
でもそのそばにある車山に登ったことがある人はそれほど多くはありません。
今回、せっかくなので登ってみたら超新鮮でした。
ワーワー走るだけでなく、その周辺も含めて知っておくのが通ってもんです。
何十回も走ってるビーナスラインですが

全国的に名高い長野を代表する絶景ツーリングスポットです。
ビーナスラインは走って楽しいのですよ。
道が綺麗で景色もきれいです。
標高は平均で1600m以上あるし(高いところでは2000mある)ので夏でも涼しいです。
※下手すりゃ寒いです。
天気が良くて雲がなければ富士山も見えるし。
※ビーナスラインで富士山や雲海見たければ晴れた日の早朝をおススメします。
ツーリングやドライブで人気のスポットになるのはよくわかります。
一筆書きでは無理なので、全線走破するのは結構大変だったりするのですがそれもまた一興です。
※リピーターが多いのもわかります。
それに。
首都圏からも中京圏からも高速を使えば日帰り可能、という利便性の良さもある。
※出来れば近隣で一泊してコンプリートするのがおススメ。雲海や富士山が見えるのは早朝ですよ。
そんななので。
夏は全国からいろんなナンバーを付けた車やバイクが集まるポイントでもあります。
車やバイクの同一車種の全国ミーティングとかよくやっています。
オープンカーで走っても気持ちいいので、夏の休日はオープンカー率が非常に高いです。
※オープンカーで屋根開けて走ると日に焼けるんだよねえ。
とはいえ。
山の天気は変わりやすいので天気のいい日の午後にビーナスラインで土砂降りに会ったことも何度かあります。
ビーナスラインでずぶ濡れになると標高が高く気温が低いので真夏でも凍える寒さになりますよ。
※それに夏場は麓に降りてから帰宅までの道中がくそ暑く気温差にやられるので気を付けましょう。
ビーナスラインはバイクで気持ちよく走れるという点については、日本有数のツーリングルートです。
ツーリングシーズンには荷物満載の県外ナンバーを付けた旅バイクのライダーの多くがビーナスラインを目指します。
ワタクシも何度もビーナスラインを走っています。
いつ行っても、とは言いませんが大抵気分がいいツーリングとなっています。
※ビーナスラインには白バイも走るので気をつけましょう。白バイに道譲られたこともある♪
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ちなみに・・
道の真ん中でUターンしてる車とか路側帯もないのにハザード焚いて突然止まる車とかいます。
浮かれたドライバーやバイク乗りが無法地帯にするのがビーナスラインの裏の顔なのです。
特に。
最近の車のドライバーの運転はバイクのライダー並みに運転がひどすぎるのですよ。
爆音立てて暴走するバイクが多いのは昔からですが、
観光地に来ると開放的になるのか、ドライバーもやりたい放題です。
それにしても運転が下手すぎるし後方を一切見てないし、ブレーキを踏みすぎる。
センターラインオーバーは当たり前。それで巡行速度が30kmとかでフラフラしてる。
※最近は車の運転が下手なのは中高年ばかりではなく、若者が増えてるのも驚きです。
余裕のないドライバーがやりたい放題の運転する車は凶器ですよ。
突然、駐車スペースすらない細い道でUターンするとか信じられませんよ。
※でもそういう馬鹿どもがリアルに存在するのが公道です。
最近の観光道路はそういうのに遭遇する度合いが極めて高いです。
ワタクシは何度も観光地の道路で馬鹿どもが運転する車に突っ込んで事故になった現場を見ています。
知り合いも突然出てきた車に突っ込んで大けがしてるし。
事故現場は何度通っても気分のいいものではありませんよ。
なので混んでる時期に好き好んで走ろうとは思わなかったのも事実です。
空いてる時期の空いてる時間に走りますが、それでも無法者に遭うことがあるのでやっぱり油断はできないのですが。
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ビーナスラインの車山には上ることができる

