バイクの燃費を自慢する人もいます。
でも、メーターに頼りきりで満タンでどれくらい走れるか知らなかったりします。
給油タイミングも自分で決めるのがツーリングですよ。
ガソリン残量把握はツーリング時には必須のスキルなのです。
当記事の目次
満タンで走行できるおおよその距離を知る
メーター式ではなく、液晶のグラフみたいな奴が多いですが。
これでガソリンの残量がわかるので減ってきたら給油すればいいのです。
が。
自分のバイクは満タンで何キロくらい走れるか知っておいて方がいいのです。
「ガソリンなんてメーターの目盛りが減ったら入れればいい。」
そうでしょうとも。
ごもっともです。
ですがね。
毎回ガソリンが無くなくなるタイミングでガソリンスタンドがあるわけではないのです。
田舎では猛烈な勢いでガソリンスタンドが無くなっています。
「最寄りのスタンドまで20km以上ある。」
というは田舎ではよくあることで地図にはガソリンスタンドがあっても実際にはないなんてこともあるのです。
そして、
田舎のガソリンスタンドは お金儲けするのが好きではないらしく 人手不足もあって土日はしっかり休んだりします。
いつもギリギリで給油している人たちはこうなると困るわけですよ。
ヘタするとガス欠です。
※出先で最高にかっこ悪いトラブルの1つがガス欠ですな。燃料管理できてない&計画性の無さがバレバレ。
バイクでも車でもそうですがメーターだけに頼ってガソリンを入れるようではベテランとは言えません。
自分のバイクが満タンでどれくらい走れるか?
それがわかってれば行く先が過疎地域であっても余裕をもって給油しておくなどの予防対策が取れるのです。
ちなみに・・
同じバイクでもライダーによって満タンでの走行距離は違うものです。
体重も体格も違うし、アクセルの開け方もブレーキのかけ方も違うので燃費に差が出るものです。
※同じバイクであまりにも燃費が違う場合は壊れてることもあります。
基本的に車の流れに乗って車間距離を取ってアクセル開度一定で走るのが最も燃費が良いとされています。
※車間距離が近すぎるとどうしてもブレーキをかける頻度が上がるのでその分加速せねばならず、燃費が悪くなります。
当たり前ですが、アホみたいに加減速を繰り返す乗り方だと燃費は悪いのです。
※峠や林道でエンジンをぶん回して走ると燃費が悪化するのはこのためです。
さらに上り坂が多いと燃費は悪化します。
長野県はエンジンをぶん回さないと登れない坂が多いので小排気量車だと燃費が悪化しがちです。
このくらいの排気量でトコトコ走るのが一番燃費がいいと思う。
今でも余裕で30km/l以上、普通に走ります。
また、
意外ですが休憩頻度が高いとやはり燃費が落ちます、
止まらずに走ってると惰性で走ることも多くなり必要以上にガソリンを消費しません。
※渋滞でストップアンドゴーを繰り返しても惰性で進まないので燃費は悪くなります。
だからと言って、
一概に同じ速度ならエンジンが低い回転数になる高いギアで流せばいいというもんでもないようです。
というのも、
加速する際は適切なギアを選択して加速すべきですよ。
アクセル開けて「カカカッカッ・・。」とノッキングを起こすような高いギアセレクト&アクセルワークは燃費にもエンジンにも良くないとされています。
※今どきのインジェクション車はこういうのも制御してくれるのかね?
実は燃費は腕次第なのです。
今どきのバイクは知りませんが昔のキャブ車は明らかに腕で燃費が変わったのです。
ワタクシのお師匠はガソリンが少なくなると「燃費の良さそうな回転数で走る。」とかよく言ってましたが、
バイクをよく知らないとこういう発言はできませんな。
※こういうことをサラッと言えるのがカッコイイんですよ。
ガソリンメーターの残量は当てにならんよ
メーター上は半分残ってるという表示でも実際は半分以下なんてことは普通にあるのです。
※車もバイクもです。
昔も今もガソリン残量を表示する燃料計というのは中に浮きが入っていて、
タンクの中で浮き沈みして可変抵抗の値を変えることでメーターに表示させています。
ガソリンタンクが四角四面であれば、この手の燃料計の仕組みで大体残量が把握できます。
でもですよ?
