沢まで行くと行きすぎです。あの一帯は生活レベルが高すぎて 貧乏な 長野県の土着民が行くところじゃないです。

    東に進む際でも、川沿いを行くならともかく、ちょっとでもショートカットしようものなら山越えが待っています。
    ※標高が上がると道が凍ってるし、融雪剤で車がボロボロになるのが嫌。

    2WD車では急こう配の峠を越えられないこともリアルにあるのです。
    冬になると毎年必ず4輪駆動の車が欲しくなりますな。

    特に雪深いところではジムニーが正解な気がします。
    小さい車体で、雪かきが不十分な狭い道でも走破可能な4輪駆動・・。
    長野ではジムニーの古い型でもリセールバリューが高いのもうなずけます。

    ワタクシがジムニー買うなら新車で買って、すぐに下回り全部念入りに防錆加工しちゃいます。
    ジムニー廃車のパターンは「フレームが錆びて穴が空く。」なので、フレームとその周辺を、最強の防錆塗料POR15で固めちゃうかな。
    ・・とか妄想していますが実際は貧乏なので買えません。

     

     

    「蘇民将来符。」とはなんだ?

     

    ワタクシ
    信濃国分寺といえば六角形の柱状の置物の「蘇民将来符。」らしいのです。
    存在自体を知りませんでした。
    バチ当たるかもしれませんが、見た目は角ばったコケシ人形っぽいです。

     

    どちらかというと、信濃国分寺は角大師よりも蘇民将来符の方が有名です。

    本来の「蘇民将来符。」はどうやら正月の縁日でしか手に入らないらしいのですよ。
    ※2022年は1月7日から9日。手作りで数に限りがあるので、購入希望者の行列ができるそうです。

    蘇民将来符。

    蘇民将来符。


    こんなのでいいんですよ、気は心です。

    ただし、
    小さいお守り的な奴は本堂内の売店で売ってました。
    ※もちろん買いました。千円でした。

    信濃国分寺資料館

    信濃国分寺とは国道18号を挟んで反対側にある「信濃国分寺史跡公園。」内にある「信濃国分寺資料館。」があります。
    ※国道18号に思いっきり分断された反対側ってことです。

    「信濃国分寺資料館。」は、いわゆる普通の市が経営する歴史資料館です。
     大して面白くもない その土地の 地味な 歴史を説明&発掘されたものを展示してるという黄金パターンの土着の博物館ぽい。

    ちょうど「信濃国分寺資料館。」でタイミングよく「蘇民将来符展。」をやってたのでいろいろ学んできました。
    知りませんでしたが、日本中に「蘇民将来符。」はあるのです。
    形は様々ですが「信濃国分寺のやつが一番手間がかかってそう。」でした。

    長野には、庶民の暮らしに密着した古いものがたくさん残っていますな。
    割と昔から人がこんな寒い所に住んでたんですなぁ。

    長野県内には古い土蔵の蔵も多く、先祖代々 ろくに片付けもせず 昔のものが何百年も残ってたりするのが凄い。
     金銀財宝などの派手なお宝はほぼありませんが、 当時の文化とか風習とかを色濃く残す歴史的価値があるものは多いのです。

    もちろん、角大使の伝説的な話も最後の方にちょこっと紹介されています。

    入館料:大人250円。
    ※館内は冬はものすごく寒いので温かくしていくことをおススメします。

    ちなみに・・

    信州上田一帯の平野部を「塩田平。」と言ったりします。

    この一帯、実は割と最近まで「巨大な湖だったんじゃないか?」という説があるのですよ。
    ※「信濃国分寺資料館。」では一切触れられていませんが(笑)

    確かに、
    地形的に山に囲まれて、真ん中を千曲川が流れてるので上手く堰き止めれば湖になりそうです。
    ※国道18号と千曲川を西にたどっていくと、上田市と坂城町の境あたりの狭くなってる平野部を堰き止めれば湖になる気もします。

    暇なら、長野県上田市周辺をGoogleMapで見てみるといいですよ。
    何となく湖が出来そうだから。

    「信濃国分寺資料館。」で見る限り、古い遺跡(旧石器時代)ほど高台にあるんですよねえ。
    「これこそ、湖だった平野には住めなかった証拠ではないのか?」
    ※狩猟や採集で飯食ってたとしてもわざわざ雪深い高原に住む必要はない気がします。