ワタクシはこの辺りの景色を見ると「ビーナスラインに来たな。」と思うのです。
白樺湖の脇の大門峠交差点から西に向かうと霧ヶ峰駐車場の分岐あたりまでしばらく高原っぽい景色が広がっています。
この時、右手にあるのが車山です。
ビーナスラインには大きく分けて2か所の車山登山口があります。
この両方の駐車場から車山に上ることができます。
両方の駐車場を周遊するルートがおススメです。
バスがあるらしいので片道だけでも行けるはず。
車山高原駐車場からリフトを使えば、ライディングシューズでも山頂までは余裕で行けます。
料金は結構高いけれど、多くのライダーと思われる人たちがバイクに乗る格好のまま、リフトで登ってきてました。
※浮いてるけれどソレはソレでバイク乗りらしくてよろしい。
特に、車山の山頂から車山肩の駐車場までのルートは、
石がごろごろしてるガレた道なので登山靴やウォーキングポールなどがあると格段に楽です。
※なくてもいけますが足をくじくと大変ですよ。

車山登山道。
車山高原からだと道が整備されてて登りやすいです。
基本的にはリフトのわきを登っていく感じ。
ワタクシはこの度初めて徒歩で車山高原駐車場から車山に登ってみました。
車山の山頂から車山肩の駐車場に向けて歩き、
北側の周遊ルートを経て車山高原駐車場に戻るという散策してみましたが絶景でした♪

車山からは女神湖も見れます。
どっち見ても絶景ですよ。
山ばっかりですが。
車山高原側は冬はスキー場なのでなだらかで遮るものがないので風通しがよいですが日陰もありません。
でもいわゆる登山と比べると楽勝なルートなので山登りの初心者でも全然平気だと思います。
※ちょっときつめのハイキングだと思えばよろしい。
ちなみに・・
車山の山頂にはトイレもないし自販機もありません。
楽勝ルートとはいえ、登山前に準備するのは当たり前なのです。
ただし。
張り出した絶景の無料テラスがあります。

車山山頂テラスからの景色。
朝一は富士山が見えたらしい。
朝早い時間であれば雲海や富士山が見えるはずです。
※ワタクシが到達した正午ではすでにかなり遅くて両方とも見えませんでしたが。
それと、
車山の山頂には気象観測用のレーダードームがあります。
この白い球体は遠くからも見えるのですが間近に見るとかなりの大きさにびっくりします。
※レーダーの可動部分はドームの中にあるため、見えませんが。

車山山頂のレーダードーム。
近くに行くと写真には納まりません。
レーダーって大きいんだねえ。
上から見るビーナスラインの大ヘアピン

これがまたいい気分なのですよ。
車山からは
白樺湖やその周辺が良く見えます。
八ヶ岳も蓼科山もよく見えます。
少しだけですが諏訪湖も見えたりします。
目下にはとぎれとぎれのビーナスラインが見えて、そこを走る車やバイクが豆粒のようですが良く見えます。
薄の中のヘアピン二連やその先の霧ヶ峰駐車場、霧ヶ峰グライダー発着場なども見ることができます。
いつもわーわー言いながら走ってる場所を上から見るのは気分がいいのですよ。
これだけでも来たかいがあったというものです。

ビーナスラインの大ヘアピン。
写真では迫力が伝わらないけど車やバイクが走ってる様子が良く見えます。
しかも、
車山付近は航空機の通り道になってるようで、何回も頭上にクロスする飛行機雲を見ることができました。
大空の青を背景とした白い×印はなんだか不思議な感じがしますな。

車山山頂から見た空。
このバッテンが何個も見ることができました。
時間が良かったのかね?
登山道わきにはレンゲツツジやニッコウキスゲが咲いているし。
散策するには梅雨の晴れ間は最高のシーズンかもしれません。

ニッコウキスゲ。
シカの食害除けに電気柵張られまくり。
バイクや車の排気音が響きまくる

ワタクシが今まで登った他の山ではこういう音を聞くことはありません。
山のすぐ側が交通量が結構ある路なので音が反響するのかもしれません。
バイクや車の排気音ってうるさいのです。
山では遠くまで反響するので遠くまで爆音が響き渡ります。
内燃機関である以上、全く無音にはできないと思いますが、
少なくとも車検に通らないような爆音のバイクや車は嫌悪感しかありません。
最近、その手の違法改造について取り締まりが強化されているようですな。
※住民や一般利用者の通報があまりにも多いのでバイクや車が集まるような場所で強制取り締まりが始まったようです。

