古民家再生して雰囲気よく改装したカフェレストランです。
信州での生活を豊かにしてくれるお散歩&お食事スポットです。
コロナ禍でも近くの楽しいところを発見するシリーズです。
当記事の目次
「ねこぽぽテラス。」では土日はピザとサラダなどが食べ放題
土日のランチはピザの食べ放題です。
ピザ以外にも、ドリンク類、サラダ系、総菜系などが食べ放題でした。
※平日は単品メニューとドリンクバー&サラダ系の食べ放題みたいになるようです。
このお店、食べ放題とはいえ、ピザが旨い。
焼き立てのピザが出てくるいいタイミングに、運よくバイキングエリアにいると幸せになります♪
※特にピザが焼きあがったアナウンスはありませんので、焼き立てにちょうど良く出会うのは運です。
関係ありませんが、高校時代に部活の先輩に連れられていったピザの食い放題は一人20枚食わないと帰してもらえなかったな。
※好きなピザを選ぶ権利すらなかった。
この日は、キノコのピザとマルゲリータ、和風ピザ、リンゴのデザートピザを食べました。
どれも美味しいので、お客さんがたくさんいるとあっという間になくなるのでした。
ピザが焼きあがるのを待つ間も、雰囲気のいい店内は居心地がいいのですが。
「ねこぽぽテラス。」
古民家を改築したオシャレカフェレストランです。
いわゆる里山の全然開発も統一もされていない細かい畑の中にあります。
知ってる人は知ってると言ったお店だったりします。
ココの売りは、決して食べ放題だけではないのです。
「ねこぽぽテラス。」はど田舎にある
それ以外の人は用がないと思われるくらい何もない集落です。
メイン道路の県道34号からさらに細い橋を渡り、車が一台しか通れないような細い道を進んだところに、
「ねこぽぽテラス。」
があります。
※その一角だけ、なんだかオシャレな空間になっています。
県道34号からの案内板は一応はありますが、小さくて見にくい。
※まあ大量に来られても、お客さんを捌ききれないように見えますが。
普通は絶対入っていかないような場所です。
県道を離れると、小規模な畑を繋いでいる勾配がある細い道が続きます。
車はすれ違えないし。
県道34号の冬季通行止め
長野市から菅平に向かう県道34号線は、毎年冬季通行止めになります。
※道案内の青い看板にも「冬季閉鎖。」の文字があります。
冬でも、保科温泉までは行けるようですが、その上はさすがに無理がありますな。
菅平は県内でも有数の寒さを誇る極寒のエリアなのです。
夏は県道34号のこの区間は急こう配で曲率が高く狭いコーナーが続くのでバイクでは登りも下りも楽しい道です♪
※車も入ってくるので調子に乗ると事故りますが。
当倶楽部でも、夏の菅平のセブンイレブンで待ち合わせする時はこのルートを使うことが多いです。
この道の通行止めが解除になると「ようやく春が来たな。」と思うのですよ。
この県道34号周辺も2019年10月の台風でだいぶ荒れました。
※川が溢れた後が残ってたりしますので、小さいバイクでゆっくり散策しながら登るのもアリです。
こんな記事もあります▼
古民家再生した家屋とはいえ、しっかり断熱されていて外では雪が舞っていても全然寒くありません。
古い建物のリノベーションでポイントになるのは断熱性と隙間風の遮断です。
こういうノウハウはプロの技なんでしょうねえ。
※古い建物は結構すき間だらけです。
春には桜を眺めながらゆっくり食事するのもアリですな。
「ねこぽぽテラス。」では里山の四季も楽しめそうですよ。
スタッフのお姉さんによると、
※以前来た時は秋で、周りの山が綺麗でした。
雪のある冬以外は、お店周辺の散策もできたりします。
里山の四季を手軽に楽しめるのも、このお店のいい所ですねえ。
市街地からそう離れてはいませんが「ねこぽぽテラス。」周辺は自然がたくさん残ってるのです。
