時間あってます?
バイクに時計が付いてるなんて昔は信じられませんでしたが今は普通ですね(笑)
ちょっと古めの時計がないバイクに乗ってる人はどうやって時間を把握してるのでしょうか?
という話です。
バイクに乗る時、腕時計をしますか?
ワタクシは結構気にしますよ。
単独行でも、です。
いや、単独行だからかもしれませんが。
バイクで気ままな単独行では「あと数時間で日が暮れる。」という逆算的な発想をせねばなりません。
日帰りツーリングでも目一杯バイクで遊ぶ場合、出来るだけ日のあるうちに帰宅したいワタクシです。
※ツーリングは常に余裕がないといけません。時間を必要とするトラブルは割としょっちゅう起こりますし。
キャンプツーリングする際は、出来るだけ日が暮れる前にテント設営を終えておきたい。
※暗がりでマグライトだけで設営するといろいろ無くすんですよ。
出来れば明るいうちにひとっ風呂浴びてさっぱりしてから酒飲みたいのです。
キャンプでは暗くなってからワチャワチャ飯作るとかできるだけやりたくないのです。
※昔のキャンプ場は予約なんて必要なく、到着順にいい場所を陣取れるのが普通でしたし。
特に秋のツーリングではとっとと意思決定しないとあっという間に日が暮れるので時間には気を使うのです。
単独行なら自分だけなので何とでもリカバリが効くのですが、
大昔、 今では考えられませんが ワタクシが参加させていただいていたツーリングクラブでは十台以上を先導するサブリーダー的な位置づけだったことも多く、
予定ルートに対しての移動ペース配分や休憩の間隔、食事の時間なども気にしたので時計は必須でした。
そもそもマスツーリングの場合、
集合時間に遅刻は絶対に許されないのでツーリングは最初から時間の管理が必要だったのでした。
ゆえに、
割と多くのライダーは普通に腕時計をしていてちょっとしたオシャレアイテムだったのです。
バイクから降りても時間がわかるので身に着ける腕時計は便利だったのです。
※一応 ここ数年つけてませんが オメガのスピードマスターとか持っています。
腕時計をすると真夏は手首が時計の形に日に焼けるんですよねえ(笑)
グローブとジャケットの袖の間の時計の周りだけ日に焼けるのでダサい。
何もかも懐かしい。
スマホはおろか携帯電話もまだメジャーじゃなかった時代の話です。
※ 女子以外は 待ち合わせ時間に10分遅れたら置いていく、というのがワタクシの所属してたクラブのルールでしたし。
今の若い者にはビックリされますが「割と最近までバイクには時計はついてないのが普通だった。」のです。
ちなみに・・
ワタクシの師匠が右腕に腕時計をする人でして。
なんかのゲン担ぎだかコケないオマジナイだか理由は忘れましたが。
ワタクシも真似して右腕に腕時計をしてたりしました。
が。
これが結構邪魔です。
というのも昔からポンコツバイクばかり乗ってたので出先で調子を崩すんですよ。
その際、メカ部に手を突っ込むのは右手です。
そうなると時計が傷つくんですよねえ・・。
もちろんオメガの時計のガラス部に傷がつきまして。
ガラス部を直すのに8万円かかると言われて10年くらい直さなかったのですが、どうにも動かなくなったので修理した際一緒に直しました。
※その後、携帯電話を持つようになり、スマホを使うようになり、ほとんど腕時計をつけなくなったのでもったいなかったです。
今思えば腕時計なんてのは時間がわかればいいので安い奴で十分なのです。
仕事の時は職場に時計があるので腕時計なんて無くてもいいし、むしろスマホの時計のほうが正確です。
※ワタクシのオメガは自動巻きの電池レスなのですが一日1分は遅れます。どうも針が登り坂に弱いっぽい。
こちらは電池式ですが若干時間が遅れ気味。
どうしても時計をしなければならない状況になったら左手につけますな。
※やっぱり左手につける方が合理的♪
師匠の教えも間違ってることがあるのです。
バイクに時計は後付けするのが基本だった
昔はバイク用品メーカーから小さいデジタル時計が売られてたものです。
電波時計ではないので狂うし電池式なので電池切れも良くするんですが。
大昔はバイクに時計と言えば安い腕時計をハンドルバーに括り付けたりしてましたな。
※「チープセイコー。」とか言われる1000円以下の安い時計。でもこれで十分。
ただし、
腕時計をハンドルバーに装着できるのはパイプハンドルのバイク迄で。
セパハン全盛期には時計のバンドを使ってバイクに括りつけるのが難しくなります。
バイクがセパハン、カウル付きが主流になってくると、
トップブリッジやカウルの内側に両面テープで貼る小さいデジタル時計が流行ります。
昔からのバイク乗りは一度は見たことあるんじゃないでしょうか?
