行政サービスは、いつも遅いくせに税の徴収に関しては素早い。
そして容赦無いし、遅延も許さない。
血税を無駄使いするような政治家どもに自由に使われると思うと腹が立つけど仕方ない。
毎年愚痴っぽい自動車税ネタです。
自動車税の時期は買い物しなくなる
非常に非情な高額な自動車税って奴です。
に税金を支払うわけです。
それも、5月31日までに。
日本では都会でも地方でも車やバイクは持ってるだけで課税さるる贅沢品なわけです。
毎年確実に課税されますし、車検の際はまた別に税金が徴収されます。
走れば
等もかかり、それぞれ消費税や揮発油税等がさらに徴収されるという仕組みです。
この不景気時に、
「こんな重課税なら乗り物要らない。」
という考えが出てくるのは当たり前です。
特に、車やバイクを大事に長く乗ることは「この国では罪。」に近いらしく、新車から13年目、18年目でさらに追徴課税されます。
わけわからん。
13年前の車やバイクって、まだまだ新しいし実際現役だしピンシャンしてますよ。
「えええ、もう販売終了から13年もたつの!?」
っていう車種ばかりです。
環境性能って言ったって13年前と12年前の車でそんなに大差あるとは思えないし。
こんな記事もあります▼
古い車やバイクに乗り続けてる人たちは、
「新しいからいい訳ではない。」
という価値観のもとで生きています。
この国は、そういう価値観は認められないうえ、罪として罰金取るよという制度がある国なのです。
ダイバーシティとか多様性とか言う考え方、どこ行った?
当倶楽部では毎年この時期に、17万円近くの出費となっています。
高い。高すぎる。
年間3000kmも乗らないロータスヨーロッパの税金が一番高い(´;ω;`)
しかも、
この時期に車検とか保険の更新とか重なって莫大な出費になるのでした。
当然のように、他の支出はガッツリ抑えなければなりません。
多分、5月は日本中が税金分の消費活動を抑えてるんじゃないかと思われます。
車の複数所有が多い地方在住者は自動車税を見越しておかないと痛い目にあいます。
※自動車税を考えると地方在住者はGWで調子に乗れないのですよ。
国は見て見ぬふり
車やバイクの重税に対して、
「承知はしているし、そういう要望がるのも事実だが、議論をするまでに至ってない。」
というのが政府の見解らしいです。
JAFによると、
コレを見て見ぬ振りできる政府ってのは何なんですかね。
国民の意見は国政には反映されないのです。
さらに、
昔から言葉を変えて誤魔化して二重課税しまくりですが、一向に変わりません。
これも、昔から指摘されていますが改善される気配すらありません。
※ガソリン価格高騰解消のためのトリガー条約も無視。補填金でとか言い始める始末。
そんな国で、
「買う時に重課税が漏れなくついてくる新車なんか買えるのは稼ぎがある有料納税者だけ。」
です。
500万円の車買うと単純に消費税額だけで50万円ですよ。
ちなみに・・
車趣味やバイク趣味はますます金のかかる庶民には手が出ない趣味になりつつありますねえ。
役人の不手際ばかりが目立つわけわからん 補填金とかじゃなく、減税というより根本的な車関係の税金の見直しをしてくれんと。
税金見直しされなければ、正直車なんか買うもんじゃないです。
増車なんてもってのほかです。
※趣味人は普段使いの車は趣味車と別に持つのが普通ですし。
マジで国民がデモとかやらんと、これからもこの国は車やバイク関係で課税しまくるように思えます。
でも車ユーザーは団結力もないし、言っても無駄だというムードが蔓延しています。
今後も、政府のいいように税金を取られまくるんでしょうねえ。
国民は政治家や官僚に舐められていますな。
そりゃ賢い若者たちは金かかる車なんかに手を出しませんよ。
※若者たちは本音では車もバイクも欲しいのだけれど維持費がかかりすぎて買えない実態ですしね。
旧車は税金が高い。新車は価格が高い。
もはや罪人の違反金に近いと思うのですが。
古い車への自動車税の重課税は新しい車への買い替えを即すための重課税と思われますがまるっきり逆効果です。
地方の重要な財源であることはわかりますがね。
しかも消費税は10%。
一応、政府は車に対しては いつものようにわかりにくい誤魔化し程度の 消費税対策をしています。
消費税10%と引き換えに自動車税が引き下げられました。
ただし、
対象は2019年10月以降に登録する新車に限定されています。
※しかもバイクは対象外。
その他にも、
※燃費性能に応じて新車中古車にかかわらず、0%から3%の加算があります。
実際、わけわかんないですな。
最近の携帯料金並みにわかりやすくして欲しいものです。
新車は買えないくらい高い
そもそも今どきの新車って、すごく高いし、相当な贅沢品だと思うのですが。
そんな高級な新車を買える人たちから税金とってよ。
そもそも、
庶民は軽自動車でさえ新車なんてなかなか買えないんですけど。
※ボロでもまだ動く安い中古車を買って長く乗るのが一番賢いです。新車は無駄に高い。
昔からある日本人の新車大好き信仰はもはや通用しませんよ。
そんな余裕はありませんし、よく考えたら値落ちの激しさを考えると新車を買うのは損です。
こういう凝り固まった信仰は田舎企業の新卒者しか採らない信仰ととよく似ています。
※価値観を時代に合わせて変えられない企業は、つまらないことにこだわりすぎて滅びていくのです。
地方の若者の間では中古車が当たり前です。
そして、
意外かもしれませんがうまくやってる賢いお金持ちはあんまり新車買いません。
新車は資産として考えるとすごく損なのを知ってるから。