    「塩田平は湖だった説。」
    ちょっとトンデモ話っぽいですが、面白いかもしれません。

    まとめ

     

    ワタクシ
    冬は車もバイクも乗れなず、ストレスたまりがちなのでこういうご近所散策が楽しいのです。
    いつ行っても、何処に行っても、不思議と面白いものに出くわします。
    ※よく考えたらツマンナイことでも、大げさに喜ぶのが幸せになるコツです。

     

    早速、「角大師護符。」は当倶楽部の玄関と門に貼りました。
    知らない人が見たらデザイン的に「悪魔礼拝のお札か?」と思われても仕方ないけれど。
    ※今のところ苦情は来ていません。

    「蘇民将来符。」は玄関に飾りました。
    いろんな国のいろんなお守り&ミニカーが並んでる所に置いてみました。
    ※昨年まで並んでポーズ取ってた可動戦士シリーズの、シャアザクと量産型ザク二体はお正月に片付けられました(´;ω;`)

    資料館で見た角大使護符のよそのお寺バージョン。

    資料館で見た角大使護符のよそのお寺バージョン。


    子供は泣くレベルの怖さ。
    これが玄関に貼ってあったら、疫病でなくてもちょっとヤバい感じすらする。

    既に、長野の 地味な 観光スポットには長野移住以来、かなり行っている気がしますが、まだまだあるはずなのですよ。

    「こういう地味なスポットは、地味に面白い。」

    コロナ禍のニューノーマル時代では、こういうのが流行るかもしれません。

    南信州の元善光寺でも手に入る角大使護符。

    南信州の元善光寺でも手に入る角大使護符。


    信濃国分寺バージョンのデザインは洗練されていると言っても良い。

    しかも、
    冬の東信地方は、雪が少なくドライブには最適です。
    ワタクシの住んでいる長野市のはずれと比べると市中に残ってる残雪の量が全く違います。

    いずれ旧北国街道をゆっくりたどってみたいのですが、古い街道は道が細くて寄り道しずらい。
    ※こういう旅はデカいバイクよりは原付で、大人数よりは一人または少人数で、ゆっくり道草しながら走ると楽しいと思うのです。

    こういう地味なスポットを心から楽しめるようになると 年寄りの仲間入り 幸せが増えるような気もします。

    とりあえず、一つ確実なことは
    「角大使のお札を貼ったので当倶楽部には疫病が入ってこないハズ。」
    なのです。

    ちなみに・・

    本筋とは全く関係ないですが、現在ロータス・ヨーロッパの電装系のフル見直ししております。

    なぜか昨年の晩秋、出先でいきなり電圧ドロップして再始動が危うかったことがありました。
    バッテリーの劣化・・だと思いたいのですが、原因特定できず。
    何があってもおかしくないのがロータスですから♪
    公開しないためにも、やるべきことは全部やっておきたいのです。

    2022/01時点のロータスヨーロッパのコックピット

    2022/01時点のロータスヨーロッパのコックピット


    もっと簡単に終わる予定だったのですが、沼にはまってしまいまして。
    楽しいんで別に苦ではないのですが。
    どうせ、この時期は乗れないし。

    長年の懸案事項であった、

  • ヒューズボックス位置見直しとそれに伴う加工
  • 全てのメーター裏の配線のリストラクチャリング
  • 純正の紙製グローブボックスの自作
  • フロントトランク内の下敷きマット作成
  • を並行して取り掛かっています。

    これがまた寒すぎて進捗が悪い。
    全部、お手本などなくゼロから作るので試行錯誤しまくっています。

    アルミ板の切り出しや加工を休日の午後の温かい数時間の間だけ、凍えながら行っております。
    4月には乗りたいので、今は巻き入れて作業をしております。

    とはいえ、
    平日夜にワタクシが夜酒飲みながら書いた図面というかイメージスケッチは昼間見ると、何を思って書いたのか基礎から間違いだらけでスゲエのです。
    ※人様に見せられない出来なので自粛。

    そのうちセクションごとに作業記録をまとめて、記事のアップをもくろんでいます。
    ただし、
    長期にわたるため、途中経過の記録や記憶が飛び飛びになりそうです。
    ※誰もこの手の記事を楽しみにしていない感がネット回線を経由して伝わってくるのでやる気にならん、というのもある。

    だが、震えて待て!

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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    当倶楽部のオーナーはワタクシです。

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