最近のバイクのガソリンタンクの造形と言えば、
上方が平らで広くなってて下方が絞り込まれてたりするじゃないですか。
ということは。
中のウキの動きを想像右すると・・
ということになります。
また、
車体が斜めになってる状態だと燃料が偏って浮きが偏るため、燃料計の表示は変ったりするものです。
実は燃料計(ガソリンメーター)は意外と単純でシンプルな原理なので昔からバイクに搭載される例は意外にも結構あったのです。
高級志向&ツアラーに多く、一時期ちょっと高級路線を目指したZシリーズにもついていたくらいです。
針がこのくらいの位置なら大体これくらいの燃料残、というのは経験的にわかっています。
※当倶楽部のZ1-Rのガソリンメーターは純正ではありません。
そもそも、
ガソリン量計測用の浮きがタンクのど真ん中に設置されてると思わないほうがいいですよ。
ガソリンタンクがフレームをまたぐ方式のバイクはどうやっても、タンクの中央に浮きを設置できません。
※Z1-Rはタンクの進行方向左側に浮きがあります。
一時期は標準化されそうな勢いだった燃料計ですが、
レプリカ全盛時代になると燃料計搭載のバイクは一気に減ります。
燃料計の設置はは結構お金がかかるのです。
この流れが一般的になるとツアラー系バイクですら便乗してコストダウンされ、しばらくはバイクに燃料計がない時代に入ります。
ワタクシたち世代は燃料計がツイてないバイクが割と普通だったのです。
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「燃料計は信用できないのでガソリンが入ってる目安。」
位に思っていればいいと思います。
ちなみに・・
バイクでやりたくないミスの1つに「ガス欠。」があります。
一般道でもガス欠は恥ずかしいですが高速道路では最悪の事態になります。
※高速でガス欠になった時にどうすればいいか知ってる?ググレ。結構大変よ。
一般的に高速道路のSAは大体50km間隔で設置されています。
そこで給油すればいいわけです。
が。
特に田舎のSAはガソリンスタンドが併設されていないところが意外と多い。
ゆえに、
「SAならどこでもガソリンを給油できるわけではない。」
のですよ。
ということは、
高速度往路で100km前後の給油できない区間が存在するのは珍しくないのです。
※一応、次の給油ポイントまで○○キロという警告の看板はある。
ライダーがガソリンメーターや燃料警告灯にガソリン残量を依存しすぎて、
給油できるSAをひとつ通過してしまうと次に給油できるSAに到達する前に「ガス欠。」する可能性があるのですよ。
「ガソリンランプが点いたらすぐに高速下りて給油すればいいじゃん♪」
というあなたは甘いのです。
マックスコーヒーよりも甘い。
「田舎は高速を降りてもすぐに空いているガソリンスタンドがあるとは限らない。」
のです。
特に田舎でソロで夜中にガス欠なんてマジで致命的です。
自分のバイクの走行可能距離をある程度把握してないとヤバイ・・と思うでしょ?
ゆえに、
「ツーリング中のガソリンは残量に関係なく、この先行くところのスタンド状況を想像して早めに給油しておく。」
のが正解なのです。
「ガソリン無給油でどこまで走れるかチキンレース。」
なんてツーリングでは最もやってはいけないリスクしかない遊びですよ。
当倶楽部のZ1-Rなんて 調子が良ければ 燃費は20km/lですが13Lしか入らないんだからいつだって150kmも走ったら給油を考えますよ。
いわゆるリスクヘッジってやつです。
※荷物満載の250kgの車体をヘルメット抱えながら押すとか絶対ヤダし。
そもそも燃料メーターなんて一昔のバイクにはない
なので。
バイクの燃料の残量はライダー自身が計算して管理していました。
それは普通だったのです。
今更ですが車やバイクの燃費の計算方法を知っていますか?