※長野市は 冬の雪さえなければ 本当に住みやすい街です。移住者が多いのもなんとなくわかります。
長野市内でも街の生活しか知らない人が増えています。
こういうお店で、田舎暮らしのいいところを手軽に体験するのがご近所で楽しむコツかもしれません。
せっかくいい所がたくさんあるのに、しらないのはもったいないです。
「ねこぽぽテラス。」の土日ランチ
メインはピザですが、サラダもお惣菜も食べ放題です。
お惣菜の一品一品がとても美味しいのですよ。
ワタクシが気に入ったのは、野沢菜漬けと野沢菜漬けの油いため。
延々と食べ続けられる美味しさです。
※ポテトサラダも、カボチャの天ぷらも美味しかった。嫁は手作りたくあんにハマってました。
お総菜って一度にたくさん作るのが上手く作るコツだと思う。
混んでいなければ、ゆっくりできる素敵な空間で美味しいランチが食べられます。
とはいえ、
ツーリングやドライブにはあまりお勧めしません。
基本、お一人さま向けのお店ではありませんよ。
何より、ライダーの汚い恰好で入るようなお店でもありません。
※土足は入り口で脱ぐ「ご家庭お邪魔スタイルのお店。」なので、ブーツの脱ぎ履きが面倒くさいはずです。
ましてや、
バイクの集団で乗り付けるようなところでもありません。
また、
小回りの利かない車や車高の低い車、幅広のデカイ車で来るのもおススメしませんよ。
駐車場には段差もあるので車高が低いとそこを擦ります。
県道34号を離れた途端に道が細くなるので最小回転半径の大きな車には向きません。
※旧車は車体は小さくてもハンドル切れない車種も多いですし。
若いカップルで食事とか、有閑マダムっぽい数人でゆったり雰囲気を楽しみながら食事する・・のが一番いいかなぁ。
それでも、
子供連れや家族で来てるお客さんも多いです。
※里山のレストラン全般に言えることですが、顧客のターゲットの絞り込みは難しいのかもしれません。
ちなみに・・
運営する会社((株)スタジオサヤップ)は、どうやら本業は古民家再生を生業とする会社っぽいです。
道理で、レストランの内部や建物の作りがそれっぽい訳です。
会社の凝ったパンフレットには、ジブリ風の挿絵が入っていて、相当お金がかかるはずで見ごたえがあります。
※見た目が古い感じの物置やワンルームの小屋の宣伝なんかも入っています。
凝ってるのでじっくり隅々まで見ちゃいましたよ。
こういう絵を描くデザイナーさんがいるんですねえ・・。
絵がうまくなりたいものです。
※絵が描けるのは立派な才能ですよ。
どうやら「ねこぽぽテラス。」の他にももう一店経営しているようです。
小布施に向かう県道343号線の長野電鉄の踏切の横にある「猫まち駅舎。」というお店です。
※国道406の村山橋の須坂側、村山駅近くです。
こちらも良く通るんですが、踏切のそばすぎていつもスルーしてしまいますが、そのうち機会を作っていってみようと思っています。
ラッキーなことにこの日はローストビーフが食べ放題だった。
いつもあるのではなく、特別なキャンペーンのようでした。
※ワタクシ達が行ったのは2022年1月31日のランチ。
ローストビーフはスタッフさんに声をかけると運んでくれるシステムでした。
比較的厚く切ったローストビーフを一皿に盛ってサーブしてくれました。
これがまた美味いのですよ。
※酒があれば延々とこれをツマミで行けますな。
見た目より厚切りで美味しい♪
日本は薄く切りすぎ
日本のローストビーフは薄切りすぎます。
舐めてんのかというくらい、薄く切る。
日本の刃物の切れ味が優れているから薄く切れるのかもしれませんが。
「薄い肉は肉食った感じがしない。」
のです。
海外でローストビーフ食べると、同じローストビーフなのか?ってくらい 食いちぎれないレベルの 厚切りで出してきます。
※日本人は肉を食い慣れてないので、脂身が少なく固めな牛もも肉を食いちぎれないという説もあるけれど。
