- 突然の路上ストップ
- 消耗品が増える
- イタズラに気を遣う
等気が気じゃないです。
趣味車を持っていると必要になるのが足車です。
車趣味の人の多種多様な足車を見てきましたが色々考え方があって面白いです。
当記事の目次
趣味車を足車にするのはもったいない
駐車場の確保が難しい都会ではまず無理ですが田舎ではこのスタイルが普通です。
趣味車を普段使いするのは凄く素敵ですが、とにかくもったいないのですよ。
今どきの車は完成されすぎててあんまり趣味車になりません。
※オイル交換すら自分でやるとディーラーの保証外になりかねませんし。
そんなわけで、
趣味車はディーラー保証なんか何時の話?っていうくらい古い車が多いです。
当然古い機械ですので、不具合もたくさん出てきます。
その不具合は、
いちいちオーナーが対応しなければなりません。
※ショップに任せるとお金かかりすぎてイヤになりますよ。それに自分で直せないと遠出が
出来なくなります。
古い機械は壊れるもの
車を構成している部品の素材は金属とゴムと樹脂と油脂です。
- 錆
- 消耗品
- 経年劣化
- 弄り壊し
その他もろもろの理由で車は壊れていきます。
それを、
愛情と情熱というオーナー自身の献身的な奉仕で乗り越えるしかないんです。
こういう全く金にならないことが「遊び」なわけで。
旧車の維持関係では泥沼状態ですら楽しめる精神力が鍛えられます。
もちろん、何も残らない可能性もあります♪
古い車は部品がないことがある
メーカーからの部品供給がストップすることは珍しい事ではありません。
メジャーな車であれば
- 部品は再販されたり
- サードパーティが作ってくれたり
- 海外に在庫があったり
- オーナーズクラブが独自で作って会員に分けたり
ということは結構あります。
ただし、
マイナーな車や大衆車の部品は入手に苦労するはずです。
特に国産旧車は悲しい位部品がありません。
それでも、
現代はネットで情報検索できるので20年前より格段に整備情報や部品情報を入手することができます。
※これは旧車の維持という意味ではかなり大きいです。
古い外車
古い外車は海外にもマニアがたくさんいます。
生産終了して数十年経つ旧miniや旧FIAT500、VWビートルなんかの部品はかなり潤沢です。
ネットで海外の際とにかくセスして部品を個人輸入すれば結構手に入ります。
※品質は良くないこともあるんですが。
もしくは、
国内でも専門店に相談すれば意外に何とかなったりします。
それさえなければ普段使い出来る!(かなり強がり)
とはいえ、
趣味車には維持費が結構かかるのに変わりはありません。
趣味車に集中するためには、足車は出来る限り安く入手したいもんです。
そして、
適度に壊れない少しだけ愛着がわく車がベストです。
となると、
10年くらい前までの中古車が足車のターゲットになってきます。
ちなみに・・
ここ数十年の車は国産外車にかかわらず家電並み、下手なPC並みの電気制御ですので素人が手を出せません。
耐久性はある程度あると思うのですが、
一つの部品の不具合で不動車になる危険性がかなり高いです。
こうなると、
とんでもない対価を請求されることも少なくありません。
※ディーラーに持って行っても乗り換えを勧められたりします。
当倶楽部でいうと、
一番寿命が短いのは一番高年式なアバルト595コンペじゃないかと思ってるくらいです。
MT車なのでまだマシとは言え、ワタクシが直せる自信がない&部品供給に不安がありまくりです。
※一番寿命が長いのはすべてがアナログで部品がまだ普通に出るロータスじゃないかと思うんですが。
新車を足車にできるほど裕福じゃない
でも、
軽自動車でも新車では200万円という値段が付いている現代です。
新車なんか買ってる余裕はないのが普通の日本人です。
新車買っても、15年も乗ればいい方なんじゃないですかね?