意外と誰にも聞けない人もいるのではないかと思います。
※こういうのは最初に聞いてしまった方がいいのですが聞きそびれるとずっともやもやするものです。
燃費の計算方法
走行距離÷給油量=燃費
分かりやすい♪
例えば、
200km走って満タンにしたら11L入ったとします。
※当倶楽部のZ1-Rの割とリアル値。
200÷11=18.1818km/l
これが 大体の 燃費です。
なので、
昔のライダーは給油レシートにトリップメーターの値を書き込んでトリップメーターのリセットをしたのです。
※ツーリングから帰ったらまとめて燃費計算するのです。ワタクシもよくやってました。
そんな風に何回か自分のバイクの燃費を計算していると満タンで概ねの走行距離がわかるようになります。
※高速、街乗り、峠、ツーリングでちょっと変わってくるのも分かってきます。
これが経験って奴ですな。
そして、
経験から来る燃費の悪化で機械的な不調を知ったりすることもあるわけです。
※調子のいいバイクというのは燃費もいいのですよ。
当倶楽部の新参者のVTは燃費に関する経験値が足りません。
なので超余裕をもって給油しています。
※結構ぶん回して100km走っても4L以下しか入らない、とかなんちゅう燃費の良さだと感心します。
さらに。
そのバイクは満タンでどれくらいの距離を走れるかが概ね分かるようになります。
※当たり前ですが、バイクのガソリンタンク容量×燃費ですよ、良いですか?ついてきてますか?
自分のバイクの燃費がわかってるというのはいいことづくめなのですな♪
自分のバイクのガソリンタンク容量はカタログを見ればわかりますよ。
※ネットとか雑誌の情報は結構適当。特に某雑誌のオマケのバイク100年史みたいな奴はかなり適当です。
とはいえ、
ガソリンタンクのメーカー発表の容量なんてのは結構適当でして。
※完全に空にして満タンにする、ということをする人は多くないのでなかなかバレないのですが。
ガソリンスタンドでカタログの容量以上の給油されて、
「ガソリンスタンドが水増ししたのでは?」
というトラブルがあったらしいです。
実際はガソリンタンク容量がカタログより1L以上多くてスタンド側に問題はなかった・・と記憶しています。
※確か雑誌に投稿されたんじゃなかったかな、この話。確かバイクはVF750F。
今もそうかはわかりませんが それぐらいバイクのタンクのメーカー発表の容量は 適当 大らかだったのです。
燃費や満タンでの航続距離というのは個々のバイクによって異なるし、ライダーの腕によっても異なるのですが、
この記事では自分のバイクが自分の運転でどれくらいの距離を走れるか?を知っておくといいですよってことを言いたいのです。
※当たり前ですがコケてタンクが凹むと内容量はそれなりに減るのはホントです。
ちなみに・・
ガソリン満タン♪と景気よく言ったりしますが、
実はバイクのガソリンタンクにガソリンをミッチリ満たすのはなかなか難しいのです。
バイクのガソリンタンクというのは大体異形をしています。
タンク内に目一杯、隙間なくガソリンを入れることなんてなかなかできません。
エアプレーンタイプのタンク上面がフラットになるタンクキャップだと、
給油口はタンク上面よりちょっと低い位置にありますね。
見た限り目一杯に入ってるように見えるのですがタンク上層部の給油口周辺には空気層があります。
※古いバイクのヤカンみたいなタンクは割と楽なのですがね。
このタイプのタンクキャップ装備のバイクは満タンにしずらい。
ので、毎回これくらいの給油にして経験値で何となく燃費を計ればいいのです。
ちょっとくらいは誤差の範囲です。
「満タン付近でちょっとずつ入れてバイクを傾けてエア抜き。」
を繰り返せばかなり満タンに近いところまで給油することは可能ですが時間がかかるし、いい迷惑になるので止めましょう。
※空いているセルフ式スタンドならまだしも混んでいるスタンドでこれやると凄くひんしゅくです。
ガソリンは目視で概ね満タン!という感じでいいのです。
※微妙な誤差は出ますが毎回この状態を基準に燃費計算すればいいわけです。
それに、
古いバイクはガソリンを思いっきり満タンにするとバイクをバンクさせた時にタンクからガソリンが漏れますし。