そして、
スーパーで買うローストビーフはなぜあんなに高いのか・・。
「比較的あまりがちな牛のもも肉。」に付加価値つけて高く売りたいのは理解できますがあの値段では多くの人は買えませんよ。
ついでに言うと、ベーコンも同じです。
日本のベーコンは薄すぎ。
日本にはベーコンをブロックで食べるという発想がないっぽい。
「肉は多少固くても塊で食え。」
肉は塊の方が肉食ってる感を味わえます。
ともあれ、
この日はローストビーフの食べ放題キャンペーンでラッキーでしたな。
※食べ放題とはいえ、一度にたくさんよそってくれたので、一度お代わりしただけでお腹いっぱいになりました♪
ひっきりなしに来るお客さん
※メイン街道の県道34号もそんなに交通量は多くないけど。
このお店、写真映えするのでSNSでもよく紹介されていたりします。
ネットは上手く使えば最強の宣伝口コミツールになりますね。
※もう、ネットと全く関係ない商売なんてないねえ。
木のスキーとかいい感じです。
こんな田舎にも拘らず、ワタクシ達が入った後も続々お客さんが来ます。
広い駐車場の割に、レストラン内部はそれほどお客さんの収容力がありません。
※店内は隣のテーブル席と離したテーブルレイアウトになってるのでゆったりできるのですが。
ただ、
団体さん(家族連れとか)が一斉に食材を取りに行った後は、ピザが全くなくなる時間があるのでした。
要するに、ピザを焼くのが間に合わない(笑)
「ねこぽぽテラス。」でしっかり食べたい場合は、
混んでる時間をさける(つまり昼時をうまくずらす)のがポイントかもしれません。
価格帯がやや高めなのでお客さんの民度はそれほど低くなかろう、と思ってたのですが。
がっついて食べる人はそれなりにいるのでした(笑)
中でも4人家族は見てて気持ちよい位の食いっぷりでした。
というか、周りの人の食材まで全部食うな。
ピザが全部なくなるぢゃないか。
コロナ対策で、片手にビニールの手袋(最初に一人一枚渡される)を付けてこちらの手でトングなどを使います。
ピザを重ねて持ってくるのはダサいのです。
もう片方の手で持ったトレー(小さい)に乗せたサラダ皿とビザ皿に盛っていくのですが、
もたもたしてると大食い一家が横をかすめて食材を取っていきます。
※食材を取りに行くエリアはちょっと狭いので余計もたもたするのです。
「ねこぽぽテラス。」の多くの客さんは、
「好きなものを好きなだけ。」
というより
「美味しいものちょっとずつ食べたい。」
という感じでしたな。
ワタクシ達も40代の後半にもなれば、そんなに量を食えないのですよ。
※食べ過ぎると気持ち悪くなるし、夕飯までに全然腹が減らない。
ゆえに、
食べ放題に行かなくなるよね、歳とると。
食べ放題で元を取れないのが当たり前なのです。
なので、ある程度の年齢になったら、こういうお店での食事はゆっくりと楽しみたいものです。
ちなみに・・
「ねこぽぽテラス。」の雰囲気のいいレストラン内はいろんな小物や古民家の資材を利用した内装がたくさんあります。
ワタクシ達は食事をしつつ、古民家再生のノウハウというか、所作を確認して楽しめました。
ワタクシ達は、当倶楽部の本宅&ガレージを自分で作った経験がありますので一通り大工作業は出来ます。
※当時、某ガレージ雑誌に取材されています♪
なので、
小民家再生など、どうやって作ってるのかを見るのも楽しいのです。
細かい工夫や素材の活かし方、技ありなポイントなどを見つけるのはホントに楽しいです。
※人の車やバイクを見るのも大好きですが。
こういう古民家再生物件などにお邪魔すると、当時の一生懸命家を作ってたころの記憶がよみがえってきます。
※Ver2になる前の初期の「北信州のりもの倶楽部。」のブログを知ってる人には懐かしい話かもしれません。
