いろんなネガなうわさが飛び交っているロータスヨーロッパですが、
そのほとんどは割と本当だったりします。
今回はシフトフィールについて書いてみます
「古いから」という理由だけでなく根本的にシフトフィールが悪い原因を解説します。
意外にそういうサイトがなく、ワタクシも自分で乗ってみて初めて分かった♪
これから買う人(いるのか?)の参考になれば・・いないか?
当記事の目次
シフトフィールに問題があるといわれるロータスヨーロッパだが本当のところは?
こういう噂をよく購入前に聞きました
でもほら、スポーツカーでライトウェイトでガチャガチャシフトこねくり回してはする性格の車だし、
某漫画でも、女子が、主人公の指示でシフトしてたし(笑
そんなにひどいもんじゃなかろう、という先入観はありました
が(笑
4速ミッションについて
うちの個体は、4速ミッションです
5速ミッションはすごく壊れるうえ、
4速以上にシフトフィーリングが悪いと聞いたので、
4速で全然問題ありません
壊れない方が優先です
とにかく5速ミッション(365ミッションと呼ばれる)は、物がないそうで・・
※5速はそもそもオプションだったようで、とにかく今現在は流通しててもすごく高い
まあ、旧miniの時も高速では5速ほしいなぁ、と思っていましたが高速向きの5速ではなく、2速から4速だったものを2速から5速に細かく刻んだ感じのミッションである、と聞いてから興味が失せた
※miniは2速を多用するので2速が壊れやすいと聞いたが、いたわってやることで余裕で10万キロ以上走った
ロータスヨーロッパも主治医が言うにはminiとおんなじだ、とのことでじゃあ丈夫な方がいいやって結論です
肝心のシフトフィーリング
シフトフィーリングはお世辞にもよくはないです
件の「シフトフィーリングが悪い噂はほぼ本当」です
そして、信じられないようなトラブルも起こります
※故障の記事にも書きます
室内のシフトノブから「長くて太くてうねってるロッド」を介してミッションを直接操作します
ので、シフトが何速に入っているかわかりずらい
※ロッドの重さで、シフトノブが常に直立しようとするようです
シフトゲートとかあればいいんでしょうが、そんなもん設計段階から安く作ろうとした車にはありません
微妙なシフト位置の調整は基本できませんが、ロッドをぶった切ってつなぎ目をアジャストできるように変更して自分の好みにしている人がいるようです
※想像するだけで大ごとだと思うわー!尊敬しますが、室内のサービスホールからアジャストできたら素敵だなぁ
うちの個体の場合、ほんの少し左に傾けて1速って感じですが初めて乗る人はその加減がわからないです、ワタクシもわかりませんでした
バックギアの位置が特殊
ロータスヨーロッパのシフトで特記すべきは、バックギアが2速の左側にあるという点です
※思いっきり左に倒して手前に引く
これは、ミッションケースを流用した車とは180°逆につけたためそうなったということです
なので、
峠など2速を多用する場面では3速から2速に落とすときなど結構緊張します
※まあバックは思いっきりシフトノブを左に倒して引っ張るのでそうそうミスはないとは思いますが最初は、正直かなりビビッてました
あったまるまでシビアなクラッチ
クラッチ自体は重くはないですが、思いっきり遠く(車体後端近く)までワイヤーで制御しているのでたまに調整したりします
※基本的な機構がバイクと同じ構成。調整もバイクのドラムブレーキと同じ。いっそのこと油圧にしたい気もする。
旧車のクラッチの例にもれず、
がんっ!ってつながるので、エンジンが温まるまで発進時には結構エンストしがち
足の大きい人はブレーキも一緒に踏んじゃうくらい足元狭いです
まとめ
ハイ、そんなわけで「シフトフィールの悪さは本当」でした♪
ただ、慣れればどうということはないので、そこまで心配する必要はありません
というか「この車、盗まれない(笑」
まあ軽いので、バックギアがわかんなくても押せばいい(笑
でも、次の難関としてサイドブレーキがよくわからないという二重のセキュリティがある♪
という副産物もあります
ミッションオイルは主治医にお任せですが結構固めなやつを二年に一回交換しています
※そんなに距離走ってないので交換の必要はなしと主治医には言われますが。
シフトフィールは確かに悪いロータスヨーロッパですが、
後続車両にとってはシフトワークが丸見え(後端のミッションにつながるロッドがシフトするたびに動くので)なので楽しいようです♪
いやあ、深いぜ!ヨーロッパ!