2019年東京モーターショーは10月24日から11月4日に東京ビックサイトでの開催となりました
ところが。
どのメーカーも積極的に参加しないようですね・・
東京モーターショーと言えば、世界5大モーターショーなはずなんだけどなぁ・・
BMW(MINIもね)やVW、ポルシェが出展しないみたいだし。
※ポルシェなんか自前でやるからいいよ、という
どうしてこうなった?
当記事の目次
もう何作っていいんだかわからないメーカー
なに作っても売れないとあきらめムードのメーカー
ワタクシが思うに、売れるのは低価格車だと思うよ♪
くそ詰まんない電子制御のネットとつないだ高価な車とかいらないのよ、どうせ5年もすれば鎮撫化するし。
※そんなのが付加価値で高く買ってくれると思ったら大間違いですよ
モーターショーの一般的な記事ってのは公式じゃない方が面白いのだけどね・・
関連記事:東京モーターショウ2019の公式サイト
大体イベントが面白くない
かつては新型車両を並べただけでもお客は入った
車が家電化するに従い、消費者の興味が車から離れて行っているのは確か。
ただ、運営側が「消費者はクルマ自体に興味がないのでもう何やっても無駄とあきらめムード」っぽい
世界的にも、かつての国際モーターショーから撤退するメーカーが後を絶たないらしい
モーターショーはショービジネスからかなり遅れてるのではないかと思うんですよ
閑古鳥が鳴いていた野球で金なくても工夫しまくって大入り連発の広島カープのような例もあるし、e-sportsの世界では思いっきりショービジネスとして成功しているにもかかわらず。
自動車メーカーはいまだに機械産業の頂点意識があるのか、そのプライドなのか・・
お客が、楽しい、その家族も楽しい、あんまり興味がない層が再来したい、というコンテンツを作ることが非常にヘタだと思うね
今の流行りの技術と車の融合方向がわけわからない
所詮はインターネットとの融合だけだろ?的な飽きちゃう技術の融合
以前にも書いたけど「ヘイ!メル○デス」みたいなボイスコマンドの実装は、GoogleやAmazon、アップルのスマートスピーカーのパクリでしかないことに消費者は気づいてる
ああ、それ○○の応用ね?とユーザーに思われた時点で、その商品の寿命が短いことまでユーザーにはばれるんですよ
※インターネットの世界は、日進月歩なので今の最新技術は3年後にはなかったことになってるかもしれない、という事に消費者も気が付き始めたのですよ
そんなもんに開発費を投入して、得意げに新製品、新機能として紹介するセンスの無さは、さえない田舎企業の発想に似てると思ったよ
インターネットを使った車への技術は、音楽でもカーナビでも、日々使ってる携帯電話の機能で十分なんですよ
で、あれば「OK Google」で何でもできてしまう携帯を車にはめ込んで使うほうがはるかに安くできるのではないかと思う
なにもオリジナルの機能を車に搭載する必要はないし、この方が長く使えるのではないかと思う
の差がはっきり見えるんですが。
賢くなったユーザーと旧態依然のメーカー
メーカーの言い分もわかるけど、それはユーザーが求めていることではないい
であるとすれば、ぞれは本当にユーザーが求めていることではないのではないか?という発想に至ってない証拠
そんなの、車好きには一つもぐっと来ないのよ
各メーカーは、新技術への対応が大変だろうとは思うけど、ユーザーにはそんな価値観は関係ない
自動運転、いくらまでなら出す?という記事にまとめました
安全機能は大事だとしても、それに大金を払う、またはそれの修理に大金がかかりそうなものはユーザーは手を出しませんよ
※いままで、修理代に莫大な金額を負担してきたユーザーは散々懲りています
良いものを作れば売れる!という信念はメーカーには大事です
でも、新機能ではなく、しっかりと使い方を絞った旧技術のブラッシュアップを徹底したジムニーがバカ売れしている現状、メーカーは何が起こったのかわかってないのではないかなぁ・・
使えない大馬力、買えない高価格車なんかいらない
毎日毎日、ネットのニュースでは新型の大馬力高価格高級車の発表が・・
そんな買えない車なんかいらない
昔のモーターショーは頑張れば買えるかも!という車がたくさんあって、帰り道にはよぉし!
