昔は、何でもかんでもツーリングネットやストレッチコードでバイクに括り付けてたもんですが。
最近のタンデムシート形状が全く荷物運びに向かないバイクも「荷締めベルト。」を使えば楽になる気がするのです。
バイクの荷物の固定はどうしてる?
何せ、大昔からこの方法なので、この手のアイテムはたくさん売られています。
でも、バイクへの荷物搭載はそれこそ人それぞれなのですよ。
一番メジャーなのは「ツーリングネット。」や「ストレッチコード。」を利用してバイクに荷物を積む方法ですね。
要するに「ちょっと高級なゴムひも。」で括り付ける方法ですね。
お気楽にお手軽なので昔からある手法です。
恐らく、もともとはチャリとか軽トラとかのゴムひもだったのではないかと思うんですよ。
※昔は網目がない薄手の幕みたいなツーリングネットもありましたね。
ここから、いろんなツーリングネットが検索できます。
妙に安い奴
あんまり安いツーリングネット系はおススメできません。
※ちゃんとしたメーカー品はフック部までちゃんと設計されているのです。
100円均一でも似たようなゴム紐売ってますが、あっという間に伸びます。
※荷物落としまくりますよ。
有名メーカーの高い奴
どうせ買うならちゃんとしたツーリンググッズメーカーの物がハズレがないです。
普段はシート下に格納してるのだ。
という傾向があります。
※多少高くてもちゃんと名の通ったメーカーのものがいいですよ。
高いったって、そんなに価格差はないです。
当倶楽部はこのストレッチコードタイプも重宝しております。
多分、3本目。
確かに、
ゴムなら伸びるのでシートの幅やシートカウル形状の影響を受けません。
車種を問わず使えるので結構重宝するのは確かです。
ちなみに・・
ツーリングネット系はゴムひもを糸状の繊維で覆っているものが多いです。
この繊維部が結構汚れを吸うのですよ(笑)
雨天時のツーリングや林道ツーリングなんかの後はすさまじく汚れますので、たまに洗いましょう。
※洗うと泥水が(´;ω;`)
特に2st乗り。
オイル汚れで酷いことになっていますね。
高級なツーリングネットはなまじ丈夫なので数回の洗浄に耐えます。
でもね。
色が落ちるのですよ、特に赤(笑)
高級品でも10回も洗えば、 HONDAの赤い車みたいに すすけた色になっちゃいます。
※コレが貧乏くさい。
洗うと色が落ちて貧乏くさく見えても洗ったほうが良いよ。
ホントに 汚い 汚れているので。
ツーリングネットはゴムなので固定は甘め
目の前でネットから荷物がはみ出して落ちたのを見たことが何度もあります。
ワタクシもキャンプの買い出し時に、ツーリングネットから缶ビールを落として泣く泣く諦めたことがあります。
※アルミ缶ってのは走行中のバイクから落とすと裂けることがあるのです。
その程度の価格ならまだ笑えますが、お高いものを落としちゃったりするとシャレになりませんな。
大学の時、友人D君がバイクでの通学中に教科書一式を丸ごと落としてきて 死ぬほど笑ったのですが 一緒に探したら道路わきにそのまんま落ちてて無事回収できたというラッキーなこともありました。
※大学の教科書は高いし、教科書持ち込みじゃないとテストの対応できないので、D君は顔から血の気が引いていたのを思い出します。
ツーリングネットは大判を
大きめのツーリングネットなら二重にして使えたりもするのです。
フックを増設して、折り返して使ったりもできますな。
コンビニ袋の荷物を搭載する場合、
※キャンプ時の買い出しには絶大な効果があります。
田舎はツーリング中に野菜買ったりするのでな。
もっと荷締めベルトを活用してはどうか?