小さいデジタル時計。
もちろん電池式。
今でも結構あるな(笑)需要あるのか?
昔はもっとデザインがダサかった。
というネガなポイントがあったのですが、バイクに時計が付いている安心感はあったのです。
この頃のワタクシはしつこく腕時計を使っていました。
その理由は、
バイクの駐車中に時計を盗まれる仲間が続出したためです(笑)
※それに割とすぐ壊れた。たぶん雨のせい。防水性とかたぶん皆無の子供だまし商品だった様な気が。
ちなみに・・
当倶楽部のバイクを運用する際は基本的にGARMINのハンディGPSを搭載できるようにしてあります。
スマホに頼らずとも今現在の進行方向がわかるし、標高がわかるし、走行距離も分かります。
※セッティングや燃費計算にとても便利♪
GARMINのハンディGPSには地図モードでも追加項目の設定ができるので時計と標高を追加表示して使っています。
これが奥が深いのよ。
未だに「そんな機能もあるのか?」という発見がある。
※中古で買ったので取説はありませんでした。
ので、特別時計を必要としません。
※GARMINがない時は時間がわからないのでちょっと不便。時間は止まってスマホを確認するのです。
ハンディGPS、面白いので機会があれば是非♪
モードセレクトで最高速や積算走行距離などのデータ項目を表示するナビゲート画面も選択できます。
※使いこなすと地図と重ねた走行データとかも取れます。
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バイクに時計をつけるところがない
トップブリッジに両面テープで貼るのが関の山ですし。
カウル付きのバイクは「カウルの内側というガジェットの増設スペース。」がありますす。
ここにシガーソケットや時計をつけて隠すことができます。
※カウルの効果は風防やハンドリングの向上だけでなく追加電源などを設置できるスペースの確保という意味合いも大きいです。
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バーハンドルのバイクはバーハンドルに時計のベルトを使って固定することができます。
これはこれでなんとなく昔っぽくて通っぽいです。
ところが。
セパハンでノンカウルだと時計をつける位置はトップブリッジになりがちです。
これが結構デザイン的に浮くのです。
※じゃらじゃらキーホルダーつけてると時計に引っかかって気になるし。
というわけで、
「タンクバッグの透明部分に時計を入れる派。」
も出てきます。
タンクバッグに何入れてるかみんなに聞いてみたい。
多くのタンクバッグは腕時計を入れる様な横長のスペースになっています。
これは今どきのタンクバッグでも同じです。
ここに腕時計を入れちゃうと、
「文字盤が横になる。」
のでアナログ式の時計だと一瞬脳内で90度変換する必要が出てきてパッと見わかりづらい。
デジタル式でも横なのですがまだ見やすい。
ので。
安い時計のベルトを取っちゃって、タンクバッグに入れる人もいましたな。
※これが最適解ですが、両面テープなどで固定しないと時計がぐるぐる回ってわけわからなくなるのでした。
最近のバイクのメーターには時計が付いてる
これには標準で時計機能も付いてたりします。
便利ですな。
・・車だってちょっと前まで時計なんて標準じゃなんかったのに。
多機能液晶メーターというのは拡張性が素晴らしいですな。
※情報過多な気もしますが。
最近はスマホをナビにして走行中に見ながら走ってる人も多いので時計には困らないのでしょうねえ。
※時間に狂いのない電波時計装備なんて生意気なのだ。アバルト595の時計は電波時計じゃないので狂いまくりますよ。
なので、
狂いがちで壊れがちな 後付けの時計なんてのは流行らないようですねえ。
時計なんてない旧車がウケてるとはいえ、絶対数は限りなく少ないわけですし。
※でも後付け時計が売られてるということはそれなりに需要があるんだろうねえ。
そうそう。
最近のバイクは燃料計も標準装備っぽい。
そのおかげで走行距離に応じてガソリンコックをリザーブに切り替えるという文化は廃れつつあるのですが、
それも新しいバイクの文化なのでしょう。
一応、Z1-Rには純正で燃料計が付いている。
※タンク容量が13Lしかないからな。