ここ数年、長野では古民家だけでなく商店街のお店のリノベーションが流行っているようです。
地域の街作りで若者たちがDIYでシャッター商店街の店舗改造したりしてたりして微笑ましいですな。
流行っているとはいえ、知識で知ってるだけで実際にやってる人は多くはありません。
なので実際に手を動かして頑張ってる人を見ると応援したくなります。
こういった若者たちの「DIYで何とかする精神は、人生経験のプラスになる。」に決まっています。
なにも家作りを1から全部自分でやらなくても「出来るとことだけでも自分でやってみればいい。」のです。
自分の手で家建てるの、良いですよ。
今でもやって良かったと思ってるし、出来ればもう一回やりたいと思っています。
※ワタクシは自分で家を作れば「大抵のことは自分で何でもできる。」と思う様になりますよ。
DIYが流行ってると聞くと、
「ようやく時代がワタクシ達に追い付いてきたな。」
と、上から目線で生暖かく見守るようにしています♪
まとめ
平日のランチで食べ放題じゃなくてもいい感じ。
※パリパリしてるピザベースはお菓子というかツマミっぽい。
しいて言えば、もう少し早いサイクルでピザ焼いてくれるとありがたい。
とはいえ、
ピザ焼きのお姉さんスタッフも大忙しで大変そうでしたので無理は言えませんな。
なので、
「急いで食事しなきゃならない!という場合には全く不向き。」
です。
ゆったりした雰囲気なので、
「ランチの混雑時に、ライダーお一人様やライダー団体様が食事するのも不向き。」
です。
行きつくまでに細い道や段差を経由するので、
「小回りが利かない車高の低い車で行くのも不向き。」
です。
食べ放題ですが元を取る迄ガッツリ食おう、というなら時間をずらすなどの工夫が必要でしょう。
ちなみにこの日の最高気温はマイナスです。
「ねこぽぽテラス。」は多少ハードルは高めですが、
少人数で時間のある時に、ゆっくり食事&会話しに行くにはいいお店です。
※逆に、しっかりとした目的がなければ行かない場所でもあります。だから良いんですが
食事の後は時間のある限り、周囲の散策をしてもいいと思うし。
子供連れて里山散策もいいかもしれません。
既に現代の日本では、
「土日の食事くらいはゆっくりしたいということすら贅沢。」
なのかもしれません。
ただし、
「いざという時にこういう隠しカードの様なお食事処の情報を持ってる。」
ということ自体が素晴らしいのですよ♪
「ねこぽぽテラス。」は、普段行かないような意外な場所にあるおしゃれカフェレストランです。
慌てずに時間のある時にゆっくりと尋ねるのが一番おススメな使い方なのかもしれません。
ちなみに・・
ピザの話を書いてたら、ピザを食いたくなりましたな。
というわけで、
唐突に始まる「北信州のりもの倶楽部的簡単おつまみピザ。」の作り方。
※グリルの能力に応じて焼き時間を調整します。
これで、簡単ピザ風のツマミになります。
急な客(突然、飲む気満々(ということは泊まる気満々)で来る奴がいる)にも対応可能。
※最近はそういう奴はたたき出していますが、大量の酒をもらうとなかなか叩き出せない。
量産も簡単だし、具を変えれば味の変化も自由自在。
※バジル散らすだけでも別物になる。
何より、いろいろ少量で済むので、美味しいものを少しずつ食べたい人 わがまま年寄りや腐女子、口の肥えた面倒なガキ に大人気です。
とりあえず、おかしを食わせておくよりは「なんとなく料理っぽい。」のがポイント。
火を通してある、というだけでありがたがるものなのです。
※普段から料理してる感がアップ、無駄な女子力がアップします。
話しながら用意出来て、10分で出せますし、おススメですので是非。
これが当倶楽部の基本のピザなのですが、皮がパリパリでほんとにおつまみとして優秀です。
※なのでモチモチした「ねこぽぽテラス。」のピザは美味しく感じるのでした♪