比較的交通量のある国道を繋いでいけば丸一日遊べるツーリングが出来ます。
ガソリン給油も心配なし。
トラブル時も交通量があれば何とかなります。
そして美味いものが食える。
当ブログには珍しい記事だな。
長野には海はないよ、お父さん。
特に長野県北部中部の民は夏はこぞって日本海を目指すのです。
※冬も海産物を求めてこの辺には長野ナンバーの車が多いのですが。
長野県民は小中学校時代、臨海学校などのイベントで海と言えばこの辺りだったようで。
長野県民にとっては太平洋ははるか遠い国の話の様なのですよ。
※遠浅の砂浜の海岸とか見たことないというか信じられないらしいです。
という感じで、子供のころから刷り込まれているようなのです。
実際、糸魚川-上越間のR8は長野県内のナンバーの車だらけです。
それぐらい長野県民が親近感を持っています。
※占領したい勢いで。
長野の海とともに。
こんな写真が撮れる場所が多いです。
糸魚川市も観光の拠点として積極的に長野県民を呼び込んでいるようで、
長野のローカルラジオでも毎週【マリンドリーム能生】やその周辺の情報コーナーがあったくらい力が入っています。
※たぶんまたラジオのコーナーは復活すると思います。大抵冬から春にやってる気がします。
このあたりは長野県からドライブやツーリングでは極めてメジャーなルートだったりするのです。
初心者からベテランまで、誰でも楽しめる山あり谷あり海ありで変化に富んで楽しいのです。
当記事は、当ブログには珍しい「初心者にもおススメできるドライブ&ツーリングコース。」の紹介なのでした。
※貴様のブログで紹介するルートはハードルが高すぎる、とか言われましても。
その辺は、
「県道散策カテゴリー。」
でいろいろ紹介しています。
興味がある方は記事検索してください。
「穴場スポット。」とかで。
※そのうち、まとめ記事を書く気はありますが、まとめ記事はメンテナンスが面倒くさいので躊躇しているのです。
長野から上越、糸魚川は半日コースで周遊できるいいコース
この周遊ルートは結構黄金コースだったりします。
ワタクシ達も年に数度は必ず走っています。
長野と新潟を凝縮したようなコース、と言っても過言ではないのです。
この周回ルートは、ざっと230kmで走破できます。
ちょうどいい距離じゃないですかね?
毎日山に囲まれていると、たまには海が見たくなるわけですよ。
途中はそれなりに混むところもあるし、激しい峠はないのでスポーツするには向きません。
けれど、
一気に標高を下げたり上げたりするルートなので、地元のライダーやドライバーには人気のあるルートです。
みたいな景色にいちいち感動できます。
※ハンディGPSがあると標高の差がすごいことに気が付きます。
当倶楽部はいつも時計回りに行ってたのですが、前日BMWモトラッドで白馬に行ったばかりなので今回は反時計回りで行くことにしました。
こんな記事もあります▼
出立時間は11時過ぎ。
※嫁が朝一で床屋に行ってたのでその時間になったのです。
時間も時間でしたので、この日は長野市街地のはずれから、上越迄結構時間がかかりました。
まあ時間も時間ですし、80km以上ありますから。
ただし、
反時計回りだと気を付けねばならないことがあるのです。
「夕方になると西日がキツイ。」
のでした。
そして、
反時計回りは「海から一車線分遠い。」ので海が見えずらいのです。
ちょうど中間地点あたりにある【マリンドリーム能生】で休憩するのがいつものパターンです。
ココにも長野ナンバーの車やバイクが大量にいます。
※下手すれば地元民より多いかも!ってくらいの数です。
建物と海の間は公園になってる。
昔は犬のふんだらけだったけれど、今はキレイ。
ココでカニ食ってる家族とかもいる(笑)
ココには道の駅には珍しい「カニの直売所とカニを食べる施設。」があったりします。
※その他も海産物がたくさん売っていて長野県民には珍しいのでした。
でも日曜の午後の遅い時間だったのでそれなりに閑散としていました。
昔【マリンドリーム能生】はカニや横丁と呼ばれていた
すっかり綺麗になっちゃいましたが、道の駅システムができる前からありました。
今では地元のイベントなども開催されているようです。
道の駅の正しい活用法ですな。
いつの間に【マリンドリーム能生】に改名したのか知りませんが、昔はカニや横丁の方が通りがよかったもんです。
