対向車や前の車に対してすごく気を配った良いマナーだと思うのですが現在は「信号待ちでもライトは爛爛と付けたままにせよ。」というのが常識らしいです。
なんだかせわしない気もしますな。
かつては信号待ちではヘッドライトを消す文化があった
今ではほとんど誰もやりませんが昔は信号待ちで多くの車がヘッドリライトを消したものです。
もちろん自動ではなく、
「ドライバーが自分の手でライトスイッチを操作して消す。」
のです。
対向車や前の車がまぶしかろう、という日本人的な優しさから発生したと思われる行為なのです。
割と全国的にやってたような気がします。
こういうのは法的に規制されないので運転者の意識によるもので、
いわゆるドライバーのマナーって奴ですな。
日本人の文化というか優しい気質を表すいい習慣だと思っていましたが、
いつのころからかそういう文化が無くなりましたな。
もしかするとバッテリーの消費を抑えるための策だったのかもしれませんが、
実際に信号待ちで交差してる道路がちょっと高かったりすると、
車が前が上がり気味の斜めに止まることになるので対向車のロービームが直撃してまぶしいのですよ。
それに、
車高が低めな車にとっては後ろについた最近のでかい車のヘッドライトには殺意を覚えるほど眩しいですし。
※そもそもライトのついている位置が高すぎるのですよ。
ワタクシは周りの影響を考えて「信号待ちで止まってる時にはヘッドライトは消す。」という行為は美しいと思うのですよ。
最近はこういうのは推奨されないらしいのですが。
ちなみに・・
もう何年も前の話ですがワタクシの後輩K君がワタクシに、
「信号待ちで自分以外の車のヘッドライトが消えるんですが自分の車にはそういう機能がないんですよ。」
というのですよ。
何を言ってるんだこいつは?と思ったのですが、
彼はどうも信号待ちでは勝手にヘッライトが消える機能が付いていると思ってたようです。
「あのな、K君。
ヘッドライトは信号待ちでは自分で消すのだよ。
対向車とかに対して眩しいだろ?なので消すのが人のやさしさなのだ。」
と教えてあっげたら非常に感心されました。
つか、もっと早く誰かに聞くなり気が付くなりしろよ。
※免許取って2年くらいたてばわかりそうなもんですがこのとき彼は25歳くらい。
それ以降、彼は未だにワタクシのシモベなのでした。
※いまだに年々純正に戻っていくシルビアの年賀状を送ってくるK君は後輩として可愛くもあるのだが。
オートライトの普及
そんなのドライバーに依存すればいいんですよ。
それくらいできないなら運転なんかしなきゃいいのです。
車を運転するなら周りに対して極力気を使うべきです。
ヘッドライトだってそうですよ。
最近の車は回りが暗くなるとライトが勝手につく機能が付いていますな。
これって、
夜間走行中はずっとライト付けっぱなしてことですよね?
