ツーリング 信州の生活

【個人がペットにしてるアルパカ】に会いに行くツーリング

アルパカちゃん。まだ子供でかわええ。

アルパカちゃん。まだ子供でかわええ。

 

ワタクシ
梅雨の晴れ間に小さいバイクでアルパカに逢って来ました。
ここのアルパカは個人が飼育しているのですよ。
そんな面白い人が居るならぜひ逢いに行かねばなりません。
※最近周囲の人たちが大人しくなりつつあるのでツマラナイ。
実際、アルパカの周囲にいる人は面白い人達でした。

 

バイクで「アルパカ。」に会いに行く

 

ワタクシ
南米の高地に住むラクダの仲間「アルパカ。」
見た目がかわいくて気が優しく大人気な動物です。

 

結構大きいのですが、基本的に気が優しく マヌケ面で かわいいのですよ、アルパカ。
標高が高いところに住んでいるので毛がモフモフしています。
※毛は高級素材らしい。

そんなアルパカは結構長野県内で飼育されているのです。
※塩尻のチロルの森は営業終了してしまいましたが。

長野県何の有名な営利団体としては、
八ヶ岳にはアルパカ牧場なんてものもあるし、スエトシ牧場にもアルパカは居たし。
長野県では、ふとした山の中にもポツリとアルパカ牧場的な施設を見つけたりもします。
※稼働してるかどうかはよくわかりませんが。

寒さに強い生き物なので長野県では飼いやすいのかもしれません。
※夏は凄く暑そうですが。

アルパカ牧場

ロータスで行ったら浮く浮く(笑)
スエトシ牧場

スエトシ牧場と言えばミニブタがたくさんいてかわええ。

その他にも個人でアルパカを飼育している人もいるのです。

え?!個人?

そう、今回訪問した先は「個人でアルパカを飼育している。」ところなのです。

 

【アルパカ】って個人で飼えるの?

 

ワタクシ
日本国内にも個人でアルパカの飼育している人は結構いるようです。
広島や山古志村の人が有名だそうですが全国に点在しているようです。

 

個人でも問題なく飼えるらしいです。
実際飼ってるのを見たし。

ちょっと画像が良くないがアルパカの小屋とセロー225W。

ちょっと画像が良くないがアルパカの小屋とセロー225W。


お手製の柵は結構適当です(笑)
ワタクシが手直しに来るかな。

まあそれなりにデカいので広い場所で飼う必要がありますね。

  • 放牧(?)する場所なども確保せにゃならん
  • 無農薬の食べ物などに気を遣う(ビワの葉が好きとは知らなかった。)
  • 勝手にエサをやりに来る人が後を絶たない(パンとかのどに詰まっちゃうらしい)
  • 移動は軽自動車のワンボックス(車いす使用のハイルーフ車に二頭のるらしい)
  • 生活の中心はアルパカになる(笑)
  • アルパカって結構高い(でも廃業するテーマパークで飼われてた個体とかたまに安売りするようです)
  • とにかくいろいろ大変そうです。

    それに地域のご理解が必要だそうですよ。
    ※それなりに生き物のニオイはしますし。

    多分、人間の子供二人育てるのと同じかそれ以上に大変だと思われます。

    それでもアルパカは大人気です。
    嫁が当日の様子をSNSにアップしたら軽くバズりました(笑)
    「アルパカ先輩、人気スゲエっす。」

    全国に個人でアルパカ飼育してる人が存在するらしいですが、そういう人たちは同じハードルを越えて今に至ってるとのこと。

    スゲエ。
    ワタクシの知らない世界だわ。

    そして、
    バットを振り切ってる人の人生は見るからに楽しそうです。

    しかも、
    飼い主は独身女性です(笑)

    飼ってるのは独身女性

     

    ワタクシ
    アルパカの飼い主は結構元気なお姉さんです。
    元有名企業にお勤めだったようですが病気が発覚したと同時に「アルパカと生きることに人生をスイッチ。」した思い切りのいいひとでした。
    TV番組「激レアさんを連れてきた。」に出てきそうな人でした(笑)

     

    女性一人だとアルパカの世話や柵などの施設の維持は実際に凄い大変だと思うのですよ。
    それに、
    わざわざ長野市からかなり辺境 と言っては失礼ですが に移住してまでアルパカ。
    生活が一変したとのことですよ。

    でも楽しいのが一番ですな。
    普通の価値観では絶対できない選択です。
    ※でも、これくらい変わってないと人生は面白くない♪

    アルパカ。意外とラクダっぽくない。

    アルパカ。意外とラクダっぽくない。


    人懐っこいが食い意地も張っている。

    当人はとても大変そうでしたが幸せそうでした。
    なんでもそうですが、幸せは人生悔いなく生きた人にだけ訪れるんですよねえ。

    ホームセンターコメリでカードで45万円も小屋や柵の材料買い込むなんて常人じゃありませんな。

    地域は概ね協力的

    若い女性がアルパカ連れて移住してきたもんだから、地域の人たちが協力的(笑)
    そりゃ、おっちゃんたちも嬉しかろう。

  • 農業教えてくれたり
  • 柵の作り方教えてくれたり
  • 小屋の作り方を教えてくれたり
  • 杭の打ち方教えてくれたり(※当日はこの道具を貸してくれる人が来てた)
  • するようです。

    ただし、
    勝手にえさをやりに来る人も絶えないとのことで、いろんな餌をあげないように張り紙が張ってありました。
    ※アルパカは変なもの食べるとのどに詰まらせて死んじゃうそうです。

    なので、
    今回訪問したアルパカを個人で飼育している場所は秘密です。
    ※お姉さんの写真も許可取ってないので肖像権もあり、公開自粛します。

    ただし、
    お姉さんがカットした無農薬人参はバクバク食べます。
    超かわええ。

    今度来るときは無農薬人参山盛りで来ちゃる。

     

    【アルパカ】は収益になるのではないか?

