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オフロード バイク メンテナンス

バイクのクラッチ、ブレーキのレバーは折れる。ならば折れないように工夫する

DT200WR。ブレーキレバーはいつ折れてもおかしくないクタビレっぷり。

DT200WR。ブレーキレバーはいつ折れてもおかしくないクタビレっぷり。

 

ワタクシ
【バイクのレバー類は思ってるよりアッサリ折れます。】
バイク歴が長くなると一度や二度はこういう場面に出くわします。
※困った経験があると人間は考えるようになるのです。
「バイクのレバーが折れて使えなくならないようにする対策はある。」
という記事です。

 

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出先で困るトラブルの一つがバイクのレバー折れ

 

ワタクシ
ツーリング先でバイクが立ちゴケ、ハンドルについてるブレーキやクラッチレバーが折れて途方に暮れる。
割とヤバい事態です。

 

別記事でも書きましたが、
コケてレバー自体が折れるならまだしも、レバーホルダまで破損することもあるのです。
当然、バイクは動かせなくなります。
こうなると割と最悪の事態です。

バイはコケないことが最優先

バイクでコケなければ、レバー破損はほとんどあり得ないですね。
※バイクをコカさずにレバー折るなんて、ユリ・ゲラーしかできません。

普通に走ってれば、まずバイクで走行中に転ぶことは無いはずなんですよ。
走行中の転倒はバイクが嫌がることをライダーがやってるからなのです。
※どんなに速く走れても良くコケるやつはバイク乗りとしてヤバイやつです。

それでも、
万が一、万が一ですよ。

走行中に何らかのトラブルが発生してバイクがコケる場合は、
「どうしようもないのでバイクを放り出して身の安全を確保。」
するべきです。

 林道では割と必須のスキルです。 

とはいえ、
走行中にコケた場合の車体のダメージはとにかく軽くはありません。
車体を守りたくなるのもわかるんですが・・。

周りの状況にもよりますが、
完全にコケる前に車体を放りなげるなどして車体から離れないとライダー自身にダメージを負いがちです。

セロー225Wで倒木越え失敗した嫁。

セロー225Wで倒木越え失敗した嫁。


愚か者めが。

身体さえ無事なら車体の修理も何とでもなるものです。
自分の身体に怪我したり、後遺症が残ったりしたら人生のハンデを追うことになるのですよ。
※大事なのは健康、時間、金の順ですよ。

とにかくバイクではコケないことです。
いいですね。
※ 人のことは言えないのですが。 

とはいえ、
今回はこんな重度なコケの話ではないのです。

立ちゴケはよくある

結構ベテランでも立ちゴケ程度のコケはあるもんです。

立ちごけの場合は、
「なるべくぎりぎりまで自分の頑張って出来るだけゆっくりバイクを寝かせる。」
様にするとバイクの各部のダメージを軽減できます。
※頑張りすぎて、腰を痛めるのも良く効きますが。

立ちゴケで、よくあるのが
「バイクのレバーの破損。」
です。

KTM125EXC。こんなとこばっかし行く方が悪いね。

KTM125EXC。こんなとこばっかし行く方が悪いね。


でも道ですからね。
※道以外のとこは走っちゃだめですよ。

大抵の場合、
レバーが折れるまで行かずに、ぐんにゃりとレバーが曲がる程度で済むことも多いのですが。
折れる時はあっさり折れます。

今回はこの「バイクのレバー折れ。」にフォーカスします。
※やっと本題ですな。

ちなみに・・

主にオフロードバイクようですが、バークバスターというハンドル周りを守るガードもあるのです。

これならレバーはがっちり守れます。

ただし、
非常にゴツクなるのでワタクシ個人は好きじゃないのです。

「コケたときにバークバスター内に腕が入ってテコの原理で腕の骨が折れる。」
という、まことしやかな話も聞いたことがあるし。
※テコの原理で足折ったワタクシは極めて怖がりなのですよ。

バークバスターはいろんな形がある。有名メーカーの商品が検索可能です。
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オフ車には付けてる人多いよね。
車や人に当たったら大ダメージを与えそうですが。

 

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いざバイクのレバーが折れたら。

 

ワタクシ
出先でバイクをコカしてレバーが折れたら・・。
バイク側に残った折れたレバーで普通に操作ができるかどうかを確認しましょう。
ダメな場合はレッカーです。

 

どの位置で折れたかにもよりますが、少しでも操作に支障があるなら乗らないほうが良いです。

そもそも、
操作ができないバイクには乗ってはいけません。
二次的な事故につながったりでもしたら、そっちの方が大ごとです。
※人間は焦って一人だとろくな考えをしない生き物です。

