Lotus EUROPA

ロータスヨーロッパのブレーキは全然利かない。いっそのことブレーキサーボとっちゃえば?

pixel2013 / Pixabay

Toos

  • ブレーキブースターというか、
  • ブレーキサーボというか、
  • 真空倍力装置というか・・
  • うちのロータスヨーロッパの場合、
    ブレーキの倍力装置をトラブルで外しちゃいました

    初めて嫁に運転させて
    もう絶対乗らない
    といわせたほどの全く利かないブレーキ

    まあ、正直ぶっちゃけ利かないんですが、
    考え方によっては倍力装置がない分コントロールしやすい、
    というメリットもございます
    ※プラス思考or負け惜しみ

    ので、その辺について考え方を述べてみようと思います

    そもそもブレーキサーボって何?真空倍力装置って何?

    Toos

    今の車のブレーキには、
    踏んだ以上の力でブレーキをかけてくれる補助装置がついていますよ
    今の車のほとんどすべてに

  • ブレーキブースター
  • ブレーキサーボ
  • 真空倍力装置
  • とさまざまな名称で呼ばれるブレーキアシスト装置が装備されています

    要するにブレーキを踏む力を車がサポートしてくれるものです

    意外に原理は簡単で、
    エンジンの負圧を拾ってブレーキが踏まれたときにブレーキラインに加圧する
    というくらい知っておけばいいです

    負圧を拾って真空にしてダイアフラムを動かして・・
    という工程なので
    真空倍力装置
    バキュームサーボ
    などと呼ばれています

    簡単に言えば、
    ブレーキペダルを踏んだ以上の力で止まることを可能にしたアシスト装置
    ってことです

    まあ、この装置がなくても踏んだ力で止まることは可能です
    ※参考までに旧miniはオイルを多めに入れると、負圧ラインにオイルが溜りサーボが効かなくなることがあります(経験済)

    昔の車はブレーキを踏んだ分しか止まらなかった

    Toos

    加速が良くなって
    重量が重くなった今の車が
    力のない人でもブレーキペダルを軽く踏んだだけ
    で簡単に止まれるのは現代のテクノロジーのおかげです

    ブレーキサーボってのは、まあ大体こんな形をしているわけです。


    ブレーキサーボってのは、まあ大体こんな形をしているわけです。

    ブレーキサーボ自体は、なくても止まることはできますが、当然ブレーキ踏む力が必要になります
    少しの入力でブレーキがガッツリ効く
    ということに慣れちゃった人たちには、本当に効かないという印象しかないようです

    旧FIAT500にはそんなもんついてないし、バイクにもついてない
    まあ、
    実装義務はないはずなんですが「ブレーキ効かなくて危険」とか言われちゃうんでしょうねえ
    ブレーキサーボが無いと、思いっきりブレーキペダル踏んでもいきなり止まるということはまずないです

    そもそも電気自動車は負圧が拾えないけど、倍力装置はどうしてるのか?

    Toos

    電気自動車は、エンジンがないなのでどうやって加圧してるのか不思議でした

    エンジンがついてないということはぶえーきを加圧するための負圧が取れないということです

    たぶん、電気的に倍力装置を働かせていると思われます
    以前人に借りた2代目プリウスは
    妙にがっつんとくるブレーキだな?
    と思ってましたが、
    電気的に倍力補正アシストしているとすればそれも納得いきます

    非常に不自然でしたので、
    ワタクシ的には2代目プリウスのブレーキタッチがものすごく嫌いです
    微妙なコントロールができないので、変に怖い
    ※エンジンブレーキも変だし

    EV車の発展とともに、これからこのようなネガなも徐々に自然になっていくんでしょうねえ

    ちなみに・・

    今現在でいえば、電気自動車・EV車は発展途上であると思いますね

    近い将来確実にこの手の車に支配される流れになってるとはいえ、

  • 充電に時間かかりすぎ
  • 航続距離が短い
  • とかの問題のほかに自然なタッチのブレーキの開発をしてほしいもんです

    っていうか電気自動車EVって、今後流行るの?
    電池の寿命もあるし長く乗ること自体が難しいんじゃ・・

    一気に電気自動車ばかりになると充電設備が足りなくなって大渋滞!っていう記事を読みましたが。
    ※実際に、米国のイベント会場で発生したようですよ

    ノンサーボのブレーキ、実際使ってみてのいいところと悪いところ

    Toos

    サーボがついていようがいまいが「効かないわけじゃない」んですよね
    反応が極めて悪いだけで。

    効くところまで踏めていない、というのが正解でしょうか?
    そりゃ
    サーボ付の車から乗り換えたら感覚的に効きませんよ

    でも、きちんと思いっきり踏めばロックしますよ
    反応が極めて悪いだけで。

    ちなみに・・

    タイヤの力を効率よく路面に伝えるために、ブレーキをそーっと踏んだ上でハンドルを切って旋回力を増すって技があります
    これは、ノンサーボの方がむしろやりやすいです
    この辺がレーシングカーにはサーボがついていない理由だと思っています

    過剰なブレーキアシスト機能はちょっとしたことで、一気にロックまで行っちゃいます
    ※プリウスがこんな感じなんですよ

    ので、
    ABS(アンチロックブレーキシステム)などがで、また補正しちゃいましょう、という感じなんでしょうね、今の車って

    その結果、重くなって、値段も高くなって、燃費も悪くなる、と。

    今時のスポーツカーのブレーキアシストは、びっくりするほど高性能です
    ブレーキサーボ付で扱いやすいなぁと思ったのは「アバルト595コンペ」のブレーキタッチ

    もう軽い入力で自然に、しかもコントローラブルです
    強めに踏めばもちろん、強烈に効きます
    さすが、天下のブレンボキャリパー!
    初めてアバルトに乗った時はショックでしたよ、加速力もストッピングパワーも。

