それも一台だけでなく結構みんな白煙吐いていたりします。
これってどういうことなのさ?って思ったことないですか。そうですか。
ワタクシは気になったことがあって調べたことがありますよ、って話です。
4stなのにマフラーから白煙が出てる
4stはガソリンのみを燃焼させるため、白煙は出ないのでは?
でも実際に出てるよね、白煙。
どういうことなのか?
たまにマフラーから大量の水を排出しながら走ってる車がいますね。
なかには水をジャバジャバ排出して走ってる車もいますが、
水が大敵なハズの機械なのに大丈夫なんだろうかと思ってしまいます。
が。
実はガソリンエンジンは稼働する際に排気ガスと同時に水も排出するんですよ。
化学式とか細かく詳しいことを書き始めると本題から外れすぎるので割愛しますが、
ガソリンが燃える時に水が出るのは事実なのです。
※当ブログより詳しく解説してくれるサイトなんて山ほどあるのでそちらを参照したまへ。
というわけで。
当記事のお題の「白煙。」は多くの場合、水蒸気だったりします。
「エンジン内部で発生した水分がバルブからエキマニを通ってマフラーに行く間に、
水蒸気となって排出されているので白煙が出ているように見える。」
ということなのですよ。
基本的にはエンジンをぶん回していれば水分は、
ため、マフラー内に残ることはないのですが、
となるとマフラー内に水がたまりがちです。
といった状況ではマフラー内に水が残りやすいということです。
エンジン内部に水が浸入してなくても意外と水が発生するのです。
※水が入ったら大ごとです。
だからっつって。
水分が機械の内部にたまってるのはいいことではありませんよ。
水分は金属部分の錆を誘発するし、樹脂部分を劣化させたりもします。
水分は排気ガスの通り道をふさぐ形になり、排ガスの通りを悪化させます。
※異音の原因がマフラーに溜まった水だった、という話もあるくらいです。
なので。
水分の排出だけでなくカーボンとかも輩出してくれるので、
たまにはぶん回してあげた方がいいんですよ、エンジンってのは。
※法定速度を軽く超えちゃう馬力が出たり、燃費に影響したりするのでなかなか難しいんですがね。
一度発生した水は一度冷えると、なかなか抜けないんですよ。
オイルと混ざっちゃったりするからです。
エンジンのオイルフィラーキャップの裏側に乳化したヘドロっぽいものが付着することがあります。
※オイルレベルゲージに付着することもある。
これ、エンジン内部で発生した水がエンジン内部で攪拌されてオイルと混ざったものです。
エンジンで発生した水分はマフラーにたまるのはもちろん、
エンジン内部で激しく攪拌されることでオイルと混ざり合って「乳化。」してしまうことがあるんですよ。
乳化はおこしたオイルは本来の性能が著しく低下します。
具体的には潤滑や冷却、金属表面を保護する力などが弱まってエンジンの摩耗や汚れの原因になります。
そのまま放置すれば、スラッジの発生や内部腐食はもちろん、エンジンがお釈迦になるリスクがぐっと上がるので車やバイクの寿命が短くなるのだ。
※乳化が激しくなったらほぼ廃車です。中古でも売れないしね。
こんな記事もあります▼
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実は当倶楽部のアバルト595コンペでフィラーキャップ裏に乳化したオイルが付いたことがあるのだけれど、
速攻でオイルとオイルフィルターの交換をしましたよ。
※即座にクーラントの減りをチェックしました。減ってなかったので結露が原因と判断、というながれです。
乳化も軽度な場合はオイル&オイルフィルターの交換くらいで問題ないと思うので、
オイルのチェックは頻繁にした方がよかろうと思います。
※車趣味なら月一程度のサイクルでオイル量と状態を把握するのは基本だと思うんですがどうなのだ?