新しいバイクでもタンクに満ちるくらいまでガソリンを入れると熱でタンク内の内圧が上がって車体下部のドレンホースからガソリンを吹きだしたりします。
※満タン直後にエンジンが熱いまま停車したり、満タンで炎天下に止めておいたりするありがちです。ちょっと焦ります。
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長距離を走れるバイクが偉いわけではない
とはいえ、
ガソリンタンクの容量が大きいバイクが偉いわけではありません。
それを勘違いしないっ方がいいですよ。
バイクを選ぶ際に意外と気にしがちなのがガソリンタンク容量の大きさ。
ハッキリ言って公道用のバイクを日本で乗るのであれば大きすぎるタンクは無意味です。
※KTM125EXCは厳密には公道用ではないので除外します。9Lタンク満タンで80kmしか走れない。
いくらガソリンタンクが小さかろうと上手く運用すればいいだけです。
少なくとも 北海道以外なら 日本国内でのツーリングで支障はないハズです。
当倶楽部のDT200WRは9Lタンクで燃費の悪いと言われる2stですが、
同行したTT-R250の倍のスピードで給油したとはいえ 四国や九州の遠征でも予備のガソリンを入れたシグボトルを使うことなく走り切りました。
DT200WRのように満タンで150kmから180kmくらい走れれば十分な気がします。
※トリップメーターが120kmを超えるとハラハラしたのを覚えていますが。
250ccのオフ車では一時期タンクがデカいバイクが偉いという風潮があったのです。
満タンで400kmくらい普通に走ります。
※この当時、セロー225も流れに乗りマイナーチェンジの度にガソリンタンクがデカくなります。
タンク裏側がえぐれて、フレームを跨いでいるので意外と容量が少ないZ1系のバイク。
スタイルとの兼ね合いを考えたらちょうどいいと思う。
ところが。
「容量のでかいタンクはガソリン満タンにすると重い。」
のですよ。
250ccクラスでふわふわのロングストロークのサスのバイクに16Lものガソリンタンクは重すぎます。
タンクもそれなりに縦にも横にもデカくなるので内足出してフルバンク、みたいなオフロード走りをすると押さえ込みが効かず、バランス崩すので疲れますし。
ということで、
オンロードはともかく、ガソリンが満タンに近い状態で林道に入ると重くて上手く走れなくて疲れるのでした。
確かに、
デカいタンクで航続距離が長くなれば田舎の給油ができない区間のツーリングでは楽できますがそれ以外のメリットはないです。
あくまでもオンロードツーリングで舗装路だけを走るにはガソリンタンクが大きくても支障はないかもしれません。
スポーツバイクは誰が何と言おうと軽さが正義です。
ガソリンのように重くて流動性が高いものが上の方にたくさんあると運動性は落ちますし。
スポーツ走行するにはデカいタンクは不向きです。
せっかくスポーツタイプのオフ車を買って、
後付けの高価な社外ビッグタンク(ポリタン)に付け替える人もいましたが、せっかくの運動性が落ちるし何がしたいんだかわかりませんでした。
※大抵、透明とか白っぽくて汚れが目立って貧乏くさいんだよね。
レースで砂漠を走るため給油が不可能なのでデカいタンクをつけるならわかりますが公道の林道ツーリングくらいでは・・ねえ。
デカいタンクで航続距離を伸ばすのと、軽快なスポーツ走行はトレードオフなのですよ。
スポーツバイクなら航続距離考えずにパフォーマンス重視の方が潔い気がします。
ゆえに、
2stオフロードバイクは総じてタンク容量が少ないので「ガス欠は恥。」なのです。
2stオフロードバイクは乗り手を選ぶので燃費管理さえも問われるのです。
2stオフ車はちゃんと走らせようと思ったら超難しいのです。
燃費も含め、ちゃんと管理しないと。
でもそれが面白いんですが。
もう二度と出ないよね。
ツーリングに行くため真夜中に田舎の道の駅に集合するのに、
「ガス欠寸前でくる奴なんて置いていくべき。」
なのです。
※Y君、貴様のことだぞ。RMX250が泣いてるぞ。
ちなみに・・
ここからはさらにワタクシ個人の意見です。
あくまでも一般論ではないですよ。
航続距離が長いということはなかなかガソリンを入れないってことですよね?