お金持ちや社長が税金対策で新車買うのは昔から知られている節税方法ですしねえ。
ちなみに・・
「自動車税が高い。」
こういう具体的な問題というか苦情はどこに言えばいいのかはっきりさせないのも、日本ぽい。
それに甘んじて言うこと聞いてる大人しい国民が今の日本人ですねえ。
政治に対してあきらめムードというか。
まあ、アベノマスクで責任追及もしない上、もう過ぎたこととして文句の一つも言わない国民ですから。
そりゃ政治家はやりたい放題やって、いったん退陣してもほとぼりが冷めた頃にしゃしゃり出てくるみたいな政治家が増えるわけです。
完全に国民を舐めていますな。
車を買うのにここまで税金という覚悟が必要なのか
政府が新車を買わせたいなら、余計に新車は買いたくありません。
そもそも高すぎて買えませんし。
多くの人が追徴課税されても新車買わないのは、そんなお金ないから。
※古い車やバイクを愛好する趣味人は、本当に一握りで実際はかなりマイノリティです。
普段使いするなら 愛着が湧かなくても 新しい車がいいというのがマジョリティの本音でしょう。
マジョリティでも新車はなかなか買えないので、買い換えずに長く乗り続けてる。
そういう行為が罪であるかのような数々の重課税でいじめまくってるのが現状です。
旨い。
実際に当倶楽部では税金の月は外食を思いっきり減らしています。
地味ですが、こうなったら新車を買わない運動でもやるしかないですな。
目に見えて売れ無くなれば、政府は税金額を下げてくれるかもしれません。
※自動車産業の一本足打法になってる今の日本では経済活動が停滞しますが。
現実的な庶民の選択としては中古車です。
中古車でも買ったときには結構な税金納めることになりますよ。
余計な出費を避けるためには、車はなるべく買わずに、今手元にある車両を大事に長く使おうとするのではないかと思います。
昔から、車買い替えと引っ越しが頻繁な人に裕福な人がいないですし。
新車でも中古車でも車が売れなければ、車業界で働いている人たちにとっては大打撃ですな。
業界団体から、減税の申し入れをしてもらいたいものです。
ちなみに・・
新車で買って、13年くらい大事に乗り続けるのが今の日本の車ユーザーらしいです。
古い車両を大事にすることが文化だとかいまさら言いませんが、
基幹産業が車やバイクの国であっても、資源がほぼないくせに今まだ使い捨て推奨してどうすんだ?
古い車に対して排ガスのCO2削減だの、環境性能だの言うのはわかります。
ただ、田舎の街道沿いの中古車屋の多さはまだ使える車が大量にあるということですよ。
しかも人気車以外はかなり叩き売られています。
「これでいいんじゃね?」
という判断をする人が今後は増えそうです。
それでも、
余ってる車を無視して、政府は「古い車をとっとと捨てて新しい車に買い替えなさい。」という。
それができない貧乏人どもは重課税でも仕方なし!とする全然国民の懐事情を知らない奴作ったとしか思えない制度が気に入らないのです。
SDGsの考え方はどこ行った?
まとめ
当倶楽部としては滞納金なんてビタ一文払いたくないのでとっとと払うわけです。
毎年少しでも得な納税方法を調べるのですが、ろくな方法がない&面倒くさいうえ、わずかな節約にしかなりませんな。
いろんな技を駆使すれば数百円は節約できるようですがそのために新しいカード作ったりするのは面倒なのでやりません。
※毎年改悪されていますな、納税関係のカード払いとかポイント制度は。もう面倒くさい。
こんな記事もあります▼
しいて言えば、
カード払いをすれば支払いを翌月にできたりして、突然のでかい出費に対して準備期間が延びるくらいです。
分割もできますしな。
※でも納税はカード系のポイントが一切つかないのでお得感はないのです。
毎年この時期になるとJAFが自動車税の記事を掲載して、話題になりますが政府は問題として見てもいないのです。
結果的に車が売れずにさらに内需はしぼんでいき、日本の不景気はどんどん加速していきそうです。
毎年、自動車税の通知書の束を見ると、
「車は極力買い換えないし、新車は絶対買わない。」
と強く思うのです。
田舎では車は必須なのです。
「車関係の二重課税や古い車への重課税を見直して大きく減税する!」
と声高に叫んで実行するような議員が居れば、喜んで投票したいところです。
地方は車がないと生きていけません。
5月は自動車税の支払いのため、消費活動は減ってるはずですよ。
地方創生はどこへ行った?
政治家ってホントに何やってんだろね?
ちなみに・・
以前、当ブログで書きましたが自動車税を各自治体で自由に設定できればいいと思うのです。
自動車税は、
に払っています。
自治体の裁量で減税してくれよ。
二枚以上発行するご家庭には割引とかさ。
コレを
「自由に自治体ごとに競争させて、人口増やしたい地域では割安にするとかすればいい。」
これが競争の原理ですよ。
若者の移住に、家賃補助とかそういう行政サービスを行ってる自治体がニュースになったりしています。
たくさん車を持ってる趣味人が移住してくる気がします。
古い車に優しい街、とかいってさ。
具体的には、
一家に二台以上車がある場合は2台目以降の税金が一部減免されるとか。
凄く良いと思うのですが。
役所のどこの窓口に申し出たらいいんですかね?
たくさんある 天下りっぽい 車の業界団体は、わけわからん電子機器の標準装備を進めるよりも、減税の動きに取り組んでもらいたいですな。
それとも地方自治体ごとの裁量での自動車税減税はまかりならんという、政府からのお達しが出てるのかしら?
※詳しい人、教えてください。