助けたことがある

ワタクシがまだ若かりし頃、
東北を回ってた時に大きめの展望台の駐車場で知らないライダーのVT250FEが立ちゴケしてまして。

綺麗にクラッチレバーがレバーの根本付近で折れており、クラッチ操作が難しい状況でした。

その場に居合わせた見ず知らずのライダー数人で おせっかいにも 
ノークラッチシフトを教え
前後を固めて隊列を組み
峠をゆっくり下り
麓の街の大手チェーンのバイク屋さんで売ってた中古のVTのレバーを新品同額で買って、その場で直して事なきを得たことがあります。

こういうライダー同士の連携はなかなか良いものですな。

とはいえ、
こういった事態は非常にマレで非常にラッキーな例です。

バイク人口が減った今、
こんな奇跡レベルのことに期待しても仕方ない。
クラッチやブレーキ操作が出来ないレベルでレバーが破損したなら速やかにレスキューを呼びましょう。
※JAFでも任意保険のレッカーサービスでも入っておくことですな。JAFもバイクレッカーしてくれるようですよ。

なんかで読んだのですが

折れたレバーの根本が残ってる場合、
「車載工具のプライヤーをばらして針金でレバー部に固定する応急処置。」
を何かの文献で読んだことがあります。

昔のバイク雑誌とかメンテナンス入門なんかは本当にこのレベルの内容が多かったのですよ。
※今なら叩かれまくる気もします。

実は、
「残ってる部分にプライヤーなどを針金で完全固定するのは結構難しい。」
です。

理屈では可能かもしれませんが、
実際に針金で折れたレバーとプライヤーを固定するなんて、余程慣れてないと全然できませんよ。
自信がない場合は止めた方が無難です。
※ブレーキレバーを握ったとたんに固定したプライヤーなどが外れたりすると大パニックになりますよ。

ちなみに・・

レバーの先端の球になってる部分が折れてなくなってると車検には通りません。

「突起物アリ。」
という扱いになります。
※レバーが曲がってるのは法的に問題はないみたいですが、あまりにも曲がってると検査官の印象が悪いので交換すべきです。

レバーは2千円くらいですしねえ。

最近は多関節でコケても簡単に折れないレバーもある。
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バイクのキャラに合えばねえ。
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転ばぬ先の杖として折れる前にレバーを加工する

 

ワタクシ
当倶楽部のオフ車には、全部レバー折れ防止処置を施工してあります。
ワタクシもオフロードでは 調子に乗ると今でも普通に コケることがあるのですよ。
※特に先輩方が来ると調子に乗りがちなので自重せねば。 あの人たち頭おかしいよ。 

 

「レバーが折れるのが嫌なので、なるべく転ばないようにする。」
コレが最大のレバー折れ対策であり、最大の防御です。
大体コケるような乗り方する方が間違っています。

とはいえ、
「オフロードでは停車した場所の地盤が悪く、スタンドがめり込んで立ちゴケ。」
という現象もあります。
※未舗装路ではサイドスタンドの接地面積が少ないバイクだと、柔らかい地面に普通に刺さるのです。

休憩時にすら油断すると立ちゴケしがちなのでレバーを保護する意味で、

  • レバーホルダーをハンドルにがっちり固定しない。
  • レバー自体に最初から切れ込みを入れておく。
  • レバー自体を短いものに変える。
  • の三点のいずれかを行っています。

    1.はコケタ時にレバーホルダー自体が回転して衝撃を逃がすためです。
    グラグラなのは困りますが、ちょっと力を入れたらレバーホルダが回るくらいに調整してあります。
    ※可倒式ミラーを倒すよりちょっと力が必要なくらいの調整が理想です。

    DT200WR。レバーにはこういう加工をしておく。

    DT200WR。レバーにはこういう加工をしておく。


    ココが折れるので根元までは折れにくい。

    2.はレバー自体に鉄ノコで切れ目を入れ、レバーがそこで折れるようにしてあります。
    レバーは折れても何とか操作が出来る長さが残ればいいのです。
    ※基本的にレバーはアルミなので加工は楽です♪

    KDX125SR。短いレバーに興味があったので使ったら得結構いい感じに。

    KDX125SR。短いレバーに興味があったので使ったら得結構いい感じに。


    何度もコケてますが折れたことは無いねえ。

    3.はコケタ時に短いレバーならハンドルが先に路面に当たるので折れにくくなるのですよ。
    車種によってはショートレバーという名目で販売されてたりします。
    ※当倶楽部のYZ85なんか純正でレバーが短い物がついてました。

