ツーリング

長野のビーナスラインをバイクツーリングで攻略。おすすめルートとキャンプや周辺宿泊ポイント

Z1-R。田舎者はビーナスラインが散歩のコースです。

Z1-R。田舎者はビーナスラインが散歩のコースです。

Toos

長野のツーリングスポットとして名高い「ビーナスライン」です
2019年は、志賀草津道路が通行禁止区域があるので、こちらにバイク乗りが集中する気がします

非常に景色がいいところなんですが、混みますのでスポーツ走行は・・
ゆっくり景色を楽しみながら、ツーリングするのがストレスたまらなくていいですよ

夜は晴れてても超寒いので日が暮れる前に宿泊の準備が必要です

夏の信州ツーリングのハイライトとしてのビーナスライン

GWから晩秋まで、ビーナスラインには日本全国からツーリングライダーが集まります

そりゃあの景色は、ちょっと日本離れしてるしね
おお!と思う景色に会うこと請け合いです

しかも関東圏からは日帰り可能と超便利♪
※高速が混むけどね・・

夏は涼しく、秋は寒いけど空気が澄んでて高原ムード満点で星も綺麗に見えますしね

天気さえよければ最高のツーリングスポットではある

富士山が見える駐車場は大抵混んでる

特に車山周辺の複数の駐車場は富士山が見えるスポットではある
が。
携帯ではなかなか写り込まないよ、遠くて
※いいカメラがあれば全然違うんだろうけど・・

この辺からの景色はちょっと日本じゃないっぽいおすすめの景観だ!

でも一見の価値はある
空いてる朝早い時間を見越して、駐車場の端っこで富士山見ながらコーヒー沸かすと超満足♪
※高原美術館や道の駅がある北側よりこっち側のほうが景色が開けてて好きですわ、ビーナスライン

雨が降ると夏でも結構寒い

突然天気が崩れるのだよ、山だけに。

ワタクシごとですが、特に真夏の夕方はけっこな頻度で夕立にやられています

見晴らしがいいところでは、遠くから雲が迫ってくるのがわかります♪
こうなると雨から逃げるしかないんですが・・

ヘルメットの水滴が寒さを加速させる

ヘルメットの水滴が寒さを加速させる

雨から逃げつつも、そのまま日が暮れたりするとかなりきつい・・
特にスモークシールドで、雨で、日が暮れてという状況だと全然前が見えませんよ♪

標高1700mから2000m級なので、夏でも晴れてても相当寒いんですよ
※雨降らなくても結構寒いです

季節を問わず、装備はしっかり、出来れば日があるうちに降りることをお勧めします
※マジで寒いので。

夏であれば、豪雨に合ってもバイクで1時間も走れば大概乾くんですけどね
ビーナスラインまでは、長野市から2時間弱も走れば着くので里の方で降ってなければ帰宅までに余裕で乾く・・んですが、里の方でも降ってたりすると、ちとキツイ

有名な場所だけにサンデードライバーが多く結構危険

車の免許持ってるのか怪しい奴らが多すぎる

峠の下り道でずーっとブレーキ踏んでる人もいるし、絶対後ろ見てないっていう人も多いです
そういう「サンデードライバー」という新手のカクテルみたいなやつらが多すぎる
しかも車がでかい
ので、次の動きが読めないので追い越しが難しい

一応、二車線あるけど抜きどころが少ないうえ、徒歩や自転車も多いんですよ
駐車場でも、見てて危なっかしくやっとこさバックで駐車してるような人も多数います
あと観光バス(連なってる)も多いです
大規模なパーキング周辺では遠慮なく道路を占拠するオバサマの群れもたくさんいます

バイクでは、無理なく、事故無く、景色を楽しむくらいを心がけましょう
マジでコケテも人を轢いても救急車は来ないですよ♪

時間にもよりますが、ハイパワーすぎるバイクは飛ばせる区間が少ないので、逆にストレスなんじゃないかと思うよ

おすすめ攻略ルート

白樺湖ちょっと北の大門交差点から車山方面に西向きに入るルートがお勧めです

初めてでも道がわかり安いので。
※ひたすら美ヶ原の案内通りに走れば間違いなく高原美術館(道の駅)まで行けます

大きく曲がる箇所は一か所だけですが、ひたすら美ヶ原を目指せば間違いないです
途中、和田峠や扉峠などの支線との分岐がありますが、そこは看板に任せて主線を行きましょう
※道を外れると急に道が悪くなるのでおすすめはしません

美ヶ原の道の駅からは、上田方面(武石村方面、下りで道は荒れ気味)に抜けて、裏ビーナス(美ヶ原スカイライン)を走るのがオススメ
※白樺が・・とか記載があるガイドブックもありますが、一か所に集中しているだけであんまり白樺はない気がします

県道62がいわゆる裏ビーナス(交通量もぐっと減って独り占め感・・季節によるな)

松本へ抜ける道もいい道なんですが、松本市街は超混むので、松本方面に抜けるのでなければ適当に引き返した方がいいです
※松本を抜けて、上高地方面や大町方面へ抜けるのも王道ではありますが時間は読めませんよ♪