そもそもそんな機能があるのも知らない無関心なドライバーが増えているようで悲しい。
自分の車の機能や装備にもう少し関心を持ってあげてもいいと思うんですよね。
こういう「自動何とか。」という装備が増えるたびに車にドンドン興味がなくなっていくわけです。
そして、車がどんどん何でもいい白物家電化していくのです。
車ってのは人様を傷つけることもできるのです。
もっとこう真面目に真摯に向き合うべきだと思うのですよ。
ワタクシは「自動何とか。」という装備は全部反対派です。
車メーカーが付加価値とか言って高く売るための余計な装備でしかないです。
ワタクシは使わない機能にはお金を払いたくないのです。
そもそも複雑な機構やセンサーを使った装備は今後直してくれなくなりますよ。
※それくらい車業界は人手不足です。壊れても事故しても直してくれる人が激減しています。
断言しますが、
「オートライトはドライバーを馬鹿にする機能。」
の一つです。
それでも、
そういう愚か者がいるのも確か。
黒い車でそれやられると非常に危ない。
そういうことを普通にする奴らはまとめて免許取り上げていいと思うのです。
※こういうぼーっと運転している車ほど取り締まればいいのよ。
もしくは、そういうことに無関心ならば事故して一生を台無しにするといいのです。
車ってそれほど怖いもんなのですよ。
オートクルーズコントロールとか超怖いです。
絶対ハッカーに乗っ取られますよ。
そんな無駄な研究開発が世界的な車メーカーの新技術のトレンドらしいけど、
あんまりドライバーを馬鹿にすんなよ。
ちなみに・・
ヘッドライトはちょっとしたことで光軸がズレます。
光軸というのは光の焦点のことでして。
通常は真正面のやや左に焦点が合うようになっています。
これが狂って対向車のドライバーを直撃すると非常に眩しいのです。
実は光軸というのは非常に微妙なものでして。
するだけでも光軸は変ります。
光軸が狂ったまま公道を走ってる車は凄く多いのですよ。
まぶしいのよ。
そして最近はオートハイビームという装備も聞くようになりました。
これは対向車のヘッドライトは検知してロービームに切り替えるらしいですが、
ハイビームのままでいいってこと?
全然周りに優しくないじゃん。
オートハイビーム機能が壊れてハイビームになりっぱなしでも気が付きにくい。
ハイビームがまぶしくてパッシングされても何のことやらわからないドライバーも増えています。
車にはもっと真剣に車に向き合って真剣に運転するべきなのです。
ヘッドライトを消さない方がいいという意見もある
ヘッドライトは信号待ちでは消さないほうがいいという意見もあるのです。
でもよくよく聞いてみると「本当か?」と思うのです。
「信号待ちでもヘッドライトは消さない方がいい。」
こういう意見もたまに聞きます。
それは、
「ライトをつけてたほうが対向車が発見しやすくなるから。」
というもの。
一瞬、ほんの一瞬だけ「ほほう。」と思いましたが、
じゃあなにか?
ヘッドライトが消えている駐車中の車であればみんな突っ込んで行くってことかね?
本来、まともに周囲に対して注意して運転していれば、
「ポジションランプだけでも対向車は全然発見しやすい。」
のですよ。
ライトをつけてても消してても突っ込んで行くやつはいるのです。
※マジで保険は入っておいた方がいいよ。公道はマリオカート並みに危険だらけですので。
100歩譲って信号待ちの先頭車両はライトをつけててもいいとしましょう。
信号待ちの2番目や3番目の車はライト点けてる意味があるの?ってことです。
昨今のでかい車はライトの位置が高いです。
それに、
LEDとかHIDとかのライトは激しく眩しい。
前の車のドライバーにはいい迷惑なのですよ。
そんななので、
信号待ちでヘッドライトを消すという行為に十分意味はあると思うんですよワタクシは。
そのうちヘッドライトが原因の傷害事件とかありそうな気配もします。
※実際、ニュースにならないだけで結構あると思うし。
大体、オートライトとかオート何とかというのは、
メーカーが少しでも車を高く売るための余計な機能ですよ。
無くても全然困らないのです。
車を運転するのであれば、
ライトくらい自分でON/OFFやHigh/Low切り替えくらいできなくてどうすんですか。
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ワタクシとしてはだな
※アバルト595はポジションランプがない(!)ので仕方なくつけていますが。
かくいうワタクシもバッテリーの消費電力を押さえるために始めたのが習慣になったものです。
※古くてボロイ車に長く乗るとそうなります。スイッチが減る!とか言われることも有りますが(笑)
昔は新しい車でも普通にヘッドライト消してる仲間がたくさんいたので、
ワタクシの様なボロ車(旧miniERAターボ 他)に起因するものでもなさそうです。
この車はホント大変な車でした・・。
信号待ちではヘッドライトはポジションにする。
スタート時にはクラッチ踏むと同時にライトをつけてからギアを入れる。
これが街中での発進時の流れになっています。
※よほど真っ暗な田舎道で対向車がいないとかならライトは付けっぱなしにすることはありますが。
既に長い間の風習というかもう癖みたいなものになっています。
ロータスヨーロッパのように、
「ライト付けっぱなしでも ハイビームでも 絶対対向車は眩しくないだろうな。」
という車でも信号待ちではライトは消しますな。
というか、
あの車は暗くなると危ないので夜はなるべく走らないようにしています。
※それでライトスイッチが壊れました。ライトスイッチをダッシュパネルからなかなか外せないのよ、この車。
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それでもこういうこだわりがカッコいいと思ってるので人に何と言われようといいのです。
※今はやってる人ほとんどいませんので誰も共感してくれませんが。
AT車なんて運転暇なんだから信号待ちではライトくらい消せばいいのに、と思っています。
そういうことも考えられないくらいスマホ弄ったりナビ見たりしてるのかね?