     

    ワタクシ
    人気者でレアで集客力の高い【アルパカ】ですので何とか収益につなげればいいのでは?と思ったのですが。
    そんなに甘くないらしいです。

     

    さすがに個人飼育のアルパカ様だけでは収益化は難しいそうです。
    ※お金とって見せたりするにはいろんな許可が必要らしいですな。

    ならば、
    地域ぐるみでいろいろ仕掛ければ・・とか思うのですが。
    当日、杭打ちの穴堀機を貸しに来てくれてた人は、都会の子供たちに木登りを教えてたりするそうですし。

    アルパカちゃん。もうニンジン残ってないよ。

    アルパカちゃん。もうニンジン残ってないよ。


    人懐っこ過ぎだ、貴様。

    無農薬の「完璧なたい肥。」を使って作る標高600m以上で作る野菜は虫(蛾の幼虫。種類は忘れました)が来ないし、やり方次第では生命力あふれる野菜になるのだそうですよ。
    それくらいいい所です。

    トマトってスゲエ

    話が飛びますが。
    たまたまアルパカ関係の手伝いに来ていた地域の農家さんが言う事には。

    「トマトって生命力が強いと集まってくるアブラムシの体液を茎の毛で吸い取って養分にする。」
    ようです。
    軽めのホラーですな。

    でもメチャメチャ美味いトマトになるそうです。
    ※水あげなくても問題ないとのこと。

    ただし、
    収穫時期は極端に短く、土作りに手間ばっかりかかるので採算取れないとのこと。
    ※時期を外すと味が極端に落ちるんだってさ。

    ワタクシはイタ公ではないですがトマトが大好きなので、「上手いトマトを売ってくれ。」と言ったのですが既に収穫分は予約済みとのこと。
    ※今度事前に連絡してから来い、と言われました。

    こういう地域のいろんなものを組み合わせたら採算取れそうな気もします。
    適度な田舎(スーパーもホームセンターも一応はある)なので暮らしやすそうですし。
    ※仕事さえあれば、割と自由な地域っぽいので移住してくる若者もいそうです。

    まあ都会からの観光者はド田舎を求めてやってくるわけで。
    「ド田舎すぎないという適度な土地。」なので逆にインパクトはないのかもしれません。
    ※都会のお客さんの極端な田舎のイメージからはだいぶ遠いし。

    うむ。
    難しいところですな。

    ちなみに・・

    某山陽地方で個人でアルパカを飼ってらっしゃる人は移動動物園的なことをして多少の利益を得ているようです。

    ランボルギーニ売って、アルパカとバスを買ってそれで移動してるとか。
    何でもやり方次第ですな。
    ※つか、話を聞いてみたい人がまた増えた。

    今回訪ねた知り合いは、その人からいろいろなノウハウを教わったそうです。

    変わり者は変わり者を呼ぶのです。
    ※ルパン三世で言うところの「狼は狼を呼ぶ。」ってやつです。

    そうやってどんどん仕事とは関係ない面白い人脈ってできるんだよねえ。

     

    まとめ

     

    ワタクシ
    とにかく【アルパカ】は個人で飼えるのです。
    ちょっとびっくりしました。
    そして、
    面白い人たちが【アルパカ】を通してつながっていました。
    いつもとはだいぶ変わった人と話しまくりのツーリングになりました♪

     

    今回のツーリングでは地域の人達との共生や一生ものの人脈とかいろいろ考えさせられた一日でした。
    長野市からバイクで片道90分くらいでこんな素敵な生活をしている人たちがいるのですな。
    ※大変ですが「もう好きなことしかやらない。」「人の顔色伺わない。」のでストレスは全然ないと言ってました。

    ともかく集まってくる人たちがみんな幸せそうで♪
    幸せはお金では買えませんなぁ。

    こういう信州での暮らしが理想かもしれません。

    帰りにあった素敵な自販機前で休憩。

    帰りにあった素敵な自販機前で休憩。


    これで冷えてりゃ多分買ったな。

    これで冷えてりゃ多分買ったな。


    瓶なのでオフ車の荷台に積んで無事に持って帰る自信がなかった。

    ワタクシ達も、一度くらい柵の作成のお手伝いに来ようかしら?
    「ワタクシたちは大工的な作業は超得意♪」
    なので労働でお手伝いは出来そうです。
    当倶楽部から片道90分かかりますが♪

    手弁当でみんなでなんか作るのは楽しいし。
    何より集まってくる人たちが皆楽しそうで幸せそうで。

    そして、
    アルパカは素晴らしく可愛いしなぁ。
    毛の刈り方が「鶏肉のチューリップ揚げ。」みたいで面白くてよろしいが暑そうだけど。
    ※実際暑いんだろうねえ、彼らは。

    当倶楽部の庭の草も食べてくれないかしら?
    タンポポとかササとか食べるらしいし。
    雑草対策で貸し出せば利益になるのではないか?
    ※ヤギ貸し出して事業にしてる人もいるくらいだし。

    でも、古いバイクや車がある以上、さらにめんどくさい生き物を飼える余裕はありませんなぁ。

    長野には 普通じゃない 変わった人が数多く住んでいます。
    ※もっと変わった人もたくさん知ってますが、そういう人は公にされることを嫌う傾向があるのです。

    なんでもいいので夢中になれる趣味というか、人生全部なげうつ覚悟を久々に見た気がして「ワタクシも頑張らねば。」と思った次第です。

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

    もちょっと詳しいプロフはこちら↓
    当倶楽部のオーナーはワタクシです。

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