意外に白樺は少ない気がする

意外に白樺は少ない気がする

大門交差点の東側、白樺湖方面は白樺リゾート付近でかなり混んでいます

女神湖方面まで抜けちゃえば空いていますが、道は荒れ気味です
※ここから長門牧場へぬけてソフトクリームもいいですが、最近どこでもこの周辺では長門牧場のソフトクリームが食べられるようになったのだった

ちなみに・・
どんなアクセスルートを使うにしても、絶対に里でガソリン満タンにしておきましょう
田舎はどこでもそうですが、山の上にガソリンスタンドがあると思わないほうがいいですよ
※地図では存在してても営業してないところも多いです
あと100km走れるとしても、ガソリンは入れておいた方が安心です
それに、田舎でキャンプなどで泊まる際には絶対ガソリン入れてから、のほうがいいです
田舎では朝営業してないスタンドは当たり前、土日やってないスタンドも当たり前です。

松本や茅野、諏訪へ抜けると・・

ビーナスラインから街に抜けるさいに茅野はともかく松本や諏訪方面は結構混みます

松本市街は常時混んでいます
松本場周辺、駅周辺から南松本、塩尻くらいまでは大体混んでいます

諏訪は20号周辺で抜け道がほとんどなく、諏訪大社めぐりの車が駐車場探しでうろうろしてたりして、こちらも常時混んでいます

しかも結構暑いんですよ、長野の平地部分って。

茅野方面に降りて、八ヶ岳周辺や麦草峠につなげるルートとか原村で高原気分を・・というのは結構お勧めです
※こちらもかなり楽しいツーリングルートですが、ビーナスラインに隠れてる感じがします

ビジネスホテルに泊まって、夜飲みに出かけるというのであれば圧倒的に松本をお勧めします
かなり都市ですので、飲み屋探しには苦労しませんよ♪

キャンプはビーナスから離れたほうが空いてる

キャンプの場合はビーナスラインは早めに撤収して、食材調達&風呂を狙うならちょっと離れたほうがいい

まずビーナスライン周辺にはかなり里まで下りないと食材を買う所がない
※逆に、レストハウスなどで食事を済ませるという手もあるけど、酒と氷の入手が困難だ。

それに、最近はどこでもそうですが、車中泊組が陣取っているので、バイクキャンプは肩身が狭いんですよ

なので、おすすめはビーナスラインから少し離れたさびれたキャンプ場です
そのほうがゆっくりできますし、移動しつつ買い出しをする方がいいです
※夏季はほんとに食材が傷むんですよ、ツーリングバッグに入れっぱなしにすると。

ビーナスライン周辺は意外にお風呂が少ないし、日が落ちると一気に冷えるので湯冷めするしね
ちなみに、GWでもこの近辺は明け方は普通に氷点下になりますよ
※その分、星が綺麗ではあるのは確かですが。

キャンプではないですが、ビーナスライン周辺にはペンションが非常に多いので予約できればこれを利用するのも大いにありです
特に、平日の宿泊や団体さんの予約は歓迎されます

スキー場の周辺には絶対ペンションがあるので探しましょう。

GoogleMapで近所のペンション街をチェック!

予約が取れれば

  • 付近の情報がもらえる
  • 風呂も入れる
  • 酒も飲める
  • 夜空も見れる
  • テント撤収もしなくていい
  • 雨でも寒くない
  • といいことづくめなので純粋にビーナスラインを楽しみたいならペンション泊をお勧めします

    まとめ

    ビーナスラインを目指すなら、余裕を持った計画を!

    とにかく、天気さえよければ爽快でいいところですよ
    時間によってはちょっと混んでいますが、道もいいし、景色もいい
    そりゃ日本中からツーリングに来るわけです
    ※美ヶ原の道の駅なんか、シーズンの土日は数百台規模のツーリングバイクが集まります

    とにかく観光シーズンはかなり混みます

    日本中から峠道不慣れなドライバーや観光バス、我が物顔の団体客がいることをお忘れなく。

    とりあえず全線走破するなら早朝が空いててお勧めです
    ※早朝は超速い地元のライダーがたまにいますが、道を知りつくしててとんでもなく速いので無視しましょう

    ワタクシとしては、ビーナスライン周辺で一泊程度して早い時間から一日かけて思いっきり楽しむことをお勧めします

    キャンプもペンションも街中のビジホもどれも楽しいです♪
    ※ペンション泊が一番移動も便利だし、安くつく気がするのだが・・

    ビーナスライン全線走破もいいですが、長野県には他にもツーリングして楽しいところがたくさんあるのも確かです
    ビーナスラインだけではもったいないので、地図を片手に(見なくてもいいけど)無理なく突き進みましょう♪

    北の端から南の端まで、長野県はどこへ行ってもツーリングスポットだらけで、非日常の世界が待っていますぜ♪
    ※メジャーなツーリングスポットはもちろん、人が知らない秘密のスポットを知ってるという事に価値観を置いているワタクシがお送りしたビーナスライン攻略でした♪

    ※車山周辺の写真がなくなりました・・また撮ってきます・・(泣

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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