車山からビーナスラインはこれ位はっきり見えます。
爆音がひっきりなし。
みんなマフラー交換しすぎ。
バイクや車の社会的ポジションを上げたいとか、高額すぎる維持費や税制を考え直してもらう前に、
現ユーザーが法律やルールを守ってないとその手の問題解決を議論する土俵にすら上がりにくいものですよ。
このままでは、バイクや車を趣味とする人を対象にさらなる増税やペナルティが課せられる可能性すらあります。
政府は多くの一般人にとって「なんかヤダ。」「圧力掛けてもいい。」というものから課税していくんですよ。
※タバコがそうですね。
初夏の風が渡っていくニッコウキスゲやツツジの咲く高原を散策中に遠くから内燃機関の爆音が休みなく響くのです。
団体のバイクの爆音なんてずーッと途切れなく響きます。
爆音を発する車やバイクは山に登るような健全っぽい一般人たちを敵に回すには十分です。
しかも。
その一般人の多くは全国からやってくる観光客でSNSで情報拡散する広報委員会みたいなもんです。
「ビーナスラインは最高に綺麗だけれど、爆音がうるさくて興ざめ。」
とかSNSで拡散されちゃうのです。
綺麗な景色に響き渡る爆音。
せっかく鳴いている小鳥の声が聞こえにくいレベル。
※この時は鶯が登山道のすぐそばで鳴いてました。
非常にもったいない。
山だから余計内燃機関の爆音が響き渡るんですよ。
ヘアピンに向かうへたくそなアクセルワークがわかっちゃうくらい排気音が響き渡ります。
当倶楽部に所属する車やバイクはほぼ純正の排気音しかしませんが、なんか肩身が狭いのよ。
車山頂上ではバイク乗りの恰好してる人はたくさんいましたが、同族として爆音バイクをどう思ってるんですかねえ。
そのうち、
ビーナスラインでも取り締まりが始まるかもしれませんよ。
なにせ、
「日本有数の車やバイクが集まる場所。」
ですからね。

ビーナスラインの工事の信号で白バイに追いつく。
マジで白バイも走ってるしね。
まとめ

多分、天気のいい早朝ならもっと景色が良いハズです。
しかも、バイク乗りの装備でもリフト使えば山頂までのアクセスが非常に楽な山です。
せっかく来たんだから走るだけでなく見ておいたほうが得ってものです。
この度、初めてビーナスラインの代表的な山である車山に上ってみました。
駐車場から登っても本格登山というよりトレッキング的なルートでした。
※車山高原側からならセローなら普通に登れそうです。
体力に自信がある人は自分の足で登ってみるのもいいでしょう。
そして自分の体力のなさを再確認するのです♪
※こういう機会でもないと普段の生活では自信の体力のなさを実感することは多くないです。
完全な登山装備は必要ないですが、それなりの靴や装備は持っていくほうがいいと思います。
リフトを使えばあっという間に頂上まで行けてしまいます。
ほとんどのバイク乗りの皆さんはリフトで頂上まで来てたようです。
もしサンダルでドリンク携帯してないなら大人しくお金払ってリフトで登りましょう。
※バイク用の装備でも行けないことはないですが山を舐めると痛い目に遭うと相場が決まっています。
リフトは片道だけ、途中まで、という切符の買い方もできるようです。
その辺は体力と予算と時間を考えた上でセレクトすればいいと思います。
車山山頂から見た景色はビーナスラインを含めてどっちを見ても絶景で本当に綺麗でした。
しかも。
地上では35度を超える地点もあったようですが車山の山頂は1927mもあるので非常に涼しいのです。
暑い季節はこの涼しさがありがたいのです。

車山にはレンゲツツジがたくさん咲いていました。
心の洗濯には非常によろしい。
ビーナスラインは走行するのも楽しいですが、たまには山に登ってみるのもいいものでした。
何度もビーナスラインを走ってるワタクシですが、
車山に上ってビーナスラインの良さを再発見して得した気分です。
だからと言ってこういう日に調子に乗ると日焼けするのです。
やはり山登りには長袖は必須ですなぁ。
ワタクシも思いっきり日に焼けてしまいました(´;ω;`)
※↑山を舐めているとこういう目に遭います。
長野にはこういう山がたくさんありますな。
車山は長野市のはずれにある当倶楽部からだと朝一で町内会の公民館の清掃をしてからでも余裕で日帰りできるくらい気軽に登れる山した♪

車山は簡単に頂上まで行けるけど1927mもあるのだ。
画像のGARMINの右下が標高ね。
こういう成功体験があると「次はどこの山に登ろうかね。」という気にもなるってもんですな。
※加齢で体力的に厳しくなる前にできるだけ山には登っておきたいのよ。