節約するぞ!と決心したもんです(笑
当時シルビアQ'sが177万円ですよ
今では軽自動車ですら・・買えない額です
※実は収入や手取りはそんなに変わって無いんですよ
もう家を買うのと同じくらい遠い世界の話なんですよ
これって、車趣味を遠ざける最大の理由ですよ
F1や戦闘機みたいに、どうせ買えないので、プラモデル作ってもういいやというのと同じです
※プラモデル買ってくれればまだしも、そこまで興味も食指も行きつかないです
しかも、
こうなったら買いませんよ、よほどお金に余裕がない限り・・
日本は、もうお金持ちの国ではありません
を考えたら、高価な新車買うとか夢のまた夢です
一方で盛り上がってるのが旧車イベント
実は車関係のイベントは一部では盛り上がっている
各自治体とか街起こしイベントでは、旧車イベントが大ブーム
日本中で毎月なんかやってますな♪
※しかも国際モーターショーと比べるとはるかにお金かけない割にすごい集客力だ
大改造車祭り、と言っても過言ではないこのイベント、イベント形式である程度成功しているフェス化を取り入れて大人気
ただし、最近の車は展示されることはあっても、雑誌やメディアで取り上げられること極めて少ないよね
※なんかの圧力があるのかしら?
こういう規模の大小を問わずに行われてる車のイベントは結構多いんですよ
実は、個人とかレベルでもちょっとしたミーティングはすごい頻度で開かれているのだった
「おはよう!○○」みたいな日曜の朝集まってコーヒー飲んで解散、とか昔からあったし・・
※ネットで見るとよくわかる
長野県でも、第一日曜の朝に松本空港のそばで偏った車が集まっておりますな
※大規模になるとマナーが悪い人が増えるので、宣伝はしませんが。
車を売るためにメーカーがとるべき道
メーカーが国に働きかけて税金を下げさせなさい
政治家は無能です
ホントに頭がいい人は、もう政治の世界には興味がないようで、政界には古い価値観の人しかいませんよ
※昨今の政治家は噴飯するレベルの低さ、投票率の低さはあきらめの証拠。どこに入れても変わらないと思ってる証拠
TOYOTAの社長が「税金さげさせろ」という発言をしたときは各方面から喝さいを浴びた・・
んだけれどその後どうなった?
国内市場を見捨てる気満々の某メーカーもありますが、そんなことでいいのかと思う
維持費が高すぎるから、車はいらないという論法になってることと向き合ってほしいね
それは個人レベルでやったところで、署名活動がいいところ(でも旧車イベントでは絶対に署名しますが)なんですよ
悲しいけど、お金が動かないと、政治は動きません
民衆の意見とかどうでもいいんですよ、政治家は。
ワタクシは、モーターショーにはまったく興味ないですが、「メーカー主催の税金引下げイベント」とかあれば絶対参加します
まとめ
モーターショーは集客とショービジネスを勉強すべきではないか?
これだけ世の中にイベント仕掛け人がいるような状況で、「自動車メーカーが考えるスゲエ技術」だけで集客はもう無理ですよ
お客さんが興味ない、買えない車を展示したって集客できるわけないです
現時点の自動車メーカーには購入層に興味喚起させるコンテンツというか発想が皆無で、おそらく今後もそういう方面への投資はしないのではないだろうかね?
エコビジネスと自動車の融合とかはっきり言って、トレードオフ同士であってナンセンスなんだけれど、目先の流行で世界的にそっちの方向に舵を切った時点で車業界はいったん終わったと思えるね
商品力のない商品に付加価値をつけようとして電子制御で固めたとしても、ショーとして集客するには弱すぎるのではないかなぁ
※現代のモーターショーは、車を見に行ったというよりは、電子制御の自慢大会を見に行ったようにしか思えないし。
本当に消費者側の立場で商品作って維持に関する提案とか、含めてお父さんだけでなく、ご家族で楽しめるようなモーターショーにするしかないと思う
税金の節約とかお母さんは大好きだし、新しい存在意義を示すことができるようになるかもしれない
今まで
そんな業界が
エコや電子制御などの現在の価値を捨ててまで新しい価値観を見出すのは難しいと思う
そして、車離れを理由に自虐的になって諦めてる時点で、意識を変える勇気があるはずもないよね・・
車業界、今後も一層のリストラとか覚悟した方がいいですよ、大銀行がそうだったように。
※日本の車業界の先行きはかなり暗いよね・・
世界的に不況なので、世界的にモーターショーは今後ますますツマラナイものに規模縮小していくでしょうね
どのメーカーからも
ようにしか思えないのが残念だけれど。
いい意味で裏切ってほしいけど、今の時点でエコとか電子制御とかに主眼を置いた高価な車しか出てこないモーターショーに行く気は全く無いですわ
お金かけずに、低価格のローテク満載の車で十分なんですが。