ちなみに・・
オマケに書いておきますが。
結露的なわずかな水分と違い、エンジン内部にクーラント(冷却水)が漏れてオイルと混ざると大ごとです。
冷却水が異常に減る場合、こういうことも疑いましょう。
昔の2stのエンジンのようにウォーターポンプの軸のシールだけを隔てて、
ミッションオイルが回ってるような構造だとよく起こります。
※シール交換も大変なのよ。
YAMAHA DT200WRの場合、
ウォーターポンプのインペラの軸がやせてオイルとクーラントが混合されちゃうということがありました。
エンジン内部で激しく乳化が進んだと思われ、
オイルと水の混交物であるコーヒークリームみたいなのがミッション内部に満ちていました。
清掃が大変だった記憶があります。
※結局、ミッション周りを分解して清掃しました。
このように乳化が進んで酷くなるとエンジン自体を分解しないと乳化したオイルが取れないなんてことも起こりうるのです。
エンジンオイルと水が混ざる乳化は頻繁に起こるので、軽微な段階で対処しておいた方がよいと思うよ。
内燃機関は冷却以外の水分は基本的に不要なのですよ。
それでも。
エンジンに水が回っている水冷は常にオイル乳化のリスクがあるのです。
※エンジンは空冷でいい!冷却水なんていらん!と最後まで言い張った本田宗一郎氏の言い分は確かに一理あるのです。
白煙は水蒸気かオイル煙か?
排ガスからの白煙は全部が全部水蒸気というわけではないのです。
オイルが燃えてマフラーから白煙を吐いている場合もあるのですよ。
すると4stエンジンでも燃焼室にオイルが混じってガソリンと一緒に燃焼することがあります。
これも白煙を原因になります。
普段はガソリンだけが入る燃焼室にオイルが残って、一緒に燃える時に白煙を吹くというわけですな。
※微量のオイルが残るくらいならそれほど白煙は出ないんですがね。
いわゆる、オイル下がりとかオイル上がりとかそういう現象です。
と発生します。
どちらもエンジン分解の知識とスキルがない場合はショップ行きですが、対応する場合は相応の料金を覚悟しましょう。
※そもそもそういう修理を引き受けてくれるショップは最近激減してると聞きますが。
オイル煙は水蒸気と違って排気ガスの匂いがオイル臭いです。
マフラーエンドに手をかざして排気ガスに触れるとべとつくのがオイル煙です。
白煙を吐くのが特徴だけれども複合的な要因に寄ることもあるので一概にそうも言えないのです。
実際にエンジンを開けてみなきゃわからないのですな。
傾向として。
設計の古いエンジンはピストンリングのクリアランスが広めなのでオイル上がり気味だし、
使い込んだエンジンはバルブシールの密閉度が下がってオイル下がりしがちですな。
※どっちもオイルが漏れてるわけでもないのにオイルが減ります。
いずれにせよ。
オイルが燃えてる2st以外のエンジンからオイル煙をはく状態というのはよろしくない、ということです。
オイルにはいろんな役割があるので減るとろくなことがありませんよ。
※昔乗ってたZ2でツーリング中にオイルが異常に減ってオイル缶携行しながら東北一周してきたことがあるワタクシです。
ちなみに・・
シリンダヘッドを潤滑したオイルがシリンダーに落ちないようにしているのがバルブシールです。
バルブシールが劣化するともれなくオイル下がりが発生してエンジンからオイルが燃えた白煙が出ます。
製造から30年も経過すれば、走行距離や維持状態に関係なくバルブシールは大往生ですよ。
※流行りのZ1系でもオイル煙吐き出しながら乗ってる人多いよね。
華奢なゴムというかビニール系の樹脂パーツで単価は比較的安いです。
※でも8バルブなら8個、16バルブは16個必要なのでそれなりにお金はかかるのだけれど。
この華奢なパーツを交換するためには、
シリンダーヘッドはもちろんバルブまで外さねばならないため、ショップに頼むと結構な工賃を請求されます。
※素人でもエンジンをバラすのはできるのよ。元通りに組めないだけで。
オイル交換の頻度が低かったり、低品質のオイルを使ってたりするとこのパーツの劣化が早まるのです。
この辺はオーナーのメンテナンス次第で全然変わってきますがね。
当ブログでは何度も書いていますが、内燃機関にとってオイルってかなり大事なんですよ。
純正マフラーには水抜き穴がある
あんまり知られていませんが。
雪や道路凍結のため長い間出かけられず、
性能維持のためにエンジンかけてもアイドリングばかりしがちな雪国のバイクにありがちな話ですが、