満タンで数百キロの航続距離を誇るバイクだと、普通に生活していて給油する頻度は極めて少なくなる。
前回いつガソリン入れたか覚えてない~とか言う人がいますな。
一見、いいことのように思いますが、
「そのガソリン古くて腐ってるんじゃね?」
ということです。
月に一度くらいのツーリングにしか使わないバイクなら、
3回くらいの近所ツーリングでまだ給油しなくていいくらいガソリンが減ってない。
ということは、
「3か月前のガソリンじゃん。」
ガソリンって出来れば2カ月くらいで使い切ったほうがいいらしいんですよ。
※雪国の冬は大体4カ月くらいはバイクに乗れない期間があるので仕方ないこともあるのですが・・。
バイクなんてのは、
「200kmとか300kmくらいでタンク内のガソリンを使い切って都度新鮮なガソリンと入れ替える様な運用が望ましい。」
のではないかと思うのです。
細かく給油してもトータルのガソリン代はそれほど変わるわけではないですし。
給油回数が多いと面倒くさいという人もいますが、
ツーリング中はガソリンスタンドで情報収集できたり、空気圧のチェックができたり、トイレを借りたりできますし。
※何よりバイク乗りとしてその地域への恩返しとしてガソリンスタンドでお金を落とすことで地方の活性化に貢献できるしね。
それに、
放置されたバイクをレストアする際に面倒くさいのが、
腐ったガソリンの除去と変質したガソリンに浸食されたパーツの清掃だったりするのです。
そう考えると、
というのは使い方によってはあんまりメリットではない気がします。
だからと言って満タンで80kmしか走れないKTM125EXCでツーリングする気にはなれないのですが。
※ すんごく暇でお金があるなら いろいろ縛りのあるKTM125EXCで日本一周とかしたら面白いかもしれませんが大変ですな。
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まとめ
従来からの「定地燃費値。」は実際の燃費と乖離が大きすぎて参考にすらなりません。
バイクの燃費はライダーの乗り方や走行シーン、個体誤差などの要因次第で大きく変わります。
なので自分のバイクを自分で乗った場合の実際の燃費、走行可能距離を知っておいた方がいいと思いますよ。
バイクの燃料計はアナログ式でもデジタル式でもあまり正確ではないのです。
実際、満タンに近いうちは燃料計の残量がなかなか減らず「燃費良いかも♪」とか言ってたら、
ガソリンメーターが半分を切ったくらいから急にガソリンが減ってるのを見て焦る・・という体験をしてる人は多いです。
結局、なんだかんだ言ってガソリンの残量を把握するには、
「走行距離を自分で把握してる統計上の燃費でガソリン使用量を算出、燃料タンクの容量から引く。」
これが一番正確な気がします。
ガソリンタンク容量がメーカー発表値通りであることが前提ですが、
ガソリンタンク容量-(走行距離÷燃費)=ガソリン残量
ということです。
もしくは、
毎回ガソリンメーターの値を覚えて置き、
ガソリンタンク容量-給油したガソリン量=ガソリン残量
という「メーターがこの位置なら大体これくらいのガソリンが残ってるハズ。」という経験上の数値を生かすか。
いずれにせよ田舎へツーリングに行く場合、
ということは今の世の中では割と普通です。
大きめの国道沿いだってそうですよ。
長野ではR19の松本長野区間は約60kmですがガソリンスタンドが数えるほどしかないし、夜は壊滅状態だし。
※2桁国道ですらそうなので3桁国道や県道には全く期待はできません。
群馬新潟間のR17だってガソリンスタンドが数えるほどしかないし、夜は壊滅状態だし。
※途中にある苗場は過疎化でリゾートマンションのたたき売り具合はすさまじいね。
全国的にガソリンスタンドはどんどん減っています。
無給油で航続距離が長いバイクほど給油に無頓着になり油断します。
こうなるとガス欠も起こしやすい。
KDX125SR2号機ではメーターを変えるつもりです。
デジタルメーターでもいいのですがバッテリーレスのため、トリップメーターがリセットされるのは困るのです。
なにせ、
9Lしか入りませんので。
※でも調子がいいとオンロードツーリングでは25km/lくらい走りますが。
ならば。
逆に航続距離が短い軽いバイクで頻繁にガソリンを気にかけながら走るほうが確実です。
ツーリングはちょっとした足枷の様な縛りがあったほうがドラマが生まれて面白いように思えます。
だからと言って満タンで80kmしか走れないKTM125EXCで出かける気にはならんのですが。
当倶楽部はコロナ以降、ロングツーリングをしなくなったので余計そう思います。
半径150km以内の近所にこれだけ面白いところがあるのに、わざわざ時間と金かけて遠くまで行くのがもったいない気がしてさ。
キャンプ場も予約取れないし、高いし、うるさいし、バイクをテントの横迄乗り付けできないし。
最近のロングツアラーは「ネットカフェ。」に泊まるんだってねえ。キャンプより安いらしいし。
※でもいい歳のおっさんがそれをやるのは やってもいいけど ちょっと気が引けるのだよ。