    結構自然な感じのアシストなのでコントロールしやすい
    いまどきのスポーツモデルはみんなこんな感じなのかもしれませんね
    ※そういやまだ一回もロックまで踏んだことないや

    とにかく、サーボ付きは楽ちんです
    疲れないので、
    長距離走るときはサーボ付きの方がいい
    と負け惜しみを言っておきます

    ロータスヨーロッパの場合、足の大きさも問題になる

    Toos

    小さいスポーツカーは、ブレーキペダルも小さめです・・
    ■ロータスヨーロッパの場合

  • ペダルが狭いところに密集してる
  • ペダル自体が小さい
  • いわゆる「ヒールアンドトゥには不向き」です
    つか、ワタクシはできません

    ワタクシは足のサイズが身長の割に小さく、26cm程度です
    靴の長さはともかく、幅が絶対的に狭い靴の方がいいです
    足の幅が広いオシャレ靴とかやめた方がいいです
    アクセルとブレーキ一緒に踏んじゃいます
    ※乗るときは、ドライビングシューズに近いピッタリした靴を履いてます

    ま、ワタクシが下手なだけなんですがね

    小技に走るより、やるべきことをきっちりやった方が楽しい車です

  • きちんとブレーキ踏んで減速
  • きちんと向きを変えて
  • きちんとコーナー出口に向かって加速
  • コレで十分楽しいんだから仕方ない

    たまの休みの早朝に峠を流すとかいう用途なら、
    ノンサーボでも全然OKです

    ちなみに・・

    早朝の田舎道には予期せぬ障害物が存在します

  • いきなり出て来たり止まったりする農作業の軽トラのお年寄りたち
  • いきなり出て来たり止まったりする動物たちでございます
  • ※いきなり止まれないのよ、ブレーキサーボが無いと。

    勢い、安全運転になろうというものです♪
    ※これも副産物的な効能ではある

    ロータスヨーロッパはブレーキサーボの設置位置が変

    Toos

    割とシリーズ後期から装備された後付け感満々の装置です

    ロータスヨーロッパは後期型では純正装備として倍力装置が付いています

    ブレーキサーボは装置の機構上、エンジンの負圧を拾う必要があるわけでエンジンの近くに配置されるのはうなづけます
    ロータスヨーロッパはミッドシップなので、ブレーキサーボはエンジンルームに配備されました

    リアのドラムブレーキにも加圧されてる

    リアのドラムブレーキにも加圧されてる


    はずだが、あんまり利いてる気がしなかった

    ただし、

  • ブレーキペダル
  • 利きが良いフロントブレーキ装置
  • まで遠いんですよ・・

    文字で説明するのは面倒ですが、
    ブレーキペダル踏む

    いったんエンジンルームまで油圧を引き込む

    もう一回前に戻ってフロントブレーキキャリパーに伝達
    ・・もう何やってんだか、というブレーキ配管の取り回しです

    いったんばらしてみて、
    こりゃ駄目だわ・・
    と、腹落ちしたので、あっさりブレーキサーボは取り外すことにしました♪

    利かないブレーキのまとめ

    Toos

    ブレーキサーボは無くてもいい
    むしろ、細かいコントロールしたきゃないほうがいい

    でも、普段使いにはちょっと向かないかも!

    長旅とか通勤にお気楽に使いたいならサーボ付となるでしょう
    なにせ、突然の急ブレーキが必要なシュチュエーションは生活シーンにはたくさんあるしねえ

    逆にコントロールの幅を広げたいならノンサーボ、ノンアシストがいいです
    面白さが全然違いますが、安全な車間距離や巡航速度が必須条件になります

    比較的最近の車では、
    軽くてスポーツ志向のロータスエリーゼの初期型にはブレーキサーボついてないらしいですね♪
    フェラーリF40にもついてないということですが、こちらはほぼレーシングカーですし。
    いやぁ、それぞれ皆さんわかってらっしゃる♪

    バイクにも倍力装置はついてない(物理的に無理なのか?)し、
    積極的なスポーツとしてとらえるなら不要なのかもしれません

    バイクにはブレーキ倍力装置は付いてないね

    バイクにはブレーキ倍力装置は付いてないね


    バイクにブレーキ倍力装置付いてたら、
    握りゴケしそうですな

  • 馬鹿みたいな加速力の車
  • 馬鹿みたいに重たい車
  • 脚力がない人が乗る車
  • を公道で使う場合、ブレーキサーボは絶対必要ですね

    逆に、こんな装備があるのでみんな飛ばしまくる気がしなくもない
    昔のスーパーカーに、どれほどの実装されてたんだか興味がありますね
    ※マジで止まれないのは怖いですよー

    最近の車は加速性能がとんでもなくいい方向に走ってるので必須装備なんでしょう

  • ダウンサイジングターボ
  • 電気自動車
  • これらは、
    低速からガンガントルクが出る特性がウケてるし、
    やっぱり市販車には必要な装備なんでしょうね

    ああ、一応ロータスヨーロッパも市販車だわな・・

    という、わかったようなよくわからないような着地点でこの記事を終える

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
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