エンジンかけてる車体の下に水たまりができることがあります。
ワタクシも初めて小さな水たまりができたときは、冷却水の漏れを疑いました。
でも匂いも色もありません。
明らかに水です。
※クーラントは毒性が強いので色と匂いをつけなきゃいけないらしいのよ。
これは水抜き穴が正常に機能している証拠ですな。
水抜き穴はマフラーのどこに空いてるか車種によります。
穴がない車種もあるかもしれません。
穴があっても錆やゴミで詰まってる個体は結構多いと思います。

VT250FH。
VT250FHの場合、集合部の先の下側に空いています。
詰まってる水抜き穴は針金当でほじれば導通することもあるのですが、
下手に水抜き穴をほじって排気漏れがひどくなったりしても困るのでエアブローが無難です。
※さびてぐずぐずになってるマフラーは何やっても駄目なんで交換するしかないんだけど。
当倶楽部のZ1-RのKERKERのサイレンサーには水抜き穴がないうえ、防錆対策もしてなかったので内部がすごいことになっていました。
プロの手を借りて修繕したのですが反省しきりです。
※たまにサイレンサー分解して乾かした方がいいみたいです。
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マフラーの下にちょっとした水たまりができるのは、効率よくガソリンが燃えている証拠なのです。
が。
やはり機械の中に水が溜まるのはうれしくありません。
※アイドリング中に聞きなれない音が前方シリンダーのヘッドあたりからしてたし。
なので。
エンジンをぶん回して水分を排出しておきます。
※マフラーからは水蒸気の白煙がそれなりに出ます。
多少なら水がマフラー内にたまっても、
ただちにトラブルにはならないだろうけれど気持ちの問題です。
水分と金属なので腐食するのは確実だし、できるだけ水は車外に排出しておきたい。
※純正マフラーはこの辺が社外品とは比較にならないくらい丈夫です。
聞いたことないけれど、
冬にマフラー内の水分が凍って別のトラブルになるかもしれないしね。
※最近のマフラーのキャタライザーの網の目が詰まったりしそうだけど大丈夫なのかね?
一応、車もバイクもその手の水分については対策してあるんだろうけどね。
ちなみに・・
リプレイスマフラーに水抜き穴はないと思っていいようです。
社外品のリプレイスマフラーは 嘘か誠かは定かではないけれど 性能アップを謳っていますが、
公道で一般市民が使うように設計されたものが少ないです。
爆音マフラーから水が滴ってるとか最高に格好悪いけれど、
現行の車やバイクで公道で高回転域をキープできるような腕があるライダーはほとんどいないのです。
※すぐ捕まるしね。
基本的に社外品のリプレイスマフラーは、
というような設計思想っぽいです。
基本的に車やバイクの改造は純正パーツが手に入らなくてどうしようもない場合を除き、
「改造は百害あって一利なし。」
なんだけれど、中でも高価なマフラーのカスタムはほぼ全く利点がないと断言しましょう。
※軽量化にはなるけれど費用対効果と耐久性とリセールバリューと捕まるリスクと車検に通らない手間を考えればコスパは最悪ですよ。
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冬は結露しやすいため、マフラーから水蒸気が出がち
排ガスに含まれる水蒸気がマフラー内で急激に冷やされると水になって溜まることがあるのです。
気温の低い冬場で近所までしか乗らない場合、
エンジンが想定の温度まで温まらないまま走行を終えることは十分にあるのです。
こういう使い方が続くとエンジン内部で発生した水が蒸発せずに残ります。

白煙出てる。
冬の朝は前後左右の車から盛大に白煙が出てるのだが、
携帯の写真ではなかなか煙が写らんもんだな。
再度書くけれど、エンジンは燃焼過程で必ず水分が発生します。
そのため、
メーカーは多大な費用をかけてエンジン内部で発生した水分を車外に排出する設計と構造になっています。
それでも。
外気温の低い冬はやってきます。
そんな気温でダラダラと走る短距離走行ばかりしてると
様々な要因で水分がエンジンやマフラー内部に残ることになりがちです。
内燃機関で発生した水蒸気は外気で急激に冷えるとエンジンやマフラー内部で結露する、ということです。
ちなみに・・
夏の車の下にも水たまりができますな。
あれはエアコン(クーラー)関連の水ですよ。
除湿で出た水分やエパボレータ周りで湿度の高い空気が急激に冷やされて結露したものです。