これとツーリングネットやストレッチコードを組み合わせれば最強です。
ホームセンターの薄緑の荷締めベルト、安く売っていますな。
こういう奴です。
高くても1000円くらい。
※ネットでまとめ買いするととんでもなく安い(笑)
これを買ってきて
するのですよ。
嫁は色が気に入らんと申すが。
こうすることで、
ゴムのネット類にかかる負荷を軽減できます。
キャンプ道具などの大荷物を運搬する時は絶大な効果があります。
タンデムベルトがないバイクの場合、
荷締めベルトをシート下やフレームなどににくぐらせてタンデムベルトっぽくして、ソコにもう一本荷締めベルトをかければよろしいのです。
荷締めベルトを二本使うこの方式だと荷物の搭載位置を前後に調整できる。
とはいえ、
荷締めベルトだけで荷物は固定しない方がいいです。
ネットと併用することで、荷物が横方向にすっぽ抜けるという事態を防げます。
荷締めべるとと似たようなアイテムにはこんなのもあります。
せかっくなので覚えて飲み屋で語って 嫌われて ください。
ラチェット式
ラチェット式でかなりきつくテンションを張れるのがラチェット式の荷締めベルトです。
当倶楽部では「薪運搬。」時に大活躍してくれています。
でもバイクのツーリングには大げさですな。
とまあ、いいことはなさそうです。
荷締めベルトに比べるとちょっとかさ張るしね。
ただし、結構安いので 使い道を思いつける人は 持っておいてもいいかも。
強烈なテンションをかけられますので調子に乗るとバイクの荷掛けフック部が壊れる。
タイダウン
バイクを軽トラなどに積む際に引っ張って固定する【荷締めベルトの強化版】みたいな奴です。
当倶楽部では軽トラでの「バイク運搬。」「薪割り機運搬。」で大活躍してくれています。
これもバイクのツーリングでは大げさすぎますな。
思いっきり引っ張る際にバイクを転ばせそうですし。
フック部がごつくてバイクに傷つけそうですし。
ただし、思ってる以上に安い。
ばいくをトランポで運搬するなら必須のアイテム。
ツーリングには大げさかも。
タイダウンストラップ
要するにバイクのフックポイントを増やせる紐です。
フレームなどに巻きつけて使います。
古くはバイク便の皆さんが箱の固定に使ってた記憶があります。
フックポイントの少ないZ1-Rのようなバイクにはうってつけです。
ただし、
無くしやすい。
ワタクシは二回くらい無くしましたが 使い勝手が大変よろしい。
でも荷締めベルトに比べると割高感がありますな。
初めて見たときは目からうろこでした。
ただ、チェーンカバーがないバイクだとチェーンオイルで汚れがち。
もっとこの手の「強度のある化学繊維の製品を有効利用するとバイクの荷物積載の夢も広がる。」というモノです。
※いい方法を知ってる人は、教えてくださいな。
ちなみに・・
ワタクシは荷締めベルトと併用するツーリングネットは荷物の上に二重にかける主義です。
一番の理由は荷物を落としたくないからなんですが、更なる効果効能もたくさんあるのですよ。
一本は荷締めベルトと併用しての荷物の固定用です。
もう一本は緩めにネットをかけておき、
キャンプ時のサンダルとか、濡れても汚れてもいいもんを挟んでおくこともあります。
やっすいストレッチコードが伸び切って銀マットを吹っ飛ばした経験あアリ。
休憩時に不意に増えた荷物(お土産や産直野菜とか)をココに挟むと楽です。
※軽いものに限りますが。
ただし、
タオルを濡れたままここに引っ掛けておくと走行風ですぐ乾くんだけれど、汚れも吸うので超汚くなります。
※温泉入った後にコレやるとタオルは一発で雑巾になるくらい汚れます。
食べ物の場合はコンビニ袋で梱包後、挟めばいいのです。
※凄まじく貧乏っぽいですが、昔からのツーリングライダーはこれが普通です。
荷締めベルトは大抵長い
そりゃそうですよ、もともとはバイクの荷物用じゃないんで。
荷締めベルトを長めなまま生かして、二重に巻くという手もあります。
タンデムバーなどにくぐらせて、複数個所での荷物の固定なども可能です。
どうしても長けりゃ切ればいいんです。
切り口はライターなどで炙って、軽く溶かしておくとホツレません。
バイクにダッフルバッグの固定が楽ってありがたいよ。
荷締めベルトで固定してから、ツーリングネットでゆっくり最終固定するイメージ。
ただし、
いったん短くしちゃうと、ゴムと違って伸びませんので応用が効きづらい。
ワタクシも一度短く切っちゃって激しく後悔したことがあります。
短いよリ長い方が応用が利きました。
「長めなまま運用して、余った部分をきれいに束ねて結ぶ。」
のが正解な気がします。
※余った部分はきちんと結んでおかないと危険です。
まとめ
それもまたカッコいいんですが、小奇麗すぎるのです。
ツーリングバッグは確かに使い勝手が良く、見た目も綺麗です。
当倶楽部でも、IGAYAのキャンプツーリングバッグを採用しています。
これがまた素晴らしく便利で、ネットなどの固定具不要という親切設計です。
荷物積みすぎて、リアサスが沈んで車体が立ちぎみ。
こんな記事もあります▼
それでも、
昔ながらに「普段から使ってるダッフルバッグなどに荷物積めてツーリング。」という昔ながらの 貧乏 ツーリングスタイルも捨てがたいのですよ。
※人によって荷物の積み方にセンスが出てい面白い。ワタクシはすぐ荷物をゴミ袋に包むタイプ。さらに貧乏くさいがそれがいい。
と思ってる人たちは荷物の積み方というか固定方法を研究するといいですよ。
バイクごとに積載しやすいとか、シートの形が‥とかあるので自分で工夫するのです。
その際に、「荷締めベルトは良い選択肢。」だと思うんです。
安いし、場所とらんし。
特にロングツーリング時にはマジでおススメのアイテムでございます。
ちなみに・・
田舎暮らしが長くなり、軽トラにいろいろ積んで運ぶようになると必然的に荷締めベルト系が増えます。
昔ながらの人は、巧みなロープ術を駆使して荷物を縛り上げますが、荷締めベルトに比べると面倒くさいのです。
文明の利器があるならそれを使えばいいのです。
でも人生には正解なんてないのだ。
そんなお仕着せの青春なんて、大っ嫌いだ。
ロングツーリングには荷締めベルトを持っていくと重宝しますよ。
※キャンプ時の洗濯紐にもなるし。
何せ安い。
もっとみんな使えばいいのに♪
まあ、現在はツーリングバッグをバックルで固定というのが主流なんですけどね。