    バイク用のショートレバーはいろいろある。
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    当倶楽部では、KDX125SRのクラッチレバーに使ってます。
    タッチが多少変わりますが、慣れです。

    ちなみに・・

    レバーが曲がった際、無理やり曲げなおす方法もあります。

  • 大きめのメガネレンチ(当倶楽部では27mmを使用)を用意する
  • 曲がったレバーの球部分をレンチにくぐらせる
  • テコの原理でちょっとずつ元の形に曲げなおす
  • です。

    KTM125EXC。レンチをテコのように使うのです。

    KTM125EXC。レンチをテコのように使うのです。


    KTM125EXC。修正後はこんな感じに。

    KTM125EXC。修正後はこんな感じに。


    KTMのブレンボのレバーは高い。
    ホイホイ交換出来るもんじゃないけど、ストックはしてある。

    力加減が微妙なんですが、上手くやるとよく見ないとわからないレベルまで修復可能です。
    コツは一気に曲げすぎないことです。
    ※下手すると曲がったレバーはあっさり折れます。3本くらい折ると力加減を覚えます♪

    27mmのコンビネーションレンチはアクスルシャフトのボルトを緩められる。
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    自分でメンテする人は持ってる可能性が高い。
    「カリオストロの城。」の終盤でルパンが使ったのはこれよりもっと大きい奴だね。
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    最近のバイクのレバーは折れ加工済

     

    ワタクシ
    KTM125EXCのレバーはかなりゴツイのですが、最初から負荷がかかったら折れるように加工してあります。

     

    さすがオフロードレーサーです。
    広大なコースの周回中にレバーが折れて走行不能になったらレース終了ですからねえ。
    ※エンデューロなんて何時間も走るわけで、早々にレバー折れごときでリタイヤはもったいないです。

    KTM125EXC。油圧クラッチだしねえ。

    KTM125EXC。油圧クラッチだしねえ。


    これまた高そうなレバーなわけで。

    わかってるなぁ、KTM。
    KTMってレースするなら絶対いいよね。
    やるべきことが全部やってある。

    とはいえ。
    折れる前提の加工とはいえ、かなりごついので相当な力がかからんと折れない気がします。
    ※嫁は何度もKTM125EXCでコケてますが、レバーが折れたことは一度もないです。

    まあ、
    レバーホルダーを緩めに固定するよう組んであるので、負荷分散になってるんでしょうけども。

    ちなみに・・

    DT200WRのDRC製のクラッチレバーは折れ加工されてました。

    DT200WR。クラッチレバーは折れたわけではないのですが。

    DT200WR。クラッチレバーは折れたわけではないのですが。


    7万キロも無交換だと、取付穴が変形して操作の感覚がおかしくなったので交換しました。

    当倶楽部は結構DRCの製品買ってるな。
    ※油圧スイッチはすぐ死んだのですが。

    それ以外は結構信頼のあるメーカーだと思っています。

     

    まとめ

     

    ワタクシ
    バイクのレバーは意外なほどあっさり折れます。
    先端だけが折れたくらいなら、とりあえずは動かせますが、レバーホルダーまで破損すると操作ができません。
    こうなるとツーリングは終了です。

     

    レバー折れならまだしも、
    レバーホルダが破損するとツーリング終了度合いは飛躍的に上がります。
    ※ブレーキのマスターシリンダが破損したらツーリングどころじゃないです。

    道の駅小川のカキフライ定食。

    道の駅小川のカキフライ定食。


    食べ物の画像が出てくるという事は、写真が面白くない記事だということだ。

    コケようと思ってる人はいない

    自らコケようと思ってる人なんていないんです。

    ふとした油断でふいにコケる。
    坂道で1速に入れて止めたのを忘れて、セル回しちゃうとかね。

    そういうトラブルはバイク乗りにはよくあることなのですよ。
    なので、
    想像力を働かせて可能な限り、走行不能にならない様にせねばなりません。

    走行不能になる前に、
    オーナー自身が出来ることがあるってことです。

    あまり重要視されないレバー折れですが、ソロツーリング中に山の中で立ちゴケってこともあり得ますよ。
    この程度で、レスキューを呼ぶのも情けないのですが、安全には変えられませんしね。

    Z750D1。レバーよりハンドルが長い。

    Z750D1。レバーよりハンドルが長い。


    でも大昔、クラッチレバー曲げたことあるような気がしないでもない。

    当倶楽部では、
    昔はロングツーリングには、予備のレバー持参で臨んでいたくらいですが最近は持っていかないな・・。

    「この際、予備のレバー類のストックを見直そう♪」
    と思ってガレージを片付けてる最中に思いついた記事でした。

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