当たり前ですが大容量のクーラーほど多くの水を排出します。
エアコン付きの車にはドレンホースがちゃんとついてるはずですがホースがゴミやカビなどで詰ることがあります。
配管が無理な角度に曲がるとすぐ詰まります。
こうなると車内が匂ったりしますよ。
真夏の車のエアコン回りは常に水っぽいのです。
窓を閉め切って空気を内部循環させてチンタラ走ってるとエアコン周りも室内も乾燥しないまま長時間経過することになります。
そうなるとすぐカビます。
たまに窓全開で換気しながら走ることをお勧めします。
※長野は夏でも窓開けて走れる場所が多くて幸せなのだがみんな窓閉め切ってるのが不思議。
エアコンフィルターを交換してもドレン配管周りとかカーペット裏とかスゴイことになってる車は結構多いです。
このカビまみれの空気が原因で「車酔い。」する人は割と多かったりします。
数年単位でエアコンフィルター交換したことないとか問題外です。見たら気持ち悪くなるくらい汚いです。
車の車内ってミクロの単位で見ると、とんでもなく汚かったりします。
※カーペットとかすさまじく汚れています。 神経質な人ほど見ない方がいいです。
まとめ
しばらく高回転を使って走りまわれば解消するはずです。
ただし、オイルが燃えている場合や冷却水が混ざってる場合もあるということです。
長く乗りたいならたまには確認しましょう。
本来なら一流のメーカーが設計した車やバイクのエンジン内部で発生した水分は、
排出されるはずなのです。
「ちょい乗りの街乗りが中心。」という車やバイクの使い方をしているとマフラーから水が出たり、水蒸気が出たりします。
特に冬場はその傾向が強めです。
特に低回転ですぐに変速するAT車は水が溜まりやすいとも言えますな。
※その原理から言うと「設計上、エンジンの停止と始動を短時間でしかも高回転を使わずに繰り返すハイブリッド車は・・。」ということになるのよ。
冬場の水蒸気や水分排出の対処法として、
を短いサイクルで行うのがよいらしいよ。
水が溜まり続けると純正マフラーでさえも錆びて崩れ落ちるからね。
当倶楽部のラパンSSも軽トラも純正マフラーに穴が開いて純正マフラーに交換した経緯があるのだ。
※社外品とかリプレイスマフラーは鉄板が薄いのですぐ穴があくよ。
車やバイクを長持ちさせたければ冬場の使い方も重要だということですよ。
そして。
「オイルの状態。」はマメににチェックしておきたい。
とりあえず。
月一程度はエンジンのオイルフィラーキャップを開けてみよう。
裏に乳化したヘドロっぽいものがついてたらエンジン内部で結露が起こったということです。
※クーラントが漏れてエンジンオイルと混ざってたらさらにやばいです。
意外と新しい車でもキャップの裏に乳化したオイルが付いてたりするもんです。
エンジンオイルの乳化はエンジンの寿命を早めますよ。
忙しいかもしれないけれど。
通勤時に意識的に遠回りして少なくとも30分以上連続で走行して、
といった行為をオーナー自身が行うしかないのです。
これはバッテリーの延命、というか長寿命化にもいいんだよ♪
※USBなどの追加の電気製品使いまくってなければ、だけど。
・・とはいってもみんな忙しいからやらないよね。
実はこのような運用はエンジン内部の結露でオイルを水が混ざる「オイルの乳化。」の予防のもなっていいことづくめ。
ちゃんと動かしてる車やバイクの方が寿命が長いのはこういうことだったりするんですよ。
※ガソリンがもったいないとかいう人いるけれど、エンジンが逝ったらその何十倍もの出費になるよ。
それでも。
マフラーからじゃぶじゃぶ水が垂れ続けるようならどこかに問題がある、と思った方がよろしい。
割と重大なトラブルを覚悟しましょう。
だから普段からのオイルや冷却水のチェックが大事なんですよねえ・・。
この手のトラブルが発生してた場合、
乗り換えた方が安い!なんてことも普通にあるので愛着がないなら動いてるうちに手放すのは大いにありです。
※今どきの車やバイクはちょっとしたトラブルでも素人がどうにかできるレベルではないことが多いのですよ。
廃車になったら二束三文どころか廃車料金取られますよ。
既に車やバイクは資産です。
その資産を守るにはオーナー自身の手間と心構えと自分の乗り物に興味を持つことが必要だってことです。
なんでもお金払って人任せにして、当人が思考停止になってるのは格好悪いと思うのですがどうか?
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