この辺を走るツーリングライダーは大体寄るので結構検討券でも有名でした。
カニや横丁は少なくとも30年近く前にこの辺をツーリングした時には既にありました。
※Z2でも来たし、まだ色が変わってない頃のZ1-Rでも来たな。
ここではカニを丸ごと買って、近くでほじくって食うのがヨシとされていました。
でもバイクで行くと手がベタベタするのでおススメはしません。
※ずっと手がカニ臭いのでグローブするのをためらうくらい。
というわけで、
バイクで行くと凍ったカニを食べずに、浜焼き的な串焼きとかお惣菜系を食べたりするのが定番でした。
建物の二階には前から食堂があったのですが観光地の食堂は高い上にイマイチなので綿k水は長らく寄らない主義でした。
ところが。
【マリンドリーム能生】は糸魚川市が本腰入れてるだけあって、施設の整備が頻繁です。
海洋高校生のお店的なモノまで出来ていました。
※友人K君の娘がここの生徒。
素晴らしく今時です。
カニや横丁だったころとはかなり違いますな。
1Fにちょっと前にできたフードコートみたいなところにもお店が入っています。
そこに美味い店ができたのですよ。
甘エビがデカイ。
長野で売ってるのと同じ種類買って言う位でかい。
ワタクシは、甘えび天ぷら丼を食べました。
ながんもで買える甘えびよりはるかにデカい。
そして、全部が卵持ちだ。
頭からバリバリ食える。
※エビ天ぷらの頭とか尻尾は残さず食べるべき。
嫁は、三食海鮮丼です。
付属の味噌汁はカニ汁なのがらしいですな。
こちらにもデカい甘えびとカニが入っていました。
※なんかもう一種は選べたようですが、一も二もなく「ホタテ!」と元気よく頼んでいました。
好きなもんばかりで「嫁天国。」と、か言ってますが、まあいいでしょう。
ツーリングでは大食いするとろくなことがないのですが、この日は朝から何も食べなかったのでまあ良しとしましょう。
まとめ
基本的にはほぼ国道だけで走り切れます。
気力と体力があれば、白馬からR406で鬼無里を抜けでもいいし。
※料金所は回避できるルートがある。
コレだけ覚えておけばぐるっと一周できます。
初心者にもおススメできる 当ブログでは珍しい ルートです。
このルートは妙高戸隠連山国立公園をくるっと回れるわけです。
途中に
とかたくさん面白そうなものがあるので、いちいち寄り道すると時間ばかり食いますけど。
どれも、ガッツリ観光したら丸一日かかるような面白い場所です。
ヒスイは一度ちゃんと行ってみたいですな。
※目を皿にして佐渡の砂金取りのように原石を探す所存です。
こんな記事もあります▼
この日は出立も遅く、休憩も長め、チンタラ走ってたこともあり、白馬で17時近かったので白馬有料道路(オリンピック道路)を通って長野市に戻りました。
白馬有料道路(オリンピック道路)を使うと、白馬-長野間はR406より圧倒的に速いし楽だからです。
※時間があれば鬼無里までの峠で多少遊べますが道が狭い上、デカイ車でヘタクソが入ってくるので油断がならないルートでもあります。
中信東信北信地区に住む長野県民なら、このルートでドライブしたことがある人も多いはずです。
何度行っても楽しく気持ちがよろしい。
R8は日本海側の大動脈なので長旅ライダーも大勢いますしねえ。
※そういう人たちに会えるのも楽しいポイントだったりします。
ちなみに・・
この日は糸魚川「フォッサマグナミュージアム。」で古い車の祭典「2022交通安全フェア日本海クラシックカーレビュー。」が開催されてたようでした。
くそぉ。
知ってれば絶対行ったのに。
日本海側を走ってる際に対向車に変な車が多かったので、これは何かあるなと思ったらやっぱり。
今だに何にも似ていない。
HONDAはこういうことをやってくれないと。
日本海側では最大の旧車のお祭りです。
【マリンドリーム能生】にも変な車がたくさん。
うう。
天気も良く、旧車にはいい陽気だったのではないかと思います。
※雨あがってよかったね。
でも、ワタクシ達とすれちがったのは15時過ぎ。
海岸沿いのR8を流すのは気持ちよさそうです。
これから、関東圏迄帰るのか!
すげえ。
エアコンもないのに!
※下手すりゃ屋根もないし。
カッコいいなぁ、旧車乗り♪
今回のルートは、旧車乗りにも人気なルートだったりもします。