※去年位の統計では、日本人は新車購入後、買い替えまでは13年らしいです。
よほどの趣味でマニアが欲しがるような車種でない限り、
新車価格が200万円でも500万円でも手放すときはほぼゼロ円です。
ヘタすれば、廃車手数料を請求される勢いです。
※車買取業者が頑張ってくれていますので完全ゼロではないにせよ。
となれば、
中古車買って乗りつぶす方がお得です。
200万円の新車で13年
50万円の中古車で5年ごとに乗り換え
としてみれば、
中古車の方が得な気がします。
ならば、
車体を安く入手して乗りつぶしたほうが得ってもんです。
※維持費次第ですが。
ワタクシが思うに、
現代の高価な新車を買うのはよほどのお金持ちです。
※シルビアが180万円くらいだったころなら、頑張って新車買おうと思う気もあったけど。
それほどまでに、車は減価償却率が高すぎます。
特に、外車の新車なんてナンバー付いたら価値は半分、と言われています。
いろんな意見がありますし、誤解を招くかもしれませんが、
新車ってかなり損
な気がします。
ちなみに・・
当倶楽部のアバルト595コンペですが、訳あってMAZDAのディーラーに整備をお願いしています。
2016年式なので、まだまだ新車と思っていましたが・・
結構綺麗で4万キロ走ってませんが下取り価格は・・悲しい額でした。
定期点検で持ち込んだ際、MAZDAのディーラーマンに、
値段が付くうちに買い換えたほうがいいですよ
とあっさり言われました♪
※下取り価格がものすごく安いのには笑いました♪
やっぱし、フェラーリは一度自分で乗ってみたい。維持できないけど。
アバルトは趣味車に近いので、
年式で杓子定規に算定されるディーラーの下取り価格よりは高く売れる自信がありますが・・
そんなもんらしいですよ、外車の中古車なんて。
※外車の新車を買うのが本気で馬鹿らしくなりますね。
とはいえ普通の大衆車じゃつまらない
とはいえ、
中古車探しは一期一会です。
出来れば、
MT車が欲しいですよねえ・・
出来れば、
ちょっとスポーツ系の車が欲しいですよねえ・・
出来れば、
エアコンは欲しいですよねえ・・
※趣味車にエアコンが付いてる人はそう多くはないので。
これが現実ってやつか・・
こうなると、
中古車は一期一会なので長期戦の覚悟が必要になります。
ネットや仲の良い車屋さんからの情報を頼りに自分で判断しなきゃなりません。
※普段からの人付き合いがモノを言いますな。
本末転倒にならないよう
足車に凝りすぎると、本末転倒になる危険性があります。
調達した足車が面白すぎて趣味車に昇格しちゃって、
もう一台足車を!
みたいになったら泥沼です。
何事もほどほどがいいんですよ。
※そういう人を何人も見てきたので。
10年落ちくらいの面白そうな車を探す
気長に足車を探す際にはたまに「ガリバーフリマ」のサイトを覗きに行くことをおススメします。
何でもいいのですぐに車が必要だ!
という場合にはディーラーや仲の良い車屋さんの紹介の方がいい場合もありますが、
「ガリバーフリマ」はヤフオクでなんか車を探すより確実に楽しいです。
※値段が無駄に吊り上がっていかないのがよいです。
- 市場流通価格よりも
- ヤフオクよりも
モノによっては安いです。
蚊走行者が多めですが今どきの車か機械的には10万キロくらい余裕で走ります。
壊れるのは、機械系よりも電気系です。
余計な電子制御が付いていない車種の方が壊れません。
※中古車を探すときのポイントでもあります。
ガリバーフリマ
TVのCMでもやってる「ガリバーフリマ」
もうヤフオクには、ショップ系出品者も個人系出品者も掘り出し物はほとんど出てきませんよ。
ヤフオクよりかなり安全です♪
売りっぱなしのヤフオク案件には、お買い得感はほとんどないです。
※車でノークレームノーリターンとかシャレになりません。
ガリバーは一応名の通ってる会社ですし、保証もつけてくれます。
ガリバーフリマは外車が安い
外車は見栄を張れる分、維持費はそれなりに高いので覚悟はした方がいいでしょう。
ヘタすれば不具合があっても中古車の場合はディーラーが見てくれないこともあります。
※維持に悩んで前のオーナーが手ばなしたということも考えられます。
英国車党のワタクシにとっては、イタ公がまた増えるのは困る。
カイエンって、新車でいくらだっけ?
それでも、
こんな価格で外車が買える!
という買い得感はありますな。
BMW1シリーズが10万円とか、もう新車の価格って何なんだろう?って感じです。
まとめ
特に田舎では、足車は必須です。
新車の足車は無駄なので、中古で激安の好きな車を買えばいいじゃん、って話です。
ワタクシも足車を探す時期が近いかもしれません。
現在の足車「ラパンSS 4WD MT車」はあと何年乗れるかわかりませんが、
極力意地で直すつもりです。
※ラパンですら素人が手を出せる場所は限られています。
ボディ全体を再塗装しているので見た目はかなり綺麗です。
とはいえ、
古い軽を一年を通して使い倒しているので劣化部分もあります。
錆はひどいしボディが朽ち始めています。
※クラッチワイヤが切れて会社に遅刻したこともあるしねえ♪
ラパンSSは廃車になるまで乗ってやることがこの車に対するワタクシの愛情であり、手向け
になると思っています。
それでも、
廃車にするときは泣いちゃうんだろうな・・
暇なときに酒でも飲みながら「ガリバーフリマ」を見つつ、ああでもない、こうでもないと検討するのが関の山ですねえ。
少なくとも、ヤフオク見てるよりはるかにワクワクしますよ。
※あまりの安さに(笑)