自分のバイクの燃費管理とか状態把握という意味ではすごくいい風習だったのですが目盛りのあるメーターの方がわかりやすいのも確かです。
※でもバイクのガソリンメーターって途中から突然ガソリンが減るペースが早くなったりするんですよねえ。
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そのうちバイクに外気温計なども付くのかもしれませんな。
※外気温計は長野で車を運用するならあると便利です。冬季は路面や橋がすぐ凍りますので。
バイクに搭載するものいいと思いますがもっと小型の外気温計の方が収まりがいいかもしれませんな。
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ちなみに・・
メーターが多機能になるほど、多数のセンサーからの信号をメーターで受けて表示処理しているわけです。
ということは。
たくさんの情報を処理しているメーターの機能が一つでも壊れたら、たぶんメータ丸ごと交換ってことですな。
壊れた機能が走るのに関係ない時計だったとしても、です。
多機能メーター装着車のオーナーは交換時の請求額を見てビビるが良いのです。
なんでも便利になるのは良いことかもしれませんが、極力シンプルにして人間がある程度補完する方がワタクシは好きです。
バイクなんてのは不便を楽しむ遊びという面もあるので、便利になりすぎてはいけない気がするのですよ。
多機能であればあるほどバイクに乗せられてる感じを受けるのですが、
そういうのがバイク業界のトレンドで今の流行りなので仕方ないのかもしれません。
※外車もみんなこんな感じで至れり尽くせりの情報をメーターが提供してくれるみたいですしねえ。
なんでもそうですがランニングコストというのは長く使えば使うほど安くなるのです。
突発的な修理や高価な部品の交換などの出費があるととたんに跳ね上がるものですよ。
長く同じバイクに乗り続けるには、
の方がいいように思えます。
メーターが壊れてABSのチェックランプが消えないため車検が通らず、
メーターを発注したもののメーカー欠品で泣く泣く廃車になるバイクは実際にあるのですよ。
まとめ
その時時間をどうやって確認していますか?
というテーマで書きました。
中にはバイクに乗る時は時間に縛られたくないという人もいると思います。
単独行の散歩ツーリングくらいならそれでいいのですが、
という場合はやはり時間を気にするものですよ。
古くから時計を装備したツアラー的なバイクは存在しましたが、
バイクに時計が標準で装備されるようになったのは割と最近です。
※多機能液晶メーターの登場が大きいですな。
後付け多機能メーターったってこれくらいの情報でいいよね。
※高度計があるといいけれどログが取れなきゃ面白くないし。
今どきはスマホを携帯するのが普通なので出先で時間を知るのは難しくありません。
常に時間を見ながら走らなくても、止まってスマホを見ればいいだけです。
普段の生活でも腕時計をしている人は確実に減った気がします。
高級な時計が趣味の人もいますが大抵オヂサンです。
正確な時間がタダで確認出来るスマホがあるのに数十万円もする時計を買うのはコスパが悪すぎです。
現代はスマホがあって時間がわかるのにバイクでも時間を確認できるという、昔から考えたらすごく贅沢な環境なのです。
色々考えるとスマホって最強ですな。
30年前から見ると「ほぼドラえもんの世界のアイテム。」です。
常時スマホで地図と時間を見ながらバイクで走るのはどうかと思いますが、それが最近のトレンドっぽい。
RAMマウントなどのしっかりした固定具を使えばバイクへの取付けは不安はないですし。
※安物のマウントキットを使っててバイクで高速走行中にスマホ落とした、という話も良く聞きますがね。
ワタクシはハンディGPSを使っていますが、それもスマホを見ながら走るのと大差ないのかもしれません。
※ハンディGPSはナビとして使わずにデータの収集してるんですよ、ワタクシは。と言い訳しておきます。
時計も標高も走行ログもスピードも日の出時刻も地図もリアルタイムで分かる。
※スマホでも同じことできるかもしれませんがツーリング時はスマホは最終防衛線ですので極力温存したいのです。