我々世代では信号待ちでヘッドライトを消してた人は多いハズ。
同世代でもそういう行為をしてる人はほぼいません。
こういう文化もいつの間にか絶滅危惧になってるのですなぁ。
最近、公道で自己中心的で視野が狭い運転する人が増えてるように見えるので、
やっぱり他の車が信号待ちでライトが消えるなんてことがあっても気が付かないのかもしれませんな。
LEDのライトは消費電力少ないのでライト付けっぱなしでいいのかもしれませんが、
ワタクシとしては日本人の素晴らしいマナーだと思うんですがね。
※たとえバッテリーの負担をかけないように省電力目的の セコイ 行為が根底にあるとしても。
それでも、
今後もワタクシは信号待ちではライトを消す運用をしていく所存です。
※もちろん、時と場合のよりますがね。
ちなみに・・
目の膜が傷いてる白内障になると光の乱反射に弱くなります。
夜の雨の街中なんてのは白線が見ずらいレベルで光が乱反射します。
※偏光メガネでだいぶマシになります。
歳とると多くの人が白内障を患うのでライト系が眩しい人も多いと思うんですよ。
対向車のヘッドライトが眩しいのは当たり前として、
信号待ちで前の車のLEDテールランプが眩しいと思うことも有るくらいです。
これからの高齢化社会を迎える日本にはそういう人が増えていくのです
ついでに、
ご老人はキレやすい人も多いのです。
ここ数年以内に
「ライト関係でもめる人がそこかしこで見られるようになる。」
かも知れませんな。
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まとめ
もちろん時と場合に寄るので状況判断は必要ですが。
ヘッドライト一つとってもマナーというのはあるのです。
いろんな意見もあるので当ブログには強制力は全くありません。
ワタクシはこう思うし、こうしているというだけの記事です。
周りの人のことを考えて先回りしてやらないようにするというのは大いにアリですよ。
こういうのが本当の民度が高い状態な気もします。
高い位置にヘッドライトがついたデカい車で信号待ちで車高の低い車の直後に付けられれば誰だった嫌な思いをしますよ。
そういう行為もあおり運転になるような気もします。
やってることとかその行為の裏にある精神的な物は似てると思うし。
※そういう奴は「下衆(ゲス)。」というのですよ、わが国では。
LEDよりはハロゲンの明るさが好きです。
VT250FHはLEDバルブにしてみたけれど、なんか光が味気ないのよ。
まあ法的な規制があるわけでもないので好きにやればいいと思うのですが、
車に関心も無ければ周りの人の迷惑とかにも関心が無いなら、
ライトを付けたり消したりすることにすら気が付かないのかもしれません。
今では信号待ちでライト消してる人はワタクシ以外ほとんど見かけないですしねえ・・。
ワタクシは既に絶滅危惧種なのですなぁ。
マナーというのは自発的かつ自然に一般化するもので、
新しい装備が増えて新しい技術革新があっても変わらないものだと思いたいのですがね。
そして、
こういう自発的な周囲を思いやる文化ってどんどんすたれていくような気がします。
みんなでやったらそれが新しい文化になったり、新しい常識になったりしそうな気もするのですがね。
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