結構キャンプ時に焚火の周りでこういう議論をしたりします。
※肉が焼けるとそんな話題はどうでもよくなる気もします。
確かに、時点情報が得られるスマホのナビは重宝しますが・・
紙の地図の方が優れている点もあるんですよ。
要するに「ツーリングまっぷる」が必要かどうかってことです。
当記事の目次
最近のツーリングでは皆バイクにスマホを搭載している
皆、ナビとしてスマホを活用しているのですねえ・・
※ナビって、昔は高かったんですよ♪
というより、
ほぼ半数以上のバイクにスマホが堂々とついている。
もうそれは全然珍しいことではないですね。
※昔は車用のポータブルナビを仕込む専用のタンクバッグすらあったというのに、時代は進化していますな。
もはや何が何やら。
今のバイクのハンドル周りは、
が、みっちりついてますよねえ。
※さらにインカムをヘルメットに付けたりして未来人ポイ。
それに伴って、
各電子機器の電力供給で電源の配線も必要です。
※近い将来、電源供給がワイヤレスになる日も来るんでしょうねえ。
低いハンドルのスポーツバイクのステアリング周辺についてて、
「そりゃ、スポーツ走行の邪魔じゃろうて」
と老婆心ながらに思うことは少なくないです。
ツーリング先でお風呂入るときとか、ハンドル周りン貴重品をどうしてるんだか聞いてみたいですわ。
確かにスマホのナビは超便利ですが、紙の地図だっていいところはたくさんあるんですよ。
むしろ、
紙の地図にしかないいろんないいところがあるんです。
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ガジェット固定アイテム
バイクのハンドル周りに電子機器を固定するアイテムはたくさんありますね。
高価な電子機器なので、走行中に落ちたら大変です。
※高速道路で落としたらたぶん回収できませんよ。
ワタクシは、ハンドル周りに何か電子機器をつけるなら「RAMマウント」システムが好きです。
ちょっと効果ですが、もともと軍事用品(?)だったので頑丈で10年以上使ってる信頼感があります。
※GARMINのGPSを固定するのに使っています。
GARMINは一度壊れましたが。
いろんな固定具があるのでちょっと調べてみて、自分のバイクに合う奴を選ぶといいですよ。
組み合わせ次第でいろんなガジェットがマウントできるし、頑丈です。
ちなみに・・
ワタクシはツーリング中のスマホは迷ったときに現在位置を確認するくらいの使い方です。
Z1-Rでのロングツーリングには、大抵GARMINのGPS端末を搭載しています。
すでに地図が古すぎて新しいバイパスには対応して無いのでナビとしては一切使えません。
標高や総走行距離を把握するのに役立っています。
※後、時計ね。
古いGPS端末でも「どっちの方向に向かっているか?」ということだけがわかればいいのです。
※当然、行き先が通行止めになってる情報なんかは一切ないのでバンバンUターンしますが。
確かに便利で迷わないスマホのナビシステム
を提案してくれますね。
でもさ、
AIのおススメ通りのツーリングなんて面白くないじゃないっすか。
という、小さな自由と引き換えに、
という生き物だったはずですよ。
ガソリン給油中に現在位置の確認したら、曲がる所を行き過ぎてた。
道を間違ったときは・・
道を間違えて失敗したとか思っちゃいけなません。
失敗とか損したとか思ったら「面白くなってきやがった!」と開き直ったほうが人生楽しいです。
※ルート設定の失敗が新しい発見につながることはよくあることです。
そういう、意外な展開をたくさんしてる人は大抵面白いです♪
なので、
道の間違い位、全然失敗じゃないっすよ。
むしろ迷ってこそリアルな旅ではないか?
※人通りが少ないので案内板が良くわからん場合が極めて多いのですよ。
でもその方が、面白いじゃないっすか?
迷うのもまたよろしい。
気が付いたら見たことない景色に囲まれてた♪
みたいな経験は少なくないです。
当然、
地元ライダーですらよく知らんという素晴らしい場所を見つけたりしますよ。
※いいんですよ、そんな小さい楽しさで。世界の端っこ掴んだ感覚とでも言いますかね。
大体把握できませんが。
「迷うとか、そういうの無駄じゃん?」
とよく言われますが、
無駄でもその無駄なこと自体が楽しいのですよ。
そもそもバイク乗りはそういう生き物だったはずですな。
効率よく寄り道もせずに目的地に付くだけならガイドブックの言うとおりに、人の決めた道を走ればよろしいのです。
極論をいうなら、
バイクなんかに乗ってないで観光バスツアーの方が効率が良いということになりますな。
ちなみに・・
ワタクシは、過去のツーリングには迷いまくって結局目的地に付けなかった(笑)というツーリングも多いです。
かつてのソロツーリングばかりの際は、何処でもプッシュキャンプできるという妙な自信がありました。
疲れたら野営する場所を探せばいい、というスタンスです。
というか、
そもそも目的地が明確でない「西の方」とかそういう走り方です。
〇〇高原に行けたらいいな♪みたいなのはあるんですけど。
※団体行動する場合は明確な目的地が必要なのはよくわかりますが。
目的地に付けなくても
「まあいいや♪いずれリカバリーできる」
という
「決断力のある方向音痴(嫁命名)」
と言われています。
※それでも最近は嫁に怒られるので、ちゃんと止まって道を確認するようになりました。
えらいこっちゃ、三連発。
それでも、未だに
「ま、いっか♪」
と思うことばかりです。
※人生かなり適当に生きています。
紙の地図だと想像力と現場の判断力が大きく問われる
それは積み重ねるとツーリングライダーとしての経験値になります。
信号待ちで地図を見られる時間は一瞬です。
常に現在位置と道路情報を提供してくれるスマホとは大きく違う点です。
これらを総合的に判断しつつ、紙の地図派は走っています。
バイクで走ること以外にコレから進むべき道を常に頭で想像しているわけです。
※すごく脳みそを使うので、ボケ防止にもいいはずです。
「ツーリングまっぷる」は丸めて無理やりタンクバッグに突っ込んでいるのですがはみ出る。
ナビを使うと・・
ナビに頼ると頭が悪くなる
と、ワタクシは言い続けています。
ナビを使うと目的地まで迷うことなく連れてってもらえるので全然道を覚えないのですよ。
人に連れてってもらったツーリングで、お土産の袋見るまでどこ行ったかわからん、というのは情けない気がします。
紙の地図は、
常に想像力と脳内の地図と現在位置を想像しながらの旅になります。
結構スリルというか緊張感があって楽しいもんですよ。
※ツーリング行くと人生のツマラン悩みを忘れるというのはこういうことに脳を支配されるからかもしれません。
それに、
何処をどう通ってきたか?というツーリング談義の際に「きっちりとルートや目印を説明できる」という証拠が残ります。
※道をたくさん覚えるって素敵なことですよ♪
紙の地図には一覧性がある
とにかくプランニングの際には広範囲をフォローしてくれます。
スマホの小さい画面の世界だとどうしても遠くまでのプランニングが難しくなりません?
ロングツーリングほど、見開きの一枚の地図の方がプランニングしやすくないですか?
という、
ツーリングルートの設定するには紙の地図の方がいいように思うんですけどね、奥さん。
ちなみに・・
当たり前ですが紙の地図は最新の時点情報ではありません。
コレがいいところでもあり悪いところでもあるんですが。
特に、台風や大雨の後、春先などはマイナーな道ほど「通行止め」の確率が上がります。
実際行ってみて、迂回するのに100kmほど遠回りということもありますしね。
大抵は、かなり前から「通行止め」とかそういう立札があったりしますが。
※行き止まりに当たった場合は、その場で毒づいて開き直るのが吉です。
スマホのナビに、紙の地図が敵わないのはそういう即時情報ですよねえ・・
危なそうな場所だけは、走る直前にチェックする・・という使い方の方がいいのかもしれません。
寄り道したくなる紙の地図の情報量
※大昔はもっとシンプルで全国分集めても「新潟県」が入ってない(笑)というものでしたが。
ワタクシ達40代50代のライダーは「ツーリングまっぷる」の進化の歴史も見てきました。
など懐かしいったらないです。
※リング状のやつはタンクバッグに突っ込むのに非常に便利でしたが、中央の情報欠損があってクレーム多かったらしいですが(笑)
当時のツーリングまっぷるにも情報量は多かったんですが、取材陣の感想やコメントが面白いんですよ。
いまだにおススメルートの基準が良くわからんのですが、コメントは読み込むほど面白いです。
※何年もツーリングしてると、このツーリングまっぷるのコメントを実際に書いた人に出会えたりするからまた面白い♪
情報量の多さは日本一
多分「ツーリングまっぷる」は旅用の地図としての情報量の多さは日本一だと思います。
観光地をピンポイントで写真入りで紹介している観光ガイド的な雑誌的な地図には負けるかもしれません。
それでも、
広範囲を網羅している地図としてはおそらく圧倒的な情報量ではないかと思います。
「ツーリングまっぷる」を積んでいる車のドライバーも結構いるんですよ。
※目的地だけでなく、道中を楽しみたい人にはスマホのナビより有益ですしねえ。
これを超える紙の地図は当分出ないね。
ちなみに・・
「ツーリングまっぷる」は毎年買う必要はないと思いますよ。
当倶楽部では「痛んできたら買い換える」というくらいのペースで買い換えています。
以前のように「行くぜ東北!弾丸ツアー」みたいなツーリングはしなくなったので関東甲信越版だけですし。
※出雲大社に行くときとか結構困ったのですが、一時的なので「じゃ〇ん」で対応しました。
逆に、適当に傷んだ「ツーリングまっぷる」はライダーの誇りというか歴史そのモノですよねえ。
※信号待ちで確認して、丸めて突っ込む、とかそういう運用なので結構傷みやすいし。
まとめ
ぜひスマホの地図だけでなく、紙の地図も持ってツーリングに出かけてもらいたいです。
■スマホのナビなどに頼るツーリング
という場合には有効です。
それは、
紙の地図ではありえない特徴です。
逆に、
■紙の地図でのツーリング
という「よくわからんけど旅してる感じ」はあると思いますよ。
「紙の地図を買うのがもったいない」という人もいるようですが
「紙の地図を買わないほうがもったいない」と言いたいです。
※旅の本質は効率の良さではないですよ。迷った思い出は一生記憶に残ったりするもんです。
朝日を浴びた蕎麦の花畑は結構幻想的で好きです。
ソロツーリングの夜なんかは「ツーリングまっぷる」で、
なんかしてるだけで、十分酒が旨いのです♪
※スマホのようにバッテリー残量を気にしなくていいしね。
紙の地図を購入する際は情報量が多すぎるかもしれませんが「ツーリングまっぷる」がおススメです。
※編集にかかわってるRちゃん、宣伝しておいたからね(笑)
見てるだけで時間を忘れるほど楽